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3回戦
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「ねえねえ、キャサリン。どうして私のMJRには、おしゃべりAIが着いていないのよ? 区長のMJRにだけついているなんて、依怙贔屓よ。」
ハチコはエンジニアのキャサリンに、自分の機体にもAIを搭載したいと文句を言っている。
「ダメ。ハチコ。キャサリンは独り言タイムだ。」
「ゲッ!?」
「ブツブツ。」
もはやキャサリンの独り言は定番になりつつある。
「まず人間や擬人化で戦う。そこから魔法使いに変身して戦う。最後にMJRで戦う。これだけで戦闘シーンの3段活用ね。目的は願いが叶う夢の欠片と。やはり敵やライバルがいるのかしら? 盛り上がりには必要よね。・・・・・・望とハチコの恋の行方は進みそうにないわね。なんなら私が望を貰おうか? 登場シーンが増えそうだし。キラーン。」
「結構です。」
邪なキャサリンの独り言。
「もう!? 二人とも!? 3回戦が始まるわよ!」
「なに!? 見なければ!」
大会会場では第3試合が始まろうとしていた。
「それでは第3試合、ポセイドーンさんのMJR海王とモンブラン・マロンさんのMJR栗との対戦です! それでは開戦です!」
ハチコのMJR戦慄がネーミングセンス的に成功を収めたので、少しMJRの名前に訂正がはいる。
「相手が海王ポセイドーンでも諦めません! くらえ! 必殺! 天津甘栗!」
マロンは、節分の豆まきみたいに、ただ栗を投げただけである。
「うわあ!? 攻撃が効かない!?」
当たり前だ。
「こんなくだらない攻撃方法しかないのか!? ああ~、どうして私は、こんなつまらない参戦しているんだ? 私は神なのに。」
魔法日本MJR大会に参加することはポセイドーンの本意ではないみたいだった。
「神の偉大さを知るがいい。必殺! 海王の水鉄砲!」
ドキューン! と人差し指から水が噴き出て攻撃する。
「ギャアアアアー!?」
マロンのMJRは一撃で遥か彼方に吹き飛ばされてしまった。
「勝者! 海王ポセイドーンさん!」
第3試合の決着がついた。
「い、一撃で!? 一撃でMJRを撃破したというのか!? 神はなんというMJRを作り出したんだ!?」
望は神の偉大さに恐怖した。
つづく。
ハチコはエンジニアのキャサリンに、自分の機体にもAIを搭載したいと文句を言っている。
「ダメ。ハチコ。キャサリンは独り言タイムだ。」
「ゲッ!?」
「ブツブツ。」
もはやキャサリンの独り言は定番になりつつある。
「まず人間や擬人化で戦う。そこから魔法使いに変身して戦う。最後にMJRで戦う。これだけで戦闘シーンの3段活用ね。目的は願いが叶う夢の欠片と。やはり敵やライバルがいるのかしら? 盛り上がりには必要よね。・・・・・・望とハチコの恋の行方は進みそうにないわね。なんなら私が望を貰おうか? 登場シーンが増えそうだし。キラーン。」
「結構です。」
邪なキャサリンの独り言。
「もう!? 二人とも!? 3回戦が始まるわよ!」
「なに!? 見なければ!」
大会会場では第3試合が始まろうとしていた。
「それでは第3試合、ポセイドーンさんのMJR海王とモンブラン・マロンさんのMJR栗との対戦です! それでは開戦です!」
ハチコのMJR戦慄がネーミングセンス的に成功を収めたので、少しMJRの名前に訂正がはいる。
「相手が海王ポセイドーンでも諦めません! くらえ! 必殺! 天津甘栗!」
マロンは、節分の豆まきみたいに、ただ栗を投げただけである。
「うわあ!? 攻撃が効かない!?」
当たり前だ。
「こんなくだらない攻撃方法しかないのか!? ああ~、どうして私は、こんなつまらない参戦しているんだ? 私は神なのに。」
魔法日本MJR大会に参加することはポセイドーンの本意ではないみたいだった。
「神の偉大さを知るがいい。必殺! 海王の水鉄砲!」
ドキューン! と人差し指から水が噴き出て攻撃する。
「ギャアアアアー!?」
マロンのMJRは一撃で遥か彼方に吹き飛ばされてしまった。
「勝者! 海王ポセイドーンさん!」
第3試合の決着がついた。
「い、一撃で!? 一撃でMJRを撃破したというのか!? 神はなんというMJRを作り出したんだ!?」
望は神の偉大さに恐怖した。
つづく。
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