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この世はパクリでできている
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「開き直った! タイトルを「この世はパクリでできている!」にすればいいんだ。そうすれば創作で悩まなくていい! なんてインパクトのあるタイトルなんだ! ワッハッハー!」
天は、カフェで少し高いコーヒーを飲んで家に帰ってきたら、気持ちが吹っ切れて創作意欲が湧いてきた。
「さすが天ね。迷いが吹っ切れる解決策だわ! よし! ジャンルは、パクリに該当しない。ということで、私たちの現代ドラマを選択しましょう。学園モノの私たちは青春日常モノよ!」
麗は、天の意見にライト文芸部員として賛同を重ねる。
「内容は、シチュエーション・ギャップで「旧暦忍者」でやったように「現代に忍者がやってきたらどうなるのかのような「現代に○○がやってきたらどうなるのか? シリーズ」にしましょう。」
大蛇は、テーマを「シチュエーション・ギャップ」に決める。しかも、いつの間にか、シリーズになっている。
「それって、本人が気が付かなかっただけで、ライト文芸部でずっとやってきたことですよね? ニコッ。」
笑は、身も蓋もないことをいうが、その通りである。現代に忍者がやってきたら、現代に妖怪がやってきたらというのは、起承転結でいうと「起」でしかない。
「全部ミックスすればいいんですよ。「ライト文芸部」も、「旧暦忍者」も、「カロヤカさん」も。そうすれば、かなり濃いオリジナルストーリーが完成します。ルンルルン~。」
カロヤカさんは、良い話なのだが、パンチがないの気にしていた。現代ドラマだけなら、面白いのだが。ラノベでファンタジーを混ぜるのか? ミックス? ラノベには混沌(カオス)の方が似合うな。
「お願いだから、そこに「苺先生」も混ぜて! ミックスでも、カオスでもいいから!」
苺は、既に女教師モノとして忘れられる存在だった。ということは、どういうことだ?
「みなさん! 今日の和菓子は、半額で買った鴨ローストビーフですよ! もちろんお茶もありますよ! エヘッ。」
「コンコン。」
本物の幽霊おみっちゃんとコンコンは、まだ壊れていたが、鴨は半額でも高級品で美味しかった。
「分けて書いた方が読みやすいから私の話はカット。あ、私は食べたら帰るからね。」
幽子は、作品のために自分を犠牲にする。
「さあ! 創作スタート!」
「まとめると、1ジャンル。例えば「青春日常モノ」「旧暦忍者」「女教師」を1作で10万字書こうと思うから、テンプレートで名前を変えるだけになってしまう。
「それなら、10ジャンルで10話ずつ作ると10万字に到達する。」
「または様々なジャンルのものをミックスして書けば、それでも10万字に到達する。」
「仮に、またはテストとして、今までも、「ライト文芸部」「忍者」「妖怪」「女教師」など分離して書いてきた。」
「ミックスやカオスを意識して書いていなかっただけ。」
「だからバラバラ感があった。」
「今度は、そのバラバラを1つにまとめてしまおう。」
「壮大なスケールの復活ですね。ワクワク。」
「1ジャンルだけだと、余裕で簡単に書けてしまう。」
「複数ジャンルを、ちゃんと考えて、1つにまとめてみよう。」
「きっと様々なテンプレートができますね。」
「結局、テンプレートになるのか!?」
「まあ、オリジナル作品にはなるでしょうね。」
「1話に1ジャンルで2キャラ以上出せば良いのだ。」
「どう混ざるか分からないから、2作を合わせてみよう。」
カロヤカにお任せあれ。
「ダメだ! 「苺先生」3000字、「旧暦忍者」2000字。この2つを足すだけで、5000字になってしまう。コピーして張り合わせるのは無理、不可、ダメ。」
「新たに、それを合わせたものを書かないとダメか。」
「異世界からキャラクターを呼び出す? それとも異世界のキャラクターが現代に暮らしてる。」
「ああ~、これが創作か。なんか思い出したような気がする。」
「この時点で、現代ドラマは無理だな。」
「現代ドラマは、キャラクターというよりも、困難、困難、困難の連続だよね。それを乗り越えて笑ったり、乗り越えられなくて泣いたりしか選択肢がない。」
「初期の書き方で良かった。悲しいがライト文芸に寄せようとして失敗している気がする。」
「現代ドラマ5割。異世界テイスト5割。さらに子供向け? それは無理だろう。」
「登場は、単数キャラでも良いとして、後は複数キャラにしよう。」
「同じ1話を、現代ドラマと、異世界テイストで書くか? 面倒臭い。」
「なんだろう? 形にこだわり過ぎなのかな? 前に進まない。」
「そういう時は、とりあえず書いてみるものだ。」
「主人公は、カロヤカさん。通常バージョンは、女子高生。異世界バージョンは、妖精さんと小人さん使い。夢は、世界平和!」
「試し書き! 創作スタート!」
「おはよう!」
カロヤカさんは、笑顔で明るく挨拶と言った。
「おはよう!」
カロヤカさんが挨拶をすると、彼女の背後で妖精さんと小人さんがお辞儀をした。
「カット!」
「現代ドラマと異世界テイストと並べると、こんなにも違いがあるのか。」
「勉強になるな。」
「続き、再開!」
「おはよう! カロヤカさん!」
クラスメートの大蛇と笑がカロヤカさんに挨拶を返す。
「おはよう! カロヤカさん!」
クラスメートの大蛇と笑がカロヤカさんと妖精さんと小人さんに挨拶を返す。
「カット!」
「何が違う?」
「絶対に妖精さんと小人さんが文字として入ってくるとこだ。」
「仮に妖精さんと小人さんという文字を使わなかった場合。カロヤカさんとカロヤカさん「たち」との言葉の違いである。」
「「たち」の二文字で、妖精さんと小人さんも含んだ言い方になっている。」
「素晴らしいな。」
「ねえねえ! 聞いた? カロヤカさん!」
「どうしたの?」
大蛇は慌てた様子でカロヤカさんに尋ねる。しかしカロヤカさんには何があったのかわからなかった。
「これはどちらでも使える。」
「「妖精さんと小人さんも不思議そうな顔をしている。」を異世界テイストには足そうか。」
「これで何か問題が起こって、カロヤカさんが妖精さんと小人さんを使って事件を解決する異世界テイスト。」
「それとも、友達やみんなで助け合って、困難を乗り切る愛と友情の感動の現代ドラマ。」
「幼少期、貧乏、親が死ぬ、夜逃げ、川で流される。」
「青年期、進学できない、勉強できない、バイトばかり。」
「社会人、就職できない、結婚できない、子供いない。」
「このような不幸があり、最終回、最終回前の回くらいで、やっと幸せになる。」
「お約束である。」
「で、オチは、こんな話を現代人は見せられているということだ。」
「そりゃあ、ネットゲームやネット通販ばかりで家の中に引きこもり、人間と人間の対面の関係が無くなる訳だ。」
「普通に人と人が出会って、幸せになるというドラマを採用しようというテレビ局はないのかね?」
「それ見て現代人は育っているんだ。明るくて普通な子が育つ訳がない。」
「暗い他人を蔑むような性格の悪い人間を量産しているに過ぎない。」
「渋谷のハロウィンで暴動が起きるのも、現代ドラマ、現代日本が滅んでいるからである。あえて深くは書かない。」
「ああ! 現代ドラマであろうが、異世界テイストだろうが、人が見て幸せに前向きになってくれる物語なら良いのか。」
「やっぱり水戸黄門。」
「日本の時代劇と、アメリカン・ヒーローは似ている。正義貫徹、必ず最後に正義が勝つのである。」
「3000字オーバーで長いので、次話に続く。」
カロヤカにお任せあれ。
つづく。
天は、カフェで少し高いコーヒーを飲んで家に帰ってきたら、気持ちが吹っ切れて創作意欲が湧いてきた。
「さすが天ね。迷いが吹っ切れる解決策だわ! よし! ジャンルは、パクリに該当しない。ということで、私たちの現代ドラマを選択しましょう。学園モノの私たちは青春日常モノよ!」
麗は、天の意見にライト文芸部員として賛同を重ねる。
「内容は、シチュエーション・ギャップで「旧暦忍者」でやったように「現代に忍者がやってきたらどうなるのかのような「現代に○○がやってきたらどうなるのか? シリーズ」にしましょう。」
大蛇は、テーマを「シチュエーション・ギャップ」に決める。しかも、いつの間にか、シリーズになっている。
「それって、本人が気が付かなかっただけで、ライト文芸部でずっとやってきたことですよね? ニコッ。」
笑は、身も蓋もないことをいうが、その通りである。現代に忍者がやってきたら、現代に妖怪がやってきたらというのは、起承転結でいうと「起」でしかない。
「全部ミックスすればいいんですよ。「ライト文芸部」も、「旧暦忍者」も、「カロヤカさん」も。そうすれば、かなり濃いオリジナルストーリーが完成します。ルンルルン~。」
カロヤカさんは、良い話なのだが、パンチがないの気にしていた。現代ドラマだけなら、面白いのだが。ラノベでファンタジーを混ぜるのか? ミックス? ラノベには混沌(カオス)の方が似合うな。
「お願いだから、そこに「苺先生」も混ぜて! ミックスでも、カオスでもいいから!」
苺は、既に女教師モノとして忘れられる存在だった。ということは、どういうことだ?
「みなさん! 今日の和菓子は、半額で買った鴨ローストビーフですよ! もちろんお茶もありますよ! エヘッ。」
「コンコン。」
本物の幽霊おみっちゃんとコンコンは、まだ壊れていたが、鴨は半額でも高級品で美味しかった。
「分けて書いた方が読みやすいから私の話はカット。あ、私は食べたら帰るからね。」
幽子は、作品のために自分を犠牲にする。
「さあ! 創作スタート!」
「まとめると、1ジャンル。例えば「青春日常モノ」「旧暦忍者」「女教師」を1作で10万字書こうと思うから、テンプレートで名前を変えるだけになってしまう。
「それなら、10ジャンルで10話ずつ作ると10万字に到達する。」
「または様々なジャンルのものをミックスして書けば、それでも10万字に到達する。」
「仮に、またはテストとして、今までも、「ライト文芸部」「忍者」「妖怪」「女教師」など分離して書いてきた。」
「ミックスやカオスを意識して書いていなかっただけ。」
「だからバラバラ感があった。」
「今度は、そのバラバラを1つにまとめてしまおう。」
「壮大なスケールの復活ですね。ワクワク。」
「1ジャンルだけだと、余裕で簡単に書けてしまう。」
「複数ジャンルを、ちゃんと考えて、1つにまとめてみよう。」
「きっと様々なテンプレートができますね。」
「結局、テンプレートになるのか!?」
「まあ、オリジナル作品にはなるでしょうね。」
「1話に1ジャンルで2キャラ以上出せば良いのだ。」
「どう混ざるか分からないから、2作を合わせてみよう。」
カロヤカにお任せあれ。
「ダメだ! 「苺先生」3000字、「旧暦忍者」2000字。この2つを足すだけで、5000字になってしまう。コピーして張り合わせるのは無理、不可、ダメ。」
「新たに、それを合わせたものを書かないとダメか。」
「異世界からキャラクターを呼び出す? それとも異世界のキャラクターが現代に暮らしてる。」
「ああ~、これが創作か。なんか思い出したような気がする。」
「この時点で、現代ドラマは無理だな。」
「現代ドラマは、キャラクターというよりも、困難、困難、困難の連続だよね。それを乗り越えて笑ったり、乗り越えられなくて泣いたりしか選択肢がない。」
「初期の書き方で良かった。悲しいがライト文芸に寄せようとして失敗している気がする。」
「現代ドラマ5割。異世界テイスト5割。さらに子供向け? それは無理だろう。」
「登場は、単数キャラでも良いとして、後は複数キャラにしよう。」
「同じ1話を、現代ドラマと、異世界テイストで書くか? 面倒臭い。」
「なんだろう? 形にこだわり過ぎなのかな? 前に進まない。」
「そういう時は、とりあえず書いてみるものだ。」
「主人公は、カロヤカさん。通常バージョンは、女子高生。異世界バージョンは、妖精さんと小人さん使い。夢は、世界平和!」
「試し書き! 創作スタート!」
「おはよう!」
カロヤカさんは、笑顔で明るく挨拶と言った。
「おはよう!」
カロヤカさんが挨拶をすると、彼女の背後で妖精さんと小人さんがお辞儀をした。
「カット!」
「現代ドラマと異世界テイストと並べると、こんなにも違いがあるのか。」
「勉強になるな。」
「続き、再開!」
「おはよう! カロヤカさん!」
クラスメートの大蛇と笑がカロヤカさんに挨拶を返す。
「おはよう! カロヤカさん!」
クラスメートの大蛇と笑がカロヤカさんと妖精さんと小人さんに挨拶を返す。
「カット!」
「何が違う?」
「絶対に妖精さんと小人さんが文字として入ってくるとこだ。」
「仮に妖精さんと小人さんという文字を使わなかった場合。カロヤカさんとカロヤカさん「たち」との言葉の違いである。」
「「たち」の二文字で、妖精さんと小人さんも含んだ言い方になっている。」
「素晴らしいな。」
「ねえねえ! 聞いた? カロヤカさん!」
「どうしたの?」
大蛇は慌てた様子でカロヤカさんに尋ねる。しかしカロヤカさんには何があったのかわからなかった。
「これはどちらでも使える。」
「「妖精さんと小人さんも不思議そうな顔をしている。」を異世界テイストには足そうか。」
「これで何か問題が起こって、カロヤカさんが妖精さんと小人さんを使って事件を解決する異世界テイスト。」
「それとも、友達やみんなで助け合って、困難を乗り切る愛と友情の感動の現代ドラマ。」
「幼少期、貧乏、親が死ぬ、夜逃げ、川で流される。」
「青年期、進学できない、勉強できない、バイトばかり。」
「社会人、就職できない、結婚できない、子供いない。」
「このような不幸があり、最終回、最終回前の回くらいで、やっと幸せになる。」
「お約束である。」
「で、オチは、こんな話を現代人は見せられているということだ。」
「そりゃあ、ネットゲームやネット通販ばかりで家の中に引きこもり、人間と人間の対面の関係が無くなる訳だ。」
「普通に人と人が出会って、幸せになるというドラマを採用しようというテレビ局はないのかね?」
「それ見て現代人は育っているんだ。明るくて普通な子が育つ訳がない。」
「暗い他人を蔑むような性格の悪い人間を量産しているに過ぎない。」
「渋谷のハロウィンで暴動が起きるのも、現代ドラマ、現代日本が滅んでいるからである。あえて深くは書かない。」
「ああ! 現代ドラマであろうが、異世界テイストだろうが、人が見て幸せに前向きになってくれる物語なら良いのか。」
「やっぱり水戸黄門。」
「日本の時代劇と、アメリカン・ヒーローは似ている。正義貫徹、必ず最後に正義が勝つのである。」
「3000字オーバーで長いので、次話に続く。」
カロヤカにお任せあれ。
つづく。
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