捨て垢で恋をして
もうすぐ三十路を迎える主人公、私が代わり映えのない現状を嘆きながら、ひょんなことで
ある男性と巡り会う。そのひょんなこととは、
数年前に捨て垢のつもりで作ったメールアドレスだった。。。
過去を辿るように彼が綴った言葉をメールで読み、返信を送る私。徐々に文字を通じてお互い心を開いていく2人には隠された真実があった。
ある男性と巡り会う。そのひょんなこととは、
数年前に捨て垢のつもりで作ったメールアドレスだった。。。
過去を辿るように彼が綴った言葉をメールで読み、返信を送る私。徐々に文字を通じてお互い心を開いていく2人には隠された真実があった。
あなたにおすすめの小説
ツバサを抱いて眠れ
15243822
ファンタジー
酸いも甘いも経験した三十五歳の平凡主人公はヒロイン枠では活躍しない!?
-----------------
三十五歳のすべてが平凡な主人公・夜丘瑞世は、アパートの隣の部屋に住む美少女に導かれ、強烈な睡魔の後に魔族の住む【ツバサ】という謎の世界で目が覚める。
……これってまさか異世界転生!?――と思ったのも束の間、あっという間に巨大な化物に殺されて現実世界に。
瑞世は二度と【ツバサ】へ行くつもりはなかったが、「ツバサに隠された『願いを叶える秘宝』を探したい」という美少女の願いを叶えるため、再び美少女と共に夢の中の謎の世界――【ツバサ】へと向かう。
初恋のドイツ人将校(映画の役)に瓜二つの「フォルカー様」や、蠍のような尾がついた巨大な化け猫、電気もガスも薬もない島で病人の治療ができるのは私だけ?
ついでに、アパートの隣に住んでいたこの美少女は、実は女神様だった!?
後に【ツバサ】の世界で「女神の共犯者」と呼ばれるようになるアラサー限界主人公が、何度も転げて失敗し挫折し、何度もカムバックしてくる愛とド根性の物語です。
幸せのかたち
春廼舎 明
恋愛
それは白く柔らかい二つの双丘、それはふわふわもこもこよちよち歩いてにゃーんと鳴く。
それは人それぞれで、形のない形っていうものもある。
仕事は楽しいと思っている。この業種でブラックでない企業なんて珍しい。
なのに、彼に誘われた。
「親が倒れたんだ。一緒に俺の故郷行かない?」
私はどう答える?
※Rのつかない範囲で幸せ朝チュンを目指します。
※全5万文字程度の中編です。括りがないので長編としています。
【完結】末っ子王子は、他国の亡命王女を一途に恋う
空原海
恋愛
「僕は一体いつになったら、アーニャとの再会が叶うんだ……?」
第三王子バルドゥールの恋のお相手は、他国の亡命王女アンナ。
二年前まで亡命滞在していたアンナは、自国の内乱が落ち着き、呼び戻されてしまう。
と同時に、アンナは女王即位のため、建国の逸話をなぞって旅に出ることに。
それは初代女王を描いた絵本、『海を渡ったアーニャ』が関わっているようで……。
※ 北欧神話とスラヴ神話の神々の名称が出てきますが、実際の神話とは異なります。
風のフルーティスト -Canary-
蒼乃悠生
恋愛
——私は音に恋をした。
——でも、恋の音とは、どんなものかわからない。
結婚をしていない三十三歳の女、眞野しほり(まのしほり)。
甘えたがりの性格から、元彼から「甘えるな」と言われ続け、人に甘えてはいけないと考えている。
母親から彼氏はいるのか、結婚はまだかと責められる中、会社の先輩奈良栄楊(ならさかやなぎ)に優しくされる。
ある日、〝練習〟の帰り道、後ろを付いてくる人影が。
実は落とし物を届けにきてくれた、高校生の福岡湊(ふくおかそう)だった。
親友の日野和夏希(ひのわなつき)と一緒にフルートとピアノのコンサートを開く予定だったが、ある人物に大切なフルートと夏希を傷つけられ、開催が困難な状況へ。
音を通して、改めて音楽と、高校生という年の差がある湊への気持ちを見つめ直す、音の恋愛物語。
「ずっとそばにいたい」
「湊くん、好きになって……ごめんなさい」
「年齢差の壁は、高いなぁ」
「私、嘘をつきたくない」
表紙:神葉あすと様(@kanburst)
私の突然の申し出に対応いただき、ありがとうございました!!
当作品は、「風のフルーティスト」の改稿版です。
内容、キャラクターの容姿、口調、性格の微調整、文章などを訂正しました。
隣国の王子が溺愛してくれるらしいですよ?~婚約破棄のおかげです~
昼から山猫
恋愛
地味な魔法しか使えないと馬鹿にされ、祖国の王子に婚約を破棄された貴族令嬢リアナ。しかしその“地味”と呼ばれた力は、隣国では中核を支えるほど重要だった。
魔力不足に悩む隣国は、彼女の小さな魔力を“大切な資源”として大歓迎し、とりわけ隣国の王子はリアナの献身と優しさに惹かれていく。
一方で婚約を破棄した祖国の王子は、隣国で絶大な信頼を得たリアナに嫉妬と未練を募らせ、いまさら呼び戻そうとするが……リアナの心はもう動かない。
祖国で見下されていたはずの“地味な力”が、隣国では絶対に欠かせない宝だとわかり、彼女は本当の自信を取り戻す。