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悲しみの桃太郎少女
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「私がガパオ流ムエタイの正統継承者! 一子相伝にして最強のアハ殺拳! 世紀末アハ救世主! タイキック侍少女、真理亜! ガパオの掟は私が守る!」
真理亜、お友達70億人キャンペーン実施中!
「次は品川村でござるか。」
「ござるも板についてきたね。」
「アハッ!」
時代劇っぽくなってきた今日この頃。
「そうか。私は救世主として、有名になっていたのか。この調子ならアハ教がジパングを支配する日も近いな。アハッ!」
「お姉ちゃんは偽救世主として有名なのよ。本当の救世主は私よ、私。」
楓は救世主。真理亜は偽救世主であった。
「品川村はどんなところだろう?」
「川があるのは間違いないわね。きっと川から品物が流れてくるんじゃない。」
「そんな、まさか。」
「そのまさかです!」
その時、少女が現れた。
「なんだ!? その桃太郎な服装は!?」
現れた少女は桃太郎の姿をしていた。
「実は・・・・・・。」
桃太郎少女は身の上の話を始めた。
「品川村には悪代官少女がいて、気分が悪いと村人は川から流されて、東京湾に流されて力尽きて沈んでしまうという悲劇的伝説なんです。」
「分かったわ! 品川の悪代官を倒せばいいのね!」
「それでどうしてわかるのよ!?」
「お約束の展開だもん。アハッ!」
これが○○侍少女ワールド・クオリティー。
「私は川を流れている時に親切なおじいさんとおばあさんに拾ってもらったので助かりました。しかし川から奇跡的に引き上げられた者は、桃太郎少女になってしまうんです! 私は普通の姿で暮らしたい!」
「分かるわ! あなたの悲しみが!」
「不憫だわ。一生桃太郎少女で生きていくのは。」
桃太郎品川少女の悲しみに同情する真理亜たち。
「よし! 品川村の悪代官少女を倒すぞ!」
「おお!」
「ありがとうございます! 救世主様!」
真理亜たちは品川村の代官所に向かった。
「さあ! 今回は尺も多めに取ってるし、悪代官をボコボコのフルボッコにしてやる! アハッ!」
「私も何連撃できるか、楽しみだわ! アハッ!」
「救世主様というのは緊張感がないんですね。」
桃太郎少女の素直な救世主を見た感想である。
「頼もう!」
道場破りをされてきた真理亜の代官所に入る時の掛け声である。
「何者だ!?」
急な狼藉に品川悪代官少女は驚く
「私がガパオ流ムエタイの正統継承者! 一子相伝にして最強のアハ殺拳! 世紀末アハ救世主! タイキック侍少女、真理亜! 長くてごめんね!」
「サイキック侍少女だよ! お姉ちゃん、少しズレてるよ!」
「アハッ!」
お約束の展開。
「まさか!? おまえが巷で有名な変な笑い方をするという偽救世主か!?」
「こらー! 誰が偽救世主だ!?」
偽物と呼ばれて激高する真理亜。
「あの門番さん。」
「なんだい? お嬢ちゃん。」
「私を捕まえてください。」
「え?」
楓は自ら門番に声をかけた。
「キャアアアアアアー!?」
「楓!?」
悲鳴に真理亜が振り向くと楓は門番に捕まっていた。
「助けてー! お姉ちゃん!」
「卑怯な! あんな小さい楓を人質にするなんて!?」
「よくやったぞ! 門番!」
「え? 私は何もしてないんですが・・・・・・。」
大喜びの品川悪代官少女。
「どうだ? 偽救世主! これで手も足も出まい!」
「偽救世主、言うな!?」
あくまでも真理亜は偽救世主。
「速やかに抵抗をやめて投降しろ! そうすれば命だけは助けてやるぞ!」
「おまえの血は何色だ!?」
「赤だよ。だって人間だもの。」
「あ、そっか。アハッ!」
品川悪代官少女の血の色は赤だった。
「捕まえてくれてありがとうございました。」
「いえいえ、どういたしまして。」
「今から代官所を木端微塵にしますので危ないのでお逃げください。」
「え?」
「忠告はしましたので、ご恩は返しましたよ。今から皆殺しにするので。アハッ!」
「ええー!?」
楓は律儀に門番にお礼をして代官所の中に進んで行く。
「おまえたち! 殺してやる! 出やえ! 出やえ! 者共! 狼藉者だ!」
たくさんの侍が現れる。
「やれるものならやってみろ。おまえは、もう死んでいる。アハッ!」
「相手が悪かったと思って諦めてください!」
丁寧に挨拶する大神姉妹。
「舐めるな! 小娘共!」
「アハ神に代わってお仕置きよ! アハッ!」
「いでよ! タイキック刀!」
「サイキック刀よ! お姉ちゃん! 少しズレてるよ!」
「アハッ!」
こうして侍同士の斬りあいが始まるかに見えた。
「舞え! 私の刀たち! サイキック刀・サイコキネシス斬り!」
複数の刀たちが真理亜の意思に従い飛んでいき侍たちを次々と切り倒していく。
「中規模の代官所なら5000連で十分かしら。サイキック刀・5000連撃!」
楓は連続攻撃で代官所を破壊していく。
「ギャアアアアアアー!? 私の家来が!? 私の代官所が!?」
慌てふためく品川悪代官少女。
「なんなんだ!? おまえたちは!?」
「ただの救世主さ。」
クールに決める大神姉妹。
「くらえ! 品川悪代官少女! おまえの悪い心を斬ってやる! これが私のサイキック・インスピレーション斬り!」
真理亜は相手の心を斬ることができる。
「と、見せかけて、ガパオ流奥義! トム・ヤム・クン!」
ただのタイキックである。
「ギャアアアアアアー!? やられた!?」
品川悪代官少女は爆発して死んだ。
「正義は勝つ! アハッ!」
真理亜は勝利の余韻に浸る。
「ありがとうございました。救世主様。と偽救世主様。」
「だから私は偽物じゃないっのー!?」
救世主と偽救世主の武者修行の旅は続く。
つづく。
真理亜、お友達70億人キャンペーン実施中!
「次は品川村でござるか。」
「ござるも板についてきたね。」
「アハッ!」
時代劇っぽくなってきた今日この頃。
「そうか。私は救世主として、有名になっていたのか。この調子ならアハ教がジパングを支配する日も近いな。アハッ!」
「お姉ちゃんは偽救世主として有名なのよ。本当の救世主は私よ、私。」
楓は救世主。真理亜は偽救世主であった。
「品川村はどんなところだろう?」
「川があるのは間違いないわね。きっと川から品物が流れてくるんじゃない。」
「そんな、まさか。」
「そのまさかです!」
その時、少女が現れた。
「なんだ!? その桃太郎な服装は!?」
現れた少女は桃太郎の姿をしていた。
「実は・・・・・・。」
桃太郎少女は身の上の話を始めた。
「品川村には悪代官少女がいて、気分が悪いと村人は川から流されて、東京湾に流されて力尽きて沈んでしまうという悲劇的伝説なんです。」
「分かったわ! 品川の悪代官を倒せばいいのね!」
「それでどうしてわかるのよ!?」
「お約束の展開だもん。アハッ!」
これが○○侍少女ワールド・クオリティー。
「私は川を流れている時に親切なおじいさんとおばあさんに拾ってもらったので助かりました。しかし川から奇跡的に引き上げられた者は、桃太郎少女になってしまうんです! 私は普通の姿で暮らしたい!」
「分かるわ! あなたの悲しみが!」
「不憫だわ。一生桃太郎少女で生きていくのは。」
桃太郎品川少女の悲しみに同情する真理亜たち。
「よし! 品川村の悪代官少女を倒すぞ!」
「おお!」
「ありがとうございます! 救世主様!」
真理亜たちは品川村の代官所に向かった。
「さあ! 今回は尺も多めに取ってるし、悪代官をボコボコのフルボッコにしてやる! アハッ!」
「私も何連撃できるか、楽しみだわ! アハッ!」
「救世主様というのは緊張感がないんですね。」
桃太郎少女の素直な救世主を見た感想である。
「頼もう!」
道場破りをされてきた真理亜の代官所に入る時の掛け声である。
「何者だ!?」
急な狼藉に品川悪代官少女は驚く
「私がガパオ流ムエタイの正統継承者! 一子相伝にして最強のアハ殺拳! 世紀末アハ救世主! タイキック侍少女、真理亜! 長くてごめんね!」
「サイキック侍少女だよ! お姉ちゃん、少しズレてるよ!」
「アハッ!」
お約束の展開。
「まさか!? おまえが巷で有名な変な笑い方をするという偽救世主か!?」
「こらー! 誰が偽救世主だ!?」
偽物と呼ばれて激高する真理亜。
「あの門番さん。」
「なんだい? お嬢ちゃん。」
「私を捕まえてください。」
「え?」
楓は自ら門番に声をかけた。
「キャアアアアアアー!?」
「楓!?」
悲鳴に真理亜が振り向くと楓は門番に捕まっていた。
「助けてー! お姉ちゃん!」
「卑怯な! あんな小さい楓を人質にするなんて!?」
「よくやったぞ! 門番!」
「え? 私は何もしてないんですが・・・・・・。」
大喜びの品川悪代官少女。
「どうだ? 偽救世主! これで手も足も出まい!」
「偽救世主、言うな!?」
あくまでも真理亜は偽救世主。
「速やかに抵抗をやめて投降しろ! そうすれば命だけは助けてやるぞ!」
「おまえの血は何色だ!?」
「赤だよ。だって人間だもの。」
「あ、そっか。アハッ!」
品川悪代官少女の血の色は赤だった。
「捕まえてくれてありがとうございました。」
「いえいえ、どういたしまして。」
「今から代官所を木端微塵にしますので危ないのでお逃げください。」
「え?」
「忠告はしましたので、ご恩は返しましたよ。今から皆殺しにするので。アハッ!」
「ええー!?」
楓は律儀に門番にお礼をして代官所の中に進んで行く。
「おまえたち! 殺してやる! 出やえ! 出やえ! 者共! 狼藉者だ!」
たくさんの侍が現れる。
「やれるものならやってみろ。おまえは、もう死んでいる。アハッ!」
「相手が悪かったと思って諦めてください!」
丁寧に挨拶する大神姉妹。
「舐めるな! 小娘共!」
「アハ神に代わってお仕置きよ! アハッ!」
「いでよ! タイキック刀!」
「サイキック刀よ! お姉ちゃん! 少しズレてるよ!」
「アハッ!」
こうして侍同士の斬りあいが始まるかに見えた。
「舞え! 私の刀たち! サイキック刀・サイコキネシス斬り!」
複数の刀たちが真理亜の意思に従い飛んでいき侍たちを次々と切り倒していく。
「中規模の代官所なら5000連で十分かしら。サイキック刀・5000連撃!」
楓は連続攻撃で代官所を破壊していく。
「ギャアアアアアアー!? 私の家来が!? 私の代官所が!?」
慌てふためく品川悪代官少女。
「なんなんだ!? おまえたちは!?」
「ただの救世主さ。」
クールに決める大神姉妹。
「くらえ! 品川悪代官少女! おまえの悪い心を斬ってやる! これが私のサイキック・インスピレーション斬り!」
真理亜は相手の心を斬ることができる。
「と、見せかけて、ガパオ流奥義! トム・ヤム・クン!」
ただのタイキックである。
「ギャアアアアアアー!? やられた!?」
品川悪代官少女は爆発して死んだ。
「正義は勝つ! アハッ!」
真理亜は勝利の余韻に浸る。
「ありがとうございました。救世主様。と偽救世主様。」
「だから私は偽物じゃないっのー!?」
救世主と偽救世主の武者修行の旅は続く。
つづく。
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