105 / 135
間隙⑥ ファージ・ローシュ・レイラルドにとって
しおりを挟む
「――久しぶりだな、所縁」
「あ、ファージくん……久しぶり」
ファージが領主代行として開いた、レイラルド領が成り立った記念を祝う宴において、ファージと黒須所縁は再会した。
二人が顔を合わせたのは、レイラルド家が所有するこうした宴の為に作られた城、そのバルコニー。
―――互いに、出会った所よりも少しやつれた、疲れの滲む顔をしていた事に二人は気付く。
「ドレス姿……似合っていると思う。綺麗だ」
痩せたな――そう言おうとして躊躇われたのもある。
だが、それ以上に思ったままの言葉として、それはファージの口から零れ落ちていた。
実際、所縁の容姿は整っている。
少なくとも自分でなくても恐らく――この世界での一般的な感覚を持つ人間ならそう思うだろう。
自分達のいる世界の人間とは方向こそ違うが、所縁の容姿はそれを加味しても整っていると評価されるはずだ。
彼らと自分達では美醜の価値観がそう離れていないから、なのだろう。
ともあれ、薄紫色のドレスを纏った所縁は美しかった。
作法としてじっくりと見る事は憚られるが、叶うなら……とそこまで考え、
ファージは、そんな事をついつい思考した自分が分からなくなり、内心頭を抱えた。
「ホント?
嬉しいなぁ……ファージくんは社交辞令はちゃんとしてるけど、お世辞は言わないものね」
一方、そんなファージの思考を知る由もない所縁は、
そう言うと、本当に嬉しそうに表情をほころばせた。
少し前、こちらに振り向きかけた瞬間の色のない表情や、
夜空の下で一人で佇んでいた後ろ姿が辛そうに見えていたので、ファージは安堵する。
「……分かっていただけているようで何よりだ。
ドレスは誰に準備してもらったんだ?」
「ラルがね、折角御呼ばれされたんだからちゃんと綺麗にしなくちゃって。
すごい形相で引っ張りまわしてもらって――ふふ、楽しかった」
そのラルエルはというと招待はしたのだが、この場にはいない。
この場にいるのはレートヴァ教の聖導師長、この地におけるレートヴァ教の統括責任者だ。
おそらく様々な人が集まるここで縁を――繋がりを作るべく代わってやってきたのだろう。
――挨拶された時、どこかこちらを侮っているかのような小馬鹿にしているような表情に苛立ちを覚えた事もあり、そう考える事に躊躇いはないファージであった。
ちなみにスカードも呼んではいたが「柄じゃないのは分かり切ってるだろうが」と笑われてしまった。
当然、今日ここにいる筈もない。
「でも、ラルには悪いけど私にはこんな綺麗なドレスは似合わないと思うんだよね。
いつもの鎧の方が合ってるし、こういう場所で地道に挨拶して回るより冒険してた方が――」
「所縁?」
そこまで言うと、所縁は言葉を止めて夜空を見上げた。
その際の微かに目を細めた様子も相まって、思わずファージは声を掛ける。
すると、所縁は小さく息を零してから再び視線をファージへと向けた。
その顔に自嘲的な笑みを浮かべながら。
「こんな事言ってるからダメなのかもね、私は」
「何の事だ?」
「この一年間の事。
私は、私なりに少しでも色々な状況を良くしようとしてきたつもりなんだけど――どうしてかなぁ。
なんだか、全部空回ってる気がするんだ」
「――!」
それは、この一年を通してファージも抱いている無力感と同じものだった。
「同じ世界の人達にたくさん呼び掛けてきたけど偽善者だって罵られてばかりだった。
時々説得の為に、この世界の人に迷惑をかけるのを止める為に戦う度に、お前はどっちの味方なんだってよく言われちゃったよ」
それもまた、この一年でファージが言われ続けた事だ。
異世界人へと歩み寄る為の幾つかの政策を提案したものの、その殆どが通らなかった。
敬愛する父にさえ完全な理解はしてもらえなかった。
「私は、どっちの世界の人も幸せになってほしかっただけ。
だから、レートヴァ教の人とか冒険者協会、偉い人達の要望にも出来る限り応えてきた。
自分の意見を通す為に、説得力を増す為に実績が必要だとも言われて……
だけど――その度に、それ自体特別扱いされてるみたいにも言われちゃったなぁ」
「すまない。そのうちの幾つかは私も頼んでしまった事だ」
「ううん、気にしないで。
大事なことだってちゃんと分かってるよ。
ファージくんからの頼まれごとは特にね。
でも、そうして色々とがんばってたつもりだけど――なんだかなぁ。
一年前から何も変えられてない気がするんだ。
エグザに合わせる顔がないよ」
「……私も、同じだよ」
話を誰かに聞かれたくはなかったので、ファージはよりバルコニーの奥、欄干の側まで所縁の手を取って歩いていく。
――機密事項がどうとかではない、ただ、二人の話に立ち入ってほしくなかった。
それに同意したかどうかは分からないが、所縁は何も言わずファージの手を軽く握り返してそれに従う。
「周囲を動かす為の結果を求めて足元を見ず、老人達の言いなりで――本当に寄り添うべき者達に寄り添えてなかった。
だが、分かっていてもままならなかった。
あの日――魔窟を攻略した時、私達は確かに大きな事を成し遂げた。
だが、そうした事で為すべき事の量や質を大きく上げられてしまった――
きっと今の状況は……本来の私達にはまだ分不相応なのだろう。
――すまない、所縁」
「え? どうしてファージくんが謝るの?」
「あの日、そもそも私達だけでどうにかしようと思ったのは、権力を握ったつもりの大人達の腐った世界をどうにかしたかったからだ。
結果さえ出していけば、年若い私でもそれができると思ったからだ」
だが、そうはならなかった。
むしろそれを理由に無理難題――権力を握る大人達の後始末をさせられるばかりだった。
その度に、心が蝕まれていくようだった。
ファージは、結果としてそれを所縁やラルエル、ファージにも強いてしまっている。
結局、子供の背伸びにすぎなかった事を――ファージはこの一年で痛感していた。
それは誰にも零すまいと思った思い……しかし、今は言わずにいられなかった。
「……そう過信して、君達を巻き込んだ結果が今だ。
子供の背伸びに付き合わせてしまって、本当にすまな――」
少し震えた声で言いかけた瞬間だった。
歩み出た所縁が、ファージを抱きしめたのは。
「所縁――?!」
「違う、違うよ――ファージくんは、全然悪くない。
悪いのは、私だよ――あの時、魔窟をぶっ飛ばそうなんて、私が言わなければよかった。
私の方が、子供の背伸びだったんだよ――!」
いつしか、所縁は涙を流していた。
いつしか、抱きしめているのはファージとなっていた。
そんな二人を星明りが静かに、そして優しく照らしていた――。
「あ、ファージくん……久しぶり」
ファージが領主代行として開いた、レイラルド領が成り立った記念を祝う宴において、ファージと黒須所縁は再会した。
二人が顔を合わせたのは、レイラルド家が所有するこうした宴の為に作られた城、そのバルコニー。
―――互いに、出会った所よりも少しやつれた、疲れの滲む顔をしていた事に二人は気付く。
「ドレス姿……似合っていると思う。綺麗だ」
痩せたな――そう言おうとして躊躇われたのもある。
だが、それ以上に思ったままの言葉として、それはファージの口から零れ落ちていた。
実際、所縁の容姿は整っている。
少なくとも自分でなくても恐らく――この世界での一般的な感覚を持つ人間ならそう思うだろう。
自分達のいる世界の人間とは方向こそ違うが、所縁の容姿はそれを加味しても整っていると評価されるはずだ。
彼らと自分達では美醜の価値観がそう離れていないから、なのだろう。
ともあれ、薄紫色のドレスを纏った所縁は美しかった。
作法としてじっくりと見る事は憚られるが、叶うなら……とそこまで考え、
ファージは、そんな事をついつい思考した自分が分からなくなり、内心頭を抱えた。
「ホント?
嬉しいなぁ……ファージくんは社交辞令はちゃんとしてるけど、お世辞は言わないものね」
一方、そんなファージの思考を知る由もない所縁は、
そう言うと、本当に嬉しそうに表情をほころばせた。
少し前、こちらに振り向きかけた瞬間の色のない表情や、
夜空の下で一人で佇んでいた後ろ姿が辛そうに見えていたので、ファージは安堵する。
「……分かっていただけているようで何よりだ。
ドレスは誰に準備してもらったんだ?」
「ラルがね、折角御呼ばれされたんだからちゃんと綺麗にしなくちゃって。
すごい形相で引っ張りまわしてもらって――ふふ、楽しかった」
そのラルエルはというと招待はしたのだが、この場にはいない。
この場にいるのはレートヴァ教の聖導師長、この地におけるレートヴァ教の統括責任者だ。
おそらく様々な人が集まるここで縁を――繋がりを作るべく代わってやってきたのだろう。
――挨拶された時、どこかこちらを侮っているかのような小馬鹿にしているような表情に苛立ちを覚えた事もあり、そう考える事に躊躇いはないファージであった。
ちなみにスカードも呼んではいたが「柄じゃないのは分かり切ってるだろうが」と笑われてしまった。
当然、今日ここにいる筈もない。
「でも、ラルには悪いけど私にはこんな綺麗なドレスは似合わないと思うんだよね。
いつもの鎧の方が合ってるし、こういう場所で地道に挨拶して回るより冒険してた方が――」
「所縁?」
そこまで言うと、所縁は言葉を止めて夜空を見上げた。
その際の微かに目を細めた様子も相まって、思わずファージは声を掛ける。
すると、所縁は小さく息を零してから再び視線をファージへと向けた。
その顔に自嘲的な笑みを浮かべながら。
「こんな事言ってるからダメなのかもね、私は」
「何の事だ?」
「この一年間の事。
私は、私なりに少しでも色々な状況を良くしようとしてきたつもりなんだけど――どうしてかなぁ。
なんだか、全部空回ってる気がするんだ」
「――!」
それは、この一年を通してファージも抱いている無力感と同じものだった。
「同じ世界の人達にたくさん呼び掛けてきたけど偽善者だって罵られてばかりだった。
時々説得の為に、この世界の人に迷惑をかけるのを止める為に戦う度に、お前はどっちの味方なんだってよく言われちゃったよ」
それもまた、この一年でファージが言われ続けた事だ。
異世界人へと歩み寄る為の幾つかの政策を提案したものの、その殆どが通らなかった。
敬愛する父にさえ完全な理解はしてもらえなかった。
「私は、どっちの世界の人も幸せになってほしかっただけ。
だから、レートヴァ教の人とか冒険者協会、偉い人達の要望にも出来る限り応えてきた。
自分の意見を通す為に、説得力を増す為に実績が必要だとも言われて……
だけど――その度に、それ自体特別扱いされてるみたいにも言われちゃったなぁ」
「すまない。そのうちの幾つかは私も頼んでしまった事だ」
「ううん、気にしないで。
大事なことだってちゃんと分かってるよ。
ファージくんからの頼まれごとは特にね。
でも、そうして色々とがんばってたつもりだけど――なんだかなぁ。
一年前から何も変えられてない気がするんだ。
エグザに合わせる顔がないよ」
「……私も、同じだよ」
話を誰かに聞かれたくはなかったので、ファージはよりバルコニーの奥、欄干の側まで所縁の手を取って歩いていく。
――機密事項がどうとかではない、ただ、二人の話に立ち入ってほしくなかった。
それに同意したかどうかは分からないが、所縁は何も言わずファージの手を軽く握り返してそれに従う。
「周囲を動かす為の結果を求めて足元を見ず、老人達の言いなりで――本当に寄り添うべき者達に寄り添えてなかった。
だが、分かっていてもままならなかった。
あの日――魔窟を攻略した時、私達は確かに大きな事を成し遂げた。
だが、そうした事で為すべき事の量や質を大きく上げられてしまった――
きっと今の状況は……本来の私達にはまだ分不相応なのだろう。
――すまない、所縁」
「え? どうしてファージくんが謝るの?」
「あの日、そもそも私達だけでどうにかしようと思ったのは、権力を握ったつもりの大人達の腐った世界をどうにかしたかったからだ。
結果さえ出していけば、年若い私でもそれができると思ったからだ」
だが、そうはならなかった。
むしろそれを理由に無理難題――権力を握る大人達の後始末をさせられるばかりだった。
その度に、心が蝕まれていくようだった。
ファージは、結果としてそれを所縁やラルエル、ファージにも強いてしまっている。
結局、子供の背伸びにすぎなかった事を――ファージはこの一年で痛感していた。
それは誰にも零すまいと思った思い……しかし、今は言わずにいられなかった。
「……そう過信して、君達を巻き込んだ結果が今だ。
子供の背伸びに付き合わせてしまって、本当にすまな――」
少し震えた声で言いかけた瞬間だった。
歩み出た所縁が、ファージを抱きしめたのは。
「所縁――?!」
「違う、違うよ――ファージくんは、全然悪くない。
悪いのは、私だよ――あの時、魔窟をぶっ飛ばそうなんて、私が言わなければよかった。
私の方が、子供の背伸びだったんだよ――!」
いつしか、所縁は涙を流していた。
いつしか、抱きしめているのはファージとなっていた。
そんな二人を星明りが静かに、そして優しく照らしていた――。
0
お気に入りに追加
27
あなたにおすすめの小説
10秒あれば充分だった
詩森さよ(さよ吉)
ファンタジー
俺、黒瀬透は親友たちと彼女とともに異世界へクラス召喚に遭ってしまった。
どうやら俺たちを利用しようという悪い方の召喚のようだ。
だが彼らは俺たちのステータスを見て……。
小説家になろう、アルファポリス(敬称略)にも掲載。
筆者は体調不良のため、コメントなどを受けない設定にしております。
どうぞよろしくお願いいたします。
異世界召喚に条件を付けたのに、女神様に呼ばれた
りゅう
ファンタジー
異世界召喚。サラリーマンだって、そんな空想をする。
いや、さすがに大人なので空想する内容も大人だ。少年の心が残っていても、現実社会でもまれた人間はまた別の空想をするのだ。
その日の神岡龍二も、日々の生活から離れ異世界を想像して遊んでいるだけのハズだった。そこには何の問題もないハズだった。だが、そんなお気楽な日々は、この日が最後となってしまった。
ボッチはハズレスキル『状態異常倍加』の使い手
Outlook!
ファンタジー
経緯は朝活動始まる一分前、それは突然起こった。床が突如、眩い光が輝き始め、輝きが膨大になった瞬間、俺を含めて30人のクラスメイト達がどこか知らない所に寝かされていた。
俺達はその後、いかにも王様っぽいひとに出会い、「七つの剣を探してほしい」と言われた。皆最初は否定してたが、俺はこの世界に残りたいがために今まで閉じていた口を開いた。
そしてステータスを確認するときに、俺は驚愕する他なかった。
理由は簡単、皆の授かった固有スキルには強スキルがあるのに対して、俺が授かったのはバットスキルにも程がある、状態異常倍加だったからだ。
※不定期更新です。ゆっくりと投稿していこうと思いますので、どうかよろしくお願いします。
カクヨム、小説家になろう、エブリスタにも投稿しています。
集団転移した商社マン ネットスキルでスローライフしたいです!
七転び早起き
ファンタジー
「望む3つのスキルを付与してあげる」
その天使の言葉は善意からなのか?
異世界に転移する人達は何を選び、何を求めるのか?
そして主人公が○○○が欲しくて望んだスキルの1つがネットスキル。
ただし、その扱いが難しいものだった。
転移者の仲間達、そして新たに出会った仲間達と異世界を駆け巡る物語です。
基本は面白くですが、シリアスも顔を覗かせます。猫ミミ、孤児院、幼女など定番物が登場します。
○○○「これは私とのラブストーリーなの!」
主人公「いや、それは違うな」
社畜から卒業したんだから異世界を自由に謳歌します
湯崎noa
ファンタジー
ブラック企業に入社して10年が経つ〈宮島〉は、当たり前の様な連続徹夜に心身ともに疲労していた。
そんな時に中高の同級生と再開し、その同級生への相談を行ったところ会社を辞める決意をした。
しかし!! その日の帰り道に全身の力が抜け、線路に倒れ込んでしまった。
そのまま呆気なく宮島の命は尽きてしまう。
この死亡は神様の手違いによるものだった!?
神様からの全力の謝罪を受けて、特殊スキル〈コピー〉を授かり第二の人生を送る事になる。
せっかくブラック企業を卒業して、異世界転生するのだから全力で謳歌してやろうじゃないか!!
※カクヨム、小説家になろう、ノベルバでも連載中
タブレット片手に異世界転移!〜元社畜、ダウンロード→インストールでチート強化しつつ温泉巡り始めます〜
夢・風魔
ファンタジー
一か月の平均残業時間130時間。残業代ゼロ。そんなブラック企業で働いていた葉月悠斗は、巨漢上司が眩暈を起こし倒れた所に居たため圧死した。
不真面目な天使のせいでデスルーラを繰り返すハメになった彼は、輪廻の女神によって1001回目にようやくまともな異世界転移を果たす。
その際、便利アイテムとしてタブレットを貰った。検索機能、収納機能を持ったタブレットで『ダウンロード』『インストール』で徐々に強化されていく悠斗。
彼を「勇者殿」と呼び慕うどうみても美少女な男装エルフと共に、彼は社畜時代に夢見た「温泉巡り」を異世界ですることにした。
異世界の温泉事情もあり、温泉地でいろいろな事件に巻き込まれつつも、彼は社畜時代には無かったポジティブ思考で事件を解決していく!?
*小説家になろうでも公開しております。
転生しても侍 〜この父に任せておけ、そう呟いたカシロウは〜
ハマハマ
ファンタジー
ファンタジー×お侍×父と子の物語。
戦国時代を生きた侍、山尾甲士郎《ヤマオ・カシロウ》は生まれ変わった。
そして転生先において、不思議な力に目覚めた幼い我が子。
「この父に任せておけ」
そう呟いたカシロウは、父の責務を果たすべくその愛刀と、さらに自らにも目覚めた不思議な力とともに二度目の生を斬り開いてゆく。
※表紙絵はみやこのじょう様に頂きました!
転生したら死んだことにされました〜女神の使徒なんて聞いてないよ!〜
家具屋ふふみに
ファンタジー
大学生として普通の生活を送っていた望水 静香はある日、信号無視したトラックに轢かれてそうになっていた女性を助けたことで死んでしまった。が、なんか助けた人は神だったらしく、異世界転生することに。
そして、転生したら...「女には荷が重い」という父親の一言で死んだことにされました。なので、自由に生きさせてください...なのに職業が女神の使徒?!そんなの聞いてないよ?!
しっかりしているように見えてたまにミスをする女神から面倒なことを度々押し付けられ、それを与えられた力でなんとか解決していくけど、次から次に問題が起きたり、なにか不穏な動きがあったり...?
ローブ男たちの目的とは?そして、その黒幕とは一体...?
不定期なので、楽しみにお待ち頂ければ嬉しいです。
拙い文章なので、誤字脱字がありましたらすいません。報告して頂ければその都度訂正させていただきます。
小説家になろう様でも公開しております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる