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14.わくわく冥界ランド5
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魔王はもう少し他人の点数を見たがった。でも誰も現れないので諦め、魔力が無くても飛べる遊具へ案内してくれる。俺はワクワクだ。
「どうやって飛ぶんだ?」
「この間アタシがやったみたいに、魔族から魔力を注入されるのよ」
「え? そんなの魔王がいれば、いつでも出来る事じゃないのか?」
「遊具だから危なくないように工夫されてるわ」
「へぇ……」
「あ、見えて来たわよ」
そう聞き、俺は魔王の指す先を眺める。そこでは本当に誰も彼もが飛んでいた。スピードを出す者、ふわふわ浮き移動する者、楽しみ方はそれぞれのようだ。
「早く行こう!」
「はいはい」
俺は魔王の肘を掴んで遊具へ急ぐ。相変わらずの行列だったが、金色に輝く王族パスで嫌でも最前列になる。そろそろ申し訳ないから、と最後尾に並んでいても係が来るので不思議だ。
「魔王、何でこうなる?」
「アタシたちは王族パスを通じて監視されてるのよ」
「監視? 怖いな」
「小さな遊具は大丈夫だけれど、この飛ぶ遊具みたいに大きなものには監視の魔法が掛かっているの。だから反応があれば探しに来るわ」
「なるほど……」
何度か遠慮して並ぼうと思っていたが、実際は問答無用だったのだ。まぁ魔王だけじゃなく俺もそこそこ知名度があるようなので、魔獣に出くわしたら危険である。下手をすれば肖像画描きの時みたく、膝を突かれて身動き不能に。
「冥王は困ったものだが、この仕組みには感謝だな」
「伝えておくわね」
魔王がまたメモを取り出し書いている。まぁ冥王にはたくさん言いたいことが悪い意味であるだろうから、たまには褒める事も必要と思えた。
そこに、明るい女性の声が聞こえてくる。
「いらっしゃいませ~! どきどきエアーへようこそ! 当遊具のご説明をさせていただきます!」
俺は説明を上の空で聞きながら――この女性が透けていないので、人間じゃないかと驚いていた。しかも食堂の主人のように、冥界が声を掛ける程の仕事でもない。遊具の説明だけなら冥界人で十分だ。
「魔王の嘘つき。普通の人間が働いてるぞ」
こっそり言ったら魔王が受けて立つ。
「この女の子たち、みんな女魔族よ。ただし、魔女って呼ばれる人間が、念願叶って本当の魔族になったタイプね」
「念願叶っても、ただの説明係じゃなぁ」
「だってお給料がいいもの! このタイプの魔族は、うんと働いて秘薬の材料を買い占めるの。逆に遊園地以外で働くのが大変よ」
「何でだ?」
魔王が「そうねぇ」と少しだけ考えた。どうやったら俺に伝わるのか、という雰囲気だ。なので、せっかく回ってきた順番だが次にして貰う。
「あらトンちゃんごめんなさい、話は後でもいいのよ」
「いや、魔王が考えてるし気になった」
「あのね……ええと……」
魔王はいつになく言いづらそうだ。でも説明係の魔族が去ったら話し始めた。
「……はっきり言ってしまうと魔族は魔族崩れの魔女に用が無いし、人間は人間で魔女を嫌がるわ。魔女狩り、なんて言葉があるくらい」
説明係の女性たちは、どちらの種族からも爪弾きにされているようだ。
「可哀想だな……何とかならないのか?」
「彼女たちは、それを知りつつ魔族になっているのよ。魔女狩りに怯えながら、生業の秘薬売りを続けるのに疲れてしまったのね」
「魔女狩り……そんなに酷いのか?」
「神界人の仮面を被った悪いヤツが、魔女も魔女じゃない人間も、気に入らないと思えば難癖つけて殺すのよ。魔王のアタシが震えちゃうわ~」
俺は、はぁと溜息をついた。一度行った人間界では、そんな雰囲気など少しも見受けられなかった。暗部を覗いてしまったからか、少し冷えたように感じる。
「だからね! ココで儲ける方が一万倍もラクって事! 魔法も有効活用できるしね! おしまい!」
魔王が急に話を終わらせるから何かと思ったら、説明係の女性が再び近づいてきていた。
「魔王様、トン様、そろそろよろしいでしょうか?」
「アタシはいつも飛んでるし遠慮しておくわ。トンちゃん行ってらっしゃいな」
「お、おう……!」
「では、説明のとおり魔力を注入いたします!」
「ほわ!」
説明をぜんぜん聞いていなかった俺は、背中に触れられただけで驚いた。本当に元は人間だったのかと思うくらい、ぴりぴりとした魔力がすぐに入ってくる。『ただの説明係』なんて、とんでもなく失礼な勘違いだ。
しばらく経つと、俺の身体が魔力で一杯になった。耳の先から尻尾の先までだ。俺も魔族のせいか、なんとなく判る。
「あ、ありがとう……」
「いえいえ! 行ってらっしゃいませ!」
彼女が戸を開いたので、俺は素直に入場する。中では先ほど眺めたとおり、結構な人数が飛んでいた。
(ええと、どうやって飛ぶんだっけ……)
俺が一向に飛ばないので、場外の魔王と目が合う。魔王は何か言っているのだが、ぜんぜん聞こえない。なので俺が首を振ると、魔王は指先から濃い雲を発し、空中に『イメージ』と書く。
ああ、そういえばそうだった。俺は魔王に向かって頷き、以前のように飛ぶイメージを作った。ふわっと浮いたので気持ちいいし、すぐノロノロと飛べるようになる。だったらと勢いをつけて空に向かったら、何か透明でぽよぽよした物に阻まれた。ぽよぽよを大きくなぞってみると球の形をしていて、魔法が切れた客が落ちても安心な作りになっている。
(なるほどなぁ)
俺はいちばん天辺まで飛んでから、その場で留まった。『わくわく冥王ランド』が一望できる特等席だ。楽しそうな遊具がたくさん見えるけれど、もう時間的に厳しいはず。なにせ帰りも魔王は三時間飛ぶのだ。
しばらく経つと、俺は自然に降下していた。ゆっくり魔力が抜けて行くのが判り、寂しいやら楽しかったやら。それを魔王に話したら、ウフフと笑っている。
「今日は来て良かったわぁ、慰問も喜んでもらえたし」
「みんな力や魔法を使って頑張ってたな。魔族がいないと成り立たない感じだ」
「また来ましょうね。まだまだ遊具はたくさんあるもの」
俺は何度も頷いて、魔王の言葉に応えるのであった。
そうして俺たちは入場ゲート、もとい退場ゲートへ向かう。途中の土産屋で、魔王は大小問わない縫いぐるみや、難しそうなジクソーパズル、メイドたちに行き渡る程度のお菓子等々、かなりの量を購入した。手荷物係から返してもらったタキシードもあるし、こんなに背中に乗るのかなと思っていたら――魔王が『お土産の運び屋』に頼む、と教えてくれる。
「冥界から魔界まで来るのは危険じゃないか?」
「アタシが貸し出してるホワイトドラゴンだから大丈夫よ。そんじょそこらの魔獣には負けないわ」
魔王はそう言いながら、指定の用紙に『魔王城』とだけ書いた。あとは料金を支払えば手続き完了である。
「さ、帰るわよトンちゃん」
俺はいつもどおり魔王の背中に。さらば真っ黒な空よ――。
そんな事を思っていた俺だが、遊び疲れたし寝た時間が短かったりで、すっかり眠くなってしまう。ついには記憶が途切れに途切れて、居眠り状態になっていた。
「キャー!! トンちゃんー!!」
魔王の叫び声で目覚めたら、底が見えないほどの谷に向かい落下中。
「ま、魔王、救け……!」
「当り前よ!」
俺が落ちる速度より早く、魔王が飛んできて抱きかかえてくれた。
「……危なかったわ~」
「すまん魔王、居眠りしたようだ! 本日乗ったどの遊具よりも怖かった……!」
「トンちゃん用のお座りシートを作らなくちゃ。寝ても大丈夫な……ちょっと遊具っぽくしましょうか?」
魔王は軽口を叩いているが、俺はまだ恐怖の淵にあった。城に着くまであと二時間もあるのだ。
「……魔王、もう寝ないように何かしたい」
「ヒマ潰しの定番は歌合戦だけど……魔界の歌を覚えてる?」
「いや全然」
「じゃあアタシが先に歌うから、付いてきて頂戴――」
そうして聴いた魔王の歌は、正直言って下手くそだった。しかもそれに付いていくなど、たいへんな難儀だ。でも俺は楽しくて、城まで居眠りせずに過ごせた。
「どうやって飛ぶんだ?」
「この間アタシがやったみたいに、魔族から魔力を注入されるのよ」
「え? そんなの魔王がいれば、いつでも出来る事じゃないのか?」
「遊具だから危なくないように工夫されてるわ」
「へぇ……」
「あ、見えて来たわよ」
そう聞き、俺は魔王の指す先を眺める。そこでは本当に誰も彼もが飛んでいた。スピードを出す者、ふわふわ浮き移動する者、楽しみ方はそれぞれのようだ。
「早く行こう!」
「はいはい」
俺は魔王の肘を掴んで遊具へ急ぐ。相変わらずの行列だったが、金色に輝く王族パスで嫌でも最前列になる。そろそろ申し訳ないから、と最後尾に並んでいても係が来るので不思議だ。
「魔王、何でこうなる?」
「アタシたちは王族パスを通じて監視されてるのよ」
「監視? 怖いな」
「小さな遊具は大丈夫だけれど、この飛ぶ遊具みたいに大きなものには監視の魔法が掛かっているの。だから反応があれば探しに来るわ」
「なるほど……」
何度か遠慮して並ぼうと思っていたが、実際は問答無用だったのだ。まぁ魔王だけじゃなく俺もそこそこ知名度があるようなので、魔獣に出くわしたら危険である。下手をすれば肖像画描きの時みたく、膝を突かれて身動き不能に。
「冥王は困ったものだが、この仕組みには感謝だな」
「伝えておくわね」
魔王がまたメモを取り出し書いている。まぁ冥王にはたくさん言いたいことが悪い意味であるだろうから、たまには褒める事も必要と思えた。
そこに、明るい女性の声が聞こえてくる。
「いらっしゃいませ~! どきどきエアーへようこそ! 当遊具のご説明をさせていただきます!」
俺は説明を上の空で聞きながら――この女性が透けていないので、人間じゃないかと驚いていた。しかも食堂の主人のように、冥界が声を掛ける程の仕事でもない。遊具の説明だけなら冥界人で十分だ。
「魔王の嘘つき。普通の人間が働いてるぞ」
こっそり言ったら魔王が受けて立つ。
「この女の子たち、みんな女魔族よ。ただし、魔女って呼ばれる人間が、念願叶って本当の魔族になったタイプね」
「念願叶っても、ただの説明係じゃなぁ」
「だってお給料がいいもの! このタイプの魔族は、うんと働いて秘薬の材料を買い占めるの。逆に遊園地以外で働くのが大変よ」
「何でだ?」
魔王が「そうねぇ」と少しだけ考えた。どうやったら俺に伝わるのか、という雰囲気だ。なので、せっかく回ってきた順番だが次にして貰う。
「あらトンちゃんごめんなさい、話は後でもいいのよ」
「いや、魔王が考えてるし気になった」
「あのね……ええと……」
魔王はいつになく言いづらそうだ。でも説明係の魔族が去ったら話し始めた。
「……はっきり言ってしまうと魔族は魔族崩れの魔女に用が無いし、人間は人間で魔女を嫌がるわ。魔女狩り、なんて言葉があるくらい」
説明係の女性たちは、どちらの種族からも爪弾きにされているようだ。
「可哀想だな……何とかならないのか?」
「彼女たちは、それを知りつつ魔族になっているのよ。魔女狩りに怯えながら、生業の秘薬売りを続けるのに疲れてしまったのね」
「魔女狩り……そんなに酷いのか?」
「神界人の仮面を被った悪いヤツが、魔女も魔女じゃない人間も、気に入らないと思えば難癖つけて殺すのよ。魔王のアタシが震えちゃうわ~」
俺は、はぁと溜息をついた。一度行った人間界では、そんな雰囲気など少しも見受けられなかった。暗部を覗いてしまったからか、少し冷えたように感じる。
「だからね! ココで儲ける方が一万倍もラクって事! 魔法も有効活用できるしね! おしまい!」
魔王が急に話を終わらせるから何かと思ったら、説明係の女性が再び近づいてきていた。
「魔王様、トン様、そろそろよろしいでしょうか?」
「アタシはいつも飛んでるし遠慮しておくわ。トンちゃん行ってらっしゃいな」
「お、おう……!」
「では、説明のとおり魔力を注入いたします!」
「ほわ!」
説明をぜんぜん聞いていなかった俺は、背中に触れられただけで驚いた。本当に元は人間だったのかと思うくらい、ぴりぴりとした魔力がすぐに入ってくる。『ただの説明係』なんて、とんでもなく失礼な勘違いだ。
しばらく経つと、俺の身体が魔力で一杯になった。耳の先から尻尾の先までだ。俺も魔族のせいか、なんとなく判る。
「あ、ありがとう……」
「いえいえ! 行ってらっしゃいませ!」
彼女が戸を開いたので、俺は素直に入場する。中では先ほど眺めたとおり、結構な人数が飛んでいた。
(ええと、どうやって飛ぶんだっけ……)
俺が一向に飛ばないので、場外の魔王と目が合う。魔王は何か言っているのだが、ぜんぜん聞こえない。なので俺が首を振ると、魔王は指先から濃い雲を発し、空中に『イメージ』と書く。
ああ、そういえばそうだった。俺は魔王に向かって頷き、以前のように飛ぶイメージを作った。ふわっと浮いたので気持ちいいし、すぐノロノロと飛べるようになる。だったらと勢いをつけて空に向かったら、何か透明でぽよぽよした物に阻まれた。ぽよぽよを大きくなぞってみると球の形をしていて、魔法が切れた客が落ちても安心な作りになっている。
(なるほどなぁ)
俺はいちばん天辺まで飛んでから、その場で留まった。『わくわく冥王ランド』が一望できる特等席だ。楽しそうな遊具がたくさん見えるけれど、もう時間的に厳しいはず。なにせ帰りも魔王は三時間飛ぶのだ。
しばらく経つと、俺は自然に降下していた。ゆっくり魔力が抜けて行くのが判り、寂しいやら楽しかったやら。それを魔王に話したら、ウフフと笑っている。
「今日は来て良かったわぁ、慰問も喜んでもらえたし」
「みんな力や魔法を使って頑張ってたな。魔族がいないと成り立たない感じだ」
「また来ましょうね。まだまだ遊具はたくさんあるもの」
俺は何度も頷いて、魔王の言葉に応えるのであった。
そうして俺たちは入場ゲート、もとい退場ゲートへ向かう。途中の土産屋で、魔王は大小問わない縫いぐるみや、難しそうなジクソーパズル、メイドたちに行き渡る程度のお菓子等々、かなりの量を購入した。手荷物係から返してもらったタキシードもあるし、こんなに背中に乗るのかなと思っていたら――魔王が『お土産の運び屋』に頼む、と教えてくれる。
「冥界から魔界まで来るのは危険じゃないか?」
「アタシが貸し出してるホワイトドラゴンだから大丈夫よ。そんじょそこらの魔獣には負けないわ」
魔王はそう言いながら、指定の用紙に『魔王城』とだけ書いた。あとは料金を支払えば手続き完了である。
「さ、帰るわよトンちゃん」
俺はいつもどおり魔王の背中に。さらば真っ黒な空よ――。
そんな事を思っていた俺だが、遊び疲れたし寝た時間が短かったりで、すっかり眠くなってしまう。ついには記憶が途切れに途切れて、居眠り状態になっていた。
「キャー!! トンちゃんー!!」
魔王の叫び声で目覚めたら、底が見えないほどの谷に向かい落下中。
「ま、魔王、救け……!」
「当り前よ!」
俺が落ちる速度より早く、魔王が飛んできて抱きかかえてくれた。
「……危なかったわ~」
「すまん魔王、居眠りしたようだ! 本日乗ったどの遊具よりも怖かった……!」
「トンちゃん用のお座りシートを作らなくちゃ。寝ても大丈夫な……ちょっと遊具っぽくしましょうか?」
魔王は軽口を叩いているが、俺はまだ恐怖の淵にあった。城に着くまであと二時間もあるのだ。
「……魔王、もう寝ないように何かしたい」
「ヒマ潰しの定番は歌合戦だけど……魔界の歌を覚えてる?」
「いや全然」
「じゃあアタシが先に歌うから、付いてきて頂戴――」
そうして聴いた魔王の歌は、正直言って下手くそだった。しかもそれに付いていくなど、たいへんな難儀だ。でも俺は楽しくて、城まで居眠りせずに過ごせた。
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