夏が俺を狂わせる

きもフレ

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夏が俺を狂わせる

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蒸し暑い。
屋外をぼんやりと歩きながら、俺は喉元を伝う汗をぬぐった。
公園まではもうすぐだ。
公園に行きたい。
公園に行きたいのは俺の頭がおかしいからだ。
夏の暑さが俺を狂わせるのだ。

去年の夏、俺は犯罪を犯した。
公園で遊んでいる幼女を盗撮したのだ。
スカートで遊んでいる幼女を見かけたとき、頭の中が真っ白になった。
ふわりと揺れるスカートの中を見たい。
見たくてたまらない。
脳に電流が走ったような気分になって、気がつくと携帯電話を取り出していた。
カメラのボタンをタップする。
しばらく撮影していると、交番のお回りが俺を取り囲んでいた。
あれから、俺は仕事を辞めた。
不起訴で済んだが、職場には知れ渡っていたし、いたたまれなかった。
一時の気の迷いだと思っていた。
だが、再び夏が来ると、俺はまた、公園の周辺をうろつくようになった。
そういうのって、一生治らないんだよ。
テレビか何かで見た、コメンテイターのセリフが脳内に再生される。
そういうのって、ロリコンって言ってさ。
一生治らないんだよ。
そうかもしれない。
だが、それが悪いとは言えないじゃないか。
俺は、公園の周辺を、できるだけゆっくりと歩いた。
横目でフェンス越しに公園の中を見る。
女児たちがいた。
この位置からは、顔までははっきりと見えない。
かわいいかどうかはわからない。
だが、ひらひらした夏向きのお洋服を見るだけで胸がきゅっと痛む。
思春期を思い出したような気持になる。
俺はこの、女児を見るときに去来する切なさが好きだ。
とはいえ、女児の周辺には親がいる。
だから俺は、フェンス越しに眺めるのは、3往復と決めている。
3往復ならばぎりぎり怪しまれない。
勝手にそう決めている。
3往復ならば、①たまたま通った②道を間違えて引き返した③やっぱり元の道が正しかったので戻ってきたという言い訳が成り立つからだ。
1回、2回、3回。
俺はできるだけゆっくりと、公園の前を横切った。

「!!」

心臓が止まりそうになった。
ジャングルジムの上部で、元気な女の子がスカートではしゃいでいた。
高学年ぐらいに見える。
短めのスカートではしゃぐから、スカートの中の白いものがちらっと見えていた。
結構背が高い。
多分高学年だ。
なんて貴重なんだ。
俺は、歯ぎしりした。
もう一度、フェンス越しに眺めたい。
だがもう、3度目の往復を使い果たしていた。
横目でフェンス越しに周辺を見渡した。
醜い太った体をさらしながら、女児の親どもがおしゃべりに興じている。
いけるかもしれない。
俺は、ごくりと唾をのんだ。
いけるか?
いけるだろうか?
わからない。
でも、よくよく考えたら、俺は盗撮をしているわけでもない。
たまたまもう一度フェンスの前を通って何が悪い?
俺が何をしたというのだ?
俺が何かしたと誰が証明できる?
俺は、うなづいた。
意を決して、もう一度、公園のフェンスへと踵を返す。

「ねーねー」
「うげぇ!?」

唐突に声をかけられた。
驚いて振り返ると……女児がいた。
10歳ぐらいだろうか?
サラサラの髪を片方だけ結っていて、ウサギさんのヘアピンをつけている。
くりっとした瞳が大きくて、実に可愛らしい。
俺の好みに、ドストライクだった。
何よりも、少女は、ミント色のワンピースを着ていて。
しゃがんでいるから、パンツが丸見えだった。

「お兄さん、さっきから何してるの?」

無邪気に問いかけてくる。
俺は、慌てて周辺をチェックした。
公園のすぐ横の道路、フェンス越しの位置には、俺とその女児しかいない。
俺は、震える声で問いかけた。

「き、君こそ何をしてるの?」
「かな? かなはね、ここでけーいち君を待ってるんだ」
「けーいち君?」
「うん。ほら、あそこ」

女の子が、フェンス越しに公園に目をやる。
そこには、ボール遊びしてる男子の一団が。
あの中にけーいち君がいるのか。

「一緒にあそぼって言ったのに、入れてくれなかったし」

唇を尖らせる。

「か、かなちゃんは、けーいち君と二人きりで来たの?」
「そーだよ」

ということは、公園まで来たけど、けーいちとやらの男子友達に遭遇、それでほってかれちゃったわけか。

「けーいち君なんてもう知らない」

ぷいっとすねた様子もほほえましい。
俺はぞくっとした。
いま俺は偶然にも女児と話している。
仲良くなれるチャンスかもしれない。

「あ、あのさ。俺も待ち合わせ相手が来なかったんだ。探してうろうろしてたんだけど、いないみたいだ」
「お兄さんも?」
「あぁ」

すると女の子、かなちゃんがニヤッと笑った。

「あー、わかった。お兄さん、振られちゃったんでしょ」

いたずらな表情。
ここは適当に合わせて楽しませるに限る。

「鋭いなー。その通りなんだ」
「あははっ」

かなちゃんが楽しそうに笑った。

「置いてけぼり同士だね」
「うん!」
「と、ところでさ、かなちゃんは、暑くない?」

俺はかなちゃんの薄い生地のワンピースを見た。
汗でほんのりと濡れて、肌に張り付いている。

「うん、今日は暑いね」
「だよね? お兄さんの家に来ない?」
「え?」

かなちゃんがきょとんとした表情。

「え~?」

ちょっと、拒絶。
やばい、失敗したかな。
っていうか、急すぎたか?
俺はしどろもどろになっていった。

「いや、違うんだ、ほら、けーいち君、まだまだボール遊びしてそうだろ?」
「うん、それはまぁ」
「お兄さんの家、ここから近いんだ。振られちゃったからもう帰ろうと思っててさ。かなちゃん、暑い中、待ってるのかわいそうだなって思って」
「ふぅん?」

かなちゃんが疑問の目を向けてくる。

「うちに来たら、エアコンもあるし、お菓子もあるよ」
「うーん」

腕組みして、かわいい声でうなってから、かなちゃんはけーいち君をチラ見。
ボールを夢中に追いかけてる姿にため息をついてから「わかった。いいよ」と言ってくれた。
俺はガッツポーズ。

「でも、変なことしたら通報するよ?」

トホホ、最近の子は、しっかりしてる。



そんなわけで、俺とかなちゃんは、連れ立って俺のアパートへ。
途中何とか手を握ろうとしたんだけど「暑いからヤダ」と舌を出されてしまった。
かなちゃんのちっちゃなおてて。
握りたいぜ。

「うわっ、知らない人の家って初めて来たー」

ドアを開けるとかなちゃんが叫ぶ。
そりゃそうだ。
知らない人の家に行っちゃいけないよ。
こんなに可愛いんだから、変なことされちゃうかもしれないよ?

「えへへ、ここ座っていい?」

ごきげんなかなちゃんが俺のベッドを指さした。
願ってもないことだ。
俺はドキドキしながら、いいよ、と答えた。

「やったー」

ハイテンションで、ぽすっとベッドに座る。
あぁぁぁ、もう、音が軽いなぁ。
女児の軽い体重がわかるスプリングのきしみ音。
俺がダイブした時と大違い。
あぁ、このベッドをギシギシさせたいなぁ。
でも、我慢我慢。
行き過ぎはよくない。
今日できることだけを今日やるのをモットーに。

「んふふ」

足をぶらぶらさせて、楽しそうなかなちゃんを、俺はちらちらと鑑賞する。
細い脚。
というか、カラフルな女児靴下がたまらない。
靴を脱いだ直接の女児靴下をこんな至近距離で見れるなんて稀だ。
そして、ワンピース越しのお尻。
小さなお尻が、俺のベッドにちょんと乗っている。
あぁぁぁ、触りたい、クンカクンカしたい。

「お兄さん?」

ジト目でにらまれた。
うぅぅ、じろじろ見すぎたか。

「い、いま、なんか飲み物入れるから」
「ホント? 何入れてくれるの?」
「な、何にしようかな」
「こういう時、モテる男子かどうか差がつくんだよ?」

かなちゃんがしたり顔で言う。
女の子って、子供でもそういう話好きだよな。

「お兄さんがセンスいいかどうか、かながチェックしてあげる」

あ、そうか、俺がさっき振られたとか言ったからか。
俺は苦笑いしながら、冷蔵庫のドアを開けた。
冷蔵庫の中には……うぅぅ、あまりロクなのがないぞ。
缶ビール、缶酎ハイ、コンビニの100円ワインに、麦茶。
あとは……牛乳。
こんなかだと、麦茶しか牛乳だよな。
麦茶を出すと面白みのかけらもない。
かといって牛乳を出すと、子ども扱いしたって怒られるよな。
あ!
そうだ!
俺は、めったに使わないコーヒーメーカーをセット。
急いでコーヒーを作って、氷を入れたグラスに注ぐ。
そこに牛乳と砂糖を入れて。

「カフェラテどうぞ、かなちゃん」
「うわぁ!」

かなちゃんの目がキラキラと輝いた。
ストローにチュッと口付けてさっそく飲んでから。

「あっ」

と俺を見た。

「えと、ありがとう」

お礼も言わずに飲んじゃったのが恥ずかしかったみたいだ。
そういう反応も可愛いなぁ。

「ま、まぁ、合格かな。お兄さんを振った女の人、見る目ないね」

そんなことを言う。
俺は盛大に落ち込んで見せた。

「そうなんだよ。いったい何が悪かったのやら」
「う~ん。見た目?」

ぐさっ。

「あはは」

落ち込む俺を見て、かなちゃんが笑った。
それからは、楽しく談笑。
かなちゃんは、小学4年生らしい。
9歳かな?
ギリギリ一桁。
な、なんて尊いんだ。
俺は勃起を抑えるので必死。
というかもう、この甘い女児臭が部屋に充満してるだけでね。
やばいですよ。

「あっ」

と、急にかなちゃんが静かになった。
何やら、もじもじしている。
どうしたのかな、と思っていると、恥ずかしそうに言った。

「あ、あのね、おトイレ」
「あぁ、どうぞ」

俺は立ち上がり、部屋の奥を指さす。

「あ、ありがとう」

ぺこっと頭を下げて、かなちゃんがてててっと走っていった。
ぱたん、とドアが閉まる音。
と同時に、俺は足音を立てずに、トイレのドアの前へ。
息をひそめて、聞き耳を立てた。
ガサゴソと、衣擦れの音。
脳内に、かなちゃんがワンピースの裾を持ち上げて、パンツを下ろしている様子が浮かぶ。
こ、公園で出会ったときにちらっと見たパンツ。
できるだけリアルに思い浮かべられるように努力する。
いかにも子供っぽい綿パンツで、カラフルなドット柄だった。
白もいいけど、カラフルなのも、子供特有な感じがして最高だ!
思わず息が荒くなってくる。
やがて。
しゃーっという、おしっこの音が聞こえてきた。
そして、からからっと、トイレットペーパーを回す音。
うわぁぁぁぁ、今、俺の家のトイレットペーパーでかなちゃんが、大切な場所を吹いてるんだ!
やった!
やった!
やった!
感極まってガッツポーズをしていると、ごんっ。
俺の頭をドアが打った。

「あ、いたたた」

痛みに意識が集中しているのもつかの間。

「お兄さん、何してるの?」

冷たい目線のかなちゃんが、俺を見下ろしていた。



「もうっ、やっぱりエッチなお兄さんだったんだ」

今、俺は土下座中。
ベッドの上に座って腕を組んだかなちゃんが、ぷんぷん怒っている。

「お兄さん、もしかして、エッチな目的でおうちにかなを呼んだの?」

うぅぅむ、どう答えるべきだろうか。
一歩間違えれば、かなちゃんに嫌われてしまうし、俺は犯罪者だ。
でも、何よりも、せっかく仲良くなれたかなちゃんに嫌われてしまうのが悲しい。
俺は、かっと目を開いて言った。

「た、確かに、俺はかなちゃんをエッチな目で見ていた!」
「ふぇ!?」

強い意思表示にかなちゃんがたじろぐ。

「で、でもそれはかなちゃんが魅力的だったからなんだ!」

叫びながら、かなちゃんに向かってダイブした。
俺は必死だった。
せめて、この気持ちが本気だってことだけでも伝えたい。
たとえ変態と思われてもいい。
中途半端じゃなかったことだけは伝えて死にたい(?)んだ。

「お、お兄さん! ちょっ、ちょっと!」

慌てふためくかなちゃんにのしかかる。
あぁぁぁ、なんていい匂いなんだ。
はっきり言って、香水も何もつけていないはずなのに、甘い香りがする。
俺はかなちゃんのおでこに鼻をくっつけて、クンカクンカ匂いをかいだ。

「ひゃっ、ひゃわわわっ」

かなちゃんが真っ赤になって両手両足をじたばたさせる。
どがっ!

「や、やめろー!」

ちっちゃな足が俺のあごにヒットした。

「あ、いたたた」
「も、もぉっ」

乱れたお洋服を直しながら俺をにらむかなちゃん。

「ご、ごめんよぉ」

俺は頭を下げる。

「でも、本気だってことを伝えたかったんだ」
「うぅぅぅ」

何やらもじもじと俺を見つめて、かなちゃんが言った。

「そ、それはわかったから」
「わ、わかってくれたの!?」
「ま、まぁ、一応は。って、ていうか、その。そんなにガシガシ来なくても、ちょ、ちょっとぐらいなら触っていいから」
「え!?」

マジですか!?
奇跡?

「そ、その。おうちについて行く時点で、そういうの予想はついてたし。か、かなも、その、きょ、興味あるし」
「そ、そうだったのか」

かなちゃん、ロリビッチだったのか!!
俺はやったーと飛び上がった。

「で、でも、本番はダメ! 見たり、ちょっぴり触るだけ!」
「りょ、了解です!!」



「こ、これが、かなちゃんのワレメっ!!」

俺は、はだかんぼうになったかなちゃんと69のポーズで向かい合っていた。

「さ、さっきおしっこしていたワレメ!!」

興奮のあまり、ついつい叫んでしまう。

「も、もぉっ」

かなちゃんが、照れたようなすねたような声を上げる。

「お、お兄さんの、その、お、おっきぃね」

俺のペニスを見てつぶやいた。
俺はちょっと気になってることがあった。
かなちゃんって、経験豊富なんだろうか?

「ね、かなちゃん」
「な、なぁに?」
「おっきいってことはさ、誰かと比べてるの?」
「あ、え、えと、それは、そのつ」

あたふたとかなちゃんがつぶやく。
これは。
誰かのを見たことあるんだな。
そうかー、経験済みなのかー。

「あ、あぅ、えと」

かなちゃんが、もじもじと言った。

「け、けーいち君の、見たことある」

あ、さっきのボール遊び少年か。
もしかしたらと思っていたけど、かなちゃんとはそういう経験だったのか。
若干悔しいな。
青春しやがって。

「で、でも、一回だけ。見せっこしただけだもん」
「ふむ」

ということは。

「うりゃっ!」
「ひゃんっ」

俺はかなちゃんのワレメに触れた。

「触られたことはないってことかな?」
「うぅぅぅ、いじわる」

図星のようだ。
やった!
けーいち君、俺の勝ちだぞ!!
心の中で小躍りしながら、かなちゃんのワレメをいじる。
すると、かなちゃんも、俺のペニスを触ってくれた。
ちっちゃな指が、さわさわと俺のペニスに触れる。
あぁぁぁぁ、あったかい!
た、たまらん。

「ほ、ほんとにおっきぃね」
「か、かなちゃん! お願いがあるんだけど」
「な、なに?」
「な、なめて! 俺のなめて!」
「えぇぇ~?」

いやそうな声。
でも。

「ね、お願い!」

何度も頼み込んだら。

「もぉっ、しょうがないなぁ」

ちっちゃなお口で、俺のペニスのさきっちょをむぐっと食べてくれた。
ふぉぉぉぉ!
思わず体が跳ねそうになる。
すっげー興奮する。
キスより先に、ペニス咥えさせちゃったぜ!

「んっ、んぅぅ」

かなちゃんの舌の温かさや柔らかさがペニスに伝わってくる。
唾液がぬるっとまとわりつく。
俺は。
すぐに果てた。

「ふわっ!?」

お口に出されて、かなちゃんが驚いた声。

「こ、これって、精子?」
「あはは、すぐ出ちゃったよ」

俺は苦笑いした。



それから、「苦いっ!」って怒るかなちゃんのお口をティッシュで拭いてあげた。
本当はセックスまでしたかったけど、我慢しておいた。
無理強いはよくないからね。
おパンツを穿きながら、かなちゃんが照れたように言った。

「大人の人の精子って、やっぱりたくさん出るんだね」

けーいち君のは、手で触ってあげたらちょっぴりピュッて出たらしい。
ふっふっふ。
また俺の勝ちだな。

時刻を見ると、16時。

「あ! ヤバッ!」

慌ててかなちゃんがワンピースを羽織る。
髪の毛を整えながら言った。

「けーいち君、待たせちゃうよ~」

片方結びの可愛いリボンをキュッと絞って、「よしっ」と呟く。

「それじゃ、行くね!」

と、戸口に立って元気に言った。

「あ、待って、アドレス交換しよ?」
「え~?」

そこで嫌そうな顔しないでよ。

「しょうがないなぁ」

そう言って、子供向けのトートバッグから、ピンク色のキッズケータイを取り出してくれた。

「変態お兄さんって登録しておくね」
「おい!」
「きゃはははっ」

じゃぁねっと言って俺の部屋を出て行った。
かなちゃんが去った後、俺は部屋の匂いをクンカクンカ嗅いだ。
あぁぁぁぁ、めちゃくちゃ可愛い女児と、ちょっとエッチなことをした後のスメル。
最高だぁ!



数日後。
また俺が公園のそばをうろちょろしていると、かなちゃんを見かけた。
今日は男の子と二人でボール投げしている。
たぶんあれが、けーいち君かな。
目が合った。
俺が小さく手を振っても、無視。
つれないなぁ。
と思っていると。
かなちゃんが投げたボールが明後日の方向に行ってしまい、けーいち君が走って取りに行った。
その瞬間だ。
かなちゃんが、いたずらそうに舌を出して、ちらっと俺を見た。
一瞬だけ、自分のスカートをめくりあげる。

「おぉぉぉ、今日は白!」

俺が叫ぶと、すぐにバサッと戻してしまった。

「かな、変な方向に投げんなよー」

けーいち君が戻ってきた。

「え、えへへ、ごめんね」

かなちゃんがボールを受け取る。
俺は、意気揚々とした気分で、公園を後にした。





(完)
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