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1章 タイムスリップ
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広間というのは、私のいる紫雲の陣地の真ん中にある少し大きめの平屋だった。
まるで町民館のようで、ただのトイレと玄関しかない本当の平屋。
紫雲の陣地は縦に18列、横に6列の108軒分。
現実の私の町会と同じぐらいの大きさがあった。
その真ん中あたりにこの広間という名の平屋がありそのすぐ近くに紫雲メンバーの家(仮に住まわせてもらっている家)があるらしい。
まだ詳しいことは聞いていないけれど、全部で3チーム各15人ずつ出そうで…。
そのためにこの周辺に住んでいた人はわざわざ引越しさせられたのだとか…。
「今日はみんな大好きなおでんよ~!」
まったらな床に大きなちゃぶ台がありそこを囲んで座ると花梨さんと海くんがそういってどでかい鍋を3つ持ってきた。
さっき合流した5人と、大河(ヒロキ)と千歳さん。
その7人と初めてあったメンバー8人で囲むちゃぶ台は、なんと千歳さんが全員座れるように手作りしたというのだからびっくり。
他メンバーもみんな優しくいい人そうで私は安心した。
おでんも…
いつも食べるおでんより少しあじの薄いとても暖かいあじだった
まるで町民館のようで、ただのトイレと玄関しかない本当の平屋。
紫雲の陣地は縦に18列、横に6列の108軒分。
現実の私の町会と同じぐらいの大きさがあった。
その真ん中あたりにこの広間という名の平屋がありそのすぐ近くに紫雲メンバーの家(仮に住まわせてもらっている家)があるらしい。
まだ詳しいことは聞いていないけれど、全部で3チーム各15人ずつ出そうで…。
そのためにこの周辺に住んでいた人はわざわざ引越しさせられたのだとか…。
「今日はみんな大好きなおでんよ~!」
まったらな床に大きなちゃぶ台がありそこを囲んで座ると花梨さんと海くんがそういってどでかい鍋を3つ持ってきた。
さっき合流した5人と、大河(ヒロキ)と千歳さん。
その7人と初めてあったメンバー8人で囲むちゃぶ台は、なんと千歳さんが全員座れるように手作りしたというのだからびっくり。
他メンバーもみんな優しくいい人そうで私は安心した。
おでんも…
いつも食べるおでんより少しあじの薄いとても暖かいあじだった
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