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11 ある冒険者の記憶_前編

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「なぁ、なんかおかしくないか?」

 と、俺の前を歩いていたアンカレッジが呟いた。

「……」
「え? 何が? いつもと同じだと思うけど」


 フェアバンクスは呑気に答えるが、正直俺もアンカレッジと同じ、嫌な予感みたいなのを感じていた。

 手の中の物理銃相棒のすらも、やけに冷えているような気がする。
 コイツが手に馴染まないときは、おかしなことが起きる。


 仲間よりも一緒に、多くの死線を掻い潜って来た銃なのだ。

 確かにそれは他人からしてみればただちょっと古いだけの銃かもしれなかったが、俺にとっては、他にかけがえのない銃だった。


 整備代は安くない。新型の銃が三丁は買える値段だ。
 それでも、浮気を考えたことは全くない。

 むしろその整備費を稼ぐために、こうして冒険者なんて時代遅れのマイナー稼業で、働き続けているような気さえする。


「あのっ、水路のせいじゃありませんか? ほらっ、あの、いつもと違って、水がありますし」

 ジュノーは、自信なさげに震えながらおずおずと言う。


「そういえばそうね。雨でも降ったのかしら」

 言われてみれば、いつもは枯れている水路に、濁った水が流れている。


 これは農業用の水路で、街の近くから流れる川から地下水をくみ上げ、街の中心から周囲に向かって畑に水を供給する水路だ。

 遺跡中にある水路が全て水に満たされているため、気が付かなかったのが不思議なほどに、それらは遺跡の印象を変えていた。


「あぁ、言われてみればそうだな。気にしたこともなかったけど」
「……」

 二人は納得したようだったが、俺は納得できなかった。

(なんなんだ、この胸騒ぎ……)

 嫌な予感は決してなくならない。
 胸騒ぎは大きくなるばかりだ。


「あのー。もう自由行動でいいですか? この辺、魔物もいないみたいだし」
「早く狩りに行きたいんですけど」

 堪え性のない新人が、無造作に剣を振りながら言う。


 この時代に剣なんて、時代錯誤も甚だしいが、実際この辺りの魔物なら、その辺の石ころを投げたって通じる。

 新人がこういう伝統的な王道武器に憧れるのも、別に珍しいことではない。


 実際、剣や槍は、安いし使っているだけで体が鍛えられる。

 反動の大きい物理銃は、未成熟な少年たちには合わないのかもしれないし、そう思えば、その武器の選択もあながち間違いでもないのかもしれなかった。


「おー、いいぞ。日が沈む前にギルドに帰還するから、そのつもりで戻って来いよ」

 アンカレッジが面倒くさそうに言うと、少年たちは、喜び勇んで二手に分かれ、走って行く。


「元気だな。かなり長い間歩いたのに」

「こんなド田舎まで遠征に来たがるような子たちだし、やる気は十分ってことじゃないの?」
「……」

「どうする? アンカレッジも一緒にスライム狩りでもして来たら?」
「スライム狩りなんてつまらないこと、やってられるか。銃弾の無駄もいいところだよ。ジュノー、水くれよ」

「ひゃっ!? は、はいっ! 今お持ちしますっ!」

 アンカレッジはその場に座り、大きな溜め息を吐いた。


「あぁ、だりぃ。ガキどものピクニックの引率なんて、誰がやりたがるんだ」
「……」

「あたし、ダンジョンの魔物掃除がしたいわぁ。的に向かって撃つだけで、バカがどんどん死んでいくんだもん。楽で儲かって楽しくて、あんなにいい仕事、他にないわよ」

「暴走の鎮圧か。人気の案件だよな、固定式砲台もあるし」

「そうそう! サブマスが太っ腹で助かるわ」
「ああいうの、普通にアトラクションにすれば儲かりそうだけどな。魔物を捕まえて来るのは面倒だから、混血でも的にして、射的場にすりゃあ、金出してでもやりたがる奴はいそうだよな」

「ヒエッ!?」
「やーね、冗談よ。そうよね?」

 アンカレッジは、フェアバンクスとジュノーと、他愛もない話で盛り上がっている。


「……スライムがいない」

 そこで、俺はようやく違和感に気が付いた。


 スライムが全く見当たらないのだ。


 確かに奴らは大量にいるわけではないが、それでも、見渡す限りただの一匹もスライムが見当たらないなんてあり得ない。

 いつもそこら辺を転がり回っていて、ここに来るまでに、2、3匹は踏み潰して殺しているはずだ。


「え? ……そういえば、そうだな。雨で流されたのか?」
「雨で流されるものなの?」
「分からない。でもおかしいだろ」

「ねぇ、そんなことより、屋内に入りましょうよ。ギルドの廃墟なら、せめて日差しくらいは遮れるでしょ?」

 フェアバンクスは、あくまで呑気だ。

 だが俺は、銃に弾を込めて立ち上がった。


「俺達は、何度もここに来てるのに、それに気が付かなかった。疑問にも思わなかった。そもそも思いつかなかった」

「まぁ……確かに油断しすぎだったかもな」
「でも、そんなに警戒しなくてもいいでしょ。ちょっとスライムが少なめだってだけで。あの子たちはがっかりするかもしれないけど」


「じゃあどうしてスライムが少ないと思う?」

 こいつらはいい奴だが、危機感が少なすぎるのが玉に瑕だ。
 たまにイライラしてしまう。例えば、今がそうだ。

「それは……雨に流されたとか?」
「雨でスライムが流されたなんて話、聞いたことあるか?」
「じゃあ、他の冒険者が狩って行ったんだろ。簡単に倒せるし」

「スライムの繁殖能力を知ってるだろ。奴らは並大抵のことじゃ全滅しない」
「じゃあ何が言いたいんだよ。回りくどいんだよ、お前は昔から、」

「スライムを皆殺しにした上、精神干渉ができるような高位の魔物が、ここにいるかもしれないってことだよ」


 その瞬間、俺は真っ先に、自分の銃が地面に落ちたことを知った。
 それを拾い上げようとして、次に気が付いた。

 右腕がやけに軽い。
 咄嗟に目視してしまった。

 右腕の上腕は跡形もなく切断され、それは愛用の銃と共に地面に転がっている。


「……ぁ?」

 不思議と痛みはなかった。痛いはずなのに痛みはなかった。
 ただ心臓は激しく早鐘を打っている。全身の毛が逆立ち、危険信号を発している。

「んァ、躱シたか。まァ、それでもイイけど。オレは殺すつもリでヒっかイたんだゼ?」

 背後から聞こえる声。
 振り返るとそこには、獰猛な瞳。

「やるなァ、オマエ?」

 ヒュッと、上手く吸い込めなかった息が漏れた。


 それは間違いなく化け物だった。

 ヒト型だったが、その肌は白いウロコに覆われており、いびつな口元からは獰猛な牙が覗く。

 両腕の先には不揃いな大きな爪のついた竜の手が不自然にくっついていて、その爪の先は、真っ赤に血濡れている。


 それは半ば反射的な反応だったのだろう。

 魔銃の発砲音が響く。

 撃ったのは……フェアバンクスだ。


「ジュノー! さっさと手当てしろ!」

 アンカレッジが叫び、俺を庇うように化け物と俺の間に立って銃を構え、撃った。

 しかし何かが砕ける音がしただけで、化け物に効いた様子はない。
 魔銃が効かない魔物なのだろうか。


「よシ、オマエだな」

「きゃぁあああ!!!」

 それもまた、たった一瞬の出来事だった。

 化け物はアンカレッジとフェアバンクスを完全に無視してジュノーの腹に鋭い一撃を入れ、そのまま遺跡の中心へと走り去る。


「ジュノー!!?」

 慌てて二人は発砲したが、間に合わない。

 化け物はあっという間に姿を消した。


「あ……ぁ、い、今のは……」
「いいから! 早く手当てしないと! ちょっとアンカレッジ、そのバンダナ貸しなさいよ!」

 フェアバンクスは、応急手当てとしてアンカレッジからバンダナを奪い取り、俺に止血のポーションをかけた。

「つっ、う……」

「大丈夫……じゃないか。当たり前よね。ごめん。何なのよ、今の化け物……」
「分から……ない、はぁっ……」

 止血のポーションも、こんな大きな傷には効かない。
 本格的な治療を受けるには、支援役のジュノーが必要だ。


「これは、さっさと引き上げた方が良さそうだな」

 アンカレッジの顔も青ざめている。
 さっきの化け物は、明らかに俺達の手に負えない敵だった。


「この街を出るぞ。攫われたのがジュノーだったのは僥倖だった……」
「嘘でしょ!? ディンリンガムの腕はどうするのよ!?」

「仕方ないだろ! 今から全力でギルドに戻る、それで間に合わなければ……」

「利き腕を失ったら、もうまともに撃てないわ! ディンリンガムは一生片腕のまま生きることになる!」

「じゃあどうするんだよ!! あのガキどもの中に再生癒術を使える奴なんかいない、あの化け物に攫われたジュノーを取り返しに、のこのこ巣の中へ入って行くのか!?」

 アンカレッジの言い分はもっともだった。


「……俺の、腕は諦める」

 俺は覚悟を決め、そう言った。

「でも、ディンリンガム……」
「俺の油断だ、仕方ない。二人は今すぐ戻って、ギルドに伝えてくれ。俺は護衛対象をできるかぎり集めて、後を追う」
「おい、何言って……」

「護衛対象を放り出して帰るわけにはいかない。こういうときのために依頼されたんだ。どっちにしろ、俺の腕は間に合わない。二人の魔銃は効かない。まだ若い冒険者を十四人も見殺しにはできない。俺は残る」

 俺は強い意思を持って二人を見返す。

 二人は迷っていたが、そんな俺の覚悟を感じてくれたのか、頷いた。


「分かった。でも、俺も一緒に残る」
「分かったわ。でも、あたしも残る」

 二人はほとんど同時に言って、互いに顔を見合わせる。
 そして、同時に噴き出した。


「おーけー、分かった。ディンリンガム、ガキどもを集めて脱出してくれ。フェアバンクスは俺と一緒に、」
「ジュノーを取り戻す。了解よ」

「……いいのか? 二人の魔銃は効いてなかったんだぞ」


「正確には、んだ。魔物は自分に脅威のないものに対して、わざわざ防御したりしない。……アレが魔物だったのかどうかは、よく分からないけど。つまり、防がれなければ効くってことだ。多少の牽制にはなる」

「ジュノーを取り戻すくらい、余裕よ。倒すのは無理かもしれないけど。さっきは油断してたの」

「でも、ジュノーはどこに……」

「それなら検討がついてる。多分ギルドの廃墟だ。ここらにはほとんど畑しか残ってないからな」
「方向も合ってるしね。あたしもそう思う」

 二人の意思は固いようだ。
 俺は止めたかったが、二人を信じたい気持ちもあった。


「……分かった。二人とも、絶対に無理はするなよ」

「おう!」
「当たり前よ。あんたの腕のために死ぬなんてごめんだからね!」

 アンカレッジとフェアバンクスは、そう言い残して走って行った。


 俺も立ち上がり、新人冒険者が散って行った方へと向かった。
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