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セクシーになりたい
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なあんだ、良かった!
理人くんの彼女に(再び)なった翌日、るんるんと出勤しながら私は思う。
しとしとジメジメと降り続いていた雨は、すっかり上がっている。
(しあわせ!)
ふしだらで淫らなのを、隠す必要はなかったんだ!
だって理人くんはどうやら──ふしだらで淫らで、えっちな女性が好きみたいだから!
そういうこと、だよね?
でも、と立ち止まる。
「……私、セクシーではないよね?」
えっちな感じの女性って、多分セクシーなんだよね?
地下鉄の階段の踊り場にあった、大きな姿見を見つめる。
少し長めの黒髪。仕事着っていうのもあるけれど、「きっちりした」アンサンブル。
オフィスカジュアルと言ってしまえばそうなんだけれど、実のところ私服もこんな感じで……。
「全然セクシーじゃない」
びっくりした。
全然私、セクシーじゃない!
「ど、どうしよう」
だから、理人くんは昨日、ちゅーもしてくれなかったのかな。
あのあと、普通に診察して(私は一人でひゃんひゃん言ってしまったのだけれど)……家まで、送ってくれて。
「おやすみ」
そう言って、頭を撫でてくれて──額にキスはしてくれたけれど。
私は階段を駆け上がる。
私のひっくいひっくい恋愛偏差値じゃ絶対に解決策は浮かんでこない。
大学に飛び込み、ぜえぜえと息をしながら研究室のドアを押し開けた。
「あら、どうしたの」
セクシー女性代表(私の中で)、教授秘書の森吉さんが優雅に笑った。
「森吉さん!」
私は開口一番に、頼み込む。
「私にセクシーを伝授してください! で、できれば土曜日までにっ!」
森吉さんは豆鉄砲をくらったような顔をして、それから優雅に微笑んだ。
「……事情を聞いてもいいかしら? 神山さん」
私は泣きつきながら、(クチで感じちゃう、とかは省いて)ざっと説明する。
「なるほど、元カレね」
森吉さんはコーヒーを飲みながら、綺麗に笑った。
「はい……土曜日、ていうか明日の夕方、デートするんです……」
「事情は概ね了解したわ。けれどね神山さん」
森吉さんは唇の端に笑みを浮かべたまま、ヨシヨシと撫でてくれた。
「服装やメイクを変える必要はないと思うわ」
「なぜです?」
「だって清純そうな女の子がとってもえっちなのが、男の人は大好きだからよ」
「ええっ!?」
私はびっくりして、森吉さんを見つめた。
森吉さんはとってもセクシー。そもそもが超絶美人さん。
とろりとした焦げ茶の髪を緩く巻いて、服装だって露出が多いわけじゃないのに、どこか官能的。長いまつ毛と、すこし気怠げな垂れ目、とどめに泣きぼくろだ!
「森吉さん、モテるから……森吉さんみたいになったらいいのかなって」
「ふふふ」
森吉さんは笑った。
「そんなにモテないわよ? それにわたしは、わたしが好きでこの格好をしてるの。男の人のためじゃないわ」
「あっ、わ、そ、そうですよね。失礼しました」
メイクだってネイルだって、森吉さんは森吉さん自身のためにしてるんだ。
な、なんて失礼なことを……。
……というか、私がどれだけ逆立ちしても森吉さんみたいにはなれないよね……。
「いいのよ。本当に可愛いわね神山さんは」
「……自主性がないんです」
しょんぼり、と言う。
「自分がないっていうか……」
「あら、それも個性よ」
にっこり微笑んだ森吉さんは、つ、と人差し指一本で私の顎をクイ、っと上げた。
「……?」
「だいいち神山さん、とっても可愛いし」
「か、可愛くなんか」
「過ぎた謙遜は、かえって失礼よ? それに」
森吉さんはなぜか、私の耳朶をそっと摘んだ。
「ゃん!」
「あら可愛い声」
「うう……」
き、急に耳なんか触るから!
私は頬を熱くして、森吉さんを見上げる。
「いいわねぇその上目遣い……ゾクゾクしてきちゃう」
「ぞ、ぞくぞく? ひゃあん!」
森吉さんは、そのまま指を私の首筋にそって動かす。
「ね? 首も華奢だし、あなたはとっても可愛い女の子」
「お、女の子って年齢じゃ、やん!」
森吉さんは指先だけで、鎖骨を撫でていく。
「くっきりした鎖骨も魅力的……」
そうして、鎖骨をくっ、と掴んで。
「ぁっ、森吉さんっ、そんなとこダメっ」
「お前らなにしてるんだっ!」
研究室のドアを蹴るように開けたのは、講師の谷川さん。なんだか顔が真っ赤だ。
「なぁに谷川センセ。せっかく良いところだったのに」
「なーにが良いところだったのに、だ! なにされた神山っ!?」
「な、なにって」
私は両手で頬を押さえ、よくよく考える。ええと、ええと……なにされたのかな!?
特に変なところは触られてないはず、だよね?
「と、特になにも……」
「嘘つけ、あんな廊下まで響く変な声出しやがって」
「へ、変な声!?」
ひゃあ、と顔を覆うと、さらりと森吉さんが私の髪を撫でる。
「変な声って、失礼ねぇ? えっちな声、の間違いでしょう? おバカな谷川センセ」
「え、えっちな声……!?」
谷川さんが絶句してる。してるけど、顔は赤い。……あれ?
「た、谷川さん。さっきの私の声、えっちでしたか!?」
「は!? なに言ってんだお前!」
「大丈夫よ神山さん、とおっても」
森吉さんは私の耳元で、囁くように言う。
「えっち、な、声……してたわよ?」
「イヤだからコソコソ話すんの、やめろ!」
なんだか破廉恥なんだお前らは! と谷川さんに引き離されつつ……私は安心する。
おクチ以外でも、破廉恥な声、出るんだ!
「良かったぁ」
「ふふ、ね?」
「でも、やっぱり……それでもセクシーさが欲しいです、私」
大好きな理人くんに、もっと好きになってもらいたい!
森吉さんは小さく笑う。
「ふふ、そういうところ……きっと彼氏さんは、健気で可愛いって思ってくれるはずよ」
「そうでしょうか……あれ? 谷川さん、どうしました?」
谷川さんが固まっている。
ぎ、ぎ、と音が出そうなくらいぎこちなく動きながら、私を見て谷川さんは言う。
「……あの、神山。お前、彼氏……できたの……?」
「あ、はい。昨日」
「な、なんで!? どうして!?」
谷川さん、なんでそんなに慌ててるんだろう?
「実は、谷川さんに紹介された歯医者さん……」
「っ、え!? あのイケメン若先生!? なに!? ナンパ!? そ、そんなタイプに見えなかったから油断してたっ」
「いえ、たまたま高校の時の元カレで」
「うっそだろ……」
谷川さんはそのまま、部屋の隅っこの椅子に座り込んでしまった。
「……?」
「いいのよ神山さん。気にしちゃダメ。いつまでもウジウジ動かなかったセンセが悪いんだから」
「でも……」
「それよりね、セクシーになれるとっておきの魔法、教えてあげる」
私は目を瞬いて、ごくりと生唾を飲んだ。
森吉さんは、気怠げな垂れ目を優しく微笑みの形にしながら、こう教えてくれた。
「おんなは下着ひとつで、滲み出る雰囲気が変わるものなのよ」
そうして──とあるお店の名前を、私に告げて。
「良ければ今日、買いに行く?」
「お、お願いします!」
そうして、土曜の午後──私はいつも通りの格好に、いつも通りのメイクで……けれど、下着だけは「とっておき!」の……森吉さんチョイスの、え、ええええ、えっ、ち、な下着で!
理人くんとの待ち合わせ場所に、向かったのでした。
理人くんの彼女に(再び)なった翌日、るんるんと出勤しながら私は思う。
しとしとジメジメと降り続いていた雨は、すっかり上がっている。
(しあわせ!)
ふしだらで淫らなのを、隠す必要はなかったんだ!
だって理人くんはどうやら──ふしだらで淫らで、えっちな女性が好きみたいだから!
そういうこと、だよね?
でも、と立ち止まる。
「……私、セクシーではないよね?」
えっちな感じの女性って、多分セクシーなんだよね?
地下鉄の階段の踊り場にあった、大きな姿見を見つめる。
少し長めの黒髪。仕事着っていうのもあるけれど、「きっちりした」アンサンブル。
オフィスカジュアルと言ってしまえばそうなんだけれど、実のところ私服もこんな感じで……。
「全然セクシーじゃない」
びっくりした。
全然私、セクシーじゃない!
「ど、どうしよう」
だから、理人くんは昨日、ちゅーもしてくれなかったのかな。
あのあと、普通に診察して(私は一人でひゃんひゃん言ってしまったのだけれど)……家まで、送ってくれて。
「おやすみ」
そう言って、頭を撫でてくれて──額にキスはしてくれたけれど。
私は階段を駆け上がる。
私のひっくいひっくい恋愛偏差値じゃ絶対に解決策は浮かんでこない。
大学に飛び込み、ぜえぜえと息をしながら研究室のドアを押し開けた。
「あら、どうしたの」
セクシー女性代表(私の中で)、教授秘書の森吉さんが優雅に笑った。
「森吉さん!」
私は開口一番に、頼み込む。
「私にセクシーを伝授してください! で、できれば土曜日までにっ!」
森吉さんは豆鉄砲をくらったような顔をして、それから優雅に微笑んだ。
「……事情を聞いてもいいかしら? 神山さん」
私は泣きつきながら、(クチで感じちゃう、とかは省いて)ざっと説明する。
「なるほど、元カレね」
森吉さんはコーヒーを飲みながら、綺麗に笑った。
「はい……土曜日、ていうか明日の夕方、デートするんです……」
「事情は概ね了解したわ。けれどね神山さん」
森吉さんは唇の端に笑みを浮かべたまま、ヨシヨシと撫でてくれた。
「服装やメイクを変える必要はないと思うわ」
「なぜです?」
「だって清純そうな女の子がとってもえっちなのが、男の人は大好きだからよ」
「ええっ!?」
私はびっくりして、森吉さんを見つめた。
森吉さんはとってもセクシー。そもそもが超絶美人さん。
とろりとした焦げ茶の髪を緩く巻いて、服装だって露出が多いわけじゃないのに、どこか官能的。長いまつ毛と、すこし気怠げな垂れ目、とどめに泣きぼくろだ!
「森吉さん、モテるから……森吉さんみたいになったらいいのかなって」
「ふふふ」
森吉さんは笑った。
「そんなにモテないわよ? それにわたしは、わたしが好きでこの格好をしてるの。男の人のためじゃないわ」
「あっ、わ、そ、そうですよね。失礼しました」
メイクだってネイルだって、森吉さんは森吉さん自身のためにしてるんだ。
な、なんて失礼なことを……。
……というか、私がどれだけ逆立ちしても森吉さんみたいにはなれないよね……。
「いいのよ。本当に可愛いわね神山さんは」
「……自主性がないんです」
しょんぼり、と言う。
「自分がないっていうか……」
「あら、それも個性よ」
にっこり微笑んだ森吉さんは、つ、と人差し指一本で私の顎をクイ、っと上げた。
「……?」
「だいいち神山さん、とっても可愛いし」
「か、可愛くなんか」
「過ぎた謙遜は、かえって失礼よ? それに」
森吉さんはなぜか、私の耳朶をそっと摘んだ。
「ゃん!」
「あら可愛い声」
「うう……」
き、急に耳なんか触るから!
私は頬を熱くして、森吉さんを見上げる。
「いいわねぇその上目遣い……ゾクゾクしてきちゃう」
「ぞ、ぞくぞく? ひゃあん!」
森吉さんは、そのまま指を私の首筋にそって動かす。
「ね? 首も華奢だし、あなたはとっても可愛い女の子」
「お、女の子って年齢じゃ、やん!」
森吉さんは指先だけで、鎖骨を撫でていく。
「くっきりした鎖骨も魅力的……」
そうして、鎖骨をくっ、と掴んで。
「ぁっ、森吉さんっ、そんなとこダメっ」
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研究室のドアを蹴るように開けたのは、講師の谷川さん。なんだか顔が真っ赤だ。
「なぁに谷川センセ。せっかく良いところだったのに」
「なーにが良いところだったのに、だ! なにされた神山っ!?」
「な、なにって」
私は両手で頬を押さえ、よくよく考える。ええと、ええと……なにされたのかな!?
特に変なところは触られてないはず、だよね?
「と、特になにも……」
「嘘つけ、あんな廊下まで響く変な声出しやがって」
「へ、変な声!?」
ひゃあ、と顔を覆うと、さらりと森吉さんが私の髪を撫でる。
「変な声って、失礼ねぇ? えっちな声、の間違いでしょう? おバカな谷川センセ」
「え、えっちな声……!?」
谷川さんが絶句してる。してるけど、顔は赤い。……あれ?
「た、谷川さん。さっきの私の声、えっちでしたか!?」
「は!? なに言ってんだお前!」
「大丈夫よ神山さん、とおっても」
森吉さんは私の耳元で、囁くように言う。
「えっち、な、声……してたわよ?」
「イヤだからコソコソ話すんの、やめろ!」
なんだか破廉恥なんだお前らは! と谷川さんに引き離されつつ……私は安心する。
おクチ以外でも、破廉恥な声、出るんだ!
「良かったぁ」
「ふふ、ね?」
「でも、やっぱり……それでもセクシーさが欲しいです、私」
大好きな理人くんに、もっと好きになってもらいたい!
森吉さんは小さく笑う。
「ふふ、そういうところ……きっと彼氏さんは、健気で可愛いって思ってくれるはずよ」
「そうでしょうか……あれ? 谷川さん、どうしました?」
谷川さんが固まっている。
ぎ、ぎ、と音が出そうなくらいぎこちなく動きながら、私を見て谷川さんは言う。
「……あの、神山。お前、彼氏……できたの……?」
「あ、はい。昨日」
「な、なんで!? どうして!?」
谷川さん、なんでそんなに慌ててるんだろう?
「実は、谷川さんに紹介された歯医者さん……」
「っ、え!? あのイケメン若先生!? なに!? ナンパ!? そ、そんなタイプに見えなかったから油断してたっ」
「いえ、たまたま高校の時の元カレで」
「うっそだろ……」
谷川さんはそのまま、部屋の隅っこの椅子に座り込んでしまった。
「……?」
「いいのよ神山さん。気にしちゃダメ。いつまでもウジウジ動かなかったセンセが悪いんだから」
「でも……」
「それよりね、セクシーになれるとっておきの魔法、教えてあげる」
私は目を瞬いて、ごくりと生唾を飲んだ。
森吉さんは、気怠げな垂れ目を優しく微笑みの形にしながら、こう教えてくれた。
「おんなは下着ひとつで、滲み出る雰囲気が変わるものなのよ」
そうして──とあるお店の名前を、私に告げて。
「良ければ今日、買いに行く?」
「お、お願いします!」
そうして、土曜の午後──私はいつも通りの格好に、いつも通りのメイクで……けれど、下着だけは「とっておき!」の……森吉さんチョイスの、え、ええええ、えっ、ち、な下着で!
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