上 下
25 / 70
人族国家編

24.戦いが終わって...

しおりを挟む
はいどうも
現在前世だったら絶対に吐いてる現場にいます
ちょっと、いやかなりやりすぎな気がするけど気にしない
(ここまでやる必要はなかったんじゃない?ねえ聞いてる?)
さっきからやりすぎって言われてる気がするけど気にしない!
(そんなことより私結構頑張ったと思うけどどう思う?)
「正直グリがいなかったらやばかったと思う」
(感謝してるならするべきことがあるんじゃない?)
「後でお高いお肉を買ってあげるから」
(よろしい)
こんな時はちょっと態度がでかいけど、カワイイから許す
初めての戦闘で大活躍だったしね

さて、あの二人はどうしてるかな?
『こちらソースケ、応答願います』
『あっソースケ無事!?なんか結界内が大変なことになってたけど』
『あーそのことは後で話す  ちなみにそっちは大丈夫?』
『こっちは大丈夫だ 一応冒険者から死者も出ていない』
死者...うっ頭が
あの魔法封印したほうがいいかもね
今更感がすごいけど
まあ流石に今回みたいなこと起こったらドッペルゲンガー使ってディストピア使うけどね
『なら良かった  それじゃあ気をつけて帰ってきてね~』

さてマイホームに着きました
いやー安心感がやばいね
それにちょっとしか家あけてないのにめっちゃ懐かしく感じる
この戦いがきっかけで日本がどれだけ平和なんだとか、平和がとてもいいものだということがよくわかりました(小並感)
戦争よくないね

『やっほー久しぶり』
!?
えっなになに誰?
あっもしかしてユゴウ?
『わ~ユゴウ久しぶり!』
『こっちの用事が終わったから今から帰るよ』
『ちょうどこっちも取り込んでたのが解決したからちょうどよかった』
『そうそう帰ってきたら話すことがあるからね』
『わかったそれじゃあこっちも話したいことあるし待ってるね』
ついにユゴウたちが戻ってくるのか
せっかくだし今日はお祝いにしましょう
それじゃあちょっと存在を忘れかけてたあの人を呼びましょう
ユーリーカーさーん!
「ちょっとなんで最近呼んでくれなかったの?」
「いやーなかなか呼ぶ機会がなかったので...これからはちゃんと呼ぶから」
「それならまあいいや  それより呼んだからなにか頼みたいんでしょ?」
「実は........」
最近あったことを説明中
「へー私がいない間にそんな事があったんだ  それが一段落したからお祝いをしたいと」
「なんかできない?」
「んー無難に豪華なお食事でもいいんじゃない?」
「そうだね  それじゃあなんか作ってもらってもいい?ある程度の手伝いならするから」
俺は前世で料理したことが調理実習ぐらいでしかありません
「わかった!じゃあ張り切って作ってみよう!
ちなみにリクエストとかある?さっき気づいたけどどんな食材でも出せる冷蔵庫があるから作れないもの無いよ?」
「 そっか転移のスキル出そうとしたときにそんな物も出たね  んーどうしよう...  この世界の食事とか食べてみたいけどみたこと無いんだよね あっそうだ!」
この家に某大先生並みの力を持ったスキルがあったじゃん
テレテレッテテー!
世界辞書ワールドディクショナリー
この世界の食事について教えて

平均的な食事
パン(ちょっと硬い)、サラダ(味付けは塩)、野菜スープ(具はサラダのあまり)

貴族の食事
パン、魔獣系統の肉のステーキ、野菜たっぷりスープ、お酒、果物、

ひどい格差を見た
でもこの世界って魔物がいるし安定して食料確保ができないし、仕方ないのかも
よし決めた!
「ユリカ、せっかくだから魔族と戦った冒険者たちとも一緒に食べない?」
「あっそれいいね!やっぱりこういうパーティーは大人数のほうが楽しいからね」
「よしじゃあみんなが帰ってきたらどんなふうにするか相談しよう」

「あっみんなおかえり!」
「戻ってきたぞ」
「意外とMP使うことになって疲れたわ」
「疲れてるとこ悪いけど今から報告会をしようと思ってる」
「わかった  俺たちも伝えたいことがあったから丁度いい」
「それよりそこのいるのはなに?」
「あーそれは...」
「ただいまー!みんな久しぶり!そしてそこのグリフォンははじめましてだね」
「グリフォン!?」
「あー二人にも紹介してなかったね こちら、グリフォンのグリでーす!」
(はじめまして、よろしくね)
「どうして伝説の生物のグリフォンが普通にいるんだ...」
「なんかちょっと前に拾った」
「拾ったって...まあソースケだしいいかな」
ものすごく呆れられてる気がするけど気にしない
「さて!やっとみんなが集まったね それじゃあ個人の報告会を開催します  まずは一番気になるユゴウから報告をお願いします」
「はい!えっとね、僕が出かけた経緯だけどこの世界に転生者が来たからなんだよね」
「転生者って普通に来るんだ...異世界転生物もあながち嘘じゃなかったんだ」
まあ自分自身っていう転生者がいるから信じる信じない以前の問題だけどね
「結構来るものなんだよ  それで僕はその転生者がこの世界に定着できるように調整してたんだ  ちなみにこの調整はどの世界でもするよ しないと世界がおかしくなるから」
「じゃあもしかして初めてあったときにユゴウが暴走した理由って...」
「この世界に来たときの手続きが終わってなかったからだね」
あらら もしかしなくても拓海がちゃんと仕事しなかったせい?
あのとき何もなかったからいいけどもし大事になってたら永遠に拓海を恨むわ
「とりあえずユゴウが何してたかはわかった もしかしたら俺も同郷に会えるかもね じゃあ次ビャクヤとシンヤ」
「さっきも報告してたけど、冒険者に死人なしで怪我も治したから冒険者を続けられないような人はいないわ」
「魔族軍は、ソースケが戦ってたやつが倒れたら撤退した 一応周りを探したけど魔族軍はいなかったから完全に撤退をしたとみて大丈夫だ」
「了解!それじゃあ最後に俺ね 俺が戦った相手は死亡、一応こっちでみた感じの街の被害はゼロです」
「それは良かった ちなみにそのときに使ったのがあのやばい魔法よね?」
「えーっとね、死者魔法って言って制御がめちゃくちゃ難しいけどめっちゃ強い魔法で倒した ものすごく死骸がグロかったけどね」
「「そう...」」
みんなの目が死んでる気がする
「まあそんな事がありました」
「「サラッと流すなー!」」
「あはは...」
「そんなことは置いといて、これからどうするんだ?」
「実はパーティーをしようと思うの」
「いいじゃない、冒険者みんなで頑張ったからお礼って感じで」
「俺もいいと思うぞ」
「僕も!」
「じゃあ決まり!じゃあヤーナさんに相談してくる」

この前も休日を挟んでたと思うけど気にしたら負けや

しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

長女は家族を養いたい! ~凍死から始まるお仕事冒険記~

灰色サレナ
ファンタジー
とある片田舎で貧困の末に殺された3きょうだい。 その3人が目覚めた先は日本語が通じてしまうのに魔物はいるわ魔法はあるわのファンタジー世界……そこで出会った首が取れるおねーさん事、アンドロイドのエキドナ・アルカーノと共に大陸で一番大きい鍛冶国家ウェイランドへ向かう。 魔物が生息する世界で生き抜こうと弥生は真司と文香を護るためギルドへと就職、エキドナもまた家族を探すという目的のために弥生と生活を共にしていた。 首尾よく仕事と家、仲間を得た弥生は別世界での生活に慣れていく、そんな中ウェイランド王城での見学イベントで不思議な男性に狙われてしまう。 訳も分からぬまま再び死ぬかと思われた時、新たな来訪者『神楽洞爺』に命を救われた。 そしてひょんなことからこの世界に実の両親が生存していることを知り、弥生は妹と弟を守りつつ、生活向上に全力で遊んでみたり、合流するために路銀稼ぎや体力づくり、なし崩し的に侵略者の撃退に奮闘する。 座敷童や女郎蜘蛛、古代の優しき竜。 全ての家族と仲間が集まる時、物語の始まりである弥生が選んだ道がこの世界の始まりでもあった。 ほのぼののんびり、時たまハードな弥生の家族探しの物語

婚約破棄は誰が為の

瀬織董李
ファンタジー
学園の卒業パーティーで起こった婚約破棄。 宣言した王太子は気付いていなかった。 この婚約破棄を誰よりも望んでいたのが、目の前の令嬢であることを…… 10話程度の予定。1話約千文字です 10/9日HOTランキング5位 10/10HOTランキング1位になりました! ありがとうございます!!

転生者はチートな悪役令嬢になりました〜私を死なせた貴方を許しません〜

みおな
恋愛
 私が転生したのは、乙女ゲームの世界でした。何ですか?このライトノベル的な展開は。  しかも、転生先の悪役令嬢は公爵家の婚約者に冤罪をかけられて、処刑されてるじゃないですか。  冗談は顔だけにして下さい。元々、好きでもなかった婚約者に、何で殺されなきゃならないんですか!  わかりました。私が転生したのは、この悪役令嬢を「救う」ためなんですね?  それなら、ついでに公爵家との婚約も回避しましょう。おまけで貴方にも仕返しさせていただきますね?

ナイナイづくしで始まった、傷物令嬢の異世界生活

天三津空らげ
ファンタジー
日本の田舎で平凡な会社員だった松田理奈は、不慮の事故で亡くなり10歳のマグダリーナに異世界転生した。転生先の子爵家は、どん底の貧乏。父は転生前の自分と同じ歳なのに仕事しない。二十五歳の青年におまるのお世話をされる最悪の日々。転生チートもないマグダリーナが、美しい魔法使いの少女に出会った時、失われた女神と幻の種族にふりまわされつつQOLが爆上がりすることになる――

幼い公女様は愛されたいと願うのやめました。~態度を変えた途端、家族が溺愛してくるのはなぜですか?~

朱色の谷
ファンタジー
公爵家の末娘として生まれた6歳のティアナ お屋敷で働いている使用人に虐げられ『公爵家の汚点』と呼ばれる始末。 お父様やお兄様は私に関心がないみたい。愛されたいと願い、愛想よく振る舞っていたが一向に興味を示してくれない… そんな中、夢の中の本を読むと、、、

婚約破棄されたら魔法が解けました

かな
恋愛
「クロエ・ベネット。お前との婚約は破棄する。」 それは学園の卒業パーティーでの出来事だった。……やっぱり、ダメだったんだ。周りがザワザワと騒ぎ出す中、ただ1人『クロエ・ベネット』だけは冷静に事実を受け止めていた。乙女ゲームの世界に転生してから10年。国外追放を回避する為に、そして后妃となる為に努力し続けて来たその時間が無駄になった瞬間だった。そんな彼女に追い打ちをかけるかのように、第一王子であるエドワード・ホワイトは聖女を新たな婚約者とすることを発表した。その後はトントン拍子にことが運び、冤罪をかけられ、ゲームのシナリオ通り国外追放になった。そして、魔物に襲われて死ぬ。……そんな運命を辿るはずだった。 「こんなことなら、転生なんてしたくなかった。元の世界に戻りたい……」 あろうことか、最後の願いとしてそう思った瞬間に、全身が光り出したのだ。そして気がつくと、なんと前世の姿に戻っていた!しかもそれを第二王子であるアルベルトに見られていて……。 「……まさかこんなことになるなんてね。……それでどうする?あの2人復讐でもしちゃう?今の君なら、それができるよ。」 死を覚悟した絶望から転生特典を得た主人公の大逆転溺愛ラブストーリー! ※最初の5話は毎日18時に投稿、それ以降は毎週土曜日の18時に投稿する予定です

元悪役令嬢はオンボロ修道院で余生を過ごす

こうじ
ファンタジー
両親から妹に婚約者を譲れと言われたレスナー・ティアント。彼女は勝手な両親や裏切った婚約者、寝取った妹に嫌気がさし自ら修道院に入る事にした。研修期間を経て彼女は修道院に入る事になったのだが彼女が送られたのは廃墟寸前の修道院でしかも修道女はレスナー一人のみ。しかし、彼女にとっては好都合だった。『誰にも邪魔されずに好きな事が出来る!これって恵まれているんじゃ?』公爵令嬢から修道女になったレスナーののんびり修道院ライフが始まる!

【完結24万pt感謝】子息の廃嫡? そんなことは家でやれ! 国には関係ないぞ!

宇水涼麻
ファンタジー
貴族達が会する場で、四人の青年が高らかに婚約解消を宣った。 そこに国王陛下が登場し、有無を言わさずそれを認めた。 慌てて否定した青年たちの親に、国王陛下は騒ぎを起こした責任として罰金を課した。その金額があまりに高額で、親たちは青年たちの廃嫡することで免れようとする。 貴族家として、これまで後継者として育ててきた者を廃嫡するのは大変な決断である。 しかし、国王陛下はそれを意味なしと袖にした。それは今回の集会に理由がある。 〰️ 〰️ 〰️ 中世ヨーロッパ風の婚約破棄物語です。 完結しました。いつもありがとうございます!

処理中です...