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リセット結婚生活もトラブル続き!二度目の人生、死ぬときは二人一緒!

2-18「突入」

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「突入」
 四階、部屋はふたつ。右の部屋には、レパルス興業のネームプレート。左の部屋には、薄紫色の「スナック由多」の看板。電飾看板は灯っていない。直がドアノブを引くがやはり鍵がかかっている。(なかなか用心深い奴の様やな。気を引き締めて行かなあかんな。)人差し指でちょいちょいと夏子を呼び、指を鍵状に示した。阿吽の呼吸で、無言で夏子が開錠作業に入った。
 カチャンっ。鍵が開くと同時に六人が突入した。五人のごつい男がスナックのボックス席でビールを飲んでいた。ひとりはカウンターでウイスキーグラスを傾けていた。
「なんじゃ、おまえらーっ!」
「どこから入ってきたんじゃ!」
とボックス席の男たちがビール瓶を片手に飛び出してきた。直は、先頭の男が突き出したビール瓶をかわすと右手を持って背を向けると四方投げで後ろにくるりと投げ飛ばした。男は、背中からソファーの背もたれに腰から打ち据えられ呻いた。
「さすがお師匠!さぁ、私もやるで!」
と粋華も呼吸投げで別の男をきれいな円弧を描いて床に倒し、みぞおちにストンピングを入れる。
「おつ、粋華も上達したな。さすがわしの一番弟子や。」
直がサムアップし笑いかけた。稀世は、ソファーをリバースヴォルトで飛び越えるとフライングクロスチョップで男をなぎ倒した。まりあはラリアットでひざまずいた男にエルボースマッシュを見舞った。五人目の男は直が天地投げでひっくり返したところに、まりあのソファーの上からのフライングニードロップが食い込んだ。「組長すみません…。」と言い残し五人目の男もダウンした。まりあと直が陽菜から預かったミニスカポリスの手錠をかけていった。
  (こいつが組長の有粗苗か!)、(凜ちゃんを泣かせやがって!)三朗と夏子は、カウンターの有粗苗に同時に襲い掛かった。有粗苗は左手に持った白く大きな陶器製の灰皿で夏子の顎を打ち、右手のグラスの底で三朗の後頭部を打ち据えた。ふたり重なって倒れ動かなくなった。
「サブちゃんに何すんねや。こいつ、許さん!」
稀世が正面から男に組み付こうとしたところ、男の右手が上着の懐に差し込まれたのを見た粋華が叫んだ。
「稀世!アカン!こいつ拳銃持ってる!」
有粗苗は上着の下から、リボルバー式の拳銃を抜き稀世に向けた。(コルト・ダイアモンドパック2.5インチ!これは、身体を張って止めるしかない!)粋華が稀世と有粗苗の間に横っ飛びになって割って入った。
 パン、パン、パン!パン、パン、パン!六発の乾いた銃声が店内に響いた。粋華の腹部から六つの硝煙があがり、あおむけに倒れる姿が稀世の目に飛び込んできた。
「こいつ、サブちゃんだけやなく、私の親友にまで何しやがんだ!絶対に許さねえ!」
正面から稀世が飛び上がった。有粗苗は拳銃を向けて引き金を引く。「カチン、カチン」と撃鉄が落ちる音がするが、銃声はしない。
「でりゃーっ!」
  稀世の怒りのローリングソバットからのタイガースープレックスが炸裂し、有粗苗の後頭部が、床の薄いカーペットに食い込み、ガクンとうつぶせに倒れた。まりあがスリーパーホールドで有粗苗の意識を刈り取り、直が手錠をかけた。
 午後六時二十五分、突入から、わずか五分で男六人を完全制圧した。
「あいたた。」、「うーん、痛いよー。」と三朗と夏子が体を起こした。それを見た、稀世は床に仰向けに倒れている粋華の元に戻った。白いWWEのジャージのお腹の部分に六つの焦げた穴が開いている。
「粋華!大丈夫か?死んだらあかん!死ぬな、粋華!」
と稀世が、粋華の頭を抱き起し、泣きながら叫んだ。

 粋華は、稀世の腕の中で「ひょっ」と目を開けた。稀世は、「ぎょっ」っとした。
「なんやかんやで、稀世、あんた、私のこと好きやったんやな。よおわかったわ。ありがとな。」
粋華がけろりと普通に起き上がった。(なに、粋華ってゾンビやったん…。)稀世の目が点になる。直とまりあも同様だ。
「なに、稀世も師匠もまりあさんも鳩が豆鉄砲食らったみたいな顔してんねんな。鉄砲の弾食らったんは私やろ。稀世が不死身やったら、その永遠のライバルの私も不死身やないとあかんやろ。稀世がナイフで、私はピストル。まあ客観的にみて私の方が上やな。いうのは冗談で、これやこれ!」
とジャージをまくり上げた。コツ、コツ、コトン。と金属の丸い塊が六つ床に落ちた。ひしゃげた銃弾だ。ジャージをまくり上げた粋華のお腹には、六つの窪みができたWWEのチャンピオンベルトが巻かれていた。
「みんなに見せつけてやろうと思って巻いて来ててん。日本のベルトと違って、WWEのベルトは、ほんまもんの鉄板使って作ってあるからな。もし、このヤクザが金持ちで、拳銃がダイアモンドパックやなくて、コルトパイソンの357マグナム弾使ってたら死んでたな。こいつが貧乏で助かったわ。」
と笑った。みんなが、粋華のベルトをまじまじと見た。稀世は(もう、粋華、びっくりさせんといてよ。結果的に、ベルトに弾が集中してたから、無傷やったけど…。命がけで私の為に盾になってくれたんやもんな。ほんまにありがとう。)心の中で思ったつもりが、声に出ていた。
「あほ、稀世、声に出したら、あかんやろ。でも嬉しいで。だれもケガせずに済んだんやからな。」
みんな、感動してる中、夏子が粋華のチャンピオンベルトを指でなぞりながら言った。
「粋華姉さん、ベルトに「ブラ&パンティマッチチャンピオン」って書いてますやん。これって、色物ファイトのベルトとちゃいますの?」
とけらけら笑った。粋華のエルボーが夏子の脳天に落とされた。夏子は、瞬殺された。
「お前は死んどけ。ブラ&パンティマッチもWWEの正式なチャンピオンシップなんや。色気と強さが必要なWWEの人気タイトルなんや。ストリップ小屋のイベントと一緒にすんなよ。」
と倒れた夏子に言い捨てた。直が陽菜に電話をして、みゆきと四階に上がってくるように指示を出した。付近住民が通報したのか、遠くからパトカーのサイレンが近づいてきていた。

 陽菜とみゆきが店に入ってきた。倒れている夏子に気付いた陽菜が駆け寄ってきて夏子をゆすって問いかけた。
「なっちゃん、なっちゃん、大丈夫?ヤクザにやられてしもたん?」
意識を取り戻した夏子がぽそっと言った。
「うん、最初は、組長にやられた…。二回目は粋華姉さんにやられた…。」
「なにそれ?」
直たちは、にやにやしているだけだった。陽菜は頭に「?」がいっぱい浮かんだ。ふと視線を落とすと、床に落ちている鋼色の塊を見つけた。
「わぁ、このモデルガン、よおできてるわ。ずっしり重いし。なかなかの出来栄えやん。これ、ヤクザが持ってたん?次のショーで使お!」
と有粗苗のコルト・ダイアモンドパックを拾い上げ自分の衣装のホルスターに入れた。
「さぁ、後は、由多のお仕置きやな。」
  指をポキポキと鳴らし、稀世がカウンターから中に入り、バックヤードに繋がるドアに手をかけようとした。突然、ドアが開き、由多と思われる中年女と、手をつないだ凛が立っていた。「このくそ女!」と稀世が両手で由多の胸元を掴み上げた。
「稀世お姉ちゃん、おばちゃんをいじめないで。お願い!」
と凜が由多を庇った。
「おばちゃんには、優しくしてもらったの。私、全然泣かなかったよ。」
稀世に気丈に言った後、稀世の後ろにみゆきがいることを確認して、凜はみゆきの方に駆け寄り抱きついた。
「お母さん、お迎えありがとう。きちんと電話できなくてごめんね。でも、凛、きちんといい子で三日間過ごしてたんやで。後で、おばちゃんに確認してな。」
みゆきは凜をぎゅっと抱きしめた。(よかった。無事で、本当によかった…。)ゆっくりと立ち上がり、凜の手を取り由多の前に立ってゆっくりと語りかけた。
「なんで、こんなことを…。」
「ごめんなさい、みゆきさん…。何を言っても許されることはないと思ってる…。最初は、自分の店と有粗苗の為にやった。新型ウイルス蔓延で約一年半営業できず、有粗苗との関係もぎくしゃくしてきた。有粗苗のビルが任意売却か競売にかけられる可能性が大きくなり、このビルも取り壊される見込みと聞いて…。悪いこととはわかっていながら、私のこの店とこのビルを守るために悪の誘いに乗ってしまった。
 私は、過去二回の離婚で、二回とも五歳になる女の子を取られた。経済力がないこと、ヤクザの情婦だったこともあり、娘との接見も許されなかった。凜ちゃんを見て、自分の娘を思い出してたの…。自分の店を娘だと自分に言い聞かせてきたけど…。やっぱり、店と子供は違う…。凜ちゃん、ごめんね…。」
と言い、泣き崩れた。

 夏子が、由多にドライに言った。
「あんたがどう反省して、何を言おうと、有粗苗は、未成年略取、少なくとも誘拐監禁に銃刀法違反。最後に殺人未遂…。この先二十年は塀の中や。このビルとはおさらばしかあれへんね。」
泣いている由多にみゆきが囁いた。
「私がこのビルを買い取ります。今まで通りにお店やったら…。」
泣き崩れる由多を前に、直が夏子と陽菜に言った。
「みゆきはんがこのビル買ったら、お前らでこのビルの運営受けたれや。ニコニコ商店街から、チャリンコで十分、車で五分や。できるな。」
「それは、命令ですか?」
「当たり前やないか。」
パトカーのサイレンが更に近づいてきた。

 午後六時三十分スナック内の男六人の中、ふてくされた顔をした有粗苗に稀世が声をかけた。
「さぁ、お迎えが来たで。あんたの舎弟の小倉もさっき、ラクタブドームで逮捕されたよ。もう、腹くくれや。」
「俺はもう破滅だ。お前らも道連れにしてやる。」
と叫び無理やり、後ろ手にはめられたおもちゃの手錠を引きちぎった。左肩は脱臼して不自然に垂れ下がった。皆が「おっ!」っと引いた瞬間に右手でスマホを取り出し、スマホのコールボタンを押した。
「一階にダイナマイトを仕掛けてある。あと五分でこのボロビルもろともみんな吹っ飛ばしてやる!ぎゃはははは!」
と白目をむいて高笑いをした。粋華が有粗苗の側頭部に上段まわし蹴りを入れた。有粗苗はその場に倒れた。(んっ!あの階段の一階にあった段ボール箱や!)稀世は一瞬頭に浮かんだビジョンを確信し、
「私先に降りてダイナマイトを探すから、みんなは、早く逃げて!」
と言い残すと、パルクール技で階段の手すりを滑り下り、ジャンプで跨ぎ、踊り場の壁をウォールランで駆け下りて行った。
「こいつが言ったことがほんまやったらえらいことや。みんな早く逃げて。」
まりあが全員に声をかけた。五人のヤクザも慌てて階段を下りていく。最後に店に残った有粗苗を見て、粋華が、
「おいおい、舎弟は親分見捨てて逃げちまったよ。おまえも不憫やなぁ。しゃあねえなぁ。」
と有粗苗を肩に担ぎあげた。

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