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幕間、揺れる炎
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意識の薄膜の向こうに、薪が火に爆ぜるパチパチという音がする。
「――…アギレオ、アギレオ、起きてくれ。尋ねたいことがある。……アギレオ…」
潜めた声に招かれ、アギレオは目を開いて声の主を探す。
まだ鈍いまぶたを無理に瞬いて目を開けば、呼び声の主――ハルカレンディアは、だが人をしつこく呼び起こしておいてあらぬ方を向いている。
「……んだ、…眠くなったか…?」
クァ…と欠伸を零し、身を伸ばしながら起こし、じっと何かを見ているハルカレンディアの横顔が焚火の炎に照らされているのを見る。
不思議な表情だとまず思い、そうではなく、何を考えているのか分からないのだと気づいた。隠し事をすることも思いつかないとでもいうようなこの男が、そんな風に無表情でいるのは珍しく思え。
「アギレオ」
「……ン…?」
その顔のまま、こちらを向くこともなく、長くしなやかな指が焚火のそばで寝ている男を指さす。
「あれは誰だ?」
「えっ」
「あれは誰だ?」
えっ、ともう一度声にしながら、あらためて寝ている男をよく見てみる。自分がおかしいのだろうか。いや。
「…ベッカーだろ…」
砦の面子であり、今回のビーネンドルフへの買い出しの参加者でもある。
ハルカレンディアが砦に居着くようになったのは、つい一年ほど前だ。ずいぶん馴染んでいるように見えたが、まだ把握しない者もいるのだろうかと考えかけ。
ふいにゾクリと背筋に鳥肌が立つ。
出発前に、ハルカレンディアとベッカーが話しているところを見たのを思い出したからだ。
「そうだな。砦で昼に起きている人間の男性で、以前の職を活かして簡単な鍛冶を請け負ってくれている。先日、人間達に武器についての話をした時には、鎚は武器に使えるかとおどけて尋ねていた。その時に戦鎚の話をしたのが気に入ったようで、戦闘用の鎚を開発できないかと思案しているようだ」
「えっ」
訊いたハルカレンディアから立て板に水のごとく詳しい補足がなされて、言葉を失う。
「アギレオ、あれは誰だ?」
「……」
しなやかな指がその隣を示すのに、一瞬言葉を失った喉がごくりと鳴る。何かがおかしい。
「あれは誰だ?」
「……カルラだろ…」
「そうだな」
「ええ…」
怯む心地で見上げる横顔には、相変わらず表情がない。
「同じく人間のカルラという女性。特にこれといった主張をするのは聞いたことがないが、他の女性達と同じように協力して砦の生活面を支えてくれている。今回の買い出しにも、食料や水、毛布など、男ばかりでは気が利かなかっただろうことも色々と用立ててくれた」
「……おう」
「あれは誰だ?」
「……分かってんだろ、お前……なんだこれ……怖えんだが……」
「あれは誰だ?」
「……ナハト」
「そうだな。山犬の獣人ナハト。獣人は個性的な者が多いし、あまりにも有名な人狼のリーと、その妻のルーが際立つが、ナハトは案外と実力者だ」
「……まあな」
「境の森に居を移す前の砦と深い縁があって、その近くにある山犬の集落から、砦には山犬の獣人が多い」
「……そうだな…」
「獣人の過半数が山犬だ。ナハトは、いつものらりくらりとしているようだが、実のところ山犬達を代表し束ねている面もあり、彼らからの信頼も厚い」
「…おう」
「だが変人だ」
短く言い切る声にも表情がないのが、急に面白味になってしまい、ブホッと思わず噴き出した。
あれは誰だ?と、その隣に指さしが移ったのに、諦めたような心地で首を回す。
「フランだな」
「フラン。狐の獣人だな。砦に住む狐の獣人は三人だ。フラン、その兄メル、メルの妻リーベ。メルとリーベの夫妻には、夏頃に子供が生まれる予定だと話していたな」
そうそう、と、もう好きにさせておくことに決めて腹を括り、ごろりと寝転がり直す。
ここにいる連中だけなのかと思えば、数日前に男児を出産したミーナ、その夫ゼンガーが妻のミーナと生まれたばかりの息子を守るために弓の訓練を始めた、弓の訓練にはダイナという女が加わっている、などと留守番の連中にまで話が及ぶ。
おかしなやつだ、と、肘を三角の枕に欠伸しながらハルカレンディアを眺め。
「アギレオ、あれは誰だ?」
また最初と同じように指さす仕草に戻り、その示す先を見てふと、いたずら心が湧く。思わず、牙剥くよう口角を片側に吊り上げ。
「山犬のベルな」
「ベル。山犬の獣人で、砦の面子の中ではまだ若いな。経験不足だとして、最近まで戦闘に参加する許可が下りなかったと聞いている」
「よぉ、ハル、お前知ってっか?」
話を遮ってしまったせいなのか、まだベルの方を見ているハルカレンディアの横顔は炎の灯りが揺れて映るばかりで、いらえはない。
「ベルのやつぁ、お前に惚れてんだぜ」
ハルカレンディアがベルを見ていない時にだけ、向けられている熱心な視線。屈折はないにしても、機会があれば自分に張り合おうと懸命な様子。
誰もそう言いはしないが、まさに、火を見るよりも明らかだ。
不意にクルリと、表情のないままハルカレンディアが振り返り、眉を上げる。
「――分からないと思ったのか? もしかしてアギレオ、お前、あれほど熱心に私を思うベルと、私の間に何もないと思っているのか? これほど近くに暮らしていて、お前は何かと私を一人にしておいているのに?」
「……なッ…」
ドクン、と、心臓になったようにこめかみが脈打つのが聞こえて、そのまま膨らむよう、全身が鼓動し、それが次第に速くなっていく。
ハルカレンディアがやんわりと笑みを浮かべ、その瞳と形のよい唇が淡い弧を描く。
笑みの唇のほんの少し奥で、濡れた舌が横様に動いて自分で唇を舐めている。こんな表情は、見たことがない。
「私を、男に抱かれなければ済まない身体にしてしまったのは、お前なのに? アギレオ?」
「――ッ!!」
何かを言おうとして、いや、もしかしたら叫ぼうとして、跳び上がるように身を起こし、けれど一瞬でどこかへ失せてしまった言葉は空回り、ヒュッと鋭く息ばかり飲む。
「アギレオ? どうかしたのか?」
どうした?と、こちらを覗き込むハルカレンディアの顔に思わず肩が跳ね、けれど、急激に五感が理解する。実際にそこにいる、というのは、こういうことで、今、目が覚めた。
「夢でも見たか? …平気か?」
声を潜めてこちらを確かめるハルカレンディアの、気遣わしそうな顔は、相変わらず整ってはいるが、もう今にも記憶の向こうへ紛れそうな妖艶さの影もない。
「ああ……いや……」
なんでもねえ、と、浅く頷きを重ね。
そうか、と、ハルカレンディアが柔らかく相槌を打って身を離すのを視界の端に知りながら、長く息を吐いた。
「ハル、おい、なあ…」
うん?と、浅く眉を上げて続きを待つエルフの顔を、つい確かめるようにじっと見てしまう。
夢の中であれほど容易く滑り出た言葉が、今は同じようには口に出来ず。
「気づいてっか? ベル、あいつ、よくお前のことじっと見てんぜ」
弾かれたようにクルリと、毛布を被って眠っているベルの方を振り返るハルカレンディアの仕草に、夢の名残が溶けていく。言い表しがたい、現実の確かさが、夢のねばつきを削ぎ落として忘れさせていく。
「そうか…?」
「ああ」
一旦言葉を置いて思案げに唇を撫でているのを眺め、身を傾いで強張った手足から力を抜く。
「弓術に興味があるのだろうか…」
ブホッと。思わず噴き出してしまう。
クック、と、喉に転がる笑いに含まれている安堵すら、もう放り出してしまいたい心地だ。
「山犬達を見ていると、近接戦闘と仲間との共闘が尊ばれているように思う。…弓術に興味があっても、言い出しにくいかもしれないな。もっと獣人達にも選択肢を示すのもいいか…」
「おい、なあ、ハル、」
生真面目な顔をして、自分の指で自分の唇を弄っているところへ、首の向こうから頭を抱くようにして、乱暴に抱き寄せる。
「うん? こら、」
誰か起きてくるかもしれないだろう、と、潜める声が孕む笑いは、ごく裏のないものだ。
唇を重ねて、ひそめるように吸い合い、吐息を交わしたところで、たしなめるようにやんわりと腕を解かれる。大人しく引き上げようとした手の、指の背にくちづけられ、瞬く。
少し残って、けれどすぐに消えゆく柔らかな感触を惜しむよう、絡み合う視線のまま、ハルカレンディアの唇が触れた指の背に自分で唇を押しつけ。
戯れを笑って崩れる眦にこちらも表情を崩す頃には、もう、何の夢を見たのか忘れかけていた。
「――…アギレオ、アギレオ、起きてくれ。尋ねたいことがある。……アギレオ…」
潜めた声に招かれ、アギレオは目を開いて声の主を探す。
まだ鈍いまぶたを無理に瞬いて目を開けば、呼び声の主――ハルカレンディアは、だが人をしつこく呼び起こしておいてあらぬ方を向いている。
「……んだ、…眠くなったか…?」
クァ…と欠伸を零し、身を伸ばしながら起こし、じっと何かを見ているハルカレンディアの横顔が焚火の炎に照らされているのを見る。
不思議な表情だとまず思い、そうではなく、何を考えているのか分からないのだと気づいた。隠し事をすることも思いつかないとでもいうようなこの男が、そんな風に無表情でいるのは珍しく思え。
「アギレオ」
「……ン…?」
その顔のまま、こちらを向くこともなく、長くしなやかな指が焚火のそばで寝ている男を指さす。
「あれは誰だ?」
「えっ」
「あれは誰だ?」
えっ、ともう一度声にしながら、あらためて寝ている男をよく見てみる。自分がおかしいのだろうか。いや。
「…ベッカーだろ…」
砦の面子であり、今回のビーネンドルフへの買い出しの参加者でもある。
ハルカレンディアが砦に居着くようになったのは、つい一年ほど前だ。ずいぶん馴染んでいるように見えたが、まだ把握しない者もいるのだろうかと考えかけ。
ふいにゾクリと背筋に鳥肌が立つ。
出発前に、ハルカレンディアとベッカーが話しているところを見たのを思い出したからだ。
「そうだな。砦で昼に起きている人間の男性で、以前の職を活かして簡単な鍛冶を請け負ってくれている。先日、人間達に武器についての話をした時には、鎚は武器に使えるかとおどけて尋ねていた。その時に戦鎚の話をしたのが気に入ったようで、戦闘用の鎚を開発できないかと思案しているようだ」
「えっ」
訊いたハルカレンディアから立て板に水のごとく詳しい補足がなされて、言葉を失う。
「アギレオ、あれは誰だ?」
「……」
しなやかな指がその隣を示すのに、一瞬言葉を失った喉がごくりと鳴る。何かがおかしい。
「あれは誰だ?」
「……カルラだろ…」
「そうだな」
「ええ…」
怯む心地で見上げる横顔には、相変わらず表情がない。
「同じく人間のカルラという女性。特にこれといった主張をするのは聞いたことがないが、他の女性達と同じように協力して砦の生活面を支えてくれている。今回の買い出しにも、食料や水、毛布など、男ばかりでは気が利かなかっただろうことも色々と用立ててくれた」
「……おう」
「あれは誰だ?」
「……分かってんだろ、お前……なんだこれ……怖えんだが……」
「あれは誰だ?」
「……ナハト」
「そうだな。山犬の獣人ナハト。獣人は個性的な者が多いし、あまりにも有名な人狼のリーと、その妻のルーが際立つが、ナハトは案外と実力者だ」
「……まあな」
「境の森に居を移す前の砦と深い縁があって、その近くにある山犬の集落から、砦には山犬の獣人が多い」
「……そうだな…」
「獣人の過半数が山犬だ。ナハトは、いつものらりくらりとしているようだが、実のところ山犬達を代表し束ねている面もあり、彼らからの信頼も厚い」
「…おう」
「だが変人だ」
短く言い切る声にも表情がないのが、急に面白味になってしまい、ブホッと思わず噴き出した。
あれは誰だ?と、その隣に指さしが移ったのに、諦めたような心地で首を回す。
「フランだな」
「フラン。狐の獣人だな。砦に住む狐の獣人は三人だ。フラン、その兄メル、メルの妻リーベ。メルとリーベの夫妻には、夏頃に子供が生まれる予定だと話していたな」
そうそう、と、もう好きにさせておくことに決めて腹を括り、ごろりと寝転がり直す。
ここにいる連中だけなのかと思えば、数日前に男児を出産したミーナ、その夫ゼンガーが妻のミーナと生まれたばかりの息子を守るために弓の訓練を始めた、弓の訓練にはダイナという女が加わっている、などと留守番の連中にまで話が及ぶ。
おかしなやつだ、と、肘を三角の枕に欠伸しながらハルカレンディアを眺め。
「アギレオ、あれは誰だ?」
また最初と同じように指さす仕草に戻り、その示す先を見てふと、いたずら心が湧く。思わず、牙剥くよう口角を片側に吊り上げ。
「山犬のベルな」
「ベル。山犬の獣人で、砦の面子の中ではまだ若いな。経験不足だとして、最近まで戦闘に参加する許可が下りなかったと聞いている」
「よぉ、ハル、お前知ってっか?」
話を遮ってしまったせいなのか、まだベルの方を見ているハルカレンディアの横顔は炎の灯りが揺れて映るばかりで、いらえはない。
「ベルのやつぁ、お前に惚れてんだぜ」
ハルカレンディアがベルを見ていない時にだけ、向けられている熱心な視線。屈折はないにしても、機会があれば自分に張り合おうと懸命な様子。
誰もそう言いはしないが、まさに、火を見るよりも明らかだ。
不意にクルリと、表情のないままハルカレンディアが振り返り、眉を上げる。
「――分からないと思ったのか? もしかしてアギレオ、お前、あれほど熱心に私を思うベルと、私の間に何もないと思っているのか? これほど近くに暮らしていて、お前は何かと私を一人にしておいているのに?」
「……なッ…」
ドクン、と、心臓になったようにこめかみが脈打つのが聞こえて、そのまま膨らむよう、全身が鼓動し、それが次第に速くなっていく。
ハルカレンディアがやんわりと笑みを浮かべ、その瞳と形のよい唇が淡い弧を描く。
笑みの唇のほんの少し奥で、濡れた舌が横様に動いて自分で唇を舐めている。こんな表情は、見たことがない。
「私を、男に抱かれなければ済まない身体にしてしまったのは、お前なのに? アギレオ?」
「――ッ!!」
何かを言おうとして、いや、もしかしたら叫ぼうとして、跳び上がるように身を起こし、けれど一瞬でどこかへ失せてしまった言葉は空回り、ヒュッと鋭く息ばかり飲む。
「アギレオ? どうかしたのか?」
どうした?と、こちらを覗き込むハルカレンディアの顔に思わず肩が跳ね、けれど、急激に五感が理解する。実際にそこにいる、というのは、こういうことで、今、目が覚めた。
「夢でも見たか? …平気か?」
声を潜めてこちらを確かめるハルカレンディアの、気遣わしそうな顔は、相変わらず整ってはいるが、もう今にも記憶の向こうへ紛れそうな妖艶さの影もない。
「ああ……いや……」
なんでもねえ、と、浅く頷きを重ね。
そうか、と、ハルカレンディアが柔らかく相槌を打って身を離すのを視界の端に知りながら、長く息を吐いた。
「ハル、おい、なあ…」
うん?と、浅く眉を上げて続きを待つエルフの顔を、つい確かめるようにじっと見てしまう。
夢の中であれほど容易く滑り出た言葉が、今は同じようには口に出来ず。
「気づいてっか? ベル、あいつ、よくお前のことじっと見てんぜ」
弾かれたようにクルリと、毛布を被って眠っているベルの方を振り返るハルカレンディアの仕草に、夢の名残が溶けていく。言い表しがたい、現実の確かさが、夢のねばつきを削ぎ落として忘れさせていく。
「そうか…?」
「ああ」
一旦言葉を置いて思案げに唇を撫でているのを眺め、身を傾いで強張った手足から力を抜く。
「弓術に興味があるのだろうか…」
ブホッと。思わず噴き出してしまう。
クック、と、喉に転がる笑いに含まれている安堵すら、もう放り出してしまいたい心地だ。
「山犬達を見ていると、近接戦闘と仲間との共闘が尊ばれているように思う。…弓術に興味があっても、言い出しにくいかもしれないな。もっと獣人達にも選択肢を示すのもいいか…」
「おい、なあ、ハル、」
生真面目な顔をして、自分の指で自分の唇を弄っているところへ、首の向こうから頭を抱くようにして、乱暴に抱き寄せる。
「うん? こら、」
誰か起きてくるかもしれないだろう、と、潜める声が孕む笑いは、ごく裏のないものだ。
唇を重ねて、ひそめるように吸い合い、吐息を交わしたところで、たしなめるようにやんわりと腕を解かれる。大人しく引き上げようとした手の、指の背にくちづけられ、瞬く。
少し残って、けれどすぐに消えゆく柔らかな感触を惜しむよう、絡み合う視線のまま、ハルカレンディアの唇が触れた指の背に自分で唇を押しつけ。
戯れを笑って崩れる眦にこちらも表情を崩す頃には、もう、何の夢を見たのか忘れかけていた。
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