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02 トドメの服従
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427はなんとかして逃げようとした。
身を捩り、唯一自由な頭を振って逃れようと試みた。
だが、体格も優れた相手に敵うはずもなく、首枷は音を立てて外れた。
427は顔を歪ませて、「ありがとうございます」と苦し気に言った。
「……」
「……」
俺は、しばらく、そのまま押さえつけていた。
427が逃走を試みるかどうかを試した。しかし彼はそんな様子は見せず、人形のようになり、全く動かない。
俺は427の両手首を自分の両手首で掴んで動かないようにしてから、起き上がらせる。
突然の衝撃に、その暗い色の金髪が揺れた。
「枷を外してほしくなかったのか?」
「……」
「これは質問だ427、答えろ」
「……はい、その通りです。看守様」
「理由を答えろ」
「吸血鬼は危険だからです」
「それはお前を拘束する理由であって、お前が拘束されたがる理由にはならない。答えろ。どうして枷を外されることを拒んだ?」
「吸血鬼は危険だからです」
「俺の目を見ろ427。もう一度聞く、何故枷を外されることを拒んだ?」
眼の色は暗い金色で、その目はあまりにも深い絶望のために、既に死んでいる。
ああ、見覚えがあると思ったら、死刑前日の死刑囚は、こんな感じの目をしていた。
それと、十一年前の軍事クーデターで粛清された老害共。
ついでに、都外に追いやられた可哀想な有象無象達。
それは明日世界が終わるみたいな顔。
自分の死を確信した動物の瞳孔。
「……申し訳ございません」
427はそう言った。
虹彩は正常、狂気に侵されているわけではない。
嘘をついている様子もない。
「痛いだろ?」
火傷を指差して尋ねたが、427はぼんやりしてその傷を見つめ、首を傾げて、「はい」と言った。
どうしてそんなことを聞くの、と言わんばかりだ。
「じゃあ外された方が嬉しいだろ」
「……でも、吸血鬼は危険です」
「何故吸血鬼が危険なんだ?」
「吸血鬼は人を殺すからです」
「じゃあお前は、人類のために拘束を望んでるのか?」
「はい」
「つまり、お前は、拘束が外れると俺のことを襲うかもしれないから、それを避けるために拘束を望んだんだな?」
「はい」
正解だったらしい。427は俺から目を逸らす。
寡黙な子供だ。そして生意気な。
「俺はお前に殺されるほど弱くない。その気になればいつでもお前を殺せる」
「……吸血鬼は危険です」
まるで、彼は魘されているように見えた。
あまりにも弱っていて、意識が朦朧としているのかもしれない。実際こんなに痛めつけられれば、まともに会話もできなくなっても不思議じゃないが。
「お前、全力のヴァンピールを知ってるか?」
「……奴らが本気かどうかなんて、分からない」
「死の間際だ。悪魔の生存本能。俺は知ってる」
「……」
「だが、問題なく殺せる」
「……看守様が?」
427は、少し驚いたように俺を見上げた。
見た目には、腕に自信があるようには見えないのだろう。
実際、俺はどちらかというと大人しそうに見えるらしい。
色白だし、背も高くないし、筋肉質でもないし、どちらかといえば中性的な顔立ちで、認めたくないが吐き気がするほど童顔だ。
我ながら、鞭やら銃より、ぬいぐるみ抱えてた方がよっぽど様になる。
残念ながら、俺は人形遊びはしない主義だが。
「だから安心しろ。俺はお前を完全に制圧できる」
「……」
「お前も悪魔の眷属なら、俺が事実を言ってるかどうかくらい分かるだろ。分からないのか?」
「はい……」
427は、本当に弱り切っているのだろう。
俺と言い合うだけの元気はないらしく、こくんと頷いて全てを受け入れることにしたらしい。
呼吸は浅く、疲れているように見えた。今にも倒れてしまいそうだ。
まあ、それもそのはず、こいつは人間に投降してから一度も人を襲っていない。
どうやら普通の食べ物もエネルギーにしているらしいが、彼の活性化を恐れた公国は、まともな食事すら与えていないようだった。
此奴が囚われてから、既に200時間以上経過している。
本来再生力が高いのに、枷を外しても火傷が治らないのは、栄養失調が原因だろう。
「お前は人類に心から従属し、貢献するつもりらしい。だから、俺はお前に褒美をやろう」
「ほうび……?」
「俺の血を飲ませてやる」
「……え?」
「俺の血を飲め427。その渇きと傷を癒すがいい」
俺は制服を脱ぎシャツをはだけて首筋を見せ、近づいた。
「お前のために、俺はドラッグ中毒を治療する羽目になったんだ。ドラッグって分かるか? 監獄医が悲しんでたよ、俺も悲しかった。この公国で許された、唯一の幸せの魔法だ」
「っ、や、やだ、嫌だ!」
427は明確に拒否した。
近づいた俺の体を突き飛ばし、銀の手錠へ向かって這って移動しようとした。
「……だから飲んでくれ、って俺は言ってるんだが?」
まぁ、ここまでの態度で薄々察してはいた。
人を傷つけたくない、吸血をしたくない。
人は彼を優しいと呼ぶかもしれない。
だが、俺にとっては興醒めもいいところだ。
だから嫌だった。
せっかくの怪物が、調教済みのちっちゃな男の子だなんて、なんてつまらない。
「もう、立ち上がれもしないか」
俺は憐れむように言った。
427は床を這うようにして俺から逃げようとする。
俺には関係ない。
コイツが血を好もうがそうじゃなかろうが、上の命令どおりにする。
押さえつけてでも吸血させ、無理矢理にでも生かしつづける。死ぬまで生かし、死んだら蘇らせる。
「うぁっ、や、いや、いややめて、嫌!」
俺は427を蹴飛ばして仰向けにして、組み敷く。
そしてナイフを抜き自分の首筋を撫で、小さく出血させた。
「ほら、お前の大好きな生き血だ。きっといい香りがする」
427は目を背けようとしていたが、その匂いはごまかせない。
夢を見ているような虚ろな視線が、その傷口に注がれる。
暗い色の金色の瞳が、鈍く輝く。
「ほら、飲め427。これは褒美だ。一口舐めてみろ。とっても甘くて、美味しいんじゃないか?」
「んっ……はぁ……ぁぁ……いぃにおい……」
「そうだろ?」
恍惚としている427は、それでも本能に抵抗していたが、明らかに体を起こそうとしていた。
「飲みたいか?」
「ぁっ、あぁ、いや、いや……」」
「吸血鬼のお前には堪らないはずだ。空腹だもんな、今にも死にそうなくらいに乾いてる」
「はい、の、喉が、渇きました、飲ませてください、ください……」
やはり立ち上がれる元気はないらしく、427は苦しそうに起き上がる。
「……ふはっ」
やはり、人が苦しんでいる様にはとても興奮する。
いくらなんでも子供を性的対象にするのは絶対に無理なのが残念だが、それでも娯楽くらいにはなる。
床を舐め、額を擦り付け、震えながら懇願する様を見下ろし、足蹴にする。
絶対的優位な立場から見下ろす感覚。
屈辱に震え、唇を噛みしめながらも、怯えてこちらを伺うその視線……
「看守さま、どうかお願いいたします。この卑しい家畜めに、どうぞお恵み下さい」
427はスムーズに跪き、洗練された動作で深々と平伏した。
「……」
……なんだろう、なんか想像と違う。
そんなにきびきび跪かれて、スラスラと「卑しい家畜めに」とか言われても。
俺は訓練された奴隷に興味はない。
多分このガキ、俺と相性が悪いんだな。
「……もういい」
急激に熱が冷めた俺は、427の肩を掴んで立ち上がらせた。
「えっ、えっあ、な、なんで?」
「もういい飲め」
俺は軽く首を傾げて首筋を差し出し、トントンと人差し指で首筋を撫でた。
427は、待っていましたとばかりに、縋りつくようにして首筋に噛みついた。
身を捩り、唯一自由な頭を振って逃れようと試みた。
だが、体格も優れた相手に敵うはずもなく、首枷は音を立てて外れた。
427は顔を歪ませて、「ありがとうございます」と苦し気に言った。
「……」
「……」
俺は、しばらく、そのまま押さえつけていた。
427が逃走を試みるかどうかを試した。しかし彼はそんな様子は見せず、人形のようになり、全く動かない。
俺は427の両手首を自分の両手首で掴んで動かないようにしてから、起き上がらせる。
突然の衝撃に、その暗い色の金髪が揺れた。
「枷を外してほしくなかったのか?」
「……」
「これは質問だ427、答えろ」
「……はい、その通りです。看守様」
「理由を答えろ」
「吸血鬼は危険だからです」
「それはお前を拘束する理由であって、お前が拘束されたがる理由にはならない。答えろ。どうして枷を外されることを拒んだ?」
「吸血鬼は危険だからです」
「俺の目を見ろ427。もう一度聞く、何故枷を外されることを拒んだ?」
眼の色は暗い金色で、その目はあまりにも深い絶望のために、既に死んでいる。
ああ、見覚えがあると思ったら、死刑前日の死刑囚は、こんな感じの目をしていた。
それと、十一年前の軍事クーデターで粛清された老害共。
ついでに、都外に追いやられた可哀想な有象無象達。
それは明日世界が終わるみたいな顔。
自分の死を確信した動物の瞳孔。
「……申し訳ございません」
427はそう言った。
虹彩は正常、狂気に侵されているわけではない。
嘘をついている様子もない。
「痛いだろ?」
火傷を指差して尋ねたが、427はぼんやりしてその傷を見つめ、首を傾げて、「はい」と言った。
どうしてそんなことを聞くの、と言わんばかりだ。
「じゃあ外された方が嬉しいだろ」
「……でも、吸血鬼は危険です」
「何故吸血鬼が危険なんだ?」
「吸血鬼は人を殺すからです」
「じゃあお前は、人類のために拘束を望んでるのか?」
「はい」
「つまり、お前は、拘束が外れると俺のことを襲うかもしれないから、それを避けるために拘束を望んだんだな?」
「はい」
正解だったらしい。427は俺から目を逸らす。
寡黙な子供だ。そして生意気な。
「俺はお前に殺されるほど弱くない。その気になればいつでもお前を殺せる」
「……吸血鬼は危険です」
まるで、彼は魘されているように見えた。
あまりにも弱っていて、意識が朦朧としているのかもしれない。実際こんなに痛めつけられれば、まともに会話もできなくなっても不思議じゃないが。
「お前、全力のヴァンピールを知ってるか?」
「……奴らが本気かどうかなんて、分からない」
「死の間際だ。悪魔の生存本能。俺は知ってる」
「……」
「だが、問題なく殺せる」
「……看守様が?」
427は、少し驚いたように俺を見上げた。
見た目には、腕に自信があるようには見えないのだろう。
実際、俺はどちらかというと大人しそうに見えるらしい。
色白だし、背も高くないし、筋肉質でもないし、どちらかといえば中性的な顔立ちで、認めたくないが吐き気がするほど童顔だ。
我ながら、鞭やら銃より、ぬいぐるみ抱えてた方がよっぽど様になる。
残念ながら、俺は人形遊びはしない主義だが。
「だから安心しろ。俺はお前を完全に制圧できる」
「……」
「お前も悪魔の眷属なら、俺が事実を言ってるかどうかくらい分かるだろ。分からないのか?」
「はい……」
427は、本当に弱り切っているのだろう。
俺と言い合うだけの元気はないらしく、こくんと頷いて全てを受け入れることにしたらしい。
呼吸は浅く、疲れているように見えた。今にも倒れてしまいそうだ。
まあ、それもそのはず、こいつは人間に投降してから一度も人を襲っていない。
どうやら普通の食べ物もエネルギーにしているらしいが、彼の活性化を恐れた公国は、まともな食事すら与えていないようだった。
此奴が囚われてから、既に200時間以上経過している。
本来再生力が高いのに、枷を外しても火傷が治らないのは、栄養失調が原因だろう。
「お前は人類に心から従属し、貢献するつもりらしい。だから、俺はお前に褒美をやろう」
「ほうび……?」
「俺の血を飲ませてやる」
「……え?」
「俺の血を飲め427。その渇きと傷を癒すがいい」
俺は制服を脱ぎシャツをはだけて首筋を見せ、近づいた。
「お前のために、俺はドラッグ中毒を治療する羽目になったんだ。ドラッグって分かるか? 監獄医が悲しんでたよ、俺も悲しかった。この公国で許された、唯一の幸せの魔法だ」
「っ、や、やだ、嫌だ!」
427は明確に拒否した。
近づいた俺の体を突き飛ばし、銀の手錠へ向かって這って移動しようとした。
「……だから飲んでくれ、って俺は言ってるんだが?」
まぁ、ここまでの態度で薄々察してはいた。
人を傷つけたくない、吸血をしたくない。
人は彼を優しいと呼ぶかもしれない。
だが、俺にとっては興醒めもいいところだ。
だから嫌だった。
せっかくの怪物が、調教済みのちっちゃな男の子だなんて、なんてつまらない。
「もう、立ち上がれもしないか」
俺は憐れむように言った。
427は床を這うようにして俺から逃げようとする。
俺には関係ない。
コイツが血を好もうがそうじゃなかろうが、上の命令どおりにする。
押さえつけてでも吸血させ、無理矢理にでも生かしつづける。死ぬまで生かし、死んだら蘇らせる。
「うぁっ、や、いや、いややめて、嫌!」
俺は427を蹴飛ばして仰向けにして、組み敷く。
そしてナイフを抜き自分の首筋を撫で、小さく出血させた。
「ほら、お前の大好きな生き血だ。きっといい香りがする」
427は目を背けようとしていたが、その匂いはごまかせない。
夢を見ているような虚ろな視線が、その傷口に注がれる。
暗い色の金色の瞳が、鈍く輝く。
「ほら、飲め427。これは褒美だ。一口舐めてみろ。とっても甘くて、美味しいんじゃないか?」
「んっ……はぁ……ぁぁ……いぃにおい……」
「そうだろ?」
恍惚としている427は、それでも本能に抵抗していたが、明らかに体を起こそうとしていた。
「飲みたいか?」
「ぁっ、あぁ、いや、いや……」」
「吸血鬼のお前には堪らないはずだ。空腹だもんな、今にも死にそうなくらいに乾いてる」
「はい、の、喉が、渇きました、飲ませてください、ください……」
やはり立ち上がれる元気はないらしく、427は苦しそうに起き上がる。
「……ふはっ」
やはり、人が苦しんでいる様にはとても興奮する。
いくらなんでも子供を性的対象にするのは絶対に無理なのが残念だが、それでも娯楽くらいにはなる。
床を舐め、額を擦り付け、震えながら懇願する様を見下ろし、足蹴にする。
絶対的優位な立場から見下ろす感覚。
屈辱に震え、唇を噛みしめながらも、怯えてこちらを伺うその視線……
「看守さま、どうかお願いいたします。この卑しい家畜めに、どうぞお恵み下さい」
427はスムーズに跪き、洗練された動作で深々と平伏した。
「……」
……なんだろう、なんか想像と違う。
そんなにきびきび跪かれて、スラスラと「卑しい家畜めに」とか言われても。
俺は訓練された奴隷に興味はない。
多分このガキ、俺と相性が悪いんだな。
「……もういい」
急激に熱が冷めた俺は、427の肩を掴んで立ち上がらせた。
「えっ、えっあ、な、なんで?」
「もういい飲め」
俺は軽く首を傾げて首筋を差し出し、トントンと人差し指で首筋を撫でた。
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