136 / 151
乱&pinterest
慧眼 仏法僧
しおりを挟む
和歌一首…雑歌40.慧眼
仏法僧と闇夜に鳴くるブッポウソウ僻目で見るな険しきものぞ
詞書:正邪不明、曖昧模糊で有耶無耶な今の世…と思う一方で、はっきりエコーチェンバーに相別れる昨今の世でもある。この混沌の世で真理を見抜く〝慧眼〟はいかに得べきや?得るはげに険しからむ。
※次ページのこの絵を見た途端に真理を求める〝必死なる〟慧眼を思い浮かべました。
【↓pinterestより】
和歌一首…雑歌50.歩き巫女
古の歩き巫女見る思ひもすまだしきままに暮らすがかはゆし
詞書:梁塵秘抄「我が子は十余になりぬらん巫(こうなぎ)してこそ歩くなれ…まだしとて問いみ問わずみなぶるらんいとおしや」往時貧者の娘は食い詰めた親に捨てられ往々にして歩き巫女(つまり春を売る女)となった。この不況連れに増すだろうことが労しい。
【↓from pinterest※和歌の内容とは何の関係もない素敵なイラストです】
和歌一首…雑歌51.藤太巫女
聖(ひじり)こそ世俗の好む的なれや不況の世なり増すが悲しかり
※「聖(ひじり)こそ」は「巫女とふは」の方が良かったかも知れません。かの梁塵秘抄に同情(あるいは揶揄)を込めて歩き巫女(要するに春を売る女)の記載が多いのです。これからの不況一辺倒の世に鑑みてかく詠みました。
詞書:梁塵秘抄に「鈴はさや振る藤太巫女目より上にぞ鈴は振るゆらゆらと振り上げて目より下にて鈴振れば懈怠(けたい)なりとてゆゆし神腹立ちたまふ」とあります。恐らく同業の巫女が揶揄を込めて詠んだものでしょう。巫女に(こそ)欲情するとか、昔も今も男どもの欲情パターンは同じなようですが、「みなせ」に既掲載したわが拙著「渋谷少女A・イントロダクション」からして容認できません。
【↓pinterest※和歌内容とは全く関係ない素敵なモデルさん】
仏法僧と闇夜に鳴くるブッポウソウ僻目で見るな険しきものぞ
詞書:正邪不明、曖昧模糊で有耶無耶な今の世…と思う一方で、はっきりエコーチェンバーに相別れる昨今の世でもある。この混沌の世で真理を見抜く〝慧眼〟はいかに得べきや?得るはげに険しからむ。
※次ページのこの絵を見た途端に真理を求める〝必死なる〟慧眼を思い浮かべました。
【↓pinterestより】
和歌一首…雑歌50.歩き巫女
古の歩き巫女見る思ひもすまだしきままに暮らすがかはゆし
詞書:梁塵秘抄「我が子は十余になりぬらん巫(こうなぎ)してこそ歩くなれ…まだしとて問いみ問わずみなぶるらんいとおしや」往時貧者の娘は食い詰めた親に捨てられ往々にして歩き巫女(つまり春を売る女)となった。この不況連れに増すだろうことが労しい。
【↓from pinterest※和歌の内容とは何の関係もない素敵なイラストです】
和歌一首…雑歌51.藤太巫女
聖(ひじり)こそ世俗の好む的なれや不況の世なり増すが悲しかり
※「聖(ひじり)こそ」は「巫女とふは」の方が良かったかも知れません。かの梁塵秘抄に同情(あるいは揶揄)を込めて歩き巫女(要するに春を売る女)の記載が多いのです。これからの不況一辺倒の世に鑑みてかく詠みました。
詞書:梁塵秘抄に「鈴はさや振る藤太巫女目より上にぞ鈴は振るゆらゆらと振り上げて目より下にて鈴振れば懈怠(けたい)なりとてゆゆし神腹立ちたまふ」とあります。恐らく同業の巫女が揶揄を込めて詠んだものでしょう。巫女に(こそ)欲情するとか、昔も今も男どもの欲情パターンは同じなようですが、「みなせ」に既掲載したわが拙著「渋谷少女A・イントロダクション」からして容認できません。
【↓pinterest※和歌内容とは全く関係ない素敵なモデルさん】
0
お気に入りに追加
2
あなたにおすすめの小説
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
歌え!寮食堂 1・2・3(アイン・ツヴァイ・ドライ)!
皇海宮乃
ライト文芸
一年間の自宅浪人を経て、かろうじて補欠で大学入学の切符を掴んだ主人公、志信。
アパート住まいは経済的に無理だと親に言われ、付属の学生寮に入らなかったら往復三時間を超える電車通学をするしかない。
無事入寮が決まり、鞄一つで郷里から出てきたものの……。
そこは、旧制高校学生寮の気風残る、時代錯誤な場所だった。
寮食堂での昼食、食事の前には『寮食歌』なるものを歌うと聞かされ、あらわれたのは、学ラン、ハチマキ無精髭のバンカラ風男子大学生。
アイン、ツヴァイ、ドライ!
食堂には歌が響き、寮内暴走族? 女子寮へは不審者が?
学生寮を舞台に起こる物語。
雨が乾くまで
日々曖昧
ライト文芸
元小学校教師のフリーター吉名楓はある大雨の夜、家の近くの公園でずぶ濡れの少年、立木雪に出会う。
雪の欠けてしまった記憶を取り戻す為に二人は共同生活を始めるが、その日々の中で楓は自分自身の過去とも対峙することになる。
彼女の願いはあまりに愚かで、切なくて
当麻月菜
ライト文芸
「杏沙、お願い。私が退院するまでこの人と付き合って」
末期がんに侵された友人の由紀はそう言って、自分の彼氏──永井和臣を差し出した。
「うん、いいよ」
それで由紀の病気が快方に向かうならという気持ちから、杏沙は願掛けのつもりで頷いた。
それから和臣との付き合いが始まった。
手も握らない。キスもしない。身体を重ね合わせることも、彼との未来を想像することさえしない偽りの交際は、罪悪感だけが積もる日々。
そんなある日、和臣は言った。
「由紀にとって、君は一番大事な友達……親友なんだ」
その言葉に杏沙は、ちくりと罪悪感を覚えた。
杏沙は由紀の親友では無い。親友になりたくても、なれない。そんな資格は無いのだ。
なぜなら昔、杏沙は由紀に対してひどい裏切りをしたことがあったから。
友人の回復を信じて偽装恋愛を始めるOLと、偽装恋愛をしてでも恋人の回復を願う大学生のいびつで切ない秋から冬までのお話。
※以前投稿していましたが、加筆修正のためいったん非公開にして再投稿しています。
※他のサイトにも重複投稿しています。
灰かぶり姫の落とした靴は
佐竹りふれ
ライト文芸
中谷茉里は、あまりにも優柔不断すぎて自分では物事を決められず、アプリに頼ってばかりいた。
親友の彩可から新しい恋を見つけるようにと焚きつけられても、過去の恋愛からその気にはなれずにいた。
職場の先輩社員である菊地玄也に惹かれつつも、その先には進めない。
そんな矢先、先輩に頼まれて仕方なく参加した合コンの店先で、末田皓人と運命的な出会いを果たす。
茉里の優柔不断さをすぐに受け入れてくれた彼と、茉里の関係はすぐに縮まっていく。すべてが順調に思えていたが、彼の本心を分かりきれず、茉里はモヤモヤを抱える。悩む茉里を菊地は気にかけてくれていて、だんだんと二人の距離も縮まっていき……。
茉里と末田、そして菊地の関係は、彼女が予想していなかった展開を迎える。
第1回ピッコマノベルズ大賞の落選作品に加筆修正を加えた作品となります。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる