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第5章「ラストライブ編」
「最後の2曲」
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「最後の2曲」
控室でアイースのスマホが鳴り、画面を確認した。どうやら「ライン」のメッセージだったようだ。「COSMO’s」の5人は、1月1日以来のボランティア仲間の皆と握手とハグを短くかわし、別れを告げた。
地球組の列の最後にいたアイースがピヨ達5人に話しかけた。
「今日、十数億の人があなたたち5人の歌を聞いてます。以前、ナッちゃんが「映画「ゴジラ対モスラ」に出ていたモスラの島の「美人小人姉妹」のように歌で世界が救えたらいいね!」って話をしてくれたことがあったけど、私は「COSMO’s」の歌にはその力があると思うの。時間は残すところ十数分。ラスト2曲で何かが起こると思うわ。あなた達の「歌声」の持つ「力」を私は信じてる。
きっと「奇跡」は起こる。いや、「奇跡」を起こしましょう。私も微力ながら応援させてもらうから精一杯「最後の企画」を盛り上げてきて!」
多くのボランティア仲間に見送られて、「COSMO‘s」の5人は控室を出た。「私達も客席で思いっきり声を出して一緒に歌おうね!」と誠子が皆に声をかけ控室を出た。「さて、「COSMO’s」の歌も聞き納めだ。アイースちゃんも早く行こうよ!」とライスが最後まで部屋に残ったアイースに声をかけると「私、おばあちゃんと少しやらなきゃいけないことが残ってるから先に行ってて。」と廊下に立つ一人の気品ある老婆と一緒に会場に向かわず、会議室に向かった。
羽咋上空の母船のCICでは帰還が成されなかった4人の娘との過去に思いをはせながらカズーシ大統領は参謀長を呼び寄せ言った。
「約束は約束や。地球からの「降伏宣言」と「娘たちの解放」が無かったんやから仕方がない…。最終兵器の起動ボタンを私の席に持ってこんかい。」
参謀長は微妙な表情を浮かべながら、カズーシの机の上にアタッシュケースを置き、ロックを外すと蓋を開けた。蓋の裏側には地球時間が表示され23時44分15秒を示し、残り時間15分45秒からカウントダウンしている。ケースの下面にカバーがかけられたボタンが見える。「本当によろしいんですね。」との参謀長の問いにカズーシは黙って頷いた。
ボタンの上のカバーが取り外されるとケースの中のランプ類が点灯した。
「後、15分か…。さらば、愛しき娘達よ…。」
カズーシが目を閉じた瞬間、通信士が「大統領、地球から緊急電が入ってます。」と叫んだ。
コスモアイル羽咋のユーフォニーホール会場は「COSMO’s」の最後の登場を大きな拍手で迎えた。時刻は午後11時46分を迎えていた。チャプロー、ピナ、ナチュコ、ピヨと順番にマリーアが名前をコールすると両手を思い切り振って会場の観客とカメラの向こうの観衆に応えた。
大歓声の中、マリーアが最後のMCに入った。
「今日のライブも残す所2曲です。最後に歌うのは「世界中の応援して下さった皆さん」からのリクエストが最も多かった2曲で「ウィ・アー・ザ・ユニバース」と「レッツ・イマジン」です。
この状況で最後の父への説得にもなります。皆が手を取り合うことの大切さ、そして平和を願う気持ちを皆さんの国の言葉で歌ってください。私たちもニコニーコ星の言葉で歌わせてもらいます。
「歌」に世界を変える力があるとするならば、きっと明るい未来に繋がると思います。では、残り11分、一緒に歌ってください。」
会場の照明が灯けられ、ステージの上から観客の顔が見えるようになった。皆が達観した表情でラスト2曲を待っていた。「COSMO‘s」のライブですっかり定番となった1985年の世界的なヒットナンバーのイントロがゆっくりと流れだした。(お父さん、せめて私たちの歌を最後に聞いて下さい…。)4人のプリンセスは心の中で祈った。
壮大な雰囲気を醸し出すイントロが終わり、5人のソロリレーで歌は始まった。ステージの背景のスクリーンに日本語でも歌いやすいようにアイースにより「意訳」された歌詞が映し出される。
ナチュコそしてピナへと「世界が一つにならないといけない時が来た…。」と歌い継がれていく。
チャプローからピヨへと「今こそ命を大切にし、ごまかしの毎日はやめよう…。」とメッセージが送られる。
マリーアが「私達は皆家族だ。与え合う事から始めよう…。」と心を込めて歌う。
「COSMO‘s」の歌う歌詞は、今までに聞いたことの無い言語ではあるが、歌詞を読まずとも、「私達は宇宙のかけがえのない仲間なんだ。」と心の奥に訴えかけてくる歌の力にユーフォニーホール、会場外の特設観覧エリア、そして全世界のネット中継先の観衆に5人の気持ちが染み渡っていく。
サビに入ると世界は一つになった。場所や言葉は違えど十数億人が一つのメロディーを口ずさんでいることを全員が感じた。
「より良い明日を創ろう。そう、君と私で…。」
無限に長くも感じたし、刹那にも思える7分11秒だった。
「いよいよ最後の曲です。とても短い曲ですので午前0時直前までお付き合いください。私達からのラストソング…、「レッツ・イマジン」です。」
ピヨが囁くと5人はステージ上で肩を組んで歌い始めた。誠子とライスがステージに上がりそれに加わった。さらに米子、福、白駒が加わる。その横では菊姫と寿子が柔らかい振りの優しさをイメージしたダンスを踊り、義勇、雄電が客席に向かって大声で歌っている。客席の観客も他人であることを忘れ、隣同士で肩を組みスイングしている。世界中の皆の気持ちが一つになった瞬間だった。
「何の争いも無く、皆が平和に暮らせる世界をイメージしてみよう…。」
世界中の全ての人の心が一つになったように皆が感じた。3分15秒の歌が終わったとき、時計は2月29日23時59分51秒を示していた。
全員が静かに目を閉じ、各自が一番楽しかったことを頭の中で回想した。9秒後、コスモアイル羽咋の空はから眩い光に包まれた母船が徐々に高度を下げて来た。
今日のおまけ
「COSMO's」のラストライブも終わりました。
明日の「エピローグ」でおしまいです。
いろんなご意見、ご感想いただきました。
本当にありがとうございます。
今日は、「4姉妹」のステージイラストで締めさせていただきたいと思います!
では、明日の最終回までお付き合いくださいませ!
(⋈◍>◡<◍)。✧♡
控室でアイースのスマホが鳴り、画面を確認した。どうやら「ライン」のメッセージだったようだ。「COSMO’s」の5人は、1月1日以来のボランティア仲間の皆と握手とハグを短くかわし、別れを告げた。
地球組の列の最後にいたアイースがピヨ達5人に話しかけた。
「今日、十数億の人があなたたち5人の歌を聞いてます。以前、ナッちゃんが「映画「ゴジラ対モスラ」に出ていたモスラの島の「美人小人姉妹」のように歌で世界が救えたらいいね!」って話をしてくれたことがあったけど、私は「COSMO’s」の歌にはその力があると思うの。時間は残すところ十数分。ラスト2曲で何かが起こると思うわ。あなた達の「歌声」の持つ「力」を私は信じてる。
きっと「奇跡」は起こる。いや、「奇跡」を起こしましょう。私も微力ながら応援させてもらうから精一杯「最後の企画」を盛り上げてきて!」
多くのボランティア仲間に見送られて、「COSMO‘s」の5人は控室を出た。「私達も客席で思いっきり声を出して一緒に歌おうね!」と誠子が皆に声をかけ控室を出た。「さて、「COSMO’s」の歌も聞き納めだ。アイースちゃんも早く行こうよ!」とライスが最後まで部屋に残ったアイースに声をかけると「私、おばあちゃんと少しやらなきゃいけないことが残ってるから先に行ってて。」と廊下に立つ一人の気品ある老婆と一緒に会場に向かわず、会議室に向かった。
羽咋上空の母船のCICでは帰還が成されなかった4人の娘との過去に思いをはせながらカズーシ大統領は参謀長を呼び寄せ言った。
「約束は約束や。地球からの「降伏宣言」と「娘たちの解放」が無かったんやから仕方がない…。最終兵器の起動ボタンを私の席に持ってこんかい。」
参謀長は微妙な表情を浮かべながら、カズーシの机の上にアタッシュケースを置き、ロックを外すと蓋を開けた。蓋の裏側には地球時間が表示され23時44分15秒を示し、残り時間15分45秒からカウントダウンしている。ケースの下面にカバーがかけられたボタンが見える。「本当によろしいんですね。」との参謀長の問いにカズーシは黙って頷いた。
ボタンの上のカバーが取り外されるとケースの中のランプ類が点灯した。
「後、15分か…。さらば、愛しき娘達よ…。」
カズーシが目を閉じた瞬間、通信士が「大統領、地球から緊急電が入ってます。」と叫んだ。
コスモアイル羽咋のユーフォニーホール会場は「COSMO’s」の最後の登場を大きな拍手で迎えた。時刻は午後11時46分を迎えていた。チャプロー、ピナ、ナチュコ、ピヨと順番にマリーアが名前をコールすると両手を思い切り振って会場の観客とカメラの向こうの観衆に応えた。
大歓声の中、マリーアが最後のMCに入った。
「今日のライブも残す所2曲です。最後に歌うのは「世界中の応援して下さった皆さん」からのリクエストが最も多かった2曲で「ウィ・アー・ザ・ユニバース」と「レッツ・イマジン」です。
この状況で最後の父への説得にもなります。皆が手を取り合うことの大切さ、そして平和を願う気持ちを皆さんの国の言葉で歌ってください。私たちもニコニーコ星の言葉で歌わせてもらいます。
「歌」に世界を変える力があるとするならば、きっと明るい未来に繋がると思います。では、残り11分、一緒に歌ってください。」
会場の照明が灯けられ、ステージの上から観客の顔が見えるようになった。皆が達観した表情でラスト2曲を待っていた。「COSMO‘s」のライブですっかり定番となった1985年の世界的なヒットナンバーのイントロがゆっくりと流れだした。(お父さん、せめて私たちの歌を最後に聞いて下さい…。)4人のプリンセスは心の中で祈った。
壮大な雰囲気を醸し出すイントロが終わり、5人のソロリレーで歌は始まった。ステージの背景のスクリーンに日本語でも歌いやすいようにアイースにより「意訳」された歌詞が映し出される。
ナチュコそしてピナへと「世界が一つにならないといけない時が来た…。」と歌い継がれていく。
チャプローからピヨへと「今こそ命を大切にし、ごまかしの毎日はやめよう…。」とメッセージが送られる。
マリーアが「私達は皆家族だ。与え合う事から始めよう…。」と心を込めて歌う。
「COSMO‘s」の歌う歌詞は、今までに聞いたことの無い言語ではあるが、歌詞を読まずとも、「私達は宇宙のかけがえのない仲間なんだ。」と心の奥に訴えかけてくる歌の力にユーフォニーホール、会場外の特設観覧エリア、そして全世界のネット中継先の観衆に5人の気持ちが染み渡っていく。
サビに入ると世界は一つになった。場所や言葉は違えど十数億人が一つのメロディーを口ずさんでいることを全員が感じた。
「より良い明日を創ろう。そう、君と私で…。」
無限に長くも感じたし、刹那にも思える7分11秒だった。
「いよいよ最後の曲です。とても短い曲ですので午前0時直前までお付き合いください。私達からのラストソング…、「レッツ・イマジン」です。」
ピヨが囁くと5人はステージ上で肩を組んで歌い始めた。誠子とライスがステージに上がりそれに加わった。さらに米子、福、白駒が加わる。その横では菊姫と寿子が柔らかい振りの優しさをイメージしたダンスを踊り、義勇、雄電が客席に向かって大声で歌っている。客席の観客も他人であることを忘れ、隣同士で肩を組みスイングしている。世界中の皆の気持ちが一つになった瞬間だった。
「何の争いも無く、皆が平和に暮らせる世界をイメージしてみよう…。」
世界中の全ての人の心が一つになったように皆が感じた。3分15秒の歌が終わったとき、時計は2月29日23時59分51秒を示していた。
全員が静かに目を閉じ、各自が一番楽しかったことを頭の中で回想した。9秒後、コスモアイル羽咋の空はから眩い光に包まれた母船が徐々に高度を下げて来た。
今日のおまけ
「COSMO's」のラストライブも終わりました。
明日の「エピローグ」でおしまいです。
いろんなご意見、ご感想いただきました。
本当にありがとうございます。
今日は、「4姉妹」のステージイラストで締めさせていただきたいと思います!
では、明日の最終回までお付き合いくださいませ!
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