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「おまえは誰だ!?」
うくぴょんは現れた変な女に尋ねた。しかしカトリーヌやラキキたちの様子はおかしかった。
「ま、まさか!? まさか!? おまえは!?」
「そう。そのまさかだ。私はおまえたちに蹴り飛ばされたアリさんだ。」
「やっぱり!? ということは!?」
「ありぴょんだ!」
「ありぴょん!? 生きていたのか!?」
「ふっふっふ。私は生きていたのだ。邪神うさぴょん様のご加護を頂き、私は帰って来たのだよ!」
「また邪神うさぴょんか!?」
「うさぴょん様は優しいぞ。私をわざわざレベル1にして、汗と努力と血の涙を送る日々を与えてくれた。おかげさまで今の私のレベルは40だ!」
「レベル40!?」
「アリにひれ伏せ! 人間共! 地べたを這いずり回らせてやる! アリの気持ちを思い知れ!」
戦慄のありぴょん。地獄から這い上がって来たありぴょんのレベルは40。どうする!? カトリーヌ!?
「それはないわ。」
「ないない。」
「え?」
カトリーヌたちは首と手を横に振って否定する。その様子を見て、ありぴょんは予想外のことなのであっけにとられる。
「なめてるのか? そんなことを言っていられるのは今だけだぞ! くらえ! アリさん爆弾48匹投げ!」
説明しよう。アリさん爆弾とは、小さなアリさんの姿をしたマイクロ爆弾である。普通はビルでも学校でも吹き飛ばす破壊力がある。
「ドカーン!」
「ざまあみろ! アリさんをバカにするからだ!」
アリさん爆弾はカトリーヌたちに命中した。辺りは爆煙が立ち上がり視界が悪い。少しずつ煙が薄れてきた。
「やったか? ・・・な!? なに!?」
煙の中から傷一つ負っていないカトリーヌたちが現れた。どういうことなのか、ありぴょんは理解できなかった。
「どうしてだ!? どうして無事でいられるんだ!?」
「どうした? ありぴょん。もう終わりか?」
「こうなったら私の最大の必殺技で、おまえたちを葬ってやる! いくぞ! アリさんレーザー48匹投射!」
説明しよう。アリさんレーザーとは、改造されたアリさんの口からレーザー光線を出して、敵を焼き殺そうという恐ろしい攻撃である。
「ドカーン!」
「フッ。私に歯向かわなければ、もう少し長生きできたものを。可哀そうな奴らだった。」
アリさんレーザー光線がカトリーヌたちに命中して爆炎が立ち上がる。少しずつ煙が薄くなって煙の中の様子が見えてくる。
「誰が可哀そうですって?」
「か、カトリーヌ!? なぜだ!? なぜアリさんレーザーを食らっても生きていられるんだ!?」
「簡単よ。私のレベルは99だもの。」
「99!?」
「あなたがサボっている間に、私は気象予報協会の女会長として、日々鍛錬をしていたのよ。レベルが上限に達するのも当然だわ。」
「ちなみに僕は黒いサイコロに守られています。」
「私は神のご加護バリアがあります。」
「天使だから無敵です。」
「天使! 最高!」
「そんなの卑怯よ! 卑怯だわ!」
「あなたに言われたくないわよ。どうお仕置きしてあげましょう? ヘッヘっへ。」
ここで形勢が逆転した。ビビりまくるありぴょん。悪魔的な強さを見せるカトリーヌたちであった。
つづく。
うくぴょんは現れた変な女に尋ねた。しかしカトリーヌやラキキたちの様子はおかしかった。
「ま、まさか!? まさか!? おまえは!?」
「そう。そのまさかだ。私はおまえたちに蹴り飛ばされたアリさんだ。」
「やっぱり!? ということは!?」
「ありぴょんだ!」
「ありぴょん!? 生きていたのか!?」
「ふっふっふ。私は生きていたのだ。邪神うさぴょん様のご加護を頂き、私は帰って来たのだよ!」
「また邪神うさぴょんか!?」
「うさぴょん様は優しいぞ。私をわざわざレベル1にして、汗と努力と血の涙を送る日々を与えてくれた。おかげさまで今の私のレベルは40だ!」
「レベル40!?」
「アリにひれ伏せ! 人間共! 地べたを這いずり回らせてやる! アリの気持ちを思い知れ!」
戦慄のありぴょん。地獄から這い上がって来たありぴょんのレベルは40。どうする!? カトリーヌ!?
「それはないわ。」
「ないない。」
「え?」
カトリーヌたちは首と手を横に振って否定する。その様子を見て、ありぴょんは予想外のことなのであっけにとられる。
「なめてるのか? そんなことを言っていられるのは今だけだぞ! くらえ! アリさん爆弾48匹投げ!」
説明しよう。アリさん爆弾とは、小さなアリさんの姿をしたマイクロ爆弾である。普通はビルでも学校でも吹き飛ばす破壊力がある。
「ドカーン!」
「ざまあみろ! アリさんをバカにするからだ!」
アリさん爆弾はカトリーヌたちに命中した。辺りは爆煙が立ち上がり視界が悪い。少しずつ煙が薄れてきた。
「やったか? ・・・な!? なに!?」
煙の中から傷一つ負っていないカトリーヌたちが現れた。どういうことなのか、ありぴょんは理解できなかった。
「どうしてだ!? どうして無事でいられるんだ!?」
「どうした? ありぴょん。もう終わりか?」
「こうなったら私の最大の必殺技で、おまえたちを葬ってやる! いくぞ! アリさんレーザー48匹投射!」
説明しよう。アリさんレーザーとは、改造されたアリさんの口からレーザー光線を出して、敵を焼き殺そうという恐ろしい攻撃である。
「ドカーン!」
「フッ。私に歯向かわなければ、もう少し長生きできたものを。可哀そうな奴らだった。」
アリさんレーザー光線がカトリーヌたちに命中して爆炎が立ち上がる。少しずつ煙が薄くなって煙の中の様子が見えてくる。
「誰が可哀そうですって?」
「か、カトリーヌ!? なぜだ!? なぜアリさんレーザーを食らっても生きていられるんだ!?」
「簡単よ。私のレベルは99だもの。」
「99!?」
「あなたがサボっている間に、私は気象予報協会の女会長として、日々鍛錬をしていたのよ。レベルが上限に達するのも当然だわ。」
「ちなみに僕は黒いサイコロに守られています。」
「私は神のご加護バリアがあります。」
「天使だから無敵です。」
「天使! 最高!」
「そんなの卑怯よ! 卑怯だわ!」
「あなたに言われたくないわよ。どうお仕置きしてあげましょう? ヘッヘっへ。」
ここで形勢が逆転した。ビビりまくるありぴょん。悪魔的な強さを見せるカトリーヌたちであった。
つづく。
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