【完結】『ながらスマホで５６歳のおっさん霊を憑依させざるを得なくなった２３歳の女劇団員「音玄万沙《ねくろ・まんさ》」の物語』

「登場人物紹介」

「登場人物紹介」

音玄万沙ねくろ・まんさ（２３歳♀）
脚本家志望の劇団ニコニコ新入団員。
お節介な性格が武器であり弱点の天然系女子でもある。
元「腐女子」で「年齢＝彼氏無し歴」のバリバリの処女。
ながらスマホの自転車事故で本来死ぬところ副島を巻き込んでしまい生き残る。
死神、副島の三者契約で意図せず「ネクロマンサー」となる。

※「ネクロマンサー」とは「霊」や「死者」を用いた術（いわゆる「ネクロマンシー」）を使うものの事を指す。「屍使い」、「死霊使い」や「屍術師」などと言われる。「遊戯王」の「ネクロマンシー」カードは相手墓地から４体のモンスターを召喚したり、名作アニメ「ゾンビランドサガ」１ｓｔシーズンの主題歌「徒花あだばなネクロマンシー」等、「ヲタ」界では「普通」に使われる言葉。これを機に覚えてください(笑)。



副島大そえじま・ひろし（享年５６歳♂）
金城司法書士事務所の補助者。
オカルト好きで酒好きの「何でもござれ」のよろずコンサルタント。
万沙の事故に巻き込まれ「寿命」を残したまま死亡。
この世の「やり残し」をし終われば「成仏」すると約束し、万沙に憑依する太ったおっさん「霊」。

森健もり・たけし（３５歳♂）
金城司法書士事務２代目所長。
元対人恐怖症の司法書士。
軽い「霊感」の持ち主

緒狩斗好哉おかると・すきや（５５歳♂）
万沙の所属する劇団「劇団ニコニコ」のトップであり監督。
オカルト好きで悪戯好きの親父で万沙の行動に理解を示す良い上司。

夢生明雄拓むうみん・おたく（２５歳♂）
「劇団ニコニコ」の若手俳優。
その名の通りもちろん「ムー民」。

干斗仁葉真留ほすとに・はまる（１９歳♀）
万沙の大学の「ＢＬ同人誌サークル」の３年下の後輩。
バリバリの「腐女子」のお嬢様で「ホスト」に「カモ」にされる。

サキュバス夏子＆ワルキューレ陽菜（享年２２歳♀）
「死神」になったばかりの新人コンビ。
この世に悔いを残さないよう「好きな夢」を見せるサキュバスと、「冥府」へと誘いざなう「水先案内人パイロット」のワルキューレ。

釈金志多世しゃくきん・したよ（２１歳♀）
万沙の大学の２年後輩の３回生。
大学の卒業生を名乗る男に「英語教育ソフト」を売りつけられる。

部辣区欣夢ぶらつく・きんむ（２１歳♂）
劇団ニコニコのお客さん。
超ブラック企業に勤めていて、万沙に相談を求める。

栽霧尾勢雄太さいむお・せおた（３０歳♂）
劇団ニコニコの中堅団員。
友人の連帯保証人を受けていたがために、多額の債務を負う事になる。

勃多栗依弥ぼつたくり・いや（２６歳♀）
万沙の大学の「同人誌サークル」の３年上の先輩。
賃貸不動産トラブルで部屋を追い出され万沙を頼ってきた。

ヨーローヒーコー♥