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其の98 とら*性処理
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とん。
ととん。
とらは心を弾ませながら、三好の部屋へと向かう。
2か月前に会ったきりだ。
タブレットは、リビングのテーブルに置いてはいた。
それ以外。
極力、家のは居ないようにした。
もちろん、お腹は空く。
他の人間相手から、適当に精液を貰っていた。
ただ。
何をして居ても、頭に浮かぶのは。
三好のことばかりで。
次いで。
ドロヌトクロトファーのこと。
「!? っくっそ。あの野郎ー~~」
とらが険しい顔をした。
歯軋りもする。
思い出したくもないことも、思い出してしまう。
そんな相手に足を開き、受け入れた三好を。
とん。
とと、ん――……。
階段で、とらの足が止まってしまう。
少し、とらも俯いてしまった。
「あ。なんか、胸がちくちくする」
胸元を、とらが手で押さえる仕草をする。
そして。
階段の上を見上げ、足をゆっくりと駆け上がった。
とん。
ととん。
「もう。大樹、寝てるよねー?」
三好の部屋の前に、佇んでいた。
入るか。
やっぱり、止めるか。
頭の中が、半端なく悩んでしまう。
「でも。僕は――」
ドアを見据えとらは頷く。
手を伸ばし、ノブを握り――ゆっくりと開けた。
ガッチャ――……。
「う゛」
ふわん。
部屋の中は三好の体臭が充満し、覆われていた。
思わずとらも、鼻先を抑える。
(ヤバイ、この量)
後ずさりもしてしまう。
(でも。もっと、もっとーー……)
鼻先から、手を取り払い。
すぅ。
はぁ――~~……。
「いい匂い」
パタ、ン。
静かに、ドアを閉じた。
「大樹――」
声を押し殺しながら、ベッドに近づいて行く。
足音も、立てないように。
ベッドは膨らんでいた。
その中からは、規則正しい寝息も聞こえている。
三好の頭部が見えた。
(――~~ッッ)
とらは手を伸ばした。
が。
椅子を持ち抱え、腰を据えた。
(孕めるのか)
同じ人間同士は低いだろうが。
異星人のとらや、ドロヌトクロトファーはどうだろうか。
高確率で――孕むかもしれなかった。
(僕と、大樹の)
バクバク。
バクバクバク。
心臓も高鳴っていく。
(子供)
ズク。
「ぅ、ぐ!」
とらの股間も張っていく。
「ぅ、ぅ……ん――……」
「!?」
その状態の中、三好は寝返りをうちとらの方を見た。
久しぶりに見た三好の顔に、
「ダ、イキ」
とらは自身の茎を取り出した。
「大樹ッ……っふ!」
そして、上下に擦りはじめた。
溢れ始める精液が手で、厭らしい音が鳴りはじめる。
にゅぐ。
にゅぐぐ――……。
「っは、っは!」
快楽に、とらの手の力もこもっていき、強く摩っていく。
出そうになるのを、なんとか押し留めながら。
「ぃ、に゛、ぉい゛」
びくびく。
「――ッッ‼」
びゅる、るる。
とらの茎から、大量の精液が飛び散る。
三好の顔にもだ。
「!?」
それに、とらも慌ててしまう。
(ぉ、きちゃう! や、ばいよー!)
慌ててズボンを穿こうとするも、上手くいかない。
そんなとらに追い打ちをかける。
「ん、ぉじさ……ん?」
三好が目を覚ました。
ととん。
とらは心を弾ませながら、三好の部屋へと向かう。
2か月前に会ったきりだ。
タブレットは、リビングのテーブルに置いてはいた。
それ以外。
極力、家のは居ないようにした。
もちろん、お腹は空く。
他の人間相手から、適当に精液を貰っていた。
ただ。
何をして居ても、頭に浮かぶのは。
三好のことばかりで。
次いで。
ドロヌトクロトファーのこと。
「!? っくっそ。あの野郎ー~~」
とらが険しい顔をした。
歯軋りもする。
思い出したくもないことも、思い出してしまう。
そんな相手に足を開き、受け入れた三好を。
とん。
とと、ん――……。
階段で、とらの足が止まってしまう。
少し、とらも俯いてしまった。
「あ。なんか、胸がちくちくする」
胸元を、とらが手で押さえる仕草をする。
そして。
階段の上を見上げ、足をゆっくりと駆け上がった。
とん。
ととん。
「もう。大樹、寝てるよねー?」
三好の部屋の前に、佇んでいた。
入るか。
やっぱり、止めるか。
頭の中が、半端なく悩んでしまう。
「でも。僕は――」
ドアを見据えとらは頷く。
手を伸ばし、ノブを握り――ゆっくりと開けた。
ガッチャ――……。
「う゛」
ふわん。
部屋の中は三好の体臭が充満し、覆われていた。
思わずとらも、鼻先を抑える。
(ヤバイ、この量)
後ずさりもしてしまう。
(でも。もっと、もっとーー……)
鼻先から、手を取り払い。
すぅ。
はぁ――~~……。
「いい匂い」
パタ、ン。
静かに、ドアを閉じた。
「大樹――」
声を押し殺しながら、ベッドに近づいて行く。
足音も、立てないように。
ベッドは膨らんでいた。
その中からは、規則正しい寝息も聞こえている。
三好の頭部が見えた。
(――~~ッッ)
とらは手を伸ばした。
が。
椅子を持ち抱え、腰を据えた。
(孕めるのか)
同じ人間同士は低いだろうが。
異星人のとらや、ドロヌトクロトファーはどうだろうか。
高確率で――孕むかもしれなかった。
(僕と、大樹の)
バクバク。
バクバクバク。
心臓も高鳴っていく。
(子供)
ズク。
「ぅ、ぐ!」
とらの股間も張っていく。
「ぅ、ぅ……ん――……」
「!?」
その状態の中、三好は寝返りをうちとらの方を見た。
久しぶりに見た三好の顔に、
「ダ、イキ」
とらは自身の茎を取り出した。
「大樹ッ……っふ!」
そして、上下に擦りはじめた。
溢れ始める精液が手で、厭らしい音が鳴りはじめる。
にゅぐ。
にゅぐぐ――……。
「っは、っは!」
快楽に、とらの手の力もこもっていき、強く摩っていく。
出そうになるのを、なんとか押し留めながら。
「ぃ、に゛、ぉい゛」
びくびく。
「――ッッ‼」
びゅる、るる。
とらの茎から、大量の精液が飛び散る。
三好の顔にもだ。
「!?」
それに、とらも慌ててしまう。
(ぉ、きちゃう! や、ばいよー!)
慌ててズボンを穿こうとするも、上手くいかない。
そんなとらに追い打ちをかける。
「ん、ぉじさ……ん?」
三好が目を覚ました。
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