上 下
39 / 79
クロード編

12 めざめた領主

しおりを挟む
しおりを挟む
感想 17

あなたにおすすめの小説

5年も苦しんだのだから、もうスッキリ幸せになってもいいですよね?

gacchi
恋愛
13歳の学園入学時から5年、第一王子と婚約しているミレーヌは王子妃教育に疲れていた。好きでもない王子のために苦労する意味ってあるんでしょうか。 そんなミレーヌに王子は新しい恋人を連れて 「婚約解消してくれる?優しいミレーヌなら許してくれるよね?」 もう私、こんな婚約者忘れてスッキリ幸せになってもいいですよね? 3/5 1章完結しました。おまけの後、2章になります。 4/4 完結しました。奨励賞受賞ありがとうございました。 1章が書籍になりました。

どうやら夫に疎まれているようなので、私はいなくなることにします

文野多咲
恋愛
秘めやかな空気が、寝台を囲う帳の内側に立ち込めていた。 夫であるゲルハルトがエレーヌを見下ろしている。 エレーヌの髪は乱れ、目はうるみ、体の奥は甘い熱で満ちている。エレーヌもまた、想いを込めて夫を見つめた。 「ゲルハルトさま、愛しています」 ゲルハルトはエレーヌをさも大切そうに撫でる。その手つきとは裏腹に、ぞっとするようなことを囁いてきた。 「エレーヌ、俺はあなたが憎い」 エレーヌは凍り付いた。

私の王子様~アイリス姫と8人の王子~【ルカ編】

風雅ありす
恋愛
<レヴァンヌ国>の第一王女【アイリス】姫は、 16歳を迎えると同時に、政略結婚として他国の王子たちと婚約する予定であった。 それを明日に控えた前夜、アイリス姫は、一人城を抜け出します。 「私の王子様は、私が見つける!」 しかし、招待した5人の王子達を前に、国王陛下は嘘をつく。 「姫が何者かに誘拐された。姫を見つけてくれた者を姫の婚約者とする」 かくして王子達のお姫様探しが始まります。 そんな状況とはつゆ知らず、 城下町で出会った8人の男性を相手に運命を感じたアイリス姫は、 身分を隠して彼らの旅に同行する。 若き近衛隊長として幼い頃から自分を守ってくれた【ルカ】。※本作品です。 最年少だが、賢者に並ぶほどの頭脳を持つ天才少年【琳 楊賢】。 天使と悪魔の顔を使い分ける、俺様王子【リアード】。 どこか儚い美貌と聖者の心を持つ兄王子【リュグド】。 娯楽好き、楽天家で豪胆な怪力王子【アラン】。 人間嫌いの魔法使い【オーレン】。 ※他、隠しキャラ2名あり。 アイリス姫は、運命の王子様を見つけることができるのか――? これは、全ての「王子様を夢見る乙女」へと捧げる夢物語。 ―――あなたの王子様は、誰ですか? ************************************************************ ※これは、オリジナル乙女ゲーム『私の王子様』(未完)のシナリオを元に作成した小説です。  攻略対象キャラクターは全部で8人。  各キャラクター毎のストーリーを別作品として、順次UPしていきます。  読む順番は特にありませんが、  まずは、【プロローグ】から読んで頂き、  その上で、気になるキャラクターの章から読み進めてみてください。  ※他のキャラクター作品の【プロローグ】は全て同じ内容です。  ただし、隠しキャラ(2名)のストーリーは、他のストーリーに絡むため、  5人の章が完結してから、掲載する予定です。 ※【ルカ編】のみ独立&完結させました。  他キャラのストーリーは、別作品(同タイトル)で公開とします。

公爵子息に気に入られて貴族令嬢になったけど姑の嫌がらせで婚約破棄されました。傷心の私を癒してくれるのは幼馴染だけです

エルトリア
恋愛
「アルフレッド・リヒテンブルグと、リーリエ・バンクシーとの婚約は、只今をもって破棄致します」 塗装看板屋バンクシー・ペイントサービスを営むリーリエは、人命救助をきっかけに出会った公爵子息アルフレッドから求婚される。 平民と貴族という身分差に戸惑いながらも、アルフレッドに惹かれていくリーリエ。 だが、それを快く思わない公爵夫人は、リーリエに対して冷酷な態度を取る。さらには、許嫁を名乗る娘が現れて――。 お披露目を兼ねた舞踏会で、婚約破棄を言い渡されたリーリエが、失意から再び立ち上がる物語。 著者:藤本透 原案:エルトリア

まだ20歳の未亡人なので、この後は好きに生きてもいいですか?

せいめ
恋愛
 政略結婚で愛することもなかった旦那様が魔物討伐中の事故で亡くなったのが1年前。  喪が明け、子供がいない私はこの家を出て行くことに決めました。  そんな時でした。高額報酬の良い仕事があると声を掛けて頂いたのです。  その仕事内容とは高貴な身分の方の閨指導のようでした。非常に悩みましたが、家を出るのにお金が必要な私は、その仕事を受けることに決めたのです。  閨指導って、そんなに何度も会う必要ないですよね?しかも、指導が必要には見えませんでしたが…。  でも、高額な報酬なので文句は言いませんわ。  家を出る資金を得た私は、今度こそ自由に好きなことをして生きていきたいと考えて旅立つことに決めました。  その後、新しい生活を楽しんでいる私の所に現れたのは……。    まずは亡くなったはずの旦那様との話から。      ご都合主義です。  設定は緩いです。  誤字脱字申し訳ありません。  主人公の名前を途中から間違えていました。  アメリアです。すみません。    

不憫な侯爵令嬢は、王子様に溺愛される。

猫宮乾
恋愛
 再婚した父の元、継母に幽閉じみた生活を強いられていたマリーローズ(私)は、父が没した事を契機に、結婚して出ていくように迫られる。皆よりも遅く夜会デビューし、結婚相手を探していると、第一王子のフェンネル殿下が政略結婚の話を持ちかけてくる。他に行く場所もない上、自分の未来を切り開くべく、同意したマリーローズは、その後後宮入りし、正妃になるまでは婚約者として過ごす事に。その内に、フェンネルの優しさに触れ、溺愛され、幸せを見つけていく。※pixivにも掲載しております(あちらで完結済み)。

生まれ変わりの聖女は子供でも最強です!〜死にたがりの元婚約者を立ち直らせたらまた恋が始まりました〜

海空里和
恋愛
聖女・リヴィアは、国を守るために結界に全ての力を使って、死んだ。心残りは、婚約者でこの国の第一王子、ルーカスだった。 リヴィアにより平和になったクローダー王国の十年後、リリア(十歳)は『リヴィア』だったことを思い出す。国を救ったことによる女神様からの生まれ変わりのギフトだったようでーー。 前世の相棒、トロワと静かに暮らそうと思った矢先、リリアに聖女の力が目覚める。 聖女の力を聞きつけたルーカスと再会するも、彼は別人のようになっていた。 リヴィアが死んでから抜け殻のようになったルーカスは自身も死にたがっていたのだ。 「ルーカス様は死なせません!」 「お前は生意気だ」 再会は最悪、相容れない二人は次第に惹かれ合う。 これは、生まれ変わっても国を救いたい聖女がもう一度人生をやり直す、歳の差ラブストーリー。 こちらは小説家になろうで掲載したお話です。

水の都で月下美人は

ささゆき細雪
恋愛
 舞台は栖暦(せいれき)1428年、中世の都市国家ヴェネツィア。  四旬節を目前に、元首が主催する謝肉祭が連日のように行われていた。  前元首の末孫姫ディアーナに仕える少女エーヴァは、主の一生のお願いを叶えるため、彼女に変装して祭りに参加していた。そんな彼女は異国からやってきた貿易商の息子、デーヴィットと出逢う。だがふたりは互いに仮面で顔を隠し、ダヴィデとディアーナと名を偽ったまま、恋に落ちてしまった。  次の祭りの夜、二人は仮面で素性を隠したまま再会を果たす。デーヴィットはエーヴァに月下美人の鉢植えを手渡し、「ただ一度の恋」という花言葉を告げ、彼女がディアーナではないと暴きつつ、彼女と一夜限りの関係を結んでしまう。  二人は思いがけない形で再会する。  それはディアーナの結婚話。十五歳になった彼女に、両親はデーヴィットを紹介したのだ。  けれどデーヴィットは謝肉祭の夜に出逢った少女の存在が忘れられずにいた。その少女がディアーナのお気に入りの侍女、エーヴァで……  身分違いのふたりは無事に想いを貫き、遂げることができるのか? *中世ヴェネツィアの世界観をベースにした半分架空のヒストリカルロマンスです。そのため時代考証などあえて無視している描写もあります。ムーンライトノベルズにも掲載中。Rシーンは予告なしに入ります。

処理中です...