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「エピローグ② 大団円」
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「エピローグ② 大団円」
稀世の乾杯の発声で宴会が始まった。帳場には三朗の先輩の寿司職人が応援に来てくれたこともあり、次から次へと滞ることなく豪勢な料理が出てくる。
夏子と陽菜は、めったに食べられない高級品のミナミマグロの「中トロ」や生け簀の「アワビ」の生け造りに目を細め、唯は将司と一緒にヒラメの煮付けに舌鼓を打っている。
直とまりあは坂井の持って来た大吟醸の一升瓶を酌み交わし、淀屋橋は坂井と10年前の「逮捕」の背景について笑顔で語り合っている。
歓談時間が30分もすると、稀世と直の東大阪の倉庫での「私設SP」と「特殊部隊」との闘いの動画が店内のテレビに流された。画像は稀世の胸のポケットに入れていたカメラ付きボールペンの画像と、陽菜のつけていたカメラ付きチョーカーの画像のモノだった。
ズームは無く、音声無しの揺れる画像の連続だったが、例のごとく太田がアドリブで講談師のごとく
「悪さをする奴は、ダイナマイト稀世がこの巨乳で「お仕置き」よ!」
「喰らえー!正義の60キロ爆弾体当たり攻撃―!」
「お天とう様が見逃す「悪」も、このGカップは見逃せへんよ!おっぱいアタックを受けてみよー!」
等と好き勝手セリフをつけ、店内は稀世以外は爆笑の渦に巻き込まれた。
(もう、毎回毎回、思いっきりセクハラやんか。サブちゃんの前でそんな恥ずかしいこと言わんといてよ!それに私「59.8キロ」やし!プンプン!)と怒りながら席を立つと、忙しそうに帳場で包丁を振り続ける三朗の姿が目に入った。
ふと、太田が席を見渡すと稀世の姿がない。
「あれ?稀世ちゃん何処いったん?主役が居れへんかったらあかんやん。あほみたいに食って飲んでしてトイレでゲロゲロしてんのとちゃうやろな?」
と太田が言った瞬間、脳天にエプロン姿の稀世のエルボーが落ちた。
「誰が「あほ」みたいに食べて「ゲロゲロ」なんですか。22歳の女の子に対して太田さんはデリカシーなさすぎですよ!」
怒る稀世に、太田は頭を抑えながら言った。
「主役がなんで配膳してんねん!」
稀世は、「だって一緒に命懸けで闘った「サブちゃん」だけ働かせっぱなしにするわけにいけへんでしょ。せめて配膳くらいは手伝ってあげなあかんと思って…。」と答えると大きな船盛を持った三朗が近づいてきて
「稀世さん、いいんですよ。こうした「お祝い」に向日葵寿司を使ってもらって、稀世さんの笑顔を見られれば僕は幸せですから。今日は、ゆっくりとしてください。」
と稀世を元の席にエスコートすると、唯が横から飛び出てきてスマホを取り出した。
「三朗兄さん、このスマホの画面見てくださいね。」
とカメラを反転させ、三朗の横に着くと、「これで彼氏(彼女)の嘘を見抜け!アメリカの州警察で使用されているウソ発見器ソフトをベースに作った「心の揺れ」測定器の決定版!」アプリを立ち上げて、三朗に尋ねた。
「三朗兄さんは稀世姉さんのことを「好き」なんでしょ?」
「はい、そうやけどそれがスマホとなんか関係あんの?」
自然体で答える三朗の前で唯のスマホの画面は、グリーンの表示のままでバイブは機能していない。続けて唯は椅子に座った稀世の前にスマホを向けると小悪魔の顔をして尋ねた。
「稀世姉さん、三朗兄さんは稀世姉さんのことを「好き」って言うてくれてはりますけど、稀世姉さんは三朗兄さんのこと「好き」ですか?」
不意の質問に虚を突かれ、稀世は動転した。真っ赤になってもつれる舌でしどろもどろに答えた。
「いや、そりゃ、「好き」と言えば「好き」やけど、サブちゃんはこんなガサツな私には良い人すぎるし、今の「お友達」の関係で私は十分満足してて…。」
その瞬間、唯のスマホはバイブが起動し、「爆汗」のレッドモニターになり画面の中の心臓のグラフィックが破裂した。
唯は追撃の手を緩めず質問を続けまくった。
「稀世姉さんは三朗兄さんと「付き合いたい」と思ってますよね!」
「恋人にするなら優しい三朗兄さんがいいですよね!」
「もしかして「結婚」なんか考えてたりするんじゃないんですか?」
唯の逃げる余地のない連続質問に
「いや、まだそんな関係じゃないし…。」
「私に恋人なんか…。サブちゃんはあくまでレスラーやったころの私のファンであって…。」
「「結婚」なんてそんなまだ考えたことも無いし…。」
茹蛸のように真っ赤になって稀世は精一杯反論した。
しかし、唯のスマホはレッドモードのまま、「この人はうそを言っています。」のメッセージが消えることは無かった。
「サブちゃん、こんなアプリ信じたらあかんで。絶対に壊れてるから!」
慌てる稀世をみんなで冷やかしていると、そこに直が横からひょこっと顔を出して、「唯、ちょっとそれ貸してみろや。」と取り上げると、坂井に向けて尋ねた。
「これって取り調べで使われへんのか?」
「いや、「あり」やと思いますよ。いわゆる「ウソ発見器」ですよね。」
坂井が答えると画面はグリーンモードに戻りバイブが止まった。直は、面白そうにスマホを持って夏子の席の横に移動すると
「おい夏子、おまえ、おっぱいのカップなんぼやねん?」
と聞き、夏子に画面を向けた。
「83のビ…、いや「85のC」やけど!なんか文句ある!」
夏子が半分怒りながら答えると同時に再びレッドモードに切り替わり、激しくバイブした。横では「78のA」の陽菜が「なっちゃん、嘘はあかんで!ケラケラケラ。」と大笑いしている。
「ぎゃははは!こりゃええわ。森小路の取り調べにもこのアプリ使ったったらええねん。これ突きつけて尋問したったら一発で「落ち」るやろ!」
直が騒いでいると、やや酔いのまわった太田がやってきた。
「さっき、稀世ちゃんに「恋人」とか「結婚」って聞こえたんやけど、何の話でっか?」
唯が「稀世姉さんが三朗兄さんの事を好きで、「結婚」考えてるってことが分かったんですよー!」と告げ口すると
「あかん!あかんで!稀世ちゃん、結婚なんか俺が許せへんで!稀世ちゃんは俺と一緒に「ピューリッツァー賞」を獲るんやからな!大将はちょっと遠慮したってや!メディアクリエイトは25歳までは恋愛禁止にするで!」
と叫ぶ太田に向けられた唯のスマホは「グリーンモード」に戻った。
楽しい時間は「あっ」という間に過ぎ、冷蔵庫の魚を食べつくして一次会お開きの午後6時を迎えた。みんなからの希望で最後に稀世が「中締め」を行うことになった。稀世は烏龍茶を一杯飲みほし、気合を入れなおした。
「今日は、皆さんのおかげで楽しい時を過ごすことができました。私はまだまだ新人記者なのでこれからも仕事に集中して頑張っていきたいと思います。未熟者ですが今後ともよろしくお願いします。」
と真面目に締めくくったところ、再び唯がスマホを稀世に向けて尋ねた。
「稀世姉さん、「仕事」と「三朗兄さん」やったらどっちを取るの?」
稀世は、一瞬、口ごもったが一息ついて
「今は「仕事」に集中したいと思います。」
と言った瞬間、スマホが震え出し真っ赤な画面になった。三朗に唯がスマホを向けて言った。
「稀世姉さん、「三朗兄さん」より「仕事」やって言うのは、アプリがウソって言うてますけど、どうします?」
「僕は何事につけても一生懸命な稀世さんが好きです。レスラーの時も今の記者でも頑張る稀世さんを応援し続けますよ。だって、みんなの正義の味方の稀世さんを独り占めなんかしちゃったら「罰」があたっちゃいますよね!稀世さんが闘い続ける限り、僕は稀世さんを微力ながら見守って応援し続けます。」
の言葉にスマホの画面はグリーンに戻った。
直が面白がって唯にスマホを稀世に向けさせ、最後に聞いた。
「稀世ちゃん、三朗は「闘い続ける稀世ちゃん」が好きやとさ。もし仮に「ゴジラ」がニコニコ商店街を襲ったらどないする?」
「その時は、サブちゃんやみんなを護るために私は闘うで!どんな奴からでも勝負を挑まれたら受けて立つのが「プロレスラー」やからな!引退した今でもその気持ちは変わらへんで!「ゴジラ」だろうと「バルタン星人」だろうと、パイプ椅子一脚あったら倒したるからみんな安心してや!」
稀世の言葉にスマホがグリーンを保ったことを唯が皆に画面を見せ確認させると、稀世の言葉に一切のウソや誇張がないことが伝わり、大きな拍手が起こり
「稀世ちゃん、これからもみんなの為に頑張ってや!」
「ニコニコ商店街、いや大阪、ううん世界の「無敵の女神」でおってや!」
と声がかかり、出席者全員からの「稀世コール」がいつまでも続いた。
おしまい
最後までお付き合いいただきありがとうございました!(。-人-。)
これから「あとがきのようなもの」を書きまーす!
明日のアップに間に合うように頑張りまーす!
(⋈◍>◡<◍)。✧♡
稀世の乾杯の発声で宴会が始まった。帳場には三朗の先輩の寿司職人が応援に来てくれたこともあり、次から次へと滞ることなく豪勢な料理が出てくる。
夏子と陽菜は、めったに食べられない高級品のミナミマグロの「中トロ」や生け簀の「アワビ」の生け造りに目を細め、唯は将司と一緒にヒラメの煮付けに舌鼓を打っている。
直とまりあは坂井の持って来た大吟醸の一升瓶を酌み交わし、淀屋橋は坂井と10年前の「逮捕」の背景について笑顔で語り合っている。
歓談時間が30分もすると、稀世と直の東大阪の倉庫での「私設SP」と「特殊部隊」との闘いの動画が店内のテレビに流された。画像は稀世の胸のポケットに入れていたカメラ付きボールペンの画像と、陽菜のつけていたカメラ付きチョーカーの画像のモノだった。
ズームは無く、音声無しの揺れる画像の連続だったが、例のごとく太田がアドリブで講談師のごとく
「悪さをする奴は、ダイナマイト稀世がこの巨乳で「お仕置き」よ!」
「喰らえー!正義の60キロ爆弾体当たり攻撃―!」
「お天とう様が見逃す「悪」も、このGカップは見逃せへんよ!おっぱいアタックを受けてみよー!」
等と好き勝手セリフをつけ、店内は稀世以外は爆笑の渦に巻き込まれた。
(もう、毎回毎回、思いっきりセクハラやんか。サブちゃんの前でそんな恥ずかしいこと言わんといてよ!それに私「59.8キロ」やし!プンプン!)と怒りながら席を立つと、忙しそうに帳場で包丁を振り続ける三朗の姿が目に入った。
ふと、太田が席を見渡すと稀世の姿がない。
「あれ?稀世ちゃん何処いったん?主役が居れへんかったらあかんやん。あほみたいに食って飲んでしてトイレでゲロゲロしてんのとちゃうやろな?」
と太田が言った瞬間、脳天にエプロン姿の稀世のエルボーが落ちた。
「誰が「あほ」みたいに食べて「ゲロゲロ」なんですか。22歳の女の子に対して太田さんはデリカシーなさすぎですよ!」
怒る稀世に、太田は頭を抑えながら言った。
「主役がなんで配膳してんねん!」
稀世は、「だって一緒に命懸けで闘った「サブちゃん」だけ働かせっぱなしにするわけにいけへんでしょ。せめて配膳くらいは手伝ってあげなあかんと思って…。」と答えると大きな船盛を持った三朗が近づいてきて
「稀世さん、いいんですよ。こうした「お祝い」に向日葵寿司を使ってもらって、稀世さんの笑顔を見られれば僕は幸せですから。今日は、ゆっくりとしてください。」
と稀世を元の席にエスコートすると、唯が横から飛び出てきてスマホを取り出した。
「三朗兄さん、このスマホの画面見てくださいね。」
とカメラを反転させ、三朗の横に着くと、「これで彼氏(彼女)の嘘を見抜け!アメリカの州警察で使用されているウソ発見器ソフトをベースに作った「心の揺れ」測定器の決定版!」アプリを立ち上げて、三朗に尋ねた。
「三朗兄さんは稀世姉さんのことを「好き」なんでしょ?」
「はい、そうやけどそれがスマホとなんか関係あんの?」
自然体で答える三朗の前で唯のスマホの画面は、グリーンの表示のままでバイブは機能していない。続けて唯は椅子に座った稀世の前にスマホを向けると小悪魔の顔をして尋ねた。
「稀世姉さん、三朗兄さんは稀世姉さんのことを「好き」って言うてくれてはりますけど、稀世姉さんは三朗兄さんのこと「好き」ですか?」
不意の質問に虚を突かれ、稀世は動転した。真っ赤になってもつれる舌でしどろもどろに答えた。
「いや、そりゃ、「好き」と言えば「好き」やけど、サブちゃんはこんなガサツな私には良い人すぎるし、今の「お友達」の関係で私は十分満足してて…。」
その瞬間、唯のスマホはバイブが起動し、「爆汗」のレッドモニターになり画面の中の心臓のグラフィックが破裂した。
唯は追撃の手を緩めず質問を続けまくった。
「稀世姉さんは三朗兄さんと「付き合いたい」と思ってますよね!」
「恋人にするなら優しい三朗兄さんがいいですよね!」
「もしかして「結婚」なんか考えてたりするんじゃないんですか?」
唯の逃げる余地のない連続質問に
「いや、まだそんな関係じゃないし…。」
「私に恋人なんか…。サブちゃんはあくまでレスラーやったころの私のファンであって…。」
「「結婚」なんてそんなまだ考えたことも無いし…。」
茹蛸のように真っ赤になって稀世は精一杯反論した。
しかし、唯のスマホはレッドモードのまま、「この人はうそを言っています。」のメッセージが消えることは無かった。
「サブちゃん、こんなアプリ信じたらあかんで。絶対に壊れてるから!」
慌てる稀世をみんなで冷やかしていると、そこに直が横からひょこっと顔を出して、「唯、ちょっとそれ貸してみろや。」と取り上げると、坂井に向けて尋ねた。
「これって取り調べで使われへんのか?」
「いや、「あり」やと思いますよ。いわゆる「ウソ発見器」ですよね。」
坂井が答えると画面はグリーンモードに戻りバイブが止まった。直は、面白そうにスマホを持って夏子の席の横に移動すると
「おい夏子、おまえ、おっぱいのカップなんぼやねん?」
と聞き、夏子に画面を向けた。
「83のビ…、いや「85のC」やけど!なんか文句ある!」
夏子が半分怒りながら答えると同時に再びレッドモードに切り替わり、激しくバイブした。横では「78のA」の陽菜が「なっちゃん、嘘はあかんで!ケラケラケラ。」と大笑いしている。
「ぎゃははは!こりゃええわ。森小路の取り調べにもこのアプリ使ったったらええねん。これ突きつけて尋問したったら一発で「落ち」るやろ!」
直が騒いでいると、やや酔いのまわった太田がやってきた。
「さっき、稀世ちゃんに「恋人」とか「結婚」って聞こえたんやけど、何の話でっか?」
唯が「稀世姉さんが三朗兄さんの事を好きで、「結婚」考えてるってことが分かったんですよー!」と告げ口すると
「あかん!あかんで!稀世ちゃん、結婚なんか俺が許せへんで!稀世ちゃんは俺と一緒に「ピューリッツァー賞」を獲るんやからな!大将はちょっと遠慮したってや!メディアクリエイトは25歳までは恋愛禁止にするで!」
と叫ぶ太田に向けられた唯のスマホは「グリーンモード」に戻った。
楽しい時間は「あっ」という間に過ぎ、冷蔵庫の魚を食べつくして一次会お開きの午後6時を迎えた。みんなからの希望で最後に稀世が「中締め」を行うことになった。稀世は烏龍茶を一杯飲みほし、気合を入れなおした。
「今日は、皆さんのおかげで楽しい時を過ごすことができました。私はまだまだ新人記者なのでこれからも仕事に集中して頑張っていきたいと思います。未熟者ですが今後ともよろしくお願いします。」
と真面目に締めくくったところ、再び唯がスマホを稀世に向けて尋ねた。
「稀世姉さん、「仕事」と「三朗兄さん」やったらどっちを取るの?」
稀世は、一瞬、口ごもったが一息ついて
「今は「仕事」に集中したいと思います。」
と言った瞬間、スマホが震え出し真っ赤な画面になった。三朗に唯がスマホを向けて言った。
「稀世姉さん、「三朗兄さん」より「仕事」やって言うのは、アプリがウソって言うてますけど、どうします?」
「僕は何事につけても一生懸命な稀世さんが好きです。レスラーの時も今の記者でも頑張る稀世さんを応援し続けますよ。だって、みんなの正義の味方の稀世さんを独り占めなんかしちゃったら「罰」があたっちゃいますよね!稀世さんが闘い続ける限り、僕は稀世さんを微力ながら見守って応援し続けます。」
の言葉にスマホの画面はグリーンに戻った。
直が面白がって唯にスマホを稀世に向けさせ、最後に聞いた。
「稀世ちゃん、三朗は「闘い続ける稀世ちゃん」が好きやとさ。もし仮に「ゴジラ」がニコニコ商店街を襲ったらどないする?」
「その時は、サブちゃんやみんなを護るために私は闘うで!どんな奴からでも勝負を挑まれたら受けて立つのが「プロレスラー」やからな!引退した今でもその気持ちは変わらへんで!「ゴジラ」だろうと「バルタン星人」だろうと、パイプ椅子一脚あったら倒したるからみんな安心してや!」
稀世の言葉にスマホがグリーンを保ったことを唯が皆に画面を見せ確認させると、稀世の言葉に一切のウソや誇張がないことが伝わり、大きな拍手が起こり
「稀世ちゃん、これからもみんなの為に頑張ってや!」
「ニコニコ商店街、いや大阪、ううん世界の「無敵の女神」でおってや!」
と声がかかり、出席者全員からの「稀世コール」がいつまでも続いた。
おしまい
最後までお付き合いいただきありがとうございました!(。-人-。)
これから「あとがきのようなもの」を書きまーす!
明日のアップに間に合うように頑張りまーす!
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