7 / 9
6話 「屋上での昼ごはん」
しおりを挟む
キーンコーンカーンコーン
4時間目の授業が終わった。次は昼ごはんの時間だ
みんなそれぞれ色々な場所で昼ごはんを食べようとする。教室で食べたり外で食べ理購買に行って食堂で食べたり様々な動きがある時間
そんな中、明日香たちも動こうとしている
「静香ちゃん!」
「ああ、行こうか」
2人は基本屋上で食べるのが日課だ。屋上は開放されているのでもちろん昼ごはんのときにでも行けるようになっている
開放の理由が生徒達がそれほど悪いことで使っているわけではないからだ
「よしじゃあ行くか」
「待って、ドアに誰か知り合いがいる」
明日香が言うとドアに指差す。そこには瑠璃がいた
「瑠璃ちゃんじゃない!」
「おっ、瑠璃か」
2人はドアにいる瑠璃まで行く
「おまたせ2人!さ、行こう!」
「美菜ちゃんは?」
そう言うと瑠璃はちらっと廊下側を見る
「もう屋上にいるよ!」
「早いな。まあいいか行こう」
3人は屋上へと向かおうとしていた
「でも瑠璃ちゃん。どうしてボク達屋上に行くことを知ってるの?」
「美菜ちゃんが教えてくれたの!あの2人はいつも屋上で食べてるって!」
そんなことまで知っていたのか。これはどう考えても…
「なんだか個人情報が漏れた気分だな…」
「ボクもその気持ちだよ…」
誘ってくれるのは嬉しい反面、なんだかぎこちない
「どしたのー?」
瑠璃は2人を見て言う
「ああなんでもないわ。行きましょうか」
3人は屋上へ行く。まだ時間はあるためいつもより遅く歩いていた
その道中。1人の女の子に会う。その姿は痛々しい。足にギプス固定をしており、階段に苦労してるそうだった
「ん…よいしょ…よいしょ」
上に行きたいのだろう。松葉杖を持った子だった。階段で苦労している。3人はそう思った
「ねえあの子…」
「ふむ。手助けしないとだめだな」
「私も手伝う!」
3人は屋上に行く途中だったが松葉杖を持った彼女に駆け寄る
「大丈夫ですか?」
明日香が言う
「私たちが手伝いますよ」
静香も言った。声をかけると彼女は嬉しそうな顔をした
彼女は背がまあまあ高く、怪我をしているが足がスリムで髪の毛が金色をしている
「本当か!助かるよ。ここの学校、割と階段の傾斜がきついんだよな」
「なら私がおんぶして上げるよ!」
おんぶ?そんなことをしてくれるのか
「え?大丈夫なのか?」
「ほらほら遠慮しないで!」
早速瑠璃は彼女をおんぶして、明日香と静香は松葉杖を持って階段に上がった
瑠璃は力があるのか、怪我している彼女をすいすいと階段を駆け上がっていった
「もしかしてどこかの教室に行くの?だったらその目的地まで案内してあげるよ」
「え?そこまでしてくれるのかよ!嬉しい!」
彼女たちはその子の目的地、教室まで行くことになった
そして向かった先は3年の教室だった。ここが彼女の目的地だった
「ここは3年の教室ね」
「ここでいいんだありがとう。感謝するぜ」
瑠璃は彼女をおろし、松葉杖を彼女に渡した
「もう大丈夫ね?」
瑠璃は言う
「ああ。俺を軽く持ち上げるなんて大した筋肉だぜ」
この子は一人称は俺だったのか
「へへー。私筋肉には自信あるんだ!」
「意外だな」
静香はぼそっと言う
「それじゃあ、ありがとう!」
彼女は3人に手を振ってその教室へ入っていった
「ここって千賀先輩がいるとこかなあ?」
「どうだろうな」
3人はここまで来てはっとする
「そんなことよりも早く屋上に行こうよ!時間無くなってしまうよ!」
「おっとそうね。行きましょう」
3人は屋上へと急ぐ。静香はちらっと教室のほうを見た
そこに千賀と彼女がなにか話している姿があった。それを見て、静香は見るのを止めた
「もしかして彼女も…?」
静香はそんなことを考えつつ屋上へと向かった
~
「遅い!」
屋上で見えたのは美菜がすでにいて怒っている姿だった
「だって人を助けたからよ…」
すごい遅いというわけでは無いが遅れたことに美菜はごきげん斜めだった
「全く!我がせっかく場所の確保をしたのに!プンプン!」
「そのプンプンっていうのは幼稚っぽいぞ…」
静香はぼそっと美菜にツッコミを入れる
「とにかく食べよ!」
「ん?そうじゃな」
4人で座りいただきますを言った
「わ~。すごい瑠璃ちゃんのお弁当お肉たっぷり!」
「お肉大好きなの~!」
瑠璃の弁当はお肉たっぷりの弁当だった。一方美菜は
「野菜だらけ…そんなんでよくネトゲする体力あるんだな」
「やかましい!関係ないじゃろ!」
屋上は開放的で今の季節風が心地よく通り抜ける
もちろんフェンスはあるが、それでも開放されているだけでも生徒達には十分な配慮だった
4人の他にも生徒がいるが、この4人がカップルなんて思ってはいないだろう
そんな中で4人はやっと昼ごはんを食べようとした
6話おわり
4時間目の授業が終わった。次は昼ごはんの時間だ
みんなそれぞれ色々な場所で昼ごはんを食べようとする。教室で食べたり外で食べ理購買に行って食堂で食べたり様々な動きがある時間
そんな中、明日香たちも動こうとしている
「静香ちゃん!」
「ああ、行こうか」
2人は基本屋上で食べるのが日課だ。屋上は開放されているのでもちろん昼ごはんのときにでも行けるようになっている
開放の理由が生徒達がそれほど悪いことで使っているわけではないからだ
「よしじゃあ行くか」
「待って、ドアに誰か知り合いがいる」
明日香が言うとドアに指差す。そこには瑠璃がいた
「瑠璃ちゃんじゃない!」
「おっ、瑠璃か」
2人はドアにいる瑠璃まで行く
「おまたせ2人!さ、行こう!」
「美菜ちゃんは?」
そう言うと瑠璃はちらっと廊下側を見る
「もう屋上にいるよ!」
「早いな。まあいいか行こう」
3人は屋上へと向かおうとしていた
「でも瑠璃ちゃん。どうしてボク達屋上に行くことを知ってるの?」
「美菜ちゃんが教えてくれたの!あの2人はいつも屋上で食べてるって!」
そんなことまで知っていたのか。これはどう考えても…
「なんだか個人情報が漏れた気分だな…」
「ボクもその気持ちだよ…」
誘ってくれるのは嬉しい反面、なんだかぎこちない
「どしたのー?」
瑠璃は2人を見て言う
「ああなんでもないわ。行きましょうか」
3人は屋上へ行く。まだ時間はあるためいつもより遅く歩いていた
その道中。1人の女の子に会う。その姿は痛々しい。足にギプス固定をしており、階段に苦労してるそうだった
「ん…よいしょ…よいしょ」
上に行きたいのだろう。松葉杖を持った子だった。階段で苦労している。3人はそう思った
「ねえあの子…」
「ふむ。手助けしないとだめだな」
「私も手伝う!」
3人は屋上に行く途中だったが松葉杖を持った彼女に駆け寄る
「大丈夫ですか?」
明日香が言う
「私たちが手伝いますよ」
静香も言った。声をかけると彼女は嬉しそうな顔をした
彼女は背がまあまあ高く、怪我をしているが足がスリムで髪の毛が金色をしている
「本当か!助かるよ。ここの学校、割と階段の傾斜がきついんだよな」
「なら私がおんぶして上げるよ!」
おんぶ?そんなことをしてくれるのか
「え?大丈夫なのか?」
「ほらほら遠慮しないで!」
早速瑠璃は彼女をおんぶして、明日香と静香は松葉杖を持って階段に上がった
瑠璃は力があるのか、怪我している彼女をすいすいと階段を駆け上がっていった
「もしかしてどこかの教室に行くの?だったらその目的地まで案内してあげるよ」
「え?そこまでしてくれるのかよ!嬉しい!」
彼女たちはその子の目的地、教室まで行くことになった
そして向かった先は3年の教室だった。ここが彼女の目的地だった
「ここは3年の教室ね」
「ここでいいんだありがとう。感謝するぜ」
瑠璃は彼女をおろし、松葉杖を彼女に渡した
「もう大丈夫ね?」
瑠璃は言う
「ああ。俺を軽く持ち上げるなんて大した筋肉だぜ」
この子は一人称は俺だったのか
「へへー。私筋肉には自信あるんだ!」
「意外だな」
静香はぼそっと言う
「それじゃあ、ありがとう!」
彼女は3人に手を振ってその教室へ入っていった
「ここって千賀先輩がいるとこかなあ?」
「どうだろうな」
3人はここまで来てはっとする
「そんなことよりも早く屋上に行こうよ!時間無くなってしまうよ!」
「おっとそうね。行きましょう」
3人は屋上へと急ぐ。静香はちらっと教室のほうを見た
そこに千賀と彼女がなにか話している姿があった。それを見て、静香は見るのを止めた
「もしかして彼女も…?」
静香はそんなことを考えつつ屋上へと向かった
~
「遅い!」
屋上で見えたのは美菜がすでにいて怒っている姿だった
「だって人を助けたからよ…」
すごい遅いというわけでは無いが遅れたことに美菜はごきげん斜めだった
「全く!我がせっかく場所の確保をしたのに!プンプン!」
「そのプンプンっていうのは幼稚っぽいぞ…」
静香はぼそっと美菜にツッコミを入れる
「とにかく食べよ!」
「ん?そうじゃな」
4人で座りいただきますを言った
「わ~。すごい瑠璃ちゃんのお弁当お肉たっぷり!」
「お肉大好きなの~!」
瑠璃の弁当はお肉たっぷりの弁当だった。一方美菜は
「野菜だらけ…そんなんでよくネトゲする体力あるんだな」
「やかましい!関係ないじゃろ!」
屋上は開放的で今の季節風が心地よく通り抜ける
もちろんフェンスはあるが、それでも開放されているだけでも生徒達には十分な配慮だった
4人の他にも生徒がいるが、この4人がカップルなんて思ってはいないだろう
そんな中で4人はやっと昼ごはんを食べようとした
6話おわり
0
お気に入りに追加
1
あなたにおすすめの小説
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
淫らな蜜に狂わされ
歌龍吟伶
恋愛
普段と変わらない日々は思わぬ形で終わりを迎える…突然の出会い、そして体も心も開かれた少女の人生録。
全体的に性的表現・性行為あり。
他所で知人限定公開していましたが、こちらに移しました。
全3話完結済みです。
今日の授業は保健体育
にのみや朱乃
恋愛
(性的描写あり)
僕は家庭教師として、高校三年生のユキの家に行った。
その日はちょうどユキ以外には誰もいなかった。
ユキは勉強したくない、科目を変えようと言う。ユキが提案した科目とは。
シチュボ(女性向け)
身喰らう白蛇
恋愛
自発さえしなければ好きに使用してください。
アドリブ、改変、なんでもOKです。
他人を害することだけはお止め下さい。
使用報告は無しで商用でも練習でもなんでもOKです。
Twitterやコメント欄等にリアクションあるとむせながら喜びます✌︎︎(´ °∀︎°`)✌︎︎ゲホゴホ
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる