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良いこと、もっと悪い魔法少女を

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 ここは渋谷のマンション。
「そうそう、魔法少女だからって、悪と戦う必要はないよね。戦うのは、たまでいいよ。」
 作家谷子は魔法少女の常識を覆す。
「栞お姉ちゃんの破壊活動をやめさせないと、魔法少女が全世界で指名手配犯になっちゃう。」
 これも姉の栞のことを心配してのことである。
「きっと悪と戦うより、魔法少女なのに悪いことをするより、魔法少女48のアイドルものにした方が、お姉ちゃんの夢も叶うはず!」
 栞の夢は2020エルメス降臨祭。アイドルものと思ってしまえば、魔女降臨イベントではなく、ただのアイドルもののコンサートでしかない。
「はあ~。渋谷のスクランブル交差点から、渋谷のライブハウスに会場を変えようかな。でも魔法少女48が売れればNHKKホールや渋谷公会堂を貸してくれるだろう。」
 実際には、ゲリラライブ意外には、スクランブル交差点の道路使用許可は渋谷警察が許可しないだろうし、CGなどの合成で渋谷スクランブル交差点でイベントをしている映像を作成するという方が現実味がある。
「私の想像の方が、現実に勝っている。」
 谷子は世の中の虚しさを感じる。
「あれ? そういえば、自衛隊ものが多いな。」
 なぜか泪は自衛隊のミリタリー使用。
「例えば、艦これれやパンツァーガールルのように、戦艦、戦車と戦いとカワイイ女の子が受けたのかな。田舎の街並みも会社名を使わなければ、風景として実際の景色を描くのは問題がないみたいだし、自衛隊需要があるんだな。」
 ちなみに魔法少女も可愛いのに残酷なことをするで、まどかマギカカなんかは人気が出過ぎて、最後はハッピーエンドで続編を作ったのかな。ということで本作も魔法使いから魔法少女に転職する。
「ギャップ萌えか。やっぱり良いことより、人が死ぬ方がインパクトが大きくていいのかな。」
 なんだろう、ギャグ漫画的なノリよりも、残酷で人をたくさん殺す方が現代人にウケる。コードギアスス、進撃の巨人人も人を殺すのが好きだ。先なのか後なのかは知らないが、アニメ順だけでいけば、約束のネバーランドドなんかも、子供たちが悪魔に食べられる家畜として始まっている。同じ流れだ。
「最初に大きな絶望を与えて、そこから努力して戦って、小さな希望を見出して健気にがんばっていく。そっちの方がいいのかな。」
 そういえば、この作品も魔法少女が好き勝手してきたが、現在、心を入れ替えて良いことをしようと模索中。設定が違うだけで、全ての物語は同じと言ってしまっているようなものだ。
「ああ~!? 考えるのが面倒臭くなってきた。ドラえもんんやサザエさんんのように毎回同じような日常モノが簡単で楽だ。良いことを1話短編ものをたくさん書けばいいのだろうか。」
 基本は、それが始まりである。書いていって、大きなストーリーが動き出すでいいのかな。
「それとも大きなストーリーが最初から打ち上げて、それを解決していくための小話がある。本を続けて読むんだから、何か大きなメインストーリーがあって、番外編のような小話で延命する方がいいのかな。永遠に話は続けられるしね。」
 コナンンみたいに20年続けよう。ドラゴンボールルみたいに1回使ったら、2回目以降は永遠に利用できるにしよう。ナルトトやメジャージャみたいに本編終わったら大人にして、子供編を始めよう。
「売れる1作ができるのって大変なんだな。スポンサーが終わるのを許してくれないから、アイデアの尽きた作者は大変なんだろうな。有名ヒット作の作者たちの自殺の原因が、それだったりして。」
 谷子の魔法少女エルメスちゃんは確実に売れるので、明日は我が身と心配する。
「そうか! 栞お姉ちゃんより悪い魔法少女を創造すればいいんだ!」
 谷子は栞よりも悪い、ラスボスを生み出すことにした。

つづく。
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