上 下
12 / 13

新しい人生へ向けて

しおりを挟む
キャンプを4人で楽しんでいた。
コテージに3泊する。
部屋は個室になっていた。2階に寝室がある。それぞれ荷物を置きに行き、
遼斗と桜空、涼と侑奈が同じ部屋を使う事にした。

寝るまでは、1階の広間にいた。
勿論、自炊は自分たちでする。

夕食を炊くことにした。

「何を炊くの?」涼
「こういう時はカレーでしょう」侑奈
「あと、サラダ用のジャガイモもね。」桜空
「そうだね」侑奈
「見られるのは、恥ずかしいから、テレビ見ていて」侑奈
「いいじゃん別に」涼
2人で手分けして作った。
「それね、こっちと混ぜるから」桜空
「唐揚げもね」桜空
「それは、汁を切ってから片栗粉付けて揚げる」「手羽先は素揚げ」「手羽先は切れ目を、キッチンハサミでこことこことここに入れて」桜空。
『これは何のために?』侑奈
「切れ目を入れたら、油はねをしないから」桜空。
「へぇ」侑奈。
「塩胡椒してね、けっこうたっぷりと多めに」桜空
カレーはできた。ジャガイモは湯掻いたのを潰して少し硬さが残るくらい。覚ますため冷蔵庫に入れた。
ブロッコリーも湯掻いた。
卵もゆで卵にした。野菜を色々切った。生ハムと野菜を巻いた。それも冷蔵庫に入れた。さっきのジャガイモをマヨネーズとマスタードで混ぜて、生ハムを一口大に切り、卵も一口大に切り混ぜた。ポテトサラダの出来上がり。唐揚げも揚げた。
テーブルに並べた。
「出来たよ」侑奈
「美味そう」涼
「美味そう」遼斗
「食べようか」桜空
カレーを皿に盛って入れた。
「カレーのお代わりしてね」桜空
漬物も出した。らっきょも並べた。

「いただきます」涼と遼斗
皆んなで食べた。
「美味っ」涼
「桜空は料理が旨いから」遼斗
「侑奈も旨いよな」涼
「今日は、沢山教えてもらった。ここでいっぱい習おう」侑奈
『料理教えてね』桜空に見せた
「私のは普通だよ」桜空は笑った。
『桜空は料理が旨いから』遼斗
「ありがとう」桜空
『毎日、桜空ちゃんの料理を食べている遼斗が言うんだから、本当だろう』
涼は頷いた。
「いいな、料理ができて。」侑奈
「侑奈もできるだろう」涼
「普通の料理だけね」侑奈
「普通でいいけど?」涼
皆んなで食べた。涼と遼斗は残さず食べた。カレーもお代わりした。
「食べたね」桜空は笑った。
『上手かった』遼斗
「良かった」桜空
『上手かったよ』涼
『美味しかった』侑奈
『また、教えてね』侑奈
「うん、いいよ」桜空

片付けてをして、果物は2皿に分けた。ゼリーは自分で作った果物ゼリーを切ってから、深めの皿に1つずつ入れてリビングのテーブルに置いた。飲み物も置いた。遼斗と涼もジュースにした。暫くはベランダで寛いだ。
5月だから、寒くもないから心地よかった。デザートを食べて、
それぞれ風呂に入った。
11時くらいに、それぞれの部屋へ飲み物だけ持って行った。
「おやすみ」涼と侑奈
「おやすみ」遼斗と桜空
桜空はニコッとして手を振った。 
遼斗と涼は部屋に入ったら鍵をかけた。

このコテージに3泊する。

部屋のベッドの横のテーブルに飲み物を置いた。

『疲れた?』遼斗
「少し、でも大丈夫」桜空
『あとは寝るだけだし、今日の夕飯、いつもより美味しかった』遼斗
遼斗は桜空を引っ張って、ベッドに添い寝した。耳元に遼斗の吐息がかかる。

涼と侑奈も、部屋で涼が侑奈を引き寄せて添い寝した。

次の日は、
まだここに泊まる。
7時に目が覚めた。遼斗は桜空を抱き寄せて頭を撫でていた。額にキスをして、愛おしそうに見つめていた。
遼斗のほうが惚れている。本気で愛していた。誰にも触れさせたくなかった。桜空を抱けるのは、乱れた姿を見て、声を聞いていいのは自分だけと思っている。桜空に手出しをした人は、タダじゃおかない、潰そうと思っていた。

桜空は、8時ごろ起きた。
目が覚めたら、遼斗に軽くキスをされた。「おはよう」と遼斗は言った。
なんとなく分かった。
「おはよう」桜空
遼斗は舌を挿れて濃厚なキスをした。
「朝からはダメ」「今日は、涼と侑奈がいるし」桜空
『大丈夫、向こうも分かっている』
「でも、、」桜空は赤くなった。
『桜空は俺の婚約者だから』遼斗
「まだ、返事してないよ」桜空は拗ねた。
『でも、もう決めているだろう?』
「まだ、考えている途中だよ」
『考えてはくれているんだ』
『嬉しい』遼斗は赤くなった。
「もう」桜空は拗ねた。
『その顔も可愛い』遼斗
『その顔見たら、したくなった』
そう言って、覆い被さり、キスしてきた。
「こら、遼斗」桜空
『一回だけ』遼斗
『俺のだから、誰にもあげない。』
遼斗は桜空を烈しく抱いた。

10時すぎに起きた。
1階へ降りて、洗面台に行き、顔を洗って、歯を磨き、桜空はスキンケアをして化粧を薄くした。部屋に戻って着替えてきた。

「今まで、寝ていたの?」涼
「寝坊した」遼斗
涼は内心分かっていた。
(寝坊ね、朝からよくやるよ。俺でも、抑えたのに、明日は俺も朝からしようかな)涼は苦笑いした。
朝から部屋の前を通っていた。少しだけ声が漏れていた。

桜空は朝ご飯を作った。
パンを焼き、コーヒーを入れた。
遼斗はいつもパンだった。
「おっ、サンキュー」遼斗はテーブルで食べた。
「聞かずに何を食べるか、分かっているんだ」涼は感心した。
「だって、毎日だから」遼斗。
「そうだな」涼
「涼達は食べた?」遼斗
「とっくに、8時に起きたし」涼
遼斗は8時と聞いて、涼を見た。
「何?」涼
遼斗の耳元で「大丈夫、聞いてないよ、朝から頑張るね」「俺も明日は見習おう」苦笑いした。
遼斗は赤くなった。(こいつ)と思った。

「どうしたの?」桜空は2人を見た。
侑奈もいた。
「何でも」遼斗は照れて膨れた。
涼は笑っていた。
桜空も、遼斗の横で朝ご飯を食べた。

侑奈は涼のところに行った。
涼が侑奈に耳打ちをした。侑奈は真っ赤になった。
「聞いちゃった、たまたまだよ。部屋の前を通ったらね、起きた時に。8時ごろ」「朝からよくやるよ。俺らも朝からしようか?」涼は苦笑いした。
「しない、、」侑奈は真っ赤になった。
涼は吹き出した。














































しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

小さなことから〜露出〜えみ〜

サイコロ
恋愛
私の露出… 毎日更新していこうと思います よろしくおねがいします 感想等お待ちしております 取り入れて欲しい内容なども 書いてくださいね よりみなさんにお近く 考えやすく

淫らな蜜に狂わされ

歌龍吟伶
恋愛
普段と変わらない日々は思わぬ形で終わりを迎える…突然の出会い、そして体も心も開かれた少女の人生録。 全体的に性的表現・性行為あり。 他所で知人限定公開していましたが、こちらに移しました。 全3話完結済みです。

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?

すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。 翔馬「俺、チャーハン。」 宏斗「俺もー。」 航平「俺、から揚げつけてー。」 優弥「俺はスープ付き。」 みんなガタイがよく、男前。 ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」 慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。 終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。 ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」 保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。 私は子供と一緒に・・・暮らしてる。 ーーーーーーーーーーーーーーーー 翔馬「おいおい嘘だろ?」 宏斗「子供・・・いたんだ・・。」 航平「いくつん時の子だよ・・・・。」 優弥「マジか・・・。」 消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。 太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。 「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」 「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」 ※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。 ※感想やコメントは受け付けることができません。 メンタルが薄氷なもので・・・すみません。 言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。 楽しんでいただけたら嬉しく思います。

お知らせ有り※※束縛上司!~溺愛体質の上司の深すぎる愛情~

ひなの琴莉
恋愛
イケメンで完璧な上司は自分にだけなぜかとても過保護でしつこい。そんな店長に秘密を握られた。秘密をすることに交換条件として色々求められてしまう。 溺愛体質のヒーロー☓地味子。ドタバタラブコメディ。 2021/3/10 しおりを挟んでくださっている皆様へ。 こちらの作品はすごく昔に書いたのをリメイクして連載していたものです。 しかし、古い作品なので……時代背景と言うか……いろいろ突っ込みどころ満載で、修正しながら書いていたのですが、やはり難しかったです(汗) 楽しい作品に仕上げるのが厳しいと判断し、連載を中止させていただくことにしました。 申しわけありません。 新作を書いて更新していきたいと思っていますので、よろしくお願いします。 お詫びに過去に書いた原文のママ載せておきます。 修正していないのと、若かりし頃の作品のため、 甘めに見てくださいm(__)m

ウブな政略妻は、ケダモノ御曹司の執愛に堕とされる

Adria
恋愛
旧題:紳士だと思っていた初恋の人は私への恋心を拗らせた執着系ドSなケダモノでした ある日、父から持ちかけられた政略結婚の相手は、学生時代からずっと好きだった初恋の人だった。 でも彼は来る縁談の全てを断っている。初恋を実らせたい私は副社長である彼の秘書として働くことを決めた。けれど、何の進展もない日々が過ぎていく。だが、ある日会社に忘れ物をして、それを取りに会社に戻ったことから私たちの関係は急速に変わっていった。 彼を知れば知るほどに、彼が私への恋心を拗らせていることを知って戸惑う反面嬉しさもあり、私への執着を隠さない彼のペースに翻弄されていく……。

今夜は帰さない~憧れの騎士団長と濃厚な一夜を

澤谷弥(さわたに わたる)
恋愛
ラウニは騎士団で働く事務官である。 そんな彼女が仕事で第五騎士団団長であるオリベルの執務室を訪ねると、彼の姿はなかった。 だが隣の部屋からは、彼が苦しそうに呻いている声が聞こえてきた。 そんな彼を助けようと隣室へと続く扉を開けたラウニが目にしたのは――。

今日の授業は保健体育

にのみや朱乃
恋愛
(性的描写あり) 僕は家庭教師として、高校三年生のユキの家に行った。 その日はちょうどユキ以外には誰もいなかった。 ユキは勉強したくない、科目を変えようと言う。ユキが提案した科目とは。

処理中です...