12 / 14
12.7人目
しおりを挟む待ち合わせ場所に、相手がずぶ濡れで現れたとしたら。普通は戸惑ったりわけを尋ねたりするものだと思うのだが――普通とはひと味違う彼女は、「まずお風呂だね」と傘の下に笑みを咲かせ、先にホテルの中へ入っていく。
「しいちゃ――」
今すぐ引き留めて訊かなければならないことがあるが、この状態では落ち着いて話せそうにない。ひとまず後に続き、無人のフロントへと向かった。
「この間は中途半端にしちゃってゴメンね。でも、初めては完全に2人きりになりたかったから」
2人きり。あの異星人がいないところ。つまりあの場所で体を重ねるのは、彼女にとって何か不都合なことがあるということだ。
しいちゃんは落ち着いた照明の部屋を見渡すと、やけに広いベッドの上に視線を止めた。
「へぇ。ラブホって普通のホテルみたい。ここなら何にも邪魔されないね」
「来たことないんですか?」
「うん、初めてだよ。意外?」
1か月前ならば意外に思ったかもしれないが、今は違う。
不穏な状況とはいえ「そういうことをするための場所」に入ったのだと実感すると、途端にしいちゃんの顔が見られなくなった。
「とりあえずシャワー浴びてきなよ。濡れた服、ハンガーに引っ掛けておくから」
「ありがとうございます……」
熱を散らすように浴室のドアを閉め、雨水で重くなった服をすべて脱いだ。
しない。こんな曖昧な状況と関係では、絶対にしない――もうギリギリのところまでやってしまっている気がするが。
「別な場所でしよう」と提案されたあの夜、改めて付き合ってくれるのか尋ねると。「その時にちゃんと返事をするから」、と誤魔化されてしまった。あの時はもどかしさと期待でいっぱいだったが、今は先の見えない恐怖としいちゃんを信じたい気持ちが半々になっている。
「はぁ、寒い」
真夏だというのに、浴室の床が冷たく感じる。
気を紛らわせようと熱々のシャワーを頭からかぶり、冷えた顔を両手で覆った。
「うわぁ熱っ、いくら冷えててもシャワーの温度上げすぎじゃない?」
すぐ後ろからの声に振り返った瞬間。
温かく柔らかい感触が背中に吸いついた。それが何かを理解する前に、背後から伸びてきた細い腕がシャワーを緩める。
「せっかくだし、バスタブにお湯張ろうか。その方が体の芯から温まれるよ」
「しいちゃん……!」
まったく遠慮のない様子で横を通り過ぎ、しいちゃんはバスタブにお湯を溜めはじめた。あまりの自然な動作に気をとられ、忘れかけていたが――今何も着ていない。
バスタブの縁に座るしいちゃんに背を向けたものの。すれ違いざま目にしてしまったものが、色々と目に焼き付いている。
「ユヅくんもしかして、今さら恥ずかしいの?」
「見るよりもっとスゴいことしたのに?」と笑うしいちゃんに、返す言葉が見つからない。
先ほど目にした肌色の残像と、何も纏っていない彼女がすぐ後ろにいるという事実だけで、体が反応をはじめている。このまま同じ空間にいては、以前のように自分の最弱な意思が挫けるだけだ。
「ええと、のぼせそうなので先に出ます」
これ以上の言い訳がとっさに出てこず、浴室のドアを開けようとすると。
「こんなに冷えてるのに、もう出るの?」
腕にじんわりと温かい熱が広がり、再び背中にあの感触が吸いついてきた。
「せっかくだから一緒に浸かろうよ」
本能に従うのならば。今すぐ振り返って温かい体を抱きしめ、煽る唇を塞ぎたい。平時に聞くことのない甘い声を引き出すために、余裕の表情を崩したい。
そうできないのは、「例のこと」について確かめなければならないから――なのだが。人の気も知らず、しいちゃんは「とりあえず浸かりなよ」と腕を引いてくる。
「……分かりました」
凍えそうなのは事実だ。
「これ入れてみようか。きっとリラックスできるよ」
湯が半分ほど溜まった広いバスタブに、しいちゃんはミルク色の入浴剤を投入している。促されるまま白濁した湯に膝を抱えて腰を落とすと。しいちゃんは人の足をこじ開け、当たり前のように間に入ってきた。
「えっ、そこに座るんですか?」
「だって見られるの恥ずかしいんでしょ? だったら背中を向けないと」
首を明後日の方向に向けても、目の前にある項(うなじ)がどうしても見えてしまう。
「そうじゃなくて、いやそれもあるけど、近いのが1番の問題で」
「イヤなの?」
嫌なわけないが、今はまずい。しいちゃんの背中と自分の胸がくっついている時点で、絶対にしいちゃんは気づいていると思うのだが――。
「大丈夫だよ。ユヅくんが答えなくても、ココはイヤって言ってないみたいだから」
しいちゃんの腰に当たっていた塊を不意に握られたせいで、情けない声が出てしまった。
「脈打ってるね。でも何だか、いつもより元気ないかも。緊張してる?」
大学で刑事からあの話を聞いていなければ。炎上職人と話すうちに、「例のこと」へ思考が行きつかなければ。何の心配もなく彼女を抱けたかもしれない。ただそれを解決しようにも、話を切り出す勇気が出ない。
「もしかして今日は気分じゃない?」と不安げに見上げてくるしいちゃんの頬に手を添え、一時の現実逃避をはじめることにした。
「……その気にさせてほしい」
白い項や耳を甘噛みし、頬に口付け、背後から口を塞ぐ。そのまま唇を食み、閉じた唇の間に舌を這わせると。角度が苦しいのか、しいちゃんの息が前よりも荒くなっている。
「こっち向いた方がいい?」
「うん。このままずっとキスしてたら首取れそう」
冗談を言う余裕すらもなくしたいと、体をこちらに向かせながらも唇を重ね続ける。水面に浮いている乳房に手を伸ばし、薄紅の突起を軽く摘むと。合わせている唇の隙間から小さな吐息が漏れた。
「指、やっぱり痛い?」
ふたつの膨らみと先端を指先で同時に刺激しながら顔をのぞき込むと、しいちゃんは目蓋と頬に熱を宿していた。
「そのくらいで、優しく……いっぱいしてほしい」
可愛い――そして思ったよりまずい。
本当にこのまま不安を置き去りにして、最後までしたい気分になってくる。
「しいちゃん……」
彼女と押し入れのヤツらの関係は「お友だち」などではなく、「主従」あるいは「契約関係」。おそらく平等な契約ではなく、あの部屋での性的接触が何らかの条件に関係しているのではないか。だからこそ彼女は、こういった行為を「嫌いだった」と言いつつも無理やり続けて来たのではないか。
そして『scapegoat(生贄)』という触手の言葉と彼女の「さっさとやっちゃえばいいのに」という言葉。もしかすると、しいちゃんに関係する6人の行方不明者というのは――。
とろけた表情で「もっと」と煽ってくるしいちゃんに触れるだけのキスをし、熱くなった体を強い力で抱きしめた。
「する前に、話したいことがあるんだけど」
真実を知るのが怖い。
それでも、しいちゃんが苦しんでいるとしたら――。
「もしかして警察の人が来た?」
「どうして……」
急速に熱が引いていく中、しいちゃんは何かを諦めたように微笑んだ。
「とりあえず上がろうか」
備品のバスローブを互いに羽織り、やけに広いベッドの上に膝をつけて向き合うと。しいちゃんは商売道具の鏡に謎語で語りかけた。
「ふぅ、お待たせ。どこから話そうかなぁ。やっぱり2年前から?」
2年前。当時少しでも安いアパートを急ぎで探していたしいちゃんは、家賃以外をたいして調べもせずに「アルビノコーポ」の201号室へ越してきた――ここまでは以前教えてくれた話だ。
「後から分かったんだけど、その部屋は入居者が立て続けに失踪してるいわくつきの部屋だったんだって」
何も知らずに入ってきたしいちゃんは、古い押し入れが怖くて内見以来開けられずにいたという。この時点では異星人に動きはなかったようだ。しかし引っ越してから2週間が経ったある日。
「前のアパート、コンカフェで働いてた時のお客さんに特定されちゃって。それでちょっと遠くに引っ越したはずだったんだけど」
再び居場所が特定され、そのストーカー男がアルビノコーポに乗り込んできた。そして無理やり襲われそうになった時。
「抵抗したらその人、押し入れの柱に頭打っちゃって。もう真っ白になって、ひとまず押し入れに隠そうとしちゃったんだけど……初めて開けたそこに先住民がいたんだ」
開いた押し入れからあの触手が現れ、男を中へ引きずり込んでいった。当時の恐怖と驚愕を思い出したのか、しいちゃんの肩が震えている。小刻みに揺れる体に両手を添えると、しいちゃんは「ありがとう」と苦し気に笑った。
「その人が引きずり込まれてからずっと、押し入れがガタガタ揺れてた。そのうち静かになったと思ったら、首に触手が巻き付いてきて」
直接頭に語りかけてくる声は、『幼少より己を消費し生きてきた結果がこれか』『pity』『アハレ』と複数だった。そして怯えるしいちゃんに触手は「取引」を持ち掛けてきたという。
「取引って?」
「私を食べない代わりに、『イケニエ』を7体分捧げろって。期限は『お友だち』が旅立つ2年以内……帰るために人間の生命力を吸いたいんだって言ってた」
「帰る……それが『お友だち』の目的?」
そのストーカーが最初のイケニエ。すると残りはあと6人分――。
「その、イケニエにされた人はどうなるんですか?」
「イケニエは『お友だち』の中で半永久的に生かされて、生命力を吸われ続けるんだって。でも……」
約束通り残りのイケニエを連れてくれば、しいちゃん自身は記憶を消されて解放されるという。そこでしいちゃんが考えたのは、良心の痛まない方法――最初のストーカー男のように、しいちゃんの体だけを目当てに近づく男をイケニエにする方法。
「『しいチャンネル』から出会い厨を釣ってあの部屋に連れ込んで、イケニエとして捧げるの」
しいちゃんが有名になれば、手頃なイケニエ候補も増えていく。そのため『お友だち』は、「絶対の予言」を提供してくれたという。
「それが鏡占いのタネ……じゃあ、『ある共通点』をもつ行方不明者っていうのは」
「みんな私のチャンネルの会員ってこと」
たしかにそれは、しいちゃんが疑われるのに十分な理由だ。それでも刑事が犯人を見つけられないのも当然――相手は異星人。しかも行方不明者は、常人には見えないところに囚われているのだから。
「ちょうど2か月前に6人目がイケニエになったけど……最後のイケニエを探し始めた時だったんだよ。ブックカフェでユヅくんと出会ったのは」
最後のイケニエ――初めてアルビノコーポを訪れた時の出来事を思い出せば、何となく予想がつくことだった。ずっと考えないようにしていたが。
「……僕が最後のイケニエ?」
「最初はそのつもりだった。会ったその日に、ユヅくんから好意を向けられてるって気づいたから」
「私の外見を気に入って近づいてくる男の人はイケニエ候補」というしいちゃんの言葉に、否定も肯定もできずただ俯いた。
初めて見た時から惹かれていたのは事実だ。
「イケニエ判定されるのは、『あの部屋で私の体を搾取しようとした人』。家に来るのは最初から体にしか興味ない人ばかりだから、ちょっと誘導すればその気になってくれて簡単だったよ」
簡単、としいちゃんは明るい声で強調したが。そのたびあんな風に怯えた様子で耐えていたのだと思うと、何も知らずに「本当にしたいって思ってる?」などと尋ねていた自分がとてつもない愚か者だと実感する。
「でもユヅくんは私の誘いに乗らなかった」
小刻みに震えている手に自分の手を重ね、しいちゃんを抱き寄せようとすると。蒼白の顔を上げた彼女は「ごめんなさい」と囁いた。
「謝っても許してもらえることじゃないって分かってる。それに私はもう……自分が助かりたいからって、6人も犠牲にしたんだもの」
掠れた声で嗚咽を吐き出すしいちゃんに、かける言葉が出てこない。そのまま手を離さないでいることが精いっぱいのうちに、クスクスという笑い声が広がった。
「でもね、私ってヒドイの。私の外身だけを欲しがって消費する人たちをイケニエにしても、別にいいやって思えたんだから。ココがね、ちっとも痛くないの」
「別にいいや」と思えるような人が、あんなに苦しそうな怯えた顔はしない。
過呼吸気味になって笑うしいちゃんの手は冷たくなっていった。
「じゃあ、どうして僕を助けたの?」
ゲームが終わった日の夜。あのまましいちゃんと体を繋げていたら、最後のイケニエを差し出したしいちゃんは『お友だち』から解放されたはず。それをしなかったのはなぜなのか――するとしいちゃんは、重ねた手を力なく握り返してきた。
「最初は『純愛』とか綺麗事だと思った。私を消費するための口実だって。でもユヅくんは私と過ごす時間を大切にしてくれて、初めて楽しかったの。ご飯作るのも、家で誰かと一緒に話すのも。それに『好き』って言葉も……もし嘘だったとしても嬉しかった」
時折息苦しそうにこちらを見上げるしいちゃんの目から、次々と涙があふれている。その熱い滴を拭おうと手を頬に当てると、自分の目からも同じ温度をもった滴があふれた。
しいちゃんがしてきたことは間違いだったのか――?
「ごめんっ……僕がこんな、泣く資格なんて……」
目を丸くしたしいちゃんは、そっと肩を引き寄せて抱きしめてくれた。
そのままどれくらいの時間が経っただろうか。涙も嗚咽も引っ込み、呼吸が楽になった頃。ふとある考えが静かな脳をよぎった。
「イケニエを集める期限、2年って話でしたが。具体的にはいつなんですか?」
深くゆっくり呼吸をしたしいちゃんは、「3日後」と掠れた息を吐いた。
「そんなにギリギリだったのに僕を!?」
「だって、ユヅくんはイケニエに相応しい人じゃなかったから」
その瞬間、「ある考え」は「覚悟」に成り代わった。
これ以上誰も犠牲にすることなく、異星人からしいちゃんを解放する――そう提案するも、しいちゃんは諦めた笑みで首を横に振る。
「コレ、何だか分かる?」
「しいちゃんの商売道具ですよね?」
正確には通信手段のようなものだ。しいちゃんは配信や鏡会で、この鏡を使って異星人からアドバイスをもらっていた。
「この鏡はね、『お友だち』が私を監視するための道具でもあるの。だから今までの会話も全部筒抜けなんだ」
ヤツらは全部知っている――その瞬間、先ほどまで浮かんでいた異星人を出し抜く方法は潰えてしまった。こちらの言動がすべて筒抜けだとしたら、どうやってヤツらからしいちゃんを解放できるというのか。
「選んで。ユヅくんが今のうちに私のところから去るか、3日後――期限の7月31日までに一緒に最後のイケニエを用意するか」
「そんな……!」
今さら何も知らなかったフリをして、しいちゃんと離れるなんてできるわけがない。しかしイケニエを用意しなければ、しいちゃんは――。
「どうして今日、ここで続きしようって誘ってくれたんですか?」
「それは……」
自分をイケニエにしようと思わないのなら、もう連絡をする必要もなかったはずだ。
期待と失望への心構えを半々にして言葉を待っていると。しいちゃんは耳を染めて、「最後に好きな人としてみたかったから」と呟いた。
好きな人――覚悟を決めるには十分だ。
すぐさまベッドから降り、まだ濡れている服を着直した。
「えっ、ユヅくんどこ行くの?」
「どこまで準備できるか分からないけど、できるだけやってみます。しいちゃんは31日の20時からチャンネル配信するって、告知出しておいてくれませんか?」
期限はあと3日。それまでに全部の場所を回れるかは分からないが――カバンを肩にかけ、唖然としてこちらに手を伸ばしているしいちゃんを最後に一瞥した。
「ごめん。部屋代ここに置いておくので、先に出ます」
0
お気に入りに追加
1
あなたにおすすめの小説
女子高生は卒業間近の先輩に告白する。全裸で。
矢木羽研
恋愛
図書委員の女子高生(小柄ちっぱい眼鏡)が、卒業間近の先輩男子に告白します。全裸で。
女の子が裸になるだけの話。それ以上の行為はありません。
取って付けたようなバレンタインネタあり。
カクヨムでも同内容で公開しています。
【完結】【R18百合】会社のゆるふわ後輩女子に抱かれました
千鶴田ルト
恋愛
本編完結済み。細々と特別編を書いていくかもしれません。
レズビアンの月岡美波が起きると、会社の後輩女子の桜庭ハルナと共にベッドで寝ていた。
一体何があったのか? 桜庭ハルナはどういうつもりなのか? 月岡美波はどんな選択をするのか?
おすすめシチュエーション
・後輩に振り回される先輩
・先輩が大好きな後輩
続きは「会社のシゴデキ先輩女子と付き合っています」にて掲載しています。
だいぶ毛色が変わるのでシーズン2として別作品で登録することにしました。
読んでやってくれると幸いです。
「会社のシゴデキ先輩女子と付き合っています」
https://www.alphapolis.co.jp/novel/759377035/615873195
※タイトル画像はAI生成です
ねえ、私の本性を暴いてよ♡ オナニークラブで働く女子大生
花野りら
恋愛
オナニークラブとは、個室で男性客のオナニーを見てあげたり手コキする風俗店のひとつ。
女子大生がエッチなアルバイトをしているという背徳感!
イケナイことをしている羞恥プレイからの過激なセックスシーンは必読♡
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
【R18】隣のデスクの歳下後輩君にオカズに使われているらしいので、望み通りにシてあげました。
雪村 里帆
恋愛
お陰様でHOT女性向け33位、人気ランキング146位達成※隣のデスクに座る陰キャの歳下後輩君から、ある日私の卑猥なアイコラ画像を誤送信されてしまい!?彼にオカズに使われていると知り満更でもない私は彼を部屋に招き入れてお望み通りの行為をする事に…。強気な先輩ちゃん×弱気な後輩くん。でもエッチな下着を身に付けて恥ずかしくなった私は、彼に攻められてすっかり形成逆転されてしまう。
——全話ほぼ濡れ場で小難しいストーリーの設定などが無いのでストレス無く集中できます(はしがき・あとがきは含まない)
※完結直後のものです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる