現実の日記

今日も放課後に高原達から呼び出しを受けた。場所は校舎裏。

三千円取られた。

もっと出せと言われたけど、手持ちの金がそれしかなかったから、もうないと伝えた。

そしたら腹を思い切り殴られた。痛かった。苦しかった。思わず涙が出た。

すると高原が「気持ち悪いんだよ、この糞豚」ともう一発腹を殴ってきた。

今度は脇腹だった。肋骨がズキズキする。

今日はそれで許してもらえた。助かった。

いつもなら更に何発か殴られるか蹴られるかして、腐った物やゴキブリを食べさせられたりするからだ。

それから家に家に帰り、自分の部屋で休んだ。

今日も好きなサイトを眺める。僕のお気に入りのサイトは『作家になりたい』だ。

『作家になりたい』は大型の小説サイトで、誰でも好きに自分の作品を投稿することができる。

僕はもっぱら読専で、まだ小説を投稿したことはないけど。

そういえば明日は話題のVRMMOが開始されるんだっけ。楽しみだな。
24h.ポイント 0pt
0
小説 195,807 位 / 195,807件 青春 7,083 位 / 7,083件

あなたにおすすめの小説

クエスチョントーク

流音あい
大衆娯楽
『クエスチョントーク』というラジオ番組に呼ばれた人たちが、トークテーマとして出されるお題について話します。 「このラジオは、毎回呼ばれたゲストさん達にテーマに沿って話してもらうトーク番組です」 「真剣に聴くもよし、何も考えずに聞くもよし。何気ない会話に何を見出すかはあなた次第」 「このラジオの周波数に合わせちゃったあなたは、今もこれからもきっとハッピー」 「深く考えたり、気楽に楽しんだり、しっかり自分で生き方を決めていきましょう」 トークテーマが違うだけなのでどこからでも読めます。会話形式です。

腐れ縁から始まる恋

古紫汐桜
青春
隣の席のアイツがずっと好きだった。 例え彼女が居たとしても……せめて最後に気持ちだけ、バレンタインに便乗して伝えさせて……。 ~以前、仲間内でやったバレンタイン企画のSS小説です~

早春詩

詩川貴彦
ライト文芸
二月の頃でしょうか? 寒風の中に、春が匂いを感じることがありまして、 そんな頃がなぜか一番好きだったように思います。

物置小屋

黒蝶
大衆娯楽
言葉にはきっと色んな力があるのだと証明したい。 けれど、もうやりたかった仕事を目指せない…。 そもそも、もう自分じゃただ読みあげることすら叶わない。 どうせ眠ってしまうなら、誰かに使ってもらおう。 ──ここは、そんな作者が希望や絶望をこめた台詞や台本の物置小屋。 1人向けから演劇向けまで、色々な種類のものを書いていきます。 時々、書くかどうか迷っている物語もあげるかもしれません。 使いたいものがあれば声をかけてください。 リクエスト、常時受け付けます。 お断りさせていただく場合もありますが、できるだけやってみますので読みたい話を教えていただけると嬉しいです。

Anotherfantasia~もうひとつの幻想郷

くみたろう
ファンタジー
彼女の名前は東堂翠。 怒りに震えながら、両手に持つ固めの箱を歪ませるくらいに力を入れて歩く翠。 最高の一日が、たった数分で最悪な1日へと変わった。 その要因は手に持つ箱。 ゲーム、Anotherfantasia 体感出来る幻想郷とキャッチフレーズが付いた完全ダイブ型VRゲームが、彼女の幸せを壊したのだ。 「このゲームがなんぼのもんよ!!!」 怒り狂う翠は帰宅後ゲームを睨みつけて、興味なんか無いゲームを険しい表情で起動した。 「どれくらい面白いのか、試してやろうじゃない。」 ゲームを一切やらない翠が、初めての体感出来る幻想郷へと体を委ねた。 それは、翠の想像を上回った。 「これが………ゲーム………?」 現実離れした世界観。 でも、確かに感じるのは現実だった。 初めて続きの翠に、少しづつ増える仲間たち。 楽しさを見出した翠は、気付いたらトップランカーのクランで外せない大事な仲間になっていた。 【Anotherfantasia……今となっては、楽しくないなんて絶対言えないや】 翠は、柔らかく笑うのだった。

電車で見かけるあの人の横には、いつも彼女がいた。

咲良緋芽
青春
ーPM 5:14ー いつもの時間、いつもの車両。 そこにはいつも、あなたがいました。 彼女とラブラブな彼。 ぴったりと寄り添って彼女を愛おしそうに見つめる彼の表情はとても幸せそうだ。 でも、いつしか彼女の姿が消え、彼の幸せそうな表情も消えてしまった。 気にはなるけど、知り合いでもない私にはどうする事も出来ない。 そんな時、ある事件から彼との距離がグッと近くなって…。

勿忘草~尚也side~

古紫汐桜
青春
俺の世界は……ずっとみちるだけだった ある日突然、みちるの前から姿を消した尚也 尚也sideの物語

鮫島さんは否定形で全肯定。

河津田 眞紀
青春
鮫島雷華(さめじまらいか)は、学年一の美少女だ。 しかし、男子生徒から距離を置かれている。 何故なら彼女は、「異性からの言葉を問答無用で否定してしまう呪い」にかかっているから。 高校一年の春、早くも同級生から距離を置かれる雷華と唯一会話できる男子生徒が一人。 他者からの言葉を全て肯定で返してしまう究極のイエスマン・温森海斗(ぬくもりかいと)であった。 海斗と雷華は、とある活動行事で同じグループになる。 雷華の親友・未空(みく)や、不登校気味な女子生徒・翠(すい)と共に発表に向けた準備を進める中で、海斗と雷華は肯定と否定を繰り返しながら徐々に距離を縮めていく。 そして、海斗は知る。雷華の呪いに隠された、驚愕の真実を―― 全否定ヒロインと超絶イエスマン主人公が織りなす、不器用で切ない青春ラブストーリー。

処理中です...