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学校編

41.学園都市に向けて

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はい会議から5年が経過しました。
あっもちろん時間の流れを止めてる部屋でね。
なんで分かるのかって?
時間停止時計を作って止めてるから。
本当は直接時属性で止めれるんだけど、どのくらいしたかわかるからっていう気分の問題やね。
勉強を教えてもらえるスペースくらいなら時の流れをゼロにできるのだ。
だいたい1,2畳くらいの広さ?
これステータスが復活したらエグい広さの時間を止めれそう。
作り方はマイホームに小部屋を作って、そこに時間停止時計をかけただけ。
簡単に作ることができます。はい。
魔法&スキルは便利。
そして我ながら好き勝手してるなって思った。

さーて精神だけ五年間経ったあとの俺の増えた能力。

超速思考がカンスト。
演算処理が生えた。
叡智が森羅万象に進化。
アタマガヨクナッタ。

うん。おかしいね?
超速思考はまだいい。
っていうかこのスキルのおかげで思考できる時間が無限になった。
一瞬の間に色々考えないといけない戦闘時にはもちろん、日常生活でも役に立つ裏方系統の最強スキルとなっております。
演算処理が生えた。
これもまあわからんでもない。
だって地味に頭使いまくってたんだし。
使えるかは置いといて。
叡智の進化。
は!?
いやーこれめっちゃ情報多いんだろうね。
ちょっとその辺のものを鑑定しようとしたら本能が全力で警報鳴らすくらいだから相当知れるんだろうよ。
情報量が多すぎて脳がダメージを受けるくらいの。
というかそのくらい受けた。
使おうとしたらさっき言ったように警報を受けたんだけど、いや鑑定くらいでなんで?っていう気持ちとえ、なにそれ面白そうっていう怖いもの見たさで使ったの。
使ってしまったの。
まじでビビったわ。
頭が割れる通り越して爆発してそのまま吹っ飛んだんじゃないかってレベルの頭痛を経験したもん。
それに加えてHPが50を下回ってた。
死ぬかと思った。
しかも演算処理のレベルが一気に3まで上がってた。
怖すぎやろ。
逆に使えんわ。
てなわけでしばらくの間鑑定さんがお亡くなりになります。
ありがとう鑑定。さよなら鑑定。
まあ演算処理のレベルが上がったからこれを上げていけば復活すると思う。
多分。
あーけど自分のステもわからないのはきつい。
多分これ叡智の時から追加された部位ごとのステータスが手とかの主要部分以外の腕とか肩とかのステータスも開示しちゃってんだと思う。
しかもステータスってあくまでも目安だけど、普通に考えたらそれってよくわからないんよね。
考えてみ?
人ってどんなときでも100%の力を出せる?
そりゃあそんなに変化はしないと思うけど、体調次第じゃ50%くらいからしか出せない時もあるじゃん。
それを細かく数字に表してるとしたら...
そりゃあ鑑定さんを起動しただけであの頭おかしい痛さの頭痛を引き起こしますわ。
鑑定結果って目で見てんじゃなくて、頭の中に情報ドーン!ってしてるわけだから。
叡智のときは更新頻度が低かったから大丈夫だったんだと思う。
しかーし!森羅万象さんの能力はこれだけじゃない。
そもそもこれだけだったらゴミスキルになっちゃうし。
おまけとして万象通販というスキルが付いています。
このスキルはなんと!俺が知っている世界のものとリンクして、その世界のことを調べられるのです!
え?世界辞書と同じじゃないかって?
チッチッチッ
ここからがすごいところで、その世界のすべてのものを通販形式で生み出せるのです!
お菓子やゲーム機、果ては車や宝石まで何でも。
某大森林通販サイトもびっくりの品揃えとなっております。
もちろんこの世界も対応してるから、王城とかで厳重管理してそうな魔導書もこの通りポンと出せます。
しかも代償はMPだからほぼ無限。
一応貴重なものほどアホみたいにMP持ってかれるけど。
だけど俺がまだ知らない未知の世界とかに行ったらそこのものも入手できたりします。
すごいですねー。けどお高いんでしょう?
そう思ってるみなさんに朗報です!なんと、このスキルは森羅万象のおまけなのでタダです!
何だってー!
既にお買い求め済みなのでご安心ください。
ワンダフル!
...何このチート。
これって実質創造魔法じゃん。
いや俺にも骨生成っていうなんちゃって創造魔法を使ってるし、結構好き放題してる自覚あるけど...
ただこれはあかん。
だって無制限になんでも生み出せるわけじゃん。
けど貰ったもんはしょうがないし?
別にあって困るわけじゃないし?
ていうか鑑定が使えないからトントンだし?
...いやもう論理武装(笑)はやめよう。
チート最高!これからも好き勝手やっていくぜ!
えっ?お前勉強しないで万象通販で出したゲームで遊んでたんじゃないのかって?
まあ?ちょっとだけ?スキルの検証のために出しはしたけど?
...はいごめんなさい。

さてと、ふざけるのはこのくらいにして真面目な方に行きましょう。
「これから獣人の国を出てそれぞれのとこに行こうと思うけど準備できてる?」
「もう準備出来てるよー」
うむ。
学校はここからそれなりに距離があるから向こうに着いたら丁度受験の時になりそうかな?
洞窟から出た時に最初に来た所の方に行かないといけないからめんどくさいな...
まあこの世界って徒歩が基本だからしょうがないね。
え?通販で車とか出せばいいんじゃないかって?
この世界に車とかあるわけないから目立つじゃん。
馬車とか出せばいいんだろうけど、籠を引く馬とかが調達できないからそれも無理。
てなわけでこれから半年間歩き通しなんだよちくしょう。
「それじゃあアキナさんに挨拶して早速出発しましょう」
「そうだね。グレンは大丈夫?」
「準備はできてるよ?」
「そうじゃなくて、半年くらい歩きっぱなしになるけどいい?」
「それくらい大丈夫...だと思う。ステータスの影響か体力が上がってるし」
確かにそうやね。
野宿と食事に関してはマイホームって言うチートがあるから問題ない。
あれ?これ旅っていうか?
...気にしたら負けだ。

「それじゃあアキナさんこれまでありがとうございました」
「いえいえ、こちらこそありがとうございました。もしソースケさん達がいなかったらこの国はどうなっていたことか...」
ウィンウィンだから大丈夫だね。
こっちの方が持ってるのが多すぎる気がするけど、もしアキナさんが居なかったらヤバイことになってた可能性大だからウィンウィンだね。
「そのことに関しては大丈夫ですよ。それじゃあまたどこかで」
「はい!あっすみませんこれを」
「これは?」
「私結構色々なところで店を開いてるんですよ。そこで値引きをできるように渡しておきます。会長直筆のこのカードは滅多にありませんよ?」
つまりブラックカードってことか。
すごい。装飾が豪華。
やったね!今日からVIPだよ!
あれ?裏に店名が書いてあるけど、この店って...
相当やばいものを貰ったかもしれない。
そしてアキナさんも相当やばい人かもしれない。
アキナさんは前の世界で言うコンビニ的なのをやってます。
某7と11のお店とか某家族のお店みたいな。
そこの店のものが大幅値引きされるって考えたら相当便利。
人助けって大事。
「ありがとうございます!」
「それでは、これからの旅に幸運があるよう祈っておきますね」
こうして俺たちは獣人の国を旅立ったのであった。

ーーーーーーーーーーーー

って言う事があったのよ。
今までの下りは全部回想シーンなのだ!
騙されたなお前ら!
...
何やってんだろ俺。
まあいいや。
現在俺と愉快な仲間たちは異世界式の紅葉を楽しんでおります。
青い空!白い雲!
そして赤とか黄色に染まっている木々の数々!
平和っていいわー。
そして瘴気に覆われて気づいたけど、空ってきれいだったんだな...
そんな時に欲しくなるもの。
それは弁当。
ピクニックや。
「弁当食べる人ー」
「弁当あるの!?」
グレンがめっちゃ元気。
普段気弱系で自己主張が薄いからビックリマークつくような言い方しないからびっくりした。
疲れてたのかな?
てなわけでもぐもぐタイム。
内容は卵サンドです。
ちっちゃい時に拓海と俺の家族でピクニックに言ったの思い出した。
そう言えば拓海の家族は神様じゃないのかな?
...まさか分身体をお腹に宿したとか無いよね?
何そのマニアックな18禁プレイ。
気にしないようにしよう。
それにしてもこの卵サンドうまくできてよかった。
「ソースケって料理上手いよね」
「いやそんなことないよ。ほとんどお母さんの受け売りだし」
「それでもすごいと思うけどね...普通こんな状況になったらそんなこと吹っ飛ぶでしょ」
そうかな?
「学園についたらしばらくソースケの料理が食べられないんだね...」
あそっか。別行動になるから。
可愛そうだし空間魔法を流用して共有アイテムボックスみたいなの開発しようかな。
着く前にできるかな?
「ちょっとそのへんうまくできないか頑張るから期待してて」
「ほんと?」
「どうにかして転送する方法を開発するから待ってて」
こうして目標ができました。

「そろそろ暗くなってきたしここで休もう」
「じゃあ野宿の準備をするか」
シンヤが準備をしてくれてるけどそんなことはさせない!
「ふふん。そんなことはさせません!マイホーム召喚!」
「「「「うわ...」」」」
それは何に対するうわなの?
「まあいいか...便利なのに越したことはないし」
「グレン、毒されてはだめよ?ソースケは普通じゃないんだから」
「そうだね」
ちょっと?
まあなんか冷ややかな目で見られてる気がするけど気にしない。
さて本日のディナーはハンバーグです。
材料をボールに入れて、捏ねて、形整えて、焼いて、完成!
うわっ...私の説明、雑すぎ...?
だが美味しければそれでいい!
てなわけで皆さんの感想をどうぞ!

シンヤ「美味いな」

ビャクヤ「これも美味しいわね」

コウカ「うまーい!」

グレン「美味しい!」

食レポ下手か!
みんな美味しいしか言ってないじゃん!
まあいいけど。俺も美味しいくらいしか言えないだろうし。
それに雑でも感想言ってくれたら嬉しいし。
はー満腹満腹。
今日はもう寝ましょう。

ここで問題が一つ。
ベットが足りねえ。
今俺含めて5人いるんだけど、ベットの数が2つしか無い。
「さてどうする?」
「僕もベットで寝たいし...じゃんけんで決める?」
「その案採用。みんなじゃんけんって知ってる?」
「「「わからない」」」
この世界ってじゃんけんがないのね。
娯楽として広めたら面白そう。
魔物が跋扈してて夜も安心して眠れないこの世界に救いを!
なんて考えながら説明しました。
「「「「「さーいしょーはグー、じゃーんけーんポン!」」」」」
「負けた...」
「やった!」
「いえーい!」
「僕床かー...」
「あーもう!負けた!」
てなわけで俺とグレンとシンヤは床で寝ることになりました。
けど床に直で寝るのは嫌だ...
そんな奥様におすすめのオフトゥンがごさいます。
普通だったらこんな夜になって来るわけないんだけど、そこはそれ。
ポチったら文字通りすぐ届くよ!
持っててよかった万象通販。
...
MPが足りねえ!?
...
はい。
というわけで2人と一緒に寝る事になりました。
落ち着かねえ!?
「大丈夫か?」
「はい、非常に大丈夫でございます」
「何その口調...」
言葉遣いが変になっちゃった。
『これならいいか?』
おお狼形態か。
あーもふもふ最高。
それに温かいからすぐに眠く...ん?
いや落ち着こう。
決してシンヤに抱きついてることを自覚して動揺してるわけではない。
ないったらない。
そっとシンヤから離れる。
これ以上は俺のメンタルが持ちません。
まあビャクヤなら良かったかって言ったらもっと無理。
メンタルブレイクして死ぬ。
普通に接する分にはいいけど、君たち顔が良すぎて近づかれたらドキドキするんよ。
しかしこれはどっちのほうが精神的ダメージ少ないかな...
うん狼型やな。
人型は...うん。
正直狼型の方が精神的ダメージがめちゃくちゃ少ない。
というわけでシンヤにはそのままでいてもらいましょう。
そういえば横にグレンがいるんだけど、この構図って今の俺が中学生みたいな感じになってるから、兄弟みたいな感じ?
ちなみにグレンも中学生並。
俺のほうが微妙に身長高いから年上に見えると思う。
一人っ子だったから結構こういうの良いなって思った。
なんてしょうもないことを考えないとやってられません。
「ソースケのたまに女々しい感じになるのなんなの?あれなの?そっちの気があるの?」
「んなわけないでしょ。だって考えてみ?いくら今狼型って言っても人型も存在してるわけで...それを思い出すから若干悶絶もするでしょ」
「いや別に僕はそんなのないけど...」
マジかい。
「それよりも僕は年の離れた兄ちゃんを思い出すから」
確かにシンヤって兄貴感あるよね。
けど...
「それ思い出して悲しくならないの?」
「あー大丈夫。僕は過去に未練なんてないから。そもそも病気で死んだのにこうやって元気に暮らせてるからもう吹っ切れてるよ」
強いねー...
「まあこんな話してないでもう寝よ?また歩き通しになるんだし」
「そうだね」
シンヤがもふもふで寝心地最高だからすぐ寝れそう。
色々気にしないようにしたらだけど...

そんな感じで悶々としてたらいつの間にか朝になってました。
体力的には大丈夫だけど精神的ダメージがえぐかったので、これから耐性をつけていかないといけないなって思いました。
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