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学校編
49.学校生活開始なり
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学校のクラス分け。
それは今後の人生を左右しかねない重要なイベント。
特に入学直後は、新しい環境で緊張してるからね。
初めてのクラスの内容によって学園生活が変わると言っても過言ではなくはないこともない。
まあ少なくとも友だちというかほぼ家族並みの付き合いをしてるグレンと、なんか目をつけられてるかもしれない悪役令嬢と同じクラスの可能性があるから多少は気が楽かな。
知り合いと同じクラスなのは素直に嬉しいと思う。
ちなみにクラスは前情報通りE~Sまであったんだけど、なんとなんと俺はSクラスでした!
...うん。まあそうよね。
少なくとも代表あいさつなんて大役をこなしたんだからA以下はありえないと思ってました。
やったぜ上位勢だ!ヒャッホイ!
あーけどSクラスなら知ってる人結構多そう。
まず乙女ゲーム勢は確定。
あの人達がA以下ならS以上は存在しないよ?
多分だけど、貴族でも上位の位を持ってる人たちだから教育とか結構充実してる説。
貴族の位に関しては前世であったのと同じっぽい。
男爵とかみたいな。
ちなみに前世であったじゃがいもの品種である男爵いも。
これって日本の貴族である華族の男爵の位の人がどっかの国の人との恋によってなんやかんやでじゃがいもを日本に持ってきたのが始まりなんだって。
ここ、英語のテストで出るからねー。
さて俺が謎のうんちく的な何かを考えていると、先生が招集をかけていた。
...やっぱり俺達が一番最初だ。
まあ人が多すぎて移動しにくいから仕方ないね。
集合場所が近くてほんと良かった。
あっ、俺達のクラスの担任はさっき話したメガネイケメンの先生だ。
「やっほーソースケくん」
「ソースケくんこの人知り合い?」
「いや、知り合いじゃないけど、さっき本部に行ってたじゃん?その時に喋った先生」
「そっちの子は友達?はじめまして、君たちの担任になるジェイレン・ウィーヴァーです」
「グレンです。ジェイレン先生も貴族なんですか?」
「そうだね。というか基本的に教師は貴族だよ。生徒も貴族が多いかな」
やっぱりそうか。
庶民ぽい感じの人がなんか少なく感じてんだよね。
やっぱり教育とかに力を入れられる貴族のほうがどうしても合格しやすくなっちゃうよね。
「家名を言わないってことはグレンくんも庶民?」
「そうですね」
「ふたりとも優秀なんだね。ソースケくんは庶民で代表になってるし、グレンくんもテストの結果を見た感じかなり優秀なんだね」
「いやーそれほどでも無いです」
「スピーチもちゃんとできてたし、もしかして貴族ってこと隠してる?」
「いや、そんなことないです。内心ワタワタしてましたし。それにしても担任になるとは思いませんでした」
「僕はもともと知ってたんだけど、流石に言えないからね。それと、わざわざ敬語で喋らなくていいよ。せっかく教師と生徒の関係になったんだからフレンドリーに行こう?」
「ああすいません。僕初対面の人の前だと取り繕って敬語になる癖があるみたいなんですよね。慣れたら普通に喋れると思います」
「わかった、早くなれるといいね。ああそうだ」
「なんですか?」
「まだ教室に行ってないし、何なら招集も終わってないけど、君に言いたいことがある」
「何でしょうか」
「君を学級委員長に任命する!」
ビシィッって感じで指を指しながらそう言うジェイレン先生。
え、え?え!?
「代表もしてるし、案外リーダーシップもありそう。そう感じたからみんなをまとめ上げる役割をしてほしいんだ」
「確かにソースケくんってリーダー的な感じのことしてたしいいと思うよ?」
おいこらグレン。余計なことを言うな。
あのメンツだからこそ...っていうかなし崩し的に俺が上の方にいたんであって、俺本来引っ張られる側だよ?
それに俺一応庶民ってことにしてるから貴族連中が、なんで庶民に引っ張られなきゃいけないんだってストライキされそうだし。
「ちょっと考えさせてください」
「わかった。まあクラスに行ったあともオリエンテーションとかホームルームとかしないといけないからその時間にでも考えて」
「はい」
あーどうしよう。
ま、とりあえずクラスの人達が集まってから考えよう。
無理だなって思ったらやらなければいいし。
「少なくとも身分がどうのとかそういうのはないから気楽に考えてね。なんかあったら止めるから」
んー...とりあえず前向きに考えとくか。
「皆さん集まりましたか?それじゃあ教室に移動します」
点呼も終わったので今から教室移動を開始したいと思います。
とりあえずね、睨んだ通り乙女ゲーム勢は集合してました。
王子様キャラが女子生徒にキャーキャー言われてたのはご愛嬌。
それと、悪役令嬢がいたからとりあえず気配は消しといた。
絶対にめんどくさいことになるって本能が訴えてた。
本能が危険で危ないって訴えてた。
まあ少なくとも代表あいさつを奪ってるってことになるからね。
不可抗力だけど。
ていうか王子様に一切視線を向けないで俺を探すってどうなのよ。
女子は素直にイケメンにキャーキャー言っといてください。
男子勢は微妙な顔になるけどね。
嫉妬の波動に目覚めてる人が居そう。
ちなみにグレンもキャーキャー言われてる組に入ってる。
なんか弟感があるんだってさ。
雰囲気が気弱な感じだから、そういうのが好きな人はグレンを愛でてる。
あれだ。庇護欲を掻き立てられる的な。
あっグレンどうしたらいいかわからなくて目回してるわ。
おもしろ。
というわけでめんどくさそうだからそっとその集団から離れた。
決して女子にキャーキャー言われてることに嫉妬したわけじゃない。
じゃないったらじゃない。
教室移動した!
すごく大学の講義室っぽいです。
まあ俺は高校生だからネットで調べたのを見ただけだけど。
「それじゃあ皆さん各自好きな席に座ってください。席順などは後で決めたいと思います」
自由に座るのか。
それじゃあ今から座ろうと思う。
んだけど...
「...大丈夫?」
「男子の嫉妬の波動で精神的にダメージを受けた」
ヨカッタデスネー。
「...」
怖いから睨まないでくださいお願いします。
グレンって絶対心読む能力とか持ってるよね。
俺が内心で貶したらすぐ気づくもん。
あ、違う。
貶してませんよー?ただちょっと感想を思ってるだけですよー?
オレ、グレン、ケナシテナイ。
わかった?わかったって言え。わかったよね?
なら良し。
「とりあえず適当に席に座ろ。前か後ろかどっちがいいと思う?」
「学級委員になるんだったら前に座った方がいいと思うよ」
「えー。俺後ろの方に座りたいんだけど」
「学級委員になるんだよね?」
「えっいや今んとこ...」
「なるんだよね?」
「...」
あのすいませんグレンさん。
サイコキネシスで圧かけないでください骨が折れてしまいます。
なんかデレデレしてたら机の下で足を踏みつけてくる彼女みたいなことしないでください。
あーこれ絶対色々と根に持ってるわ。
これは...断ったら冗談抜きで粉砕骨折させられそう。
まあ別に空間魔法使って中和できるからいいけども。
それにしてもこんな一面があることが女子連中に気づかれたら幻滅されるよ?
あーけどこいつそういうのにあんま興味無さそうだな。
魔獣勢という美形集団がいたのに何も感じて無さそうだもん。
...それ言っちゃったら俺もじゃね?
メンタルブレイクしたことはあるけど、それも恋愛感情はないし。
俺は魔物だからいいけど、グレンは魔族って言う人の括りに含まれる可能性があるかもしれない種族なんだから将来のこと考えないといけないと思うんだー。
もっと女性に興味を持って、どうぞ。
「皆さん座りましたか?それでは今からオリエンテーションをしたいと思います」
わー、どんどん、ぱふぱふ。
...周りの人たちテンション低っ!
ちょっと拍手してるだけじゃん。
「ではまずは自己紹介から!特技を添えて自己紹介してください」
はいそれじゃあ乙女ゲーム組から自己紹介どうぞ!
「皆様はじめまして、スウィフト家が長女、レイチェル・スウィフトですわ。特技はダンス。よろしくお願いしますわ」
おー...
ダンスが特技ってすごいね。
将来舞踏会の女王とかやってそう。
舞踏会があるのか知らんけど。
そして口調が思いっきり悪役令嬢のそれ。
次王子様!
「はじめまして、レクネイド家次男、アラン・レクネイド。特技は運動系。よろしく頼む」
おー...
特技運動系かー...
少なくともこのクラスにいるんだから頭はいい...
これだからイケメンは。
「なあ、レクネイドって...」
「ああレクネイド王国の王子だな」
わお。
王子様はガチで王子様だった模様。
口調にシンヤ味を感じるのは気のせいでしょうか?
次私ちゃん!
「は、はじめまして!ヘレンです!庶民なので家名はありません。特技はお菓子作りです。不束者ですがよろしくお願いします!」
おー...
特技お菓子作りとかめっちゃそれじゃん。
そしてそこはかとなく感じる小動物感。
私ちゃんだな!(?)
緊張してるからだと思うけど、この人気弱系だな。
口調の端々からそう感じました。
以上終わり!
えっ?俺とグレンの自己紹介?
めんどくさい。
だって俺に特技あるか?
全属性の魔法を使ったゴリ押しのやりたい放題ならできるけど。
魔法があれば何でもできる!
ちなみに俺が好きな魔法は空間魔法。
空間に干渉する魔法だから基本的に何でもできるっていう。
うーん...俺の特技魔法か?
我ながら謎い。
ちなみに自己紹介の特技は魔法って言っておいた。
だって言えって言われたけどそれくらいしか思いつかなかったですしお寿司。
駄菓子菓子!
すぐに思いつく特技が魔法ってくコ:彡がなものだろうか!?
ぶっちゃけそれって特技がないのと同じじゃないだろうか!?
...まあいいか別に。
なくても困るようなものじゃないだろうし。
いやあったほうがいいのか?
この件については答えが出なさそうだからここまでにしとこう。
ちなみにグレンは特技をなしって答えてた。
イヤあるだろお前。
少なくとも空気を読む力はあると思うよ?
あとはサポート系もやね。
グレンって人のサポートが得意な気がする。
あるじゃん特技。
グレンって自己評価が微妙に低いことがあるからなー。
もっと自分に興味関心を持って!
そう思った瞬間でした。
まあ一応これで自己紹介は終わり。
個性豊かなメンバーな感じがしてこれからが心配になりそうだけど。
紹介してない中にも面白そうな人多いからね。
さて次は全クラスでオリエンテーション!
何すんだろうね。
それは今後の人生を左右しかねない重要なイベント。
特に入学直後は、新しい環境で緊張してるからね。
初めてのクラスの内容によって学園生活が変わると言っても過言ではなくはないこともない。
まあ少なくとも友だちというかほぼ家族並みの付き合いをしてるグレンと、なんか目をつけられてるかもしれない悪役令嬢と同じクラスの可能性があるから多少は気が楽かな。
知り合いと同じクラスなのは素直に嬉しいと思う。
ちなみにクラスは前情報通りE~Sまであったんだけど、なんとなんと俺はSクラスでした!
...うん。まあそうよね。
少なくとも代表あいさつなんて大役をこなしたんだからA以下はありえないと思ってました。
やったぜ上位勢だ!ヒャッホイ!
あーけどSクラスなら知ってる人結構多そう。
まず乙女ゲーム勢は確定。
あの人達がA以下ならS以上は存在しないよ?
多分だけど、貴族でも上位の位を持ってる人たちだから教育とか結構充実してる説。
貴族の位に関しては前世であったのと同じっぽい。
男爵とかみたいな。
ちなみに前世であったじゃがいもの品種である男爵いも。
これって日本の貴族である華族の男爵の位の人がどっかの国の人との恋によってなんやかんやでじゃがいもを日本に持ってきたのが始まりなんだって。
ここ、英語のテストで出るからねー。
さて俺が謎のうんちく的な何かを考えていると、先生が招集をかけていた。
...やっぱり俺達が一番最初だ。
まあ人が多すぎて移動しにくいから仕方ないね。
集合場所が近くてほんと良かった。
あっ、俺達のクラスの担任はさっき話したメガネイケメンの先生だ。
「やっほーソースケくん」
「ソースケくんこの人知り合い?」
「いや、知り合いじゃないけど、さっき本部に行ってたじゃん?その時に喋った先生」
「そっちの子は友達?はじめまして、君たちの担任になるジェイレン・ウィーヴァーです」
「グレンです。ジェイレン先生も貴族なんですか?」
「そうだね。というか基本的に教師は貴族だよ。生徒も貴族が多いかな」
やっぱりそうか。
庶民ぽい感じの人がなんか少なく感じてんだよね。
やっぱり教育とかに力を入れられる貴族のほうがどうしても合格しやすくなっちゃうよね。
「家名を言わないってことはグレンくんも庶民?」
「そうですね」
「ふたりとも優秀なんだね。ソースケくんは庶民で代表になってるし、グレンくんもテストの結果を見た感じかなり優秀なんだね」
「いやーそれほどでも無いです」
「スピーチもちゃんとできてたし、もしかして貴族ってこと隠してる?」
「いや、そんなことないです。内心ワタワタしてましたし。それにしても担任になるとは思いませんでした」
「僕はもともと知ってたんだけど、流石に言えないからね。それと、わざわざ敬語で喋らなくていいよ。せっかく教師と生徒の関係になったんだからフレンドリーに行こう?」
「ああすいません。僕初対面の人の前だと取り繕って敬語になる癖があるみたいなんですよね。慣れたら普通に喋れると思います」
「わかった、早くなれるといいね。ああそうだ」
「なんですか?」
「まだ教室に行ってないし、何なら招集も終わってないけど、君に言いたいことがある」
「何でしょうか」
「君を学級委員長に任命する!」
ビシィッって感じで指を指しながらそう言うジェイレン先生。
え、え?え!?
「代表もしてるし、案外リーダーシップもありそう。そう感じたからみんなをまとめ上げる役割をしてほしいんだ」
「確かにソースケくんってリーダー的な感じのことしてたしいいと思うよ?」
おいこらグレン。余計なことを言うな。
あのメンツだからこそ...っていうかなし崩し的に俺が上の方にいたんであって、俺本来引っ張られる側だよ?
それに俺一応庶民ってことにしてるから貴族連中が、なんで庶民に引っ張られなきゃいけないんだってストライキされそうだし。
「ちょっと考えさせてください」
「わかった。まあクラスに行ったあともオリエンテーションとかホームルームとかしないといけないからその時間にでも考えて」
「はい」
あーどうしよう。
ま、とりあえずクラスの人達が集まってから考えよう。
無理だなって思ったらやらなければいいし。
「少なくとも身分がどうのとかそういうのはないから気楽に考えてね。なんかあったら止めるから」
んー...とりあえず前向きに考えとくか。
「皆さん集まりましたか?それじゃあ教室に移動します」
点呼も終わったので今から教室移動を開始したいと思います。
とりあえずね、睨んだ通り乙女ゲーム勢は集合してました。
王子様キャラが女子生徒にキャーキャー言われてたのはご愛嬌。
それと、悪役令嬢がいたからとりあえず気配は消しといた。
絶対にめんどくさいことになるって本能が訴えてた。
本能が危険で危ないって訴えてた。
まあ少なくとも代表あいさつを奪ってるってことになるからね。
不可抗力だけど。
ていうか王子様に一切視線を向けないで俺を探すってどうなのよ。
女子は素直にイケメンにキャーキャー言っといてください。
男子勢は微妙な顔になるけどね。
嫉妬の波動に目覚めてる人が居そう。
ちなみにグレンもキャーキャー言われてる組に入ってる。
なんか弟感があるんだってさ。
雰囲気が気弱な感じだから、そういうのが好きな人はグレンを愛でてる。
あれだ。庇護欲を掻き立てられる的な。
あっグレンどうしたらいいかわからなくて目回してるわ。
おもしろ。
というわけでめんどくさそうだからそっとその集団から離れた。
決して女子にキャーキャー言われてることに嫉妬したわけじゃない。
じゃないったらじゃない。
教室移動した!
すごく大学の講義室っぽいです。
まあ俺は高校生だからネットで調べたのを見ただけだけど。
「それじゃあ皆さん各自好きな席に座ってください。席順などは後で決めたいと思います」
自由に座るのか。
それじゃあ今から座ろうと思う。
んだけど...
「...大丈夫?」
「男子の嫉妬の波動で精神的にダメージを受けた」
ヨカッタデスネー。
「...」
怖いから睨まないでくださいお願いします。
グレンって絶対心読む能力とか持ってるよね。
俺が内心で貶したらすぐ気づくもん。
あ、違う。
貶してませんよー?ただちょっと感想を思ってるだけですよー?
オレ、グレン、ケナシテナイ。
わかった?わかったって言え。わかったよね?
なら良し。
「とりあえず適当に席に座ろ。前か後ろかどっちがいいと思う?」
「学級委員になるんだったら前に座った方がいいと思うよ」
「えー。俺後ろの方に座りたいんだけど」
「学級委員になるんだよね?」
「えっいや今んとこ...」
「なるんだよね?」
「...」
あのすいませんグレンさん。
サイコキネシスで圧かけないでください骨が折れてしまいます。
なんかデレデレしてたら机の下で足を踏みつけてくる彼女みたいなことしないでください。
あーこれ絶対色々と根に持ってるわ。
これは...断ったら冗談抜きで粉砕骨折させられそう。
まあ別に空間魔法使って中和できるからいいけども。
それにしてもこんな一面があることが女子連中に気づかれたら幻滅されるよ?
あーけどこいつそういうのにあんま興味無さそうだな。
魔獣勢という美形集団がいたのに何も感じて無さそうだもん。
...それ言っちゃったら俺もじゃね?
メンタルブレイクしたことはあるけど、それも恋愛感情はないし。
俺は魔物だからいいけど、グレンは魔族って言う人の括りに含まれる可能性があるかもしれない種族なんだから将来のこと考えないといけないと思うんだー。
もっと女性に興味を持って、どうぞ。
「皆さん座りましたか?それでは今からオリエンテーションをしたいと思います」
わー、どんどん、ぱふぱふ。
...周りの人たちテンション低っ!
ちょっと拍手してるだけじゃん。
「ではまずは自己紹介から!特技を添えて自己紹介してください」
はいそれじゃあ乙女ゲーム組から自己紹介どうぞ!
「皆様はじめまして、スウィフト家が長女、レイチェル・スウィフトですわ。特技はダンス。よろしくお願いしますわ」
おー...
ダンスが特技ってすごいね。
将来舞踏会の女王とかやってそう。
舞踏会があるのか知らんけど。
そして口調が思いっきり悪役令嬢のそれ。
次王子様!
「はじめまして、レクネイド家次男、アラン・レクネイド。特技は運動系。よろしく頼む」
おー...
特技運動系かー...
少なくともこのクラスにいるんだから頭はいい...
これだからイケメンは。
「なあ、レクネイドって...」
「ああレクネイド王国の王子だな」
わお。
王子様はガチで王子様だった模様。
口調にシンヤ味を感じるのは気のせいでしょうか?
次私ちゃん!
「は、はじめまして!ヘレンです!庶民なので家名はありません。特技はお菓子作りです。不束者ですがよろしくお願いします!」
おー...
特技お菓子作りとかめっちゃそれじゃん。
そしてそこはかとなく感じる小動物感。
私ちゃんだな!(?)
緊張してるからだと思うけど、この人気弱系だな。
口調の端々からそう感じました。
以上終わり!
えっ?俺とグレンの自己紹介?
めんどくさい。
だって俺に特技あるか?
全属性の魔法を使ったゴリ押しのやりたい放題ならできるけど。
魔法があれば何でもできる!
ちなみに俺が好きな魔法は空間魔法。
空間に干渉する魔法だから基本的に何でもできるっていう。
うーん...俺の特技魔法か?
我ながら謎い。
ちなみに自己紹介の特技は魔法って言っておいた。
だって言えって言われたけどそれくらいしか思いつかなかったですしお寿司。
駄菓子菓子!
すぐに思いつく特技が魔法ってくコ:彡がなものだろうか!?
ぶっちゃけそれって特技がないのと同じじゃないだろうか!?
...まあいいか別に。
なくても困るようなものじゃないだろうし。
いやあったほうがいいのか?
この件については答えが出なさそうだからここまでにしとこう。
ちなみにグレンは特技をなしって答えてた。
イヤあるだろお前。
少なくとも空気を読む力はあると思うよ?
あとはサポート系もやね。
グレンって人のサポートが得意な気がする。
あるじゃん特技。
グレンって自己評価が微妙に低いことがあるからなー。
もっと自分に興味関心を持って!
そう思った瞬間でした。
まあ一応これで自己紹介は終わり。
個性豊かなメンバーな感じがしてこれからが心配になりそうだけど。
紹介してない中にも面白そうな人多いからね。
さて次は全クラスでオリエンテーション!
何すんだろうね。
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