71 / 204
孤児のダンジョン生活
71
しおりを挟む
ふと目が覚める。
「どこ?ここ…」
なんというか最近起きる場所はなんとも見覚えのないところばっかだと思うんだが俺の気のせいなのだろうか?
にしても頭が痛いし喉も痛い。
「ゴホッ…ゴホッゴホッ…この感じはぁ風邪か?」
今の状態は冬に徹夜を三日ほど続けて風邪をひきそのまま職場で仕事をした時以来の頭の痛さがあり更にいうとめっちゃだるい。
…やはりかなりこの身体には負荷がかかっていたようだ。
そうこう俺がだるい頭でゆっくりと考えているとここの責任者というかなんというか…まぁ神官が来た。
なんというデジャヴという既視感。
この感じも久しぶりな感じだ。
というかなんで俺は無理をすると大体診療所のようなところに運ばれているのだろうか。
まぁそれが俺にとっては助かっているから別にいいんだが。
そんな事を考えながら目の前で説教という言葉を淡々と喋り続ける神官に相槌を打ちながら聞いていた。
神官の言葉を略すと次のようになった。
1.俺の左腕や身体中の血管がボロボロになっていた事。
2.こんな冬場に一人で外に出るなんて愚か者のする事。
3.冬場で服を着たまま水の中には入るな。
4.服はボロボロだったからちょっと変わった職人に修復を依頼した。
5.治療代と服の修復代はあとで払うように。
まぁ略すとこのぐらいだ…あとは全部この人の小言。
そうして俺は話終わって後でまた来ると言った神官の後ろ姿を見ながら自分の身体に目を向けた。
俺はとりあえず本当に傷が治っているのか病衣をめくって自分の身体を確認する。
身体の隅々まで見るが…傷はないな。
腕は流石にまだ治っていないな…まぁまだ包帯が巻いてあるだけマシみたいなもんか。
MPはまだ全回復していないが半分ぐらいは回復している。
こうしてみるとやっぱりこの地域一帯は魔素の濃度が薄いなあれから結構時間は経ったと思うんだがまだ回復していない。
今までだったら3時間でほぼ満タンまで回復するんだが…。
…ん?
少女の身体を見て興奮しないのかだって?
もう精神年齢的にそんなこと考えたら警察沙汰になる歳だからそんなこと考えねぇよ。
というかの身体になってからそういうのには興味がなくなってしまったからなぁ。
やっぱ頭の構造が女性寄りになったからこんな考えになっているのだろうか?
「にしても…だ。ここは本当に診療所なのか?」
壁は純白の白色の石材が使われているが壁が薄いようで隣部屋の人の声がよくわかる。
なんというかあの神官が喋っていた頃からずっと隣の人は耳をつんざくような金切り声を発している。
前の部屋からは「あぁぁ…窓に!窓にぃ!あああぁ」って声が響いているしなんというかここは精神病院も併用しているのだろうか?
あの王国の診療所では精神病患者は別のところにあったんだがどうやらここは違うらしいな。
あれから数時間が経った。
俺は今やることがない。
寝ようとしても金切り声がうるさくて寝れないし廊下は神官のあっちこっちと急いで歩き回る足音が聞こえてうるさい。
筋肉痛も痛いから動くこともできなければ頭が痛くて咳が出て何もできなくて辛い。
今まで色々な事を経験してきたはずだが戦闘以上に今の状況がきつい。
身体的に精神的に辛い。
「はぁぁぁぁ…ゲホッ…辛いなぁ」
あぁこの状況になるとあの時のクソ上司のことを思い出してくるぜ。
怪我をしても風邪をひいてでも出社して働けと言ってきた野郎だったな。
こうして思い出すとムカついてくる。
まぁ名前も顔ももうモザイクのようなものがかかって思い出すことができないがやはり前世のことを外れるとなると複雑な気持ちになるな。
あんなんな思い出も今じゃ大事な前世の記憶だからな。
ふぅとりあえず息を整えるか。
咳のせいでそこまで整えれないがやることで時間は浪費できるだろうし。
この際だから何か無駄な事でも…そういえばあれからステータスを確認していなかったよな。
今から確認するか。
誰もいないしな。
「確か…こうやるんだったか」
そう呟き俺は心で「『開示』」と言う。
すると俺の正面に今までなかった透明な壁が現れて文字が浮かび上がってくる。
名前:レナ
性別:女
種族:人間
年齢:6
職業:魔術師LvMax
状態:左腕負傷(大)風邪
レベル:71
割り振りポイント:330
HP:143 MP:413
腕力:86 体力:109 俊敏:163
知力:205 魔力:413 器用:173
精神:40
職業スキル
高速展開:Lv3 並列思考:Lv7
スキル
気配操作:Lv4 怨念:Lv7 採集:LvMax
身体操作:Lv Max 反射:Lv1 魔の理解:Lvー
ユニークスキル
我流戦闘術:Lvー 暴食:Lvー 神ノ因子:Lv2
回生:Lvー 無情:Lvー
称号
孤児 死と生の狭間を体験せし者 癒す者
克服者 我流戦闘術開祖 『暴食』所持者
倒錯神の加護
…なんというかめっちゃLvが上がっているな。
まぁそりゃそうか。
あのナメクジに亜竜などの高ランクの魔物、魔獣を倒して今回は町を潰すことが可能な蛆虫を倒した。
これぐらいLvが上がらないと割りに合わないか。
だがその割には新しいスキルは取得できないか…。
やっぱりこれ以上の強さは求めることができないのだろうか?
金を積めばスキル屋でスキルを買って手に入れれるがやっぱり自分に合ったスキルが欲しいし…。
スキル屋で手に入れた反射に至っては買ってから全く使っていない…やっぱり自分に合ったスキルを使わなければ成長することはできないということだろうか?
とりあえず今は割り振ろう。
やっぱり俺は魔力特化にするべきだろうか…それともバランスよく振るべきか…。
いやここは魔術師らしく全部知力に振ろう。
知力は記憶力や賢さ、つまりは今以上に強力で使い勝手の良い魔術を覚えてられるということだ。
だから俺は…。
「割り振りポイントを全て知力へ!」
割り振りポイント:0
HP:143 MP:413
腕力:86 体力:109 俊敏:163
知力:535 魔力:413 器用:173
精神:40
これで俺はめっちゃ純魔術師みたいなステータスになったな。
…あとやることは…職業がMaxになっているな。
この職業の並列思考には今回めっちゃくちゃ助けられたな…次の職業でもこのスキルが有れば良いと思うんだが。
さて、確認するか。
「ふぅ良いの出てくれよ…『転職』」
するとステータスの画面から文字が消えもう一度文字が出てくる。
『魔の探求者』上位職。
魔を求めて理解しようとし精神は狂い始める。
だが我々は狂う事を恐れない。
全ては目標を滅するため、求めるものの代償としてはこれは容易いことなのだ。
だからこそ我々は魔を探し求める。
『復讐者』上位職。
血みどろになり全てを恨み復讐を誓う者は全てが許される。
皆のもの叛旗を翻せ。
それは復讐心を持つ者を率いり反乱を起こすために動き出す。
『原初魔法使い』ユニーク職。
それはもう誰も使うことは無い昔の秘術。
ある者共を滅するための特別な部族の伝承の魔法。
誰がこれを使いこなすことができるのだろうか?
『暴食者』ユニーク上位職。
その者は全てを喰らい尽くす。
普通を食べることは飽き足らず異色を喰らい平らげる。
全てを食べるが空腹は満たされることは無い
「どこ?ここ…」
なんというか最近起きる場所はなんとも見覚えのないところばっかだと思うんだが俺の気のせいなのだろうか?
にしても頭が痛いし喉も痛い。
「ゴホッ…ゴホッゴホッ…この感じはぁ風邪か?」
今の状態は冬に徹夜を三日ほど続けて風邪をひきそのまま職場で仕事をした時以来の頭の痛さがあり更にいうとめっちゃだるい。
…やはりかなりこの身体には負荷がかかっていたようだ。
そうこう俺がだるい頭でゆっくりと考えているとここの責任者というかなんというか…まぁ神官が来た。
なんというデジャヴという既視感。
この感じも久しぶりな感じだ。
というかなんで俺は無理をすると大体診療所のようなところに運ばれているのだろうか。
まぁそれが俺にとっては助かっているから別にいいんだが。
そんな事を考えながら目の前で説教という言葉を淡々と喋り続ける神官に相槌を打ちながら聞いていた。
神官の言葉を略すと次のようになった。
1.俺の左腕や身体中の血管がボロボロになっていた事。
2.こんな冬場に一人で外に出るなんて愚か者のする事。
3.冬場で服を着たまま水の中には入るな。
4.服はボロボロだったからちょっと変わった職人に修復を依頼した。
5.治療代と服の修復代はあとで払うように。
まぁ略すとこのぐらいだ…あとは全部この人の小言。
そうして俺は話終わって後でまた来ると言った神官の後ろ姿を見ながら自分の身体に目を向けた。
俺はとりあえず本当に傷が治っているのか病衣をめくって自分の身体を確認する。
身体の隅々まで見るが…傷はないな。
腕は流石にまだ治っていないな…まぁまだ包帯が巻いてあるだけマシみたいなもんか。
MPはまだ全回復していないが半分ぐらいは回復している。
こうしてみるとやっぱりこの地域一帯は魔素の濃度が薄いなあれから結構時間は経ったと思うんだがまだ回復していない。
今までだったら3時間でほぼ満タンまで回復するんだが…。
…ん?
少女の身体を見て興奮しないのかだって?
もう精神年齢的にそんなこと考えたら警察沙汰になる歳だからそんなこと考えねぇよ。
というかの身体になってからそういうのには興味がなくなってしまったからなぁ。
やっぱ頭の構造が女性寄りになったからこんな考えになっているのだろうか?
「にしても…だ。ここは本当に診療所なのか?」
壁は純白の白色の石材が使われているが壁が薄いようで隣部屋の人の声がよくわかる。
なんというかあの神官が喋っていた頃からずっと隣の人は耳をつんざくような金切り声を発している。
前の部屋からは「あぁぁ…窓に!窓にぃ!あああぁ」って声が響いているしなんというかここは精神病院も併用しているのだろうか?
あの王国の診療所では精神病患者は別のところにあったんだがどうやらここは違うらしいな。
あれから数時間が経った。
俺は今やることがない。
寝ようとしても金切り声がうるさくて寝れないし廊下は神官のあっちこっちと急いで歩き回る足音が聞こえてうるさい。
筋肉痛も痛いから動くこともできなければ頭が痛くて咳が出て何もできなくて辛い。
今まで色々な事を経験してきたはずだが戦闘以上に今の状況がきつい。
身体的に精神的に辛い。
「はぁぁぁぁ…ゲホッ…辛いなぁ」
あぁこの状況になるとあの時のクソ上司のことを思い出してくるぜ。
怪我をしても風邪をひいてでも出社して働けと言ってきた野郎だったな。
こうして思い出すとムカついてくる。
まぁ名前も顔ももうモザイクのようなものがかかって思い出すことができないがやはり前世のことを外れるとなると複雑な気持ちになるな。
あんなんな思い出も今じゃ大事な前世の記憶だからな。
ふぅとりあえず息を整えるか。
咳のせいでそこまで整えれないがやることで時間は浪費できるだろうし。
この際だから何か無駄な事でも…そういえばあれからステータスを確認していなかったよな。
今から確認するか。
誰もいないしな。
「確か…こうやるんだったか」
そう呟き俺は心で「『開示』」と言う。
すると俺の正面に今までなかった透明な壁が現れて文字が浮かび上がってくる。
名前:レナ
性別:女
種族:人間
年齢:6
職業:魔術師LvMax
状態:左腕負傷(大)風邪
レベル:71
割り振りポイント:330
HP:143 MP:413
腕力:86 体力:109 俊敏:163
知力:205 魔力:413 器用:173
精神:40
職業スキル
高速展開:Lv3 並列思考:Lv7
スキル
気配操作:Lv4 怨念:Lv7 採集:LvMax
身体操作:Lv Max 反射:Lv1 魔の理解:Lvー
ユニークスキル
我流戦闘術:Lvー 暴食:Lvー 神ノ因子:Lv2
回生:Lvー 無情:Lvー
称号
孤児 死と生の狭間を体験せし者 癒す者
克服者 我流戦闘術開祖 『暴食』所持者
倒錯神の加護
…なんというかめっちゃLvが上がっているな。
まぁそりゃそうか。
あのナメクジに亜竜などの高ランクの魔物、魔獣を倒して今回は町を潰すことが可能な蛆虫を倒した。
これぐらいLvが上がらないと割りに合わないか。
だがその割には新しいスキルは取得できないか…。
やっぱりこれ以上の強さは求めることができないのだろうか?
金を積めばスキル屋でスキルを買って手に入れれるがやっぱり自分に合ったスキルが欲しいし…。
スキル屋で手に入れた反射に至っては買ってから全く使っていない…やっぱり自分に合ったスキルを使わなければ成長することはできないということだろうか?
とりあえず今は割り振ろう。
やっぱり俺は魔力特化にするべきだろうか…それともバランスよく振るべきか…。
いやここは魔術師らしく全部知力に振ろう。
知力は記憶力や賢さ、つまりは今以上に強力で使い勝手の良い魔術を覚えてられるということだ。
だから俺は…。
「割り振りポイントを全て知力へ!」
割り振りポイント:0
HP:143 MP:413
腕力:86 体力:109 俊敏:163
知力:535 魔力:413 器用:173
精神:40
これで俺はめっちゃ純魔術師みたいなステータスになったな。
…あとやることは…職業がMaxになっているな。
この職業の並列思考には今回めっちゃくちゃ助けられたな…次の職業でもこのスキルが有れば良いと思うんだが。
さて、確認するか。
「ふぅ良いの出てくれよ…『転職』」
するとステータスの画面から文字が消えもう一度文字が出てくる。
『魔の探求者』上位職。
魔を求めて理解しようとし精神は狂い始める。
だが我々は狂う事を恐れない。
全ては目標を滅するため、求めるものの代償としてはこれは容易いことなのだ。
だからこそ我々は魔を探し求める。
『復讐者』上位職。
血みどろになり全てを恨み復讐を誓う者は全てが許される。
皆のもの叛旗を翻せ。
それは復讐心を持つ者を率いり反乱を起こすために動き出す。
『原初魔法使い』ユニーク職。
それはもう誰も使うことは無い昔の秘術。
ある者共を滅するための特別な部族の伝承の魔法。
誰がこれを使いこなすことができるのだろうか?
『暴食者』ユニーク上位職。
その者は全てを喰らい尽くす。
普通を食べることは飽き足らず異色を喰らい平らげる。
全てを食べるが空腹は満たされることは無い
10
お気に入りに追加
171
あなたにおすすめの小説
転生王女は現代知識で無双する
紫苑
ファンタジー
普通に働き、生活していた28歳。
突然異世界に転生してしまった。
定番になった異世界転生のお話。
仲良し家族に愛されながら転生を隠しもせず前世で培ったアニメチート魔法や知識で色んな事に首を突っ込んでいく王女レイチェル。
見た目は子供、頭脳は大人。
現代日本ってあらゆる事が自由で、教育水準は高いし平和だったんだと実感しながら頑張って生きていくそんなお話です。
魔法、亜人、奴隷、農業、畜産業など色んな話が出てきます。
伏線回収は後の方になるので最初はわからない事が多いと思いますが、ぜひ最後まで読んでくださると嬉しいです。
読んでくれる皆さまに心から感謝です。
貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた
佐藤醤油
ファンタジー
貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。
僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。
魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。
言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。
この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。
小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。
------------------------------------------------------------------
お知らせ
「転生者はめぐりあう」 始めました。
------------------------------------------------------------------
注意
作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。
感想は受け付けていません。
誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。
魔境に捨てられたけどめげずに生きていきます
ツバキ
ファンタジー
貴族の子供として産まれた主人公、五歳の時の魔力属性検査で魔力属性が無属性だと判明したそれを知った父親は主人公を魔境へ捨ててしまう
どんどん更新していきます。
ちょっと、恨み描写などがあるので、R15にしました。
魔力吸収体質が厄介すぎて追放されたけど、創造スキルに進化したので、もふもふライフを送ることにしました
うみ
ファンタジー
魔力吸収能力を持つリヒトは、魔力が枯渇して「魔法が使えなくなる」という理由で街はずれでひっそりと暮らしていた。
そんな折、どす黒い魔力である魔素溢れる魔境が拡大してきていたため、領主から魔境へ向かえと追い出されてしまう。
魔境の入り口に差し掛かった時、全ての魔素が主人公に向けて流れ込み、魔力吸収能力がオーバーフローし覚醒する。
その結果、リヒトは有り余る魔力を使って妄想を形にする力「創造スキル」を手に入れたのだった。
魔素の無くなった魔境は元の大自然に戻り、街に戻れない彼はここでノンビリ生きていく決意をする。
手に入れた力で高さ333メートルもある建物を作りご満悦の彼の元へ、邪神と名乗る白猫にのった小動物や、獣人の少女が訪れ、更には豊富な食糧を嗅ぎつけたゴブリンの大軍が迫って来て……。
いつしかリヒトは魔物たちから魔王と呼ばるようになる。それに伴い、333メートルの建物は魔王城として畏怖されるようになっていく。
転生したら赤ん坊だった 奴隷だったお母さんと何とか幸せになっていきます
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
転生したら奴隷の赤ん坊だった
お母さんと離れ離れになりそうだったけど、何とか強くなって帰ってくることができました。
全力でお母さんと幸せを手に入れます
ーーー
カムイイムカです
今製作中の話ではないのですが前に作った話を投稿いたします
少しいいことがありましたので投稿したくなってしまいました^^
最後まで行かないシリーズですのでご了承ください
23話でおしまいになります
鬼畜なエロゲ世界にモブ転生!?このままだと鬱ENDらしいので、ヒロイン全員寝取ってハピエン目指します!
ぽんぽこ@書籍発売中!!
ファンタジー
「助けて、このままじゃヒロインに殺される……!!」
気が付いたら俺はエロゲーム世界のモブキャラになっていた。
しかしこのエロゲー、ただヒロインを攻略してエッチなことを楽しむヌルいゲームではない。
主人公の死=世界の崩壊を迎える『ハイスクール・クライシス』というクソゲーだったのだ。
ついでに俺がなっちまったのは、どのルートを選んでも暗殺者であるヒロインたちに殺されるモブキャラクター。このままではゲームオーバーを迎えるのは確定事項。
「俺は諦めねぇぞ……トワりんとのハッピーエンドを見付けるまでは……!!」
モブヒロインの家庭科教師に恋した俺は、彼女との幸せな結末を迎えるルートを探すため、エロゲー特有のアイテムを片手に理不尽な『ハイクラ』世界の攻略をすることにした。
だが、最初のイベントで本来のエロゲー主人公がとんでもないことに……!?
『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』
異世界転生したら何でも出来る天才だった。
桂木 鏡夜
ファンタジー
高校入学早々に大型トラックに跳ねられ死ぬが気がつけば自分は3歳の可愛いらしい幼児に転生していた。
だが等本人は前世で特に興味がある事もなく、それは異世界に来ても同じだった。
そんな主人公アルスが何故俺が異世界?と自分の存在意義を見いだせずにいるが、10歳になり必ず受けなければならない学校の入学テストで思わぬ自分の才能に気づくのであった。
===========================
始めから強い設定ですが、徐々に強くなっていく感じになっております。
転生したら貴族の息子の友人A(庶民)になりました。
襲
ファンタジー
〈あらすじ〉
信号無視で突っ込んできたトラックに轢かれそうになった子どもを助けて代わりに轢かれた俺。
目が覚めると、そこは異世界!?
あぁ、よくあるやつか。
食堂兼居酒屋を営む両親の元に転生した俺は、庶民なのに、領主の息子、つまりは貴族の坊ちゃんと関わることに……
面倒ごとは御免なんだが。
魔力量“だけ”チートな主人公が、店を手伝いながら、学校で学びながら、冒険もしながら、領主の息子をからかいつつ(オイ)、のんびり(できたらいいな)ライフを満喫するお話。
誤字脱字の訂正、感想、などなど、お待ちしております。
やんわり決まってるけど、大体行き当たりばったりです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる