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第3話「知らない間に押し付けられた債務!計画倒産を目論む悪徳経営者にリベンジだ!」
3-1「プロローグ 首吊り」
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第3話「知らない間に押し付けられた債務!計画倒産を目論む悪徳経営者にリベンジだ!」
「プロローグ 首吊り」
2日早いが五月晴れという言葉がばっちりとマッチする晴天に恵まれた4月29日。年間16日ある「国民の祝日」の中でアンケートを取ると一番テンションが上がるとされる「昭和の日」だ。
おそらく大多数のサラリーマンや学生は、昭和の日をスタートとして5月5日のこどもの日までの1週間を核とするゴールデンウイークのスタートだからテンションが上がるのだろう。
働くサラリーマンにとって、逆にテンションが下がる祝日は、ゴールデンウイークの終わりを示す「こどもの日」だそうだ。
お盆をはさんだ夏季休暇とお正月を含む年末休暇と合わせ、ゴールデンウイークは、大型連休として日頃できない「長期旅行」やシリーズ物の「DVD」を一気鑑賞や全シリーズで100巻を超える長編マンガの第1話からの読破、ロールプレイングゲームのレベル上げ等、趣味に費やすには最適だし、「日頃の疲れ」、「寝不足」を解消するために連続でごろごろすることができるのも、疲労がたまった者やナマケモノにはうれしいに違いない。
世間はゴールデンウイークに入り、街や公園や遊園地は賑わっている。人々は、温かい初夏を思わせる24度の気温の元で笑顔で各自のレクレーションを楽しんでいる
そんな中、激しい露出度のサキュバス夏子と黒でシックなゴスロリファッションに身を固めたワルキューレ陽菜もにぎやかな街の雰囲気を楽しんでいる。
「なっちゃん、最初は大失敗でえらい怒られたけど、ここ2本は大成功やん!私らもしかしたら「死神」に向いてるんかもしれへんなぁ!」
「せやな、陽菜ちゃん。まあ、先週、先々週は病院で昏睡で寝たきりのおじいちゃんとおばあちゃんやったもんな。まあ、私が、霊界搬送対象者にしたかったことを最後に「夢見」させてあげて満足したところを、陽菜ちゃんが「魂の緒」を「チョッキン」ってするだけやったもんな。」
「うん、じいちゃんは「憧れやった「ひばり」のコンサートを最前列で見て、握手してもらう。」やったし、ばあちゃんの方は「宝塚歌劇でセンター獲って踊ってみたい。」やったもんな。なっちゃんは、予習でビデオ見たりで大変やったやろうけど、ふたりともいい顔して死んでくれたもんな。」
二件の案件を思い出してふたりで笑った。
夏子がふと立ち止まり、陽菜に聞いた。
「今回の対象者はどんな人なん?ゴールデンウイークが最後の7日間っていうのも問題やでなぁ…。私ら、休みなしで働かなあかん。魔界も結構ブラックやでなぁ!」
陽菜は夏子の言葉に頷きつつ、クールでかわいいゴスロリファッションには不似合いな腰の「大黒帳」の表紙をめくった。
陽菜は大黒帳にさらっと目を通すと夏子に見せ、説明した。
「死亡日は5月5日。死因は「首吊り」、原因は「多額の債務」やて。名前はなんて読むのかわからへんけど「人」に野原の「野」、義理人情の「義」に成田山の「成」やな。えーっ、28歳やて!こんなに若いのに首吊るんやなぁ、借金は怖いな、くわばらくわばら…。」
「ふーん、28歳か。自殺予定者っていうのは嫌やなぁ。まあ、今日が一週間前やから挨拶に行こか。」
夏子は魔界スマホを取り出すと、人野義成の家までのナビを立ち上げた。
八戸一のよくあるアパート、いや、この古さからすると「文化住宅」といった方が適しているかもしれない朽ちた建物に到着した。二階の端の部屋にやたらと張り紙がされた部屋がある。
ガラの悪いふたり連れの男が大声を出してドアを叩いている。
「おいおい、ええ迷惑なやっちゃなぁ!陽菜ちゃん、人野の家行く前にあいつらしばいたるか?」
「せやな、邪魔されんのも何やから、なっちゃん、やっちゃって!」
夏子は、アパートに近づき、ふたりの男に「複数のパトカーがこのアパートに急行して来るイメージの夢」を送り込んだ。それまで、ドアを激しくたたき、罵詈雑言を吐きまくっていた男たちは、多数の警官が駆け付け包囲される悪夢にさいなまれて、慌てて階段を飛び降り、近くに止めていた、20年前のセルシオに乗って逃げるように去っていった。
「わー、なっちゃん、すっかり悪夢の夢見技「ナイトメア」を使いこなすようになってるやん!今、どんな夢を送ったったん?」
「まあ、昔の刑事ドラマで角刈りにサングラスでやたらとソードオフ・ショットガンを撃ちまくる「団長」って呼ばれる人の夢を見せたってん!あいつらの夢の中では、「団長」に2,3発撃たれてるから、慌てて逃げていきよったんや。ぎゃははは!」
とどや顔で笑った。
ふたりで錆びだらけの階段を上がると、「金払え!」、「取り込み詐欺!」、「借りたお金はきちんと返しましょう」と太いマジックで書かれた汚い文字のA4用紙の督促の嫌がらせが10枚近く張り付けられていた。(あぁ、そういえば「原因」は「多額の債務」ってことやったわな。あんな奴に毎日来られたら、そりゃ死にたくもなるわな…。まあ、借金したやつが悪いねんけど…。あーあ、そんな奴と1週間も付き合わなあかんのか、なんかブルーやな…)夏子は思った。
気乗りしないまま、夏子はドアをノックした。何の反応もない。(そりゃそうやわな。ノックの音で「借金取り」か「死神」かは分からへんからな。ちょっと行儀悪いけど、壁から失礼しよか。)と陽菜が壁から頭を突っ込んだ。
「あかん!なっちゃん、早よ入ってきて!」
陽菜が叫んだ。夏子も慌てて壁をすり抜けて中に入った。
男が鴨居からロープをかけてまさに首を吊ろうとしている瞬間だった。
「プロローグ 首吊り」
2日早いが五月晴れという言葉がばっちりとマッチする晴天に恵まれた4月29日。年間16日ある「国民の祝日」の中でアンケートを取ると一番テンションが上がるとされる「昭和の日」だ。
おそらく大多数のサラリーマンや学生は、昭和の日をスタートとして5月5日のこどもの日までの1週間を核とするゴールデンウイークのスタートだからテンションが上がるのだろう。
働くサラリーマンにとって、逆にテンションが下がる祝日は、ゴールデンウイークの終わりを示す「こどもの日」だそうだ。
お盆をはさんだ夏季休暇とお正月を含む年末休暇と合わせ、ゴールデンウイークは、大型連休として日頃できない「長期旅行」やシリーズ物の「DVD」を一気鑑賞や全シリーズで100巻を超える長編マンガの第1話からの読破、ロールプレイングゲームのレベル上げ等、趣味に費やすには最適だし、「日頃の疲れ」、「寝不足」を解消するために連続でごろごろすることができるのも、疲労がたまった者やナマケモノにはうれしいに違いない。
世間はゴールデンウイークに入り、街や公園や遊園地は賑わっている。人々は、温かい初夏を思わせる24度の気温の元で笑顔で各自のレクレーションを楽しんでいる
そんな中、激しい露出度のサキュバス夏子と黒でシックなゴスロリファッションに身を固めたワルキューレ陽菜もにぎやかな街の雰囲気を楽しんでいる。
「なっちゃん、最初は大失敗でえらい怒られたけど、ここ2本は大成功やん!私らもしかしたら「死神」に向いてるんかもしれへんなぁ!」
「せやな、陽菜ちゃん。まあ、先週、先々週は病院で昏睡で寝たきりのおじいちゃんとおばあちゃんやったもんな。まあ、私が、霊界搬送対象者にしたかったことを最後に「夢見」させてあげて満足したところを、陽菜ちゃんが「魂の緒」を「チョッキン」ってするだけやったもんな。」
「うん、じいちゃんは「憧れやった「ひばり」のコンサートを最前列で見て、握手してもらう。」やったし、ばあちゃんの方は「宝塚歌劇でセンター獲って踊ってみたい。」やったもんな。なっちゃんは、予習でビデオ見たりで大変やったやろうけど、ふたりともいい顔して死んでくれたもんな。」
二件の案件を思い出してふたりで笑った。
夏子がふと立ち止まり、陽菜に聞いた。
「今回の対象者はどんな人なん?ゴールデンウイークが最後の7日間っていうのも問題やでなぁ…。私ら、休みなしで働かなあかん。魔界も結構ブラックやでなぁ!」
陽菜は夏子の言葉に頷きつつ、クールでかわいいゴスロリファッションには不似合いな腰の「大黒帳」の表紙をめくった。
陽菜は大黒帳にさらっと目を通すと夏子に見せ、説明した。
「死亡日は5月5日。死因は「首吊り」、原因は「多額の債務」やて。名前はなんて読むのかわからへんけど「人」に野原の「野」、義理人情の「義」に成田山の「成」やな。えーっ、28歳やて!こんなに若いのに首吊るんやなぁ、借金は怖いな、くわばらくわばら…。」
「ふーん、28歳か。自殺予定者っていうのは嫌やなぁ。まあ、今日が一週間前やから挨拶に行こか。」
夏子は魔界スマホを取り出すと、人野義成の家までのナビを立ち上げた。
八戸一のよくあるアパート、いや、この古さからすると「文化住宅」といった方が適しているかもしれない朽ちた建物に到着した。二階の端の部屋にやたらと張り紙がされた部屋がある。
ガラの悪いふたり連れの男が大声を出してドアを叩いている。
「おいおい、ええ迷惑なやっちゃなぁ!陽菜ちゃん、人野の家行く前にあいつらしばいたるか?」
「せやな、邪魔されんのも何やから、なっちゃん、やっちゃって!」
夏子は、アパートに近づき、ふたりの男に「複数のパトカーがこのアパートに急行して来るイメージの夢」を送り込んだ。それまで、ドアを激しくたたき、罵詈雑言を吐きまくっていた男たちは、多数の警官が駆け付け包囲される悪夢にさいなまれて、慌てて階段を飛び降り、近くに止めていた、20年前のセルシオに乗って逃げるように去っていった。
「わー、なっちゃん、すっかり悪夢の夢見技「ナイトメア」を使いこなすようになってるやん!今、どんな夢を送ったったん?」
「まあ、昔の刑事ドラマで角刈りにサングラスでやたらとソードオフ・ショットガンを撃ちまくる「団長」って呼ばれる人の夢を見せたってん!あいつらの夢の中では、「団長」に2,3発撃たれてるから、慌てて逃げていきよったんや。ぎゃははは!」
とどや顔で笑った。
ふたりで錆びだらけの階段を上がると、「金払え!」、「取り込み詐欺!」、「借りたお金はきちんと返しましょう」と太いマジックで書かれた汚い文字のA4用紙の督促の嫌がらせが10枚近く張り付けられていた。(あぁ、そういえば「原因」は「多額の債務」ってことやったわな。あんな奴に毎日来られたら、そりゃ死にたくもなるわな…。まあ、借金したやつが悪いねんけど…。あーあ、そんな奴と1週間も付き合わなあかんのか、なんかブルーやな…)夏子は思った。
気乗りしないまま、夏子はドアをノックした。何の反応もない。(そりゃそうやわな。ノックの音で「借金取り」か「死神」かは分からへんからな。ちょっと行儀悪いけど、壁から失礼しよか。)と陽菜が壁から頭を突っ込んだ。
「あかん!なっちゃん、早よ入ってきて!」
陽菜が叫んだ。夏子も慌てて壁をすり抜けて中に入った。
男が鴨居からロープをかけてまさに首を吊ろうとしている瞬間だった。
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