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17_ いけにえ
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「やぁやぁ我こそは傭兵シエル! 冒険者諸君、こんにちは!」
「そんな気の引き方があるか!」
キャンプの入り口で大声を出すという、極めて原始的な方法にサシャは突っ込みを入れる。
「大丈夫大丈夫。ほら、来たじゃないか。大成功だ」
確かに冒険者は集まって来ていた。
しかし彼らは武器を持っていて、すごく警戒されている。
「……何をしに来たんだ?」
「ふむ。散歩だ!」
「散歩?」
冒険者たちは困惑している。
不審者がキャンプの前で騒いでいたら、誰だって困惑するだろうから不思議はないが。
「……で、ここに何か用でもあるのか?
「道に迷ってしまってな! 一緒に山を降りてほしいんだ!」
およそ頼み事をしているとは思えないほど、申し訳なさのかけらもなく胸を張るシエル。
どうやら、おかしいのはテドだけじゃなかったようだ。サシャは頭を抱える。
ざわつく冒険者。
こんなところで迷子の亜人に助けを求められることなど、そうそうないのだろう。
「……いや、迷子は自業自得だろ。俺たちは仕事をしてるんだ。亜人の世話をしてる暇はないんだよ」
「そう言わずに、頼む! ほら、ワタシたちは亜人だぞ? 人間様の庇護なしには生きられない、か弱い下等生物だぞ?」
(人間よりも明らかに強靭な蹄と後脚を持ちながら、どの面下げて言ってんだよ)
「なぁシエル、か弱い下等生物は、人間様と話すときにそんなに偉そうに胸を張らないぞ……」
と、サシャはこそこそと耳打ちしてみるが、シエルは聞く耳を持たない。
「ほら見てみろ、この可愛い愛玩動物も困っているんだ!」
それどころか、サシャを巻き込み矢面に立たせる。
(俺を巻き込むなよ!)
「……あぁ、やっぱり、後ろに乗ってんのも亜人か?」
「そうだぞ! 見てみろ、このつぶらな瞳を! うるうるしてるぞ! ……してるよな?」
「確認してから言えよ」
「変な亜人だな」
「なんかデカいし……」
「……なんでそんなもの乗せてんだ?」
「可愛いからな!」
冒険者たちはますます困惑し、集まり始めた。
確かに注目を集めることには成功してはいるものの、どうやって離脱すればいいのか全く分からない。
「……というか、お前らは誰かに飼われてるのか? 主人はどこにいるんだよ」
「ワタシは、亜人だからよく分からなんな! とにかく、可愛い愛玩動物を乗せているんだ! 助けてくれ!」
(こいつ、考えるのが面倒になってる……そのゴリ押しは無理だろ……)
「どうする? 助けるか?」
「今は雇われてるし、勝手に助けるのはマズいんじゃ?」
「でも、こんなところで放り出したら確実に……」
「いや、俺たちの知ったことじゃないだろ」
「というか、助けを求めるなら、もうちょっと態度を考えた方がいいんじゃないのか?」
と、冒険者は尤もなコメントをした。
もしかしたら彼らは意外と常識人なのかもしれない、とサシャが考え始めたそのとき。
「なるほど、もっともだ。すまなかった」
「うわっ」
意外と素直に認めたシエルは、突然前脚を折りたたんだ。
対応できなかったサシャは、落馬して地面に転がる。
(土下座でもすんのか? まあそのくらいなら、俺も付き合うけど……)
そう思ったサシャだったが、シエルは当然のように再び立ち上がった。
(こいつまさか、俺だけに頭下げさせるつもりなのか? レベル差からすれば当然だけど……まあいいや、可愛く振る舞うのがペットの仕事……)
地面に転がったままのサシャは、釈然としないものを抱えながらも、不自由な足を折りたたんで跪こうとした。
「ほえっ?」
だがしかし、シエルはサシャの両脇の下に手を入れて抱え上げる。
かなり大柄なシエルに不意に持ち上げられたせいで、サシャは間抜けな声と共に、高い高いされているような、なんとも言えない格好にされてしまった。
「これでどうだ?」
「何がどうなんだよ! ふひゃっ!?」
尻尾に違和感を感じ、サシャは飛び上がる。
(い、嫌な予感が……)
「なるほど、いい毛並みだ」
「悪くないな」
わらわらと冒険者たちが寄ってきていた。彼らは、サシャの黒い尻尾を触っているようだ。
「ふざけんな、おい! やめろ! やめさせろ!!」
ジタバタして逃げ出そうとするサシャだが、シエルの腕からは逃れられない。
背後を蹴り上げようにも、片方しかない足では上手くいかない。
「男なのが残念だがな」
「可愛げがない」
「もう少し愛嬌があった方がいい」
「ほっとけ! 俺は飼い犬じゃねーんだよ!」
好き勝手に批判される屈辱に、サシャは色々忘れて激しく抵抗する。
しかし、悲しいくらいにシエルは爽やかに笑っているし、彼らも聞く耳を持っていないようだ。
「すまないが頭を撫でてやってくれ。尻尾よりも頭の方が好きなようだ」
「ふざけるな、おい! おろせよ、シエル!!」
頭を乱暴に撫でられる。サシャは首を振って逃れようとしたが、上手くいかない。
「いいじゃないか。殴られるより撫でられる方が、キミも嬉しいだろう?」
(確かに……!)
残りの手足を切り落とされるよりは、何倍もマシだ。
サシャは諦めて抵抗を止めるのだった。
「そんな気の引き方があるか!」
キャンプの入り口で大声を出すという、極めて原始的な方法にサシャは突っ込みを入れる。
「大丈夫大丈夫。ほら、来たじゃないか。大成功だ」
確かに冒険者は集まって来ていた。
しかし彼らは武器を持っていて、すごく警戒されている。
「……何をしに来たんだ?」
「ふむ。散歩だ!」
「散歩?」
冒険者たちは困惑している。
不審者がキャンプの前で騒いでいたら、誰だって困惑するだろうから不思議はないが。
「……で、ここに何か用でもあるのか?
「道に迷ってしまってな! 一緒に山を降りてほしいんだ!」
およそ頼み事をしているとは思えないほど、申し訳なさのかけらもなく胸を張るシエル。
どうやら、おかしいのはテドだけじゃなかったようだ。サシャは頭を抱える。
ざわつく冒険者。
こんなところで迷子の亜人に助けを求められることなど、そうそうないのだろう。
「……いや、迷子は自業自得だろ。俺たちは仕事をしてるんだ。亜人の世話をしてる暇はないんだよ」
「そう言わずに、頼む! ほら、ワタシたちは亜人だぞ? 人間様の庇護なしには生きられない、か弱い下等生物だぞ?」
(人間よりも明らかに強靭な蹄と後脚を持ちながら、どの面下げて言ってんだよ)
「なぁシエル、か弱い下等生物は、人間様と話すときにそんなに偉そうに胸を張らないぞ……」
と、サシャはこそこそと耳打ちしてみるが、シエルは聞く耳を持たない。
「ほら見てみろ、この可愛い愛玩動物も困っているんだ!」
それどころか、サシャを巻き込み矢面に立たせる。
(俺を巻き込むなよ!)
「……あぁ、やっぱり、後ろに乗ってんのも亜人か?」
「そうだぞ! 見てみろ、このつぶらな瞳を! うるうるしてるぞ! ……してるよな?」
「確認してから言えよ」
「変な亜人だな」
「なんかデカいし……」
「……なんでそんなもの乗せてんだ?」
「可愛いからな!」
冒険者たちはますます困惑し、集まり始めた。
確かに注目を集めることには成功してはいるものの、どうやって離脱すればいいのか全く分からない。
「……というか、お前らは誰かに飼われてるのか? 主人はどこにいるんだよ」
「ワタシは、亜人だからよく分からなんな! とにかく、可愛い愛玩動物を乗せているんだ! 助けてくれ!」
(こいつ、考えるのが面倒になってる……そのゴリ押しは無理だろ……)
「どうする? 助けるか?」
「今は雇われてるし、勝手に助けるのはマズいんじゃ?」
「でも、こんなところで放り出したら確実に……」
「いや、俺たちの知ったことじゃないだろ」
「というか、助けを求めるなら、もうちょっと態度を考えた方がいいんじゃないのか?」
と、冒険者は尤もなコメントをした。
もしかしたら彼らは意外と常識人なのかもしれない、とサシャが考え始めたそのとき。
「なるほど、もっともだ。すまなかった」
「うわっ」
意外と素直に認めたシエルは、突然前脚を折りたたんだ。
対応できなかったサシャは、落馬して地面に転がる。
(土下座でもすんのか? まあそのくらいなら、俺も付き合うけど……)
そう思ったサシャだったが、シエルは当然のように再び立ち上がった。
(こいつまさか、俺だけに頭下げさせるつもりなのか? レベル差からすれば当然だけど……まあいいや、可愛く振る舞うのがペットの仕事……)
地面に転がったままのサシャは、釈然としないものを抱えながらも、不自由な足を折りたたんで跪こうとした。
「ほえっ?」
だがしかし、シエルはサシャの両脇の下に手を入れて抱え上げる。
かなり大柄なシエルに不意に持ち上げられたせいで、サシャは間抜けな声と共に、高い高いされているような、なんとも言えない格好にされてしまった。
「これでどうだ?」
「何がどうなんだよ! ふひゃっ!?」
尻尾に違和感を感じ、サシャは飛び上がる。
(い、嫌な予感が……)
「なるほど、いい毛並みだ」
「悪くないな」
わらわらと冒険者たちが寄ってきていた。彼らは、サシャの黒い尻尾を触っているようだ。
「ふざけんな、おい! やめろ! やめさせろ!!」
ジタバタして逃げ出そうとするサシャだが、シエルの腕からは逃れられない。
背後を蹴り上げようにも、片方しかない足では上手くいかない。
「男なのが残念だがな」
「可愛げがない」
「もう少し愛嬌があった方がいい」
「ほっとけ! 俺は飼い犬じゃねーんだよ!」
好き勝手に批判される屈辱に、サシャは色々忘れて激しく抵抗する。
しかし、悲しいくらいにシエルは爽やかに笑っているし、彼らも聞く耳を持っていないようだ。
「すまないが頭を撫でてやってくれ。尻尾よりも頭の方が好きなようだ」
「ふざけるな、おい! おろせよ、シエル!!」
頭を乱暴に撫でられる。サシャは首を振って逃れようとしたが、上手くいかない。
「いいじゃないか。殴られるより撫でられる方が、キミも嬉しいだろう?」
(確かに……!)
残りの手足を切り落とされるよりは、何倍もマシだ。
サシャは諦めて抵抗を止めるのだった。
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