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第64話『Q.BLネタは好きですか?』
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「あぁもうダメ。一歩も動けん」
「な、なんだ今の魔法は……」
俺の後ろに退避したロンが俺の元へと駆け寄ってくる。おそらくこんなに大きな魔法を見たのは初めてだったのだろう。驚いているのがバレバレだ。先輩ならもう少し勇ましくしていてほしいが、俺が常識はずれなだけだろうし仕方ないか。しかし助けに駆けつけてくれた時は流石に見直したな。さすがは先輩冒険者だ。
俺はというと自身のキャパをオーバーする大魔法を使ってしまったせいで、MPがマイナスエリアに大幅に侵入しているため精神的な活力が地の底へと落ち込んでいる。あぁまたあのなににもやる気の起きないつまんない日々が待っているのか。たくさん寝て早く元気にならないとな。夏休みが終わってしまう。
俺が地面に仰向けになって寝そべっているとロンは俺の体を起こしてくれた。
「あんな奥の手があるなら早く使ってくれよ。死ぬかと思ったんだぞ」
「いや、あれは色々準備が必要でして……」
心のね。またあんな憂鬱な日々を迎える覚悟が必要だったんだよ。
「そ、そうなのか。僕には魔法のことは分からないから……すまん。助かった」
「いいってことですよ」
「そんだけ強ければCランクまでは楽勝に行けそうだな」
Cランクまで? そこまでは割と簡単ってことなのだろうか? それともBランク以上からがやたらと難しいのだろうか。まあそれはなってみればわかることか。取り敢えず寝たい。
俺がロンに支えられながら首の力を抜いてガクッとしていると、奥の方から血まみれのガイが姿を現した。
「トール! 本当に倒してやがった」
「なんだガイ、遅かったじゃねぇか」
血まみれのガイは呆れたような、ホッとしたような表情でこちらへと歩いている。
一見死にそうだが、まぁガイなら大丈夫だろう。 減らず口を叩いてみたがそれに対して笑い返しているところを見るに大丈夫そうだ。
「こっちは大変だったんだぞ? まあトールの方が大変だったと思うが」
「全くだ。最底辺ランクの冒険者にシャドウウルフ八体は荷が重すぎるよ」
「一応僕もいたのだけどな」
「いや、あの時は本当に助かったよ。やっぱカッコつけて一人で八体も相手にするんじゃなかった」
俺を支える腕に力を入れて押し上げながら存在のアピールをしてくるロン。もちろん俺だってロンがいて良かったと思っている。……少なくとも最後の方からは。
「さて、今度こそ帰ろうぜ」
ガイはそう言って血をポタポタと垂らしながら歩き出す。
いやいや、先に止血しろよ。脳筋にもほどがあるだろ。
「おいちょっと待てよガイ」
意味もなくやたらとイケボで口にしたその言葉。
俺は重い腰を持ち上げると、ずんずんと進んでいくガイの背中に手をかけた。しかしどうも足が言うことを聞いてくれず、そのやる気のない一歩はガイの歩く速度には到底及ばず背中に手をかけたまま引きずられることとなる。運悪く木の根に足が引っかかると、手は腰までずり落ちズボンのウエストを握った。
あ、まずいと思った時にはすでに手遅れ。勢いよく倒れた俺はズボンを握ったままだ。
ガイのズボンは――ずり落ちた。
「トール。そういう趣味があったのか……」
しまった。無駄にイケボで言ったことが裏目に出てしまった。なぜかロンも勘違いをしているようだ。目線が冷たい。
「待て待て違うんだ。今のは不可抗力だ」
じーっとジト目で睨みつけてくる二人。待て待て本当に違いますからね?
「今のはガイが血を止めないで歩き出すから――」
「ボロボロになった男性が好みなんだね」
おいロンくん? なぜそんな答えに行き着いたのかな? マニアックすぎてどう突っ込んでいいかわかんないよ?
「たしかに俺の筋肉が血の演出で引き立っていたかもしれないな。トールは筋肉フェチなのか!」
だからなんでそーなったんだよ。そしてお前は筋肉しか頭にないのか! お願いマッスルだよ。っていうか血の演出ってなんだよ。演出じゃなくてリアルだよ。あと筋肉フェチじゃないよ。筋トレは好きだけどね?
「だから、いいからガイそこに座りなさい」
「まさか! ここで押し倒して――」
「んなわけあるかぁぁぁぁ!」
まずい、どんどんとBL路線に行っている気がする。これ全年齢対象の健全な物語なはずなのにおかしいぞ。一体なぜこんなことに。俺はただガイの事を想って……。やばい、本格的にやばい。今の発言も捉え方次第ではまずいではないか。こうなったら強硬手段だ。MPはマイナスだが、マイナスになれるんだからそれ以上使えるって事じゃね? BL路線から健全な全年齢対象路線へと戻るために気合入れろ!
「んんんんヒィィィイル!」
その場に座るガイに向かい俺は初期魔法のヒールをかけた。イメージしたのはデイヴォリッド先生の使っていたヒール。死んでさえいなければなんでも治してしまうあのヒールだ。
ガイの傷はみるみるうちに完治していき、ヒールをかけた俺でもびっくりするくらい完璧にイメージを体現してしまった。恐らく入学して毎日のように死にそうになっている俺にデイヴォリッド先生がヒールを掛けてくれるから、それで覚えてしまったのだろう。魔法はイメージとデイヴォリッド先生も言っていたが、たしかにこうやって本物を見ればイメージしやすいかもしれないな。
傷が完治したガイは元気にそこら中を走り回っている。代わりに俺の活力は血の底からさらに下へと埋もれていくのだった。
もう二度とBLネタは御免である。誤解もこれで解けただろうし、あとは俺の活力が戻ってきてくれれば言うことなしだな。今回の一件でMPマイナスでも魔法発動できることがわかったし、ひとまず帰って寝よう。
その後俺たちは採取した薬草を入れたバックをどこかに置きっぱなしにしていることに気づき、必死に探し回ってからギルドへと帰還した。
探す時にやる気が無くてほぼ木陰でだらっとしていた俺をどうか許してください。
こうして俺の昇格クエストは次へ進む資格は得たが、やる気を失い幕を下ろすのだった。
「な、なんだ今の魔法は……」
俺の後ろに退避したロンが俺の元へと駆け寄ってくる。おそらくこんなに大きな魔法を見たのは初めてだったのだろう。驚いているのがバレバレだ。先輩ならもう少し勇ましくしていてほしいが、俺が常識はずれなだけだろうし仕方ないか。しかし助けに駆けつけてくれた時は流石に見直したな。さすがは先輩冒険者だ。
俺はというと自身のキャパをオーバーする大魔法を使ってしまったせいで、MPがマイナスエリアに大幅に侵入しているため精神的な活力が地の底へと落ち込んでいる。あぁまたあのなににもやる気の起きないつまんない日々が待っているのか。たくさん寝て早く元気にならないとな。夏休みが終わってしまう。
俺が地面に仰向けになって寝そべっているとロンは俺の体を起こしてくれた。
「あんな奥の手があるなら早く使ってくれよ。死ぬかと思ったんだぞ」
「いや、あれは色々準備が必要でして……」
心のね。またあんな憂鬱な日々を迎える覚悟が必要だったんだよ。
「そ、そうなのか。僕には魔法のことは分からないから……すまん。助かった」
「いいってことですよ」
「そんだけ強ければCランクまでは楽勝に行けそうだな」
Cランクまで? そこまでは割と簡単ってことなのだろうか? それともBランク以上からがやたらと難しいのだろうか。まあそれはなってみればわかることか。取り敢えず寝たい。
俺がロンに支えられながら首の力を抜いてガクッとしていると、奥の方から血まみれのガイが姿を現した。
「トール! 本当に倒してやがった」
「なんだガイ、遅かったじゃねぇか」
血まみれのガイは呆れたような、ホッとしたような表情でこちらへと歩いている。
一見死にそうだが、まぁガイなら大丈夫だろう。 減らず口を叩いてみたがそれに対して笑い返しているところを見るに大丈夫そうだ。
「こっちは大変だったんだぞ? まあトールの方が大変だったと思うが」
「全くだ。最底辺ランクの冒険者にシャドウウルフ八体は荷が重すぎるよ」
「一応僕もいたのだけどな」
「いや、あの時は本当に助かったよ。やっぱカッコつけて一人で八体も相手にするんじゃなかった」
俺を支える腕に力を入れて押し上げながら存在のアピールをしてくるロン。もちろん俺だってロンがいて良かったと思っている。……少なくとも最後の方からは。
「さて、今度こそ帰ろうぜ」
ガイはそう言って血をポタポタと垂らしながら歩き出す。
いやいや、先に止血しろよ。脳筋にもほどがあるだろ。
「おいちょっと待てよガイ」
意味もなくやたらとイケボで口にしたその言葉。
俺は重い腰を持ち上げると、ずんずんと進んでいくガイの背中に手をかけた。しかしどうも足が言うことを聞いてくれず、そのやる気のない一歩はガイの歩く速度には到底及ばず背中に手をかけたまま引きずられることとなる。運悪く木の根に足が引っかかると、手は腰までずり落ちズボンのウエストを握った。
あ、まずいと思った時にはすでに手遅れ。勢いよく倒れた俺はズボンを握ったままだ。
ガイのズボンは――ずり落ちた。
「トール。そういう趣味があったのか……」
しまった。無駄にイケボで言ったことが裏目に出てしまった。なぜかロンも勘違いをしているようだ。目線が冷たい。
「待て待て違うんだ。今のは不可抗力だ」
じーっとジト目で睨みつけてくる二人。待て待て本当に違いますからね?
「今のはガイが血を止めないで歩き出すから――」
「ボロボロになった男性が好みなんだね」
おいロンくん? なぜそんな答えに行き着いたのかな? マニアックすぎてどう突っ込んでいいかわかんないよ?
「たしかに俺の筋肉が血の演出で引き立っていたかもしれないな。トールは筋肉フェチなのか!」
だからなんでそーなったんだよ。そしてお前は筋肉しか頭にないのか! お願いマッスルだよ。っていうか血の演出ってなんだよ。演出じゃなくてリアルだよ。あと筋肉フェチじゃないよ。筋トレは好きだけどね?
「だから、いいからガイそこに座りなさい」
「まさか! ここで押し倒して――」
「んなわけあるかぁぁぁぁ!」
まずい、どんどんとBL路線に行っている気がする。これ全年齢対象の健全な物語なはずなのにおかしいぞ。一体なぜこんなことに。俺はただガイの事を想って……。やばい、本格的にやばい。今の発言も捉え方次第ではまずいではないか。こうなったら強硬手段だ。MPはマイナスだが、マイナスになれるんだからそれ以上使えるって事じゃね? BL路線から健全な全年齢対象路線へと戻るために気合入れろ!
「んんんんヒィィィイル!」
その場に座るガイに向かい俺は初期魔法のヒールをかけた。イメージしたのはデイヴォリッド先生の使っていたヒール。死んでさえいなければなんでも治してしまうあのヒールだ。
ガイの傷はみるみるうちに完治していき、ヒールをかけた俺でもびっくりするくらい完璧にイメージを体現してしまった。恐らく入学して毎日のように死にそうになっている俺にデイヴォリッド先生がヒールを掛けてくれるから、それで覚えてしまったのだろう。魔法はイメージとデイヴォリッド先生も言っていたが、たしかにこうやって本物を見ればイメージしやすいかもしれないな。
傷が完治したガイは元気にそこら中を走り回っている。代わりに俺の活力は血の底からさらに下へと埋もれていくのだった。
もう二度とBLネタは御免である。誤解もこれで解けただろうし、あとは俺の活力が戻ってきてくれれば言うことなしだな。今回の一件でMPマイナスでも魔法発動できることがわかったし、ひとまず帰って寝よう。
その後俺たちは採取した薬草を入れたバックをどこかに置きっぱなしにしていることに気づき、必死に探し回ってからギルドへと帰還した。
探す時にやる気が無くてほぼ木陰でだらっとしていた俺をどうか許してください。
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