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スーパービア

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「既に新しい魔王と名乗る者たちが現れています。」
 元悪魔レヴィアタンなので竜神リヴァイアサンの力を手に入れたロザリーは魔界の事情にも詳しい。
「新しい魔王!?」
「そうだ。新しい魔王7将軍は、傲慢のプライド、物欲のグリード、嫉妬のエンビ、怒りのラース、色欲のラスト、貧食のグラトニー、怠惰のスロースだ。」
「なんだって!? 新しい魔王7将軍!?」
 俺とセーラ姫は新しい強敵の出現に恐怖する。
「じゃあ、以前の魔王7将軍はどうしたのよ?」
「傲慢のルシファー、行方不明。憤怒のサタン、魔王の城でビビって籠城中。怠惰のベルフェゴール、ゴロゴロしてる。強欲のマモン、金の採掘中。暴食のベルゼブブ、食事中。色欲のアスモデウス、転生して現在、子供。そして私、嫉妬のリヴァイアサンは竜神様になったのだ! ワッハッハー!」
「自慢していう所か?」
「ていうか、魔王7将軍、ボロボロじゃない!?」
 そう、魔王7将軍の時代は終わったのだ。
「もう少し魔王や悪魔らしい悪そうな設定にはできなかったの?」
「そんなことをしたら、もっと読者や視聴者に受け入れてもらえないでしょ。」
「さすが竜神様だ。よく、そこまで考えてくださっている。」
「エッヘン、私は偉いのだ! ワッハッハー!」
 ロザリーは自画自賛である。
「ワッハッハー!」
 誰かが笑いに笑いを重ねる。
「何者だ!?」
「私の名前は、高慢のスーパービア。私こそが真の新しい魔王7将軍だ。」
 現れた悪魔スーパービアは自分が新しい魔王7将軍だという。
「あれ? 新しい魔王7将軍って、傲慢のプライドとかじゃなかったっけ?」
 セーラ姫は良いことに気がついた。
「アイツらは私たち真の新しい魔王7将軍が倒した。」
「なんですって!?」
 要するに、最近フル・メタル・アルケミストで使用されているので、使用に抵抗が生まれる。ということで、プライドは英語。ラテン語にするとスーパービアなのだ。
「私はついているな。人間界の姫に、元女神の10司教の一人、ルシファーが行方不明で力が弱っている上級天使が2人、私は本当についている。」
 スーパービアには俺は弱い人間として、敵の数には入っていなかった。
「おまえたち! 皆殺しだ!」
「くるぞ!?」
 スーパービアは悪魔の闇の力で強大な闇のエネルギーを集束して放って攻撃してくる。
「全て消し去ってくれる! 消滅魔法! オール・ディサピアド!」
 つづく。
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