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【高校編】分岐・黒田健
葉桜(side健)
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設楽の作った弁当は、ふつうに美味そうだったーーというか、美味かった。
「うめぇ」
「ほんとっ」
嬉しそうに両手を軽く重ねる設楽はほんとに可愛い。なんだこれ。
「うん」
「なにが好き? なにが一番美味しい?」
にこにこと聞いてくる設楽は、見た目は猫っぽいのに、完全に犬っぽかった。尻尾の幻覚が見えそうーーというか、こいつ俺のこと好きなんだなと自覚して照れそうになる。やばい。
「全部うまい」
「もー、適当だなぁ」
「適当じゃねーよ」
俺は設楽をじっと見た。
「マジで全部うまい」
「……えへ」
照れたように言う設楽。やばいな、これは。メシ食うの食堂にして良かった。人目のないとこなら何してかわかんねー。
ふと、設楽が視線を上げた。そして少し、ほんの少しだけ、顔を強張らせた。多分、よほど親しくないと分からないレベルで。
(ネガティブな表情隠すの得意だよな)
設楽は、とそう思う。楽しいとか、嬉しいとかの感情はダダ漏れにしてくる癖に、マイナスの感情は基本的にひた隠しにするし、また結構隠すのも上手い。
一瞬だけ、設楽が見たその視線の先を確認する。食堂を先生が数人、歩いて行った。
(? 教師)
なんかされたのか。設楽に視線を戻すと、もぐもぐと唐揚げを食べている。
「おいしーでしょ、結構。これ、ウチのお手伝いさん直伝。カリカリ」
「うん、すっげー美味い」
にこにこと唐揚げを食べる設楽は可愛い。つうか、相変わらず俺は設楽が何か食ってるとこが好きだ。幸せそうだし、なんかグッとくるのだ。
……俺は変態かもしんねーな、と日々考えてる。
さっきのパン食い競争のアンパンも、走りながら設楽にこのパンやろうとしか考えてなかったし。気がついたら1位でゴールしてた。
(可愛かった)
アンパン食う設楽。リスみたいだった、なんて思う。
すっかり食べ終わって、俺は設楽を食堂から連れ出した。
「お昼何時まで?」
「あー、あと15分くらいだけど、午後は俺の出る競技まだ先だからいいよ」
設楽は日向が苦手なので、できるだけ日陰を選ぶ。中庭のベンチは、ちょうど葉桜で日陰になっていた。
「設楽、座れ」
「? どうしたの」
「いいから」
ベンチに座らせて、俺はその前に屈み込んだ。設楽の手を取って、見上げる。
「何があった?」
「へ?」
「さっき」
俺は設楽を見つめた。
「なんか辛そうなカオしただろーが」
「え、いや、いつ?」
「食堂で。センセーたちが歩いてたの見て」
なんかされたのか、と言うと、設楽の顔が赤くなって、そのあと青くなった。
「えっと、その」
「吐くまで離さねーぞ」
「うう」
少しだけ低く言うと、設楽はポツリと口を開いた。
「その、……照れてたから」
「? 誰が」
「く、黒田くんがっ」
設楽は、少し拗ねたような顔をする。
「女の先生いたじゃん! その人と話してて、黒田くん照れてた!」
「あ? いつ」
「パン食い競争のあとっ」
少しだけ、設楽は涙目になっていた。
(アレか)
マジか。見られてたのか。
俺は設楽の横に座りなおす。
「あのなー、……あれは」
「ちょっと待ってその反応、ほんとに照れてたの……?」
「おう」
素直に認めた。
「私! なんか子供だし!?」
設楽は視線をあさっての方向に向けて言った。
「黒田くんがフラっと、なんか、ほかのオトナな女の人に惹かれても仕方ないなとは」
俺は設楽の頬を片手で掴んで、ちょっと無理矢理キスをした。
(あー、もう)
分かってない。全然分かってない。
(俺が、)
お前以外の誰かに惹かれるなんて、絶対にあり得ないのに。
「、ん」
完全に涙目になった設楽から、唇を離す。
「あのな、ラブラブだねぇって言われたんだよ」
「……ん?」
「先生に。彼女可愛いね、ラブラブだね、大事にしてるねって言われて照れてたんだよ」
照れるだろーが、普通、と続けた。つうか、俺の口から「ラブラブ」なんて言葉が出るとは自分でも想定外だ。
「え、」
設楽は目を白黒させて、それから真っ赤になって目線を落とした。きゅ、と唇を結ぶ。
「ご、ごめんなさい……」
「いや、無理矢理聞き出したのはこっちだし……つか、聞かなきゃ黙ってるつもりだったのかよ」
「うん」
「お前に誤解とかされたくねーから」
俺ははっきり言う。
「なんか、こういうことあったら何でも聞け。つーか、聞いてください」
なぜか敬語になった。
(設楽のばーさんに言われたな)
すれ違いとかないの、という言葉。
(危うくすれ違うところだった)
離れていると、こういうこともある。
「あのな、何度でも言うから聞いてくれ。俺は設楽が好きで、死ぬまで好きで、つーか死んでも好きだから。何があっても他のやつに目が移るなんてねーから」
「うん……あの、怒ってる?」
「不安になったくせに黙ってたのは怒ってる」
「ごめん、」
謝る設楽を、抱きしめた。抱きしめた後で、汗くせーかもなんて思うけど、まぁ仕方ない。
「好き」
設楽が小さく言う。すごく照れてるみたいで、真っ赤になっている。
俺は返事の代わりに、やっぱり強く抱きしめた。多分、俺の顔も赤いんじゃないかと思う。
(いつまでも慣れねーなぁ)
お互い、付き合いたての頃となんも変わってない感じがして、少しくすぐったかった。
「うめぇ」
「ほんとっ」
嬉しそうに両手を軽く重ねる設楽はほんとに可愛い。なんだこれ。
「うん」
「なにが好き? なにが一番美味しい?」
にこにこと聞いてくる設楽は、見た目は猫っぽいのに、完全に犬っぽかった。尻尾の幻覚が見えそうーーというか、こいつ俺のこと好きなんだなと自覚して照れそうになる。やばい。
「全部うまい」
「もー、適当だなぁ」
「適当じゃねーよ」
俺は設楽をじっと見た。
「マジで全部うまい」
「……えへ」
照れたように言う設楽。やばいな、これは。メシ食うの食堂にして良かった。人目のないとこなら何してかわかんねー。
ふと、設楽が視線を上げた。そして少し、ほんの少しだけ、顔を強張らせた。多分、よほど親しくないと分からないレベルで。
(ネガティブな表情隠すの得意だよな)
設楽は、とそう思う。楽しいとか、嬉しいとかの感情はダダ漏れにしてくる癖に、マイナスの感情は基本的にひた隠しにするし、また結構隠すのも上手い。
一瞬だけ、設楽が見たその視線の先を確認する。食堂を先生が数人、歩いて行った。
(? 教師)
なんかされたのか。設楽に視線を戻すと、もぐもぐと唐揚げを食べている。
「おいしーでしょ、結構。これ、ウチのお手伝いさん直伝。カリカリ」
「うん、すっげー美味い」
にこにこと唐揚げを食べる設楽は可愛い。つうか、相変わらず俺は設楽が何か食ってるとこが好きだ。幸せそうだし、なんかグッとくるのだ。
……俺は変態かもしんねーな、と日々考えてる。
さっきのパン食い競争のアンパンも、走りながら設楽にこのパンやろうとしか考えてなかったし。気がついたら1位でゴールしてた。
(可愛かった)
アンパン食う設楽。リスみたいだった、なんて思う。
すっかり食べ終わって、俺は設楽を食堂から連れ出した。
「お昼何時まで?」
「あー、あと15分くらいだけど、午後は俺の出る競技まだ先だからいいよ」
設楽は日向が苦手なので、できるだけ日陰を選ぶ。中庭のベンチは、ちょうど葉桜で日陰になっていた。
「設楽、座れ」
「? どうしたの」
「いいから」
ベンチに座らせて、俺はその前に屈み込んだ。設楽の手を取って、見上げる。
「何があった?」
「へ?」
「さっき」
俺は設楽を見つめた。
「なんか辛そうなカオしただろーが」
「え、いや、いつ?」
「食堂で。センセーたちが歩いてたの見て」
なんかされたのか、と言うと、設楽の顔が赤くなって、そのあと青くなった。
「えっと、その」
「吐くまで離さねーぞ」
「うう」
少しだけ低く言うと、設楽はポツリと口を開いた。
「その、……照れてたから」
「? 誰が」
「く、黒田くんがっ」
設楽は、少し拗ねたような顔をする。
「女の先生いたじゃん! その人と話してて、黒田くん照れてた!」
「あ? いつ」
「パン食い競争のあとっ」
少しだけ、設楽は涙目になっていた。
(アレか)
マジか。見られてたのか。
俺は設楽の横に座りなおす。
「あのなー、……あれは」
「ちょっと待ってその反応、ほんとに照れてたの……?」
「おう」
素直に認めた。
「私! なんか子供だし!?」
設楽は視線をあさっての方向に向けて言った。
「黒田くんがフラっと、なんか、ほかのオトナな女の人に惹かれても仕方ないなとは」
俺は設楽の頬を片手で掴んで、ちょっと無理矢理キスをした。
(あー、もう)
分かってない。全然分かってない。
(俺が、)
お前以外の誰かに惹かれるなんて、絶対にあり得ないのに。
「、ん」
完全に涙目になった設楽から、唇を離す。
「あのな、ラブラブだねぇって言われたんだよ」
「……ん?」
「先生に。彼女可愛いね、ラブラブだね、大事にしてるねって言われて照れてたんだよ」
照れるだろーが、普通、と続けた。つうか、俺の口から「ラブラブ」なんて言葉が出るとは自分でも想定外だ。
「え、」
設楽は目を白黒させて、それから真っ赤になって目線を落とした。きゅ、と唇を結ぶ。
「ご、ごめんなさい……」
「いや、無理矢理聞き出したのはこっちだし……つか、聞かなきゃ黙ってるつもりだったのかよ」
「うん」
「お前に誤解とかされたくねーから」
俺ははっきり言う。
「なんか、こういうことあったら何でも聞け。つーか、聞いてください」
なぜか敬語になった。
(設楽のばーさんに言われたな)
すれ違いとかないの、という言葉。
(危うくすれ違うところだった)
離れていると、こういうこともある。
「あのな、何度でも言うから聞いてくれ。俺は設楽が好きで、死ぬまで好きで、つーか死んでも好きだから。何があっても他のやつに目が移るなんてねーから」
「うん……あの、怒ってる?」
「不安になったくせに黙ってたのは怒ってる」
「ごめん、」
謝る設楽を、抱きしめた。抱きしめた後で、汗くせーかもなんて思うけど、まぁ仕方ない。
「好き」
設楽が小さく言う。すごく照れてるみたいで、真っ赤になっている。
俺は返事の代わりに、やっぱり強く抱きしめた。多分、俺の顔も赤いんじゃないかと思う。
(いつまでも慣れねーなぁ)
お互い、付き合いたての頃となんも変わってない感じがして、少しくすぐったかった。
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