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驚く事の連続。

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「ごめん。抑えられなかった。」
「大丈夫じゃない、気絶するかと思った」花澄は赤くなり膨れた。
「ごめん。本気で抱いたから。」
「言っておくけど、勢いでとか、アルコールが入っていたからとかじゃないから。アルコールは酔ってはいるけど、こう見えても強いほうだから記憶はある」
「えっ」
「最初に会った日に、可愛いと思ったし、旅行中のことだから、もう会うこともないと思っていたら、また会ったし、勢いみたいに体の関係をもったけど、俺は初めて会った日に花澄に一目惚れした。花澄は?俺のことどう思う?ただの旅先で出会った人?それとも、少しは俺に興味持ってくれた?」
アランは花澄に聞いた。
「えっ、」花澄は赤くなっていた。
「本当のこと教えて。」
「正直言うと、こんな事言うの恥ずかしいけど、第一印象は、こんなイケメンがいるんだ、紳士的で王子さまみたいと思って、ドキドキした。でも、旅先の事だし。」
「でも、今日、また会って驚いた。1日一緒に過ごして、たぶん、好きになりかけた。でも旅先だから、好きになる事はできないから。」花澄は照れながら言った。
「なら、好きになっていいって言ったら?本気で惚れていいって言ったら、俺のこともっと好きになってくれる?俺は花澄を好きだよ。本当は本気で口説こうと思っていた。」アランは花澄を腕枕して抱き寄せた。
「アラン、、本気で言っている?」花澄はドキドキした。
「勿論、本気だよ。口説いていいなら、結婚を前提に付き合ってほしい」
アランは花澄に言った。
「アラン、、そんな、簡単に結婚だよ」花澄は赤くなっていた。
「うん、俺のことを教えてなかったね。俺はイギリスのエディンバラに住んでいる。仕事はこう見えて、護衛騎士団長。27歳。もし、花澄が俺を受け入れてくれるなら、説明するより、一緒に来てもらって、見てもらった方が理解できる。」
「来てもらったらって?」
「だって、このまま日本に帰したら、もう会えないだろ。花澄を逃さないためだよ。」アランは拗ねた。
「花澄の事教えて」
「佐々木=花澄、23歳。元々大手企業で働いていた。旅行の前に辞めてきた。長期休暇も取れなかったし、1番は、新しい環境と自分を探すため。普通の家庭に生まれ育った。」花澄。
「そう、分かった」アラン。
「で?俺のことどう思う?いいよ、正直な気持ちで。」
「分かった。うん、アランが好きだよ。」
「本当?やった」アランは喜んだ。
「なら、結婚を前提に付き合って。勿論、本気だよ」アランは花澄を口説いた。
「アラン、、もう、強引」花澄は赤くなっていた。
「返事は?」アランは覗いて聞いた。
「分かった。はい、宜しくお願いします」花澄は承諾した。
「良かった。宜しく」アランは花澄の頭を優しく撫でた。

「と言うことで、日本には帰らないで、俺とエディンバラに行くこと」アランは花澄に言った。
「それは、ぜったい?」花澄。
「そう、ぜったい。逃さないからね」アランは赤くなり苦笑いした。


























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