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⿴⿻⿸ SF的な話 ⿴⿻⿸
【お題*】風船
しおりを挟む子供の頃、風船に手紙と種を付けて飛ばした。
誰かに拾われれば「植えてください」の手紙通りにしてもらう。もし拾われなくても、雨が降れば袋が破れて芽を出すだろう。
環境の授業の一環だった。
見渡す限り一種類の植物しか見えなくなった今、無知の罪をどう贖うべきか、私には分からない。
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