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渋谷かな

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赤嶺

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「赤嶺ー! キター!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
「枯れろ! この悲しみ!」
 望と希は、いつも元気いっぱい。
「これで望はカッコイイ・キャラになれるのだろうか?」
「希さんのセリフは、弱い人間、アニメ好きの人には共感できるでしょうね。」
 JRSの目覚ましとホープも、いつも元気である。
「いらっしゃいませ! 赤嶺へ!」
「よろしく! 駅娘!」
 新・赤嶺駅の駅娘も元気に望たちを出迎える。
「あとは望と希のキャラづくりと、メインストーリーが弱いのと、ちょいだし感がないといけないということ。なんならライバルも作るか?」
「ああ~イメージが新・石ノ森章太郎大先生に似てくる? 設定換えれば、新・仮面ライダーと新・サイボーグ009なんて、新・水戸黄門や新・遠山の金さんと同じ。もっといえば、新・ドクターXや新・相棒も同じ。時代劇、医者、警察、何をやっても最後は、正義貫徹。」
「新・進撃の巨人なんかも新・ドラクエや新・ファイナルファンタジーの1シーンを切り取っただけでしかない。」
「みんな、これで悩むのか? いや、売れてる人は、二匹目のドジョウばかり追っている。パクリであるが、リスペクトに置き換えている。」
「売れているモノのコピー作品を作ればいいのか。それが世の中だ。」
「結論的に、ストーリーの流れも、ほとんど同じでキャラを変えてるだけ。」
「毎回、これで悩むな。」
「例えば、では他人が書かない宇宙だ! といっても、既に、新・ガンダム、新・宇宙戦艦ヤマト・新・ハーロック・新・999など先駆者がいる。全て昔の人が考えた、昔の人が切り開いた作品である。」
「そう考えれば、現代人の方が、売れた作品のパクリばかりで、現代のクリエイターが楽をしている、サボっている。昔の人が見たら、嘆いているのだろう。」
「なら未来はどうだ? 近未来とか?」
「既に新・ドラえもん様がいらっしゃるじゃないか。」
「ということで、一般大衆でも分かるエンターテイメント性の分かりやすいものとして、駅好きのいろいろな駅を巡る物語と。まるで新・ポケモンみたいな設定に落ち着く。まあ、他者と同じく、設定替えだけで内容は同じが、アニメの世界では許されているから良いのだろう。」
「そういう会社の人は言う。「パクリではなく、リスペクト! うちだって、ヒット作を作るのが大変なんだ!」と。」
 残念ながら新しい次元は見つからなかった。
 どこかの先に新しい設定はあるのだろうか?
「さまよえる赤嶺人レベル2を倒したぞ! 突破だ!」
 望たちは駅クエストをクリアした。
「電車に乗ろう! 今日の冒険の始まりだ!」
 望たちは、モノレールに乗って、次の駅を目指す。
 つづく。
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