お気に入りに追加
84
この作品の感想を投稿する
みんなの感想(3件)
あなたにおすすめの小説
花よりほかに/「星に牙、魔に祈り」小話つめ
種田遠雷
BL
同シリーズ「星に牙、魔に祈り」を本編とする小話集です。
角と牙のある悪党(攻め)×生真面目エルフ騎士(受け)
ちょっと古風なファンタジー物語×エロBL
主人公であるエルフの騎士ハルカレンディアの視点のみで語られる本編では見えなかった別視点や、別の時間軸のお話を時々掲載する予定です。
※この小説は「ムーンライトノベルズ」「エブリスタ」でも掲載しています
借金の形に働かされる事になった俺は教室で初めての公開調教をされた
うずみどり
BL
※)よくある借金が返せなくなって身体で返す奴です。
※)借金を負わせた相手は自分ではなく他の人にヤらせてます。
※)ハートは無いですが汚喘ぎはちょっぴりあります。
※)痛々しくはないと思いますが、閲覧は自己責任でお願いします。
星に牙、魔に祈り
種田遠雷
BL
角と牙のある悪党(攻め)×生真面目エルフ騎士(受け)
ちょっと古風なファンタジー物語×エロBL
クリッペンヴァルト国の端、境の森にある国境守備の砦には、エルフ国としてはごく珍しく、エルフ以外の種族(主に人間と獣人)が暮らし、守備に務めている。
ごく最近築かれたこの砦を指揮するアギレオは元野盗、これを雇い入れた形で唯一のエルフとして身を置く騎士のハルカレンディアは、かつて敵同士だった。
砦と同じく、心を通わせ始めてからまだ浅い二人は、その立場や考えの違いから噛み合わないこともまだ多く、試行錯誤を繰り返す――。
若干バトルが多めの物語です。
行為のために洗浄が必要な世界観ですので(毎回洗浄の描写があるわけではありません)、苦手でなければぜひどうぞ。
毎週金曜日に更新予定。
前日譚に当たる同シリーズ「この奇妙なる虜」は、陵辱(無理矢理、複数、暴力)などが少なからず出てきますので、苦手でなければこちらもぜひどうぞ。
※この作品は「ムーンライトノベルズ」「エブリスタ」にも掲載しています
さよなら、英雄になった旦那様~ただ祈るだけの役立たずの妻のはずでしたが…~
遠雷
恋愛
「フローラ、すまない……。エミリーは戦地でずっと俺を支えてくれたんだ。俺はそんな彼女を愛してしまった......」
戦地から戻り、聖騎士として英雄になった夫エリオットから、帰還早々に妻であるフローラに突き付けられた離縁状。エリオットの傍らには、可憐な容姿の女性が立っている。
周囲の者達も一様に、エリオットと共に数多の死地を抜け聖女と呼ばれるようになった女性エミリーを称え、安全な王都に暮らし日々祈るばかりだったフローラを庇う者はごく僅かだった。
「……わかりました、旦那様」
反論も無く粛々と離縁を受け入れ、フローラは王都から姿を消した。
その日を境に、エリオットの周囲では異変が起こり始める。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。
侍がいます(笑)エルフらしくない容貌(暗色の髪)が、余計にそんな想像を強めます。凌辱されている時のハルの感情の淡々とした冷静さすら感じさせる描写は「アウシュビッツ」から生き延びた方の経験談を思い出させるものです。こういう書き方をされる筆者様の辿った生き様を、遠い目になりつつ思ったりするのは失礼でしょうが、ただただ、凄い人なんだろうな、と思った次第です。真面目に、その時に何をすべきか?に重きを置くハルが、ドッシリと重厚さをお話しに齎している一方で、何故かその、真面目さが「愛らしい」という形容になる不思議さを、もっと私は掘り下げてみたいです。ギャップ萌え、なぞと安易にはしらずに(笑)中核になるハルが哲学性を醸す中で、多様で魅力的なキャラが、これでもか!とばかりに登場するあたり、筆者様のお話作りの巧みさを感じました。私は、リーが好きです。面白いお話というものは、所謂、スピンオフがいくらでも作れるものだと思います。例えば、スターウォーズみたいな(笑)各キャラ、それぞれで、一作書けますよね?と、書いたところで、図々しいオネダリをしているのと同義だと気づきました。申し訳ありません。
タイトルにある「虜」の意味が、色々な趣を経ていき、最後にキラキラ色合いを帯びるあたり、唸りました。思えば、人は何かの「虜」となって生きているのでしょう。受け身であるか、自由選択と思い込めるか、でも、本当はそんなの関係ないのかも、とか、色々な思いが湧きました。良いお話をありがとうございました。
キラキラ王様の懊悩、とかも読んでみたいな(笑)
さて、本作のメインディッシュにあたる如き、性描写ですが、もう何も言うことはございません。
緻密で濃厚。何千語の感情論より、性描写の変遷でキャラの気持ちの変化も伝わってくる。
とてもとても堪能致しました。
楽しい時間を頂きましたこと、感謝いたします。
わーい、お褒めにあずかり光栄です!
やあやあ、ご多分に漏れず、書き手は作品ほど奇ならずかもしれません。人並みの苦労はしたようなそうでもないような気がしますが、年ばかり取ったような。ふふふ。
ご期待に添えるかは分かりませんが、細々とした番外編などもいくつかアップロードしておりますので、何も見ることがない時にでもぜひ。(売り込む)
https://www.alphapolis.co.jp/novel/953807135/526420346
(自動リンクしないんです…真に申し訳ありません…)
ご感想をいただくたび、ではありますが、多彩な語彙にて豊かに褒めていただき、ありがたいやら汗を掻くやらの思いでございます。
ですが、最後まで読んでいただき、こうしてご感想をいただけること、本当に励みになります。
ありがとうございました!
カノル様
ご感想ありがとうございます!
一気読み…! どうぞお身体をお大事になさってくださいね!?
おおお、ありがとうございます。
この話を書き始めた時、ファンタジーものを共通言語とする知り合いがいなかったために、今なんとなくお互いの名前を知っている、という方に、試しに読んでやったのに何が書いてあるか分かんねーよとならず、いちいち長ったらしい予備知識を必要とせずに雰囲気だけで話の全部を楽しんでもらうにはどうしたら良いか、というのが第一の課題でしたので、そう仰っていただけて本当にほんとに溜飲が下がります。笑
そう仰っていただいて、どこかに書こうと思っていたのに書いていなかったのを思いだしたのですが(雑)、アギレオは腕が立つだけでなく、野蛮な悪党としてはちょっと賢いばかりに、悪党の世界では、ほぼほぼ敵なし、敵からは恐れられ、味方からは尊敬されるタイプで、非常に傲慢な人物です。
他者は意のままになるのが当然という無意識があり、そのせいで、自分の思い通りになっている間は相手が「個人」だということに気付けません。
亡妻とハルカレンディアでは、ハルカレンディアの方が遥かに可愛いげのある性格ですが笑、アギレオのことを1mmも恐れていないという共通点があり、そこからやっと情を交わす対象として出会うことができる、というまどろこしい経緯でした。いや、まどろこしいのは私の説明力不足かもしれません…
エロと〆は渾身の勢いで書いていますので、お褒めにあずかり恐悦至極に存じます…!!
理不尽に傷つけられたり屈辱的な思いをしたりして傷ついても、鈍感力だとか気にし過ぎるなとか言われては、それでまた自分を戒めて涙も見せないどころか笑顔さえ振る舞うような、きびしい現実を毎日乗り越えている方々(全ての人とかいうとクソデカ主語ですが)への共感と賞賛を込めて、最終話を書いたのを思い出します。
読んでくださった方が、楽しかった!と感じてくださることが物語の生まれる甲斐だと思っていますので、こうして時間と労を割いて教えてくださること、本当に嬉しく思います。
ありがとうございました!
もっち様
感想ありがとうございます。
過分なお褒めの言葉、身に余る思いです…!
「この奇妙なる虜」を書くにあたって描きたいことの一つに「精神的に強い主人公」というのがありました。
書き始めた頃は、その強さに励まされるようなキャラクターにしようと思っていたのですが、物語が進んでいく内に、ハルカレンディアを見ていると、SNSでしか知らないような方も含めた、自分の周囲のかわいい方達のこととよく重なるように感じるようになりました。
どなたもみんな、色んなことが起こる毎日で、理不尽なことがあったり不愉快なことがあっても、相手を殴り殺したり泣き喚いて駄々を捏ねたりせず、グッとこらえて時には笑顔で頑張ってるよなあと。
いつしか思いは、励ますなんておこがましいと気づき、頑張る主人公が正しくその頑張りによって報われる、周りにも次第に理解されるという、単純で既に陳腐な、けれど現実に一番起こって欲しい理想にしたいと願うようになりました。
なのでこれは、気障な言い回しでアレですが、毎日を頑張っている(読んでくださった)方への心からの賞賛のつもりでもあります。
ほんの一瞬でも、楽しい気持ちになっていただけたなら、本当に嬉しいです。
応援、ご感想、本当にありがとうございます。