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獣人の国編
39.子供になった!?
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おはようございます。
気持ちのいい朝ですね。
外見たら夜になってるけど。
...
あれー?
俺って今まで何してたんだっけ?
あ!
確かジャレットを究極魔法(笑)で倒したあとに気を失って...
っていうかここに来てから俺気を失ってばっかやな。
そういえばみんなどこに行ったんだろ?
まあとりあえず外に行こうか。
...!?
え?
ちょっ、え?
体が縮んでる?
見た目は子供、頭脳は大人な名探偵みたいになっとる。
っていうか見た目が前世の黒髪に戻ってる。
目があれだけど。
そもそも縮んでるから服ダボダボや。
よーし一回深呼吸しようか。
スーーー...
よしおっけい。
ちょっと一回原因を考えてみようか。
...その前に服を着ようね。
ちょっと趣向を変えてもこもこセーターにしましょう。
ぶっちゃけ暑さとか寒さは見た目関係なく防げるから気分の問題やね。
さてと、気を取り直して考察しましょう。
1.究極魔法(笑)を使って力を使い果たしちゃった。
2.骨人皇帝に一時的だけどなった代償。
3.ジャレットの呪い。
うーん...
3は絶対ないとしても1と2両方が関係しあってうぇーいみたいな感じの可能性があったりなかったり。
そんなことはどうでもいい。
考察したところでどうにかなるわけ無いし。
問題は俺が子供形態になっているってこと。
これからどうしよう。
いや別に子供になったことはどうでもいいんだけど、ステータスが体に引っ張られて弱体化してんだよね。
端的に言うと平均ステが1500くらいになってる。
弱っ!?
いや強いけどさあ!
まあ姿を確認してみたらオッドアイは無くなってなかったから許す。
ん?オッドアイ?
あ!種族に弓兵骨人が追加されてる!
下には骨人魔法王とあるね。
種族2つ持ち...強そう。
これからは弓も伸ばしていかないとね。
さて。
スルーしてたけどここってアキナさんの家だよね?
てことはここはビスタニアだよね。
みんな何してんだろ?
?
なんか大魔法の気配が...
けどこの国にこんな大魔法使える人いるのかな?
困ったときのドローン!
...わお
なんかカッコいい魔法陣を展開して光属性の浄化魔法ですよ!って感じのを発動してる。
この国の瘴気をすべて浄化してるってこと?
拓海すげー。
だってこの国全てのだよ?
今の状態は愚か、最盛期の状態でも一人だけだと絶対にできないと思うよ?
それを一人でやってるからね?
他のみんなは護衛とかそんな感じの役目だからね?
いやーすごいですね。
夜なのに明るい。
そして瘴気の雲がどんどん無くなっていってる。
こうして獣人の国、ビスタニアに平和が訪れましたとさ。
めでたしめでたし。
...と思っていたのか!
ビスタニアが平和になったのは本当なんだけど、俺が弱体化しちゃったからめでたくないなって。
まあ必要経験値が減ってレベルが上がりやすくなってるからいいけど。
多分今の状態って普通じゃないから元の種族の状態を少し持ち越して、新しい種族のステータスになってんだと思う。
種族を2つ持ってるモンスターっていないと思うもん。
まあ骨人魔法王のステがちょっとでも弓兵骨人に足されてるのは嬉しい。
だって最下級のスケルトンって人族並みのステしか無いんだもん。
その分進化でのステの上がりがやばいんだけどね。
あーけどどうしよう。
この件に関してはみんなで相談しないといけないしなー。
みんな帰ってくるの朝になりそうだしもう寝とこっかな。
...さっきまで寝てたから寝れん。
ちょっとスキルの確認しようかな?
もしかしたら昔作った弓になにか付与されてるかもしれないし。
<ボーンボウ>
平均攻撃力・・・1100(所有者の平均攻撃力に依存)
~~~固有スキル~~~
ボーンアロー生成・・・矢を生み出すことができる。また、MPを5消費することで自分の適性属性をまとった矢を生み出せる。
おー、ちょこっと強化されてる。
ちょっと弱体化しててMP2000くらいに下がってるから嬉しいね。
あそうそう。人化は残念ながらMP消費する方のままやね。
ただ一度本物に至ったおかげか知らないけど、一時間にだいたい5ぐらいの消費量になってた。
前までは10くらい持ってかれてたからね...
それにしても属性の矢ってなんだ?
主要四属性はなんとなくわかるけど、光、闇、空、時はどんな感じになるんだろ?
とりま一本ずつ生成。
うわあ...
光はなんか神々しい感じで、闇はなんか禍々しい感じで、空はなんか周囲のものが抉れてる。
時に至っては時間の流れがバグってんのか周囲の物が古くなったり新しくなったりしてる。
...
時属性封印のお知らせ。
影響がでかすぎるわ。
制御してたら時間を進めるのも戻すのも自由にできるけど、ほっといたらめちゃくちゃになるんよ。
木の板が木になったときはまじでビビったね。
...これって物無限にならない?
だって木の板っていう一部から木っていう全体に戻ったんだよ?
それか使いすぎたら過去がバグるとか無いよね?
パラドックスみたいな感じで。
...考えないようにしよう。
多分ご都合主義が働いてると思うし。
まあそもそもこの矢って制御がムズいって次元じゃないしね。
てなわけで時の矢は封印。
空間の矢は...ちょっと性能を見た感じヤバそうかな?
矢が当たったもの攻撃力依存の力で抉る感じかな?
グリッと。
しかもさっき見た感じ空間も抉れそうなのよ。
現に矢周りの景色が歪んでるもん。
一応すぐに戻ってるけど。
そこに適当に作った骨を投げ入れると...
うーん。弱体化してるからかちょっと曲がって終わったね。
けどこれ攻撃力を上げていったら...
恐ろしや恐ロシア。
ちなみに光と闇の矢の効果は中二病感満載でした。
光は射ったあとに当たった相手の周りからレーザービームがわーって出てくる。
闇は体が若干腐る上に状態異常呪いにかかりました。
ちなみに俺は闇の矢で回復しました。
どうも俺は種族特性かなんかで呪いがリジェネに変わるらしい。
けど普通の生物に対してこれが継続ダメで入ってくれるって考えたら相当強くね?
嫌がらせとして絶対強い。
そうそう俺って光属性の回復を受けたらダメージ受けます。
だから光と闇が入れ替わってるってことだね。
...そう考えたらジャレット戦のときわざわざ属性領域を貼らなくてよかったんじゃ...
しょうがないじゃん!攻撃受けてなかったから気づかなかったんだもん!
槍をぶっ刺されたときも一個回復したとしても残り三本ぐらい刺さってたんだよ?
そりゃ死ぬわ!
あのときのここに戻ってくるまでの記憶って無理やり無視してるけど気を抜いたら飲まれそうになるんだよね。
拓海に記憶消してもらったほうがいいかな...
まあそのことについてはみんなが帰ってきたらおいおい。
ちなみに参考までに主要四属性の矢を作ったんだけど結構やばかった。
スキルの把握は大事なんだなって。
炎は消えない炎をまとった矢で相手を燃やす、水は纏った矢がなにかに刺さったら尖った氷がグサー!
風はショットガンもびっくりの速さで飛んで、土は纏った矢が生き物に刺さったら石化して固まる。
結構魔改造されてます。
これからは魔法剣士ならぬ、魔法弓士を目指してもいいよね?
チート性能のスキルが目白押しやで!
今は弱体化してるけど...
さてと、スキルの確認終わり!
若干強化されてたのもしれたから結構有意義な時間でした。
え?ここってアキナさんの家なのにどうやってスキルの確認をしたのかって?
...
勘のいいガキは嫌いだよ...
まあネタばらしすると、分身体に攻撃を当てまくりました。
骨状態にして自意識ももたせてないデコイだから消費MPが少ないのがいいところ。
心も傷まないしね。
...気がついたら夜更けになってた件について。
みんな遅くない?
ちょっと調子に乗って遊んでて時間経過に気づいてない俺も俺だけどさあ。
あ、いや遊んでないですよ?
きちんと自分の今の状態を確認してただけですよ?
あ...
瘴気の雲減ってるけどまだ残ってたわ。
浄化作業時間かかりすぎやろ...
んー...
MPが今300くらいしか残ってないけど、いないよりはマシかな?
あっけどステータスがゴミだから何もできねーや。
ぴえん...
まあいいか。
大人しくみんなが帰ってくるまで仮眠しとこうかな。
調べてないからわかんないし、調べたくもないけどもしかしたら瘴気耐性が下がってるかもしれないからね。
まあ弱体化してるから簡単に抑えられるかもしれないけど、それはそれで精神的に来るから家で大人しくしとく。
てなわけでおやすみなさい。
ギャー、ギャー
ん...?
あー予想以上に熟睡してたっぽい。
そしてこの世界の朝の音はチュンチュンじゃなくてギャアギャアなのね。
竜が飛んでるのかな?
さすがファンタジー。
普段は気にしてないから初めて気がついたというのは内緒。
なんてどうでもいいことを考えてたら人(魔物)の気配。
やっと帰ってきたのかね。
「あー...みんなおかえり...」
あー眠...
「「「「「...誰?」」」」」
「俺だけど」
帰ってきてそうそうひどくない?
いくら俺が子供形態になってるからってさー
「いやあたし達君みたいな子供知らないけど...」
「いや俺だよ!ソースケだよ!目が覚めたら子供になってたの!」
「えっ?ソースケ?」
「そうだよ。そもそも気絶した時に子供になったんじゃないの?」
「いや、俺たちが運んだときは元のままだった」
「あっそうなの?」
まあそりゃあびっくりするよね。
帰ってきたら知らない子がベットで寝てるって考えたら恐怖でしか無いよね。
「とりあえず君がソースケなんだよね?」
「まさか俺もソースケが子供になるとは思わなかった」
「拓海からみてこの状態って治る見込みってあるの?」
「うーん...こんな状態になるのって聞いたことないし、俺もわからないかな」
「えー...拓海にもわからないってこれほんとに治るの...まあ進化したら治る...のかな?」
「俺にもわかんないからそっとしとくのがいいと思うな。っていうかお前グレンと同じサイズなんだな」
確かに並んだら同じくらいのサイズやね。
兄弟みたいだなって思った。
「まあそのことは一回置いといて。ちょっと話したいことが色々あるんだけどいい?」
「あーそれならちょっと俺たちも話したいことあるから会議にしよう」
「了解」
俺が寝てる間にみんなが何してたのかとか気になってたからちょうどよかった。
「ソースケ」
「ん?どうしたのシンヤ」
身長が低く待ってるから膝立ち目線を合わせてきて結構真面目な顔で見つめてきた。
「今回のこと、ビャクヤもコウカも俺もソースケが死んだと思って心配してたんだ。ソースケはひとりじゃないからもっと俺たちを頼れよ?だから...」
「大丈夫。今回は油断してやられちゃったけどもうこんなことはしない。だからもう心配しないで」
なにかいいかけてるのを遮って、膝立ちしてるのをいいことにそのまま抱きつく。
もう、大丈夫。
二度と心配なんてさせない。
「...わかった」
...勢いでやっちゃったけどめちゃくちゃ恥ずかしい。
そっと離れてベットにダッシュ!
ちょっと恥ずかしすぎてメンタルが終わるからベットに潜る。
「あらあら」
「ソースケ乙女か!」
「前世でも結構女々しいときあったな~。懐かしい」
外野がなんか言ってるけど気にしない!
ちょっと今は一人になりたい。
「これでいい。こんなふうにバカやって楽しんでる方がソースケらしいな」
このときはシンヤがそんなことを言ってるのに気づかなかった。
そして、普段無表情だけどその時は控えめに笑っていたことも。
ーーー獣人の国編終わりーーー
気持ちのいい朝ですね。
外見たら夜になってるけど。
...
あれー?
俺って今まで何してたんだっけ?
あ!
確かジャレットを究極魔法(笑)で倒したあとに気を失って...
っていうかここに来てから俺気を失ってばっかやな。
そういえばみんなどこに行ったんだろ?
まあとりあえず外に行こうか。
...!?
え?
ちょっ、え?
体が縮んでる?
見た目は子供、頭脳は大人な名探偵みたいになっとる。
っていうか見た目が前世の黒髪に戻ってる。
目があれだけど。
そもそも縮んでるから服ダボダボや。
よーし一回深呼吸しようか。
スーーー...
よしおっけい。
ちょっと一回原因を考えてみようか。
...その前に服を着ようね。
ちょっと趣向を変えてもこもこセーターにしましょう。
ぶっちゃけ暑さとか寒さは見た目関係なく防げるから気分の問題やね。
さてと、気を取り直して考察しましょう。
1.究極魔法(笑)を使って力を使い果たしちゃった。
2.骨人皇帝に一時的だけどなった代償。
3.ジャレットの呪い。
うーん...
3は絶対ないとしても1と2両方が関係しあってうぇーいみたいな感じの可能性があったりなかったり。
そんなことはどうでもいい。
考察したところでどうにかなるわけ無いし。
問題は俺が子供形態になっているってこと。
これからどうしよう。
いや別に子供になったことはどうでもいいんだけど、ステータスが体に引っ張られて弱体化してんだよね。
端的に言うと平均ステが1500くらいになってる。
弱っ!?
いや強いけどさあ!
まあ姿を確認してみたらオッドアイは無くなってなかったから許す。
ん?オッドアイ?
あ!種族に弓兵骨人が追加されてる!
下には骨人魔法王とあるね。
種族2つ持ち...強そう。
これからは弓も伸ばしていかないとね。
さて。
スルーしてたけどここってアキナさんの家だよね?
てことはここはビスタニアだよね。
みんな何してんだろ?
?
なんか大魔法の気配が...
けどこの国にこんな大魔法使える人いるのかな?
困ったときのドローン!
...わお
なんかカッコいい魔法陣を展開して光属性の浄化魔法ですよ!って感じのを発動してる。
この国の瘴気をすべて浄化してるってこと?
拓海すげー。
だってこの国全てのだよ?
今の状態は愚か、最盛期の状態でも一人だけだと絶対にできないと思うよ?
それを一人でやってるからね?
他のみんなは護衛とかそんな感じの役目だからね?
いやーすごいですね。
夜なのに明るい。
そして瘴気の雲がどんどん無くなっていってる。
こうして獣人の国、ビスタニアに平和が訪れましたとさ。
めでたしめでたし。
...と思っていたのか!
ビスタニアが平和になったのは本当なんだけど、俺が弱体化しちゃったからめでたくないなって。
まあ必要経験値が減ってレベルが上がりやすくなってるからいいけど。
多分今の状態って普通じゃないから元の種族の状態を少し持ち越して、新しい種族のステータスになってんだと思う。
種族を2つ持ってるモンスターっていないと思うもん。
まあ骨人魔法王のステがちょっとでも弓兵骨人に足されてるのは嬉しい。
だって最下級のスケルトンって人族並みのステしか無いんだもん。
その分進化でのステの上がりがやばいんだけどね。
あーけどどうしよう。
この件に関してはみんなで相談しないといけないしなー。
みんな帰ってくるの朝になりそうだしもう寝とこっかな。
...さっきまで寝てたから寝れん。
ちょっとスキルの確認しようかな?
もしかしたら昔作った弓になにか付与されてるかもしれないし。
<ボーンボウ>
平均攻撃力・・・1100(所有者の平均攻撃力に依存)
~~~固有スキル~~~
ボーンアロー生成・・・矢を生み出すことができる。また、MPを5消費することで自分の適性属性をまとった矢を生み出せる。
おー、ちょこっと強化されてる。
ちょっと弱体化しててMP2000くらいに下がってるから嬉しいね。
あそうそう。人化は残念ながらMP消費する方のままやね。
ただ一度本物に至ったおかげか知らないけど、一時間にだいたい5ぐらいの消費量になってた。
前までは10くらい持ってかれてたからね...
それにしても属性の矢ってなんだ?
主要四属性はなんとなくわかるけど、光、闇、空、時はどんな感じになるんだろ?
とりま一本ずつ生成。
うわあ...
光はなんか神々しい感じで、闇はなんか禍々しい感じで、空はなんか周囲のものが抉れてる。
時に至っては時間の流れがバグってんのか周囲の物が古くなったり新しくなったりしてる。
...
時属性封印のお知らせ。
影響がでかすぎるわ。
制御してたら時間を進めるのも戻すのも自由にできるけど、ほっといたらめちゃくちゃになるんよ。
木の板が木になったときはまじでビビったね。
...これって物無限にならない?
だって木の板っていう一部から木っていう全体に戻ったんだよ?
それか使いすぎたら過去がバグるとか無いよね?
パラドックスみたいな感じで。
...考えないようにしよう。
多分ご都合主義が働いてると思うし。
まあそもそもこの矢って制御がムズいって次元じゃないしね。
てなわけで時の矢は封印。
空間の矢は...ちょっと性能を見た感じヤバそうかな?
矢が当たったもの攻撃力依存の力で抉る感じかな?
グリッと。
しかもさっき見た感じ空間も抉れそうなのよ。
現に矢周りの景色が歪んでるもん。
一応すぐに戻ってるけど。
そこに適当に作った骨を投げ入れると...
うーん。弱体化してるからかちょっと曲がって終わったね。
けどこれ攻撃力を上げていったら...
恐ろしや恐ロシア。
ちなみに光と闇の矢の効果は中二病感満載でした。
光は射ったあとに当たった相手の周りからレーザービームがわーって出てくる。
闇は体が若干腐る上に状態異常呪いにかかりました。
ちなみに俺は闇の矢で回復しました。
どうも俺は種族特性かなんかで呪いがリジェネに変わるらしい。
けど普通の生物に対してこれが継続ダメで入ってくれるって考えたら相当強くね?
嫌がらせとして絶対強い。
そうそう俺って光属性の回復を受けたらダメージ受けます。
だから光と闇が入れ替わってるってことだね。
...そう考えたらジャレット戦のときわざわざ属性領域を貼らなくてよかったんじゃ...
しょうがないじゃん!攻撃受けてなかったから気づかなかったんだもん!
槍をぶっ刺されたときも一個回復したとしても残り三本ぐらい刺さってたんだよ?
そりゃ死ぬわ!
あのときのここに戻ってくるまでの記憶って無理やり無視してるけど気を抜いたら飲まれそうになるんだよね。
拓海に記憶消してもらったほうがいいかな...
まあそのことについてはみんなが帰ってきたらおいおい。
ちなみに参考までに主要四属性の矢を作ったんだけど結構やばかった。
スキルの把握は大事なんだなって。
炎は消えない炎をまとった矢で相手を燃やす、水は纏った矢がなにかに刺さったら尖った氷がグサー!
風はショットガンもびっくりの速さで飛んで、土は纏った矢が生き物に刺さったら石化して固まる。
結構魔改造されてます。
これからは魔法剣士ならぬ、魔法弓士を目指してもいいよね?
チート性能のスキルが目白押しやで!
今は弱体化してるけど...
さてと、スキルの確認終わり!
若干強化されてたのもしれたから結構有意義な時間でした。
え?ここってアキナさんの家なのにどうやってスキルの確認をしたのかって?
...
勘のいいガキは嫌いだよ...
まあネタばらしすると、分身体に攻撃を当てまくりました。
骨状態にして自意識ももたせてないデコイだから消費MPが少ないのがいいところ。
心も傷まないしね。
...気がついたら夜更けになってた件について。
みんな遅くない?
ちょっと調子に乗って遊んでて時間経過に気づいてない俺も俺だけどさあ。
あ、いや遊んでないですよ?
きちんと自分の今の状態を確認してただけですよ?
あ...
瘴気の雲減ってるけどまだ残ってたわ。
浄化作業時間かかりすぎやろ...
んー...
MPが今300くらいしか残ってないけど、いないよりはマシかな?
あっけどステータスがゴミだから何もできねーや。
ぴえん...
まあいいか。
大人しくみんなが帰ってくるまで仮眠しとこうかな。
調べてないからわかんないし、調べたくもないけどもしかしたら瘴気耐性が下がってるかもしれないからね。
まあ弱体化してるから簡単に抑えられるかもしれないけど、それはそれで精神的に来るから家で大人しくしとく。
てなわけでおやすみなさい。
ギャー、ギャー
ん...?
あー予想以上に熟睡してたっぽい。
そしてこの世界の朝の音はチュンチュンじゃなくてギャアギャアなのね。
竜が飛んでるのかな?
さすがファンタジー。
普段は気にしてないから初めて気がついたというのは内緒。
なんてどうでもいいことを考えてたら人(魔物)の気配。
やっと帰ってきたのかね。
「あー...みんなおかえり...」
あー眠...
「「「「「...誰?」」」」」
「俺だけど」
帰ってきてそうそうひどくない?
いくら俺が子供形態になってるからってさー
「いやあたし達君みたいな子供知らないけど...」
「いや俺だよ!ソースケだよ!目が覚めたら子供になってたの!」
「えっ?ソースケ?」
「そうだよ。そもそも気絶した時に子供になったんじゃないの?」
「いや、俺たちが運んだときは元のままだった」
「あっそうなの?」
まあそりゃあびっくりするよね。
帰ってきたら知らない子がベットで寝てるって考えたら恐怖でしか無いよね。
「とりあえず君がソースケなんだよね?」
「まさか俺もソースケが子供になるとは思わなかった」
「拓海からみてこの状態って治る見込みってあるの?」
「うーん...こんな状態になるのって聞いたことないし、俺もわからないかな」
「えー...拓海にもわからないってこれほんとに治るの...まあ進化したら治る...のかな?」
「俺にもわかんないからそっとしとくのがいいと思うな。っていうかお前グレンと同じサイズなんだな」
確かに並んだら同じくらいのサイズやね。
兄弟みたいだなって思った。
「まあそのことは一回置いといて。ちょっと話したいことが色々あるんだけどいい?」
「あーそれならちょっと俺たちも話したいことあるから会議にしよう」
「了解」
俺が寝てる間にみんなが何してたのかとか気になってたからちょうどよかった。
「ソースケ」
「ん?どうしたのシンヤ」
身長が低く待ってるから膝立ち目線を合わせてきて結構真面目な顔で見つめてきた。
「今回のこと、ビャクヤもコウカも俺もソースケが死んだと思って心配してたんだ。ソースケはひとりじゃないからもっと俺たちを頼れよ?だから...」
「大丈夫。今回は油断してやられちゃったけどもうこんなことはしない。だからもう心配しないで」
なにかいいかけてるのを遮って、膝立ちしてるのをいいことにそのまま抱きつく。
もう、大丈夫。
二度と心配なんてさせない。
「...わかった」
...勢いでやっちゃったけどめちゃくちゃ恥ずかしい。
そっと離れてベットにダッシュ!
ちょっと恥ずかしすぎてメンタルが終わるからベットに潜る。
「あらあら」
「ソースケ乙女か!」
「前世でも結構女々しいときあったな~。懐かしい」
外野がなんか言ってるけど気にしない!
ちょっと今は一人になりたい。
「これでいい。こんなふうにバカやって楽しんでる方がソースケらしいな」
このときはシンヤがそんなことを言ってるのに気づかなかった。
そして、普段無表情だけどその時は控えめに笑っていたことも。
ーーー獣人の国編終わりーーー
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