終焉の歌 ~右腕を失って追放されても、修行をして歌姫の元にメイドとして帰ってきます~

 孤児として孤児院で育てられていた、幼い少女のヒメナ達。
 お腹一杯に食べられてはいなかったものの、幸せに暮らしていた彼女達の生活は、戦争に巻き込まれて一変した。

 王都でスラム街で暮らし、盗みを働くような生活となったヒメナ達。
 しかし、そんな生活はいつまでも続かず、ヒメナだけが王都を追放された。

 ――そして数々の大切なモノを失ったヒメナ以外の一行は、歌姫アリアを守るために闘うメイド達、冥土隊を結成する。

 王都を追放された後、師匠に出会って鍛錬を積み、修行を終えて帰って来たヒメナが戦場で見るのは、一筋の希望か、それとも絶望か。
 冥土隊はそれぞれのメイド服を翻し、戦場を駆る。


※表紙は@Chocolat02_1234様からファンアートで頂きました。
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