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⿴⿻⿸ 人間が怖い話 ⿴⿻⿸
【お題】夜の喫煙所
しおりを挟む眠れぬ夜の喫煙所。ポケットを探るが、生憎煙草が切れていた。
「どうぞ」
相席する男が差し出す箱から拝借する。
「すみません」
「最近は物騒な話ばかりで」
煙を味わいながら俺は男の話に耳を傾けた。
「毒入り煙草なんていう、無差別殺人もあるそうで」
手が痺れ、煙草が床に落ちた。
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