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其の58 おしおき*同じ
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ばっち――ん!
メンテナンスで濱路にいいようにされ。
起きたら、とらにお尻を叩かれていた。
逃れられないように。
三好の身体は、とらの膝の上に寝かされている。
「ほら。早く言わないと」
ばっち――ん!
「お尻がもっと、痛くなっちゃうよー!」
ばっち――ん!
嬉々とした声の反面。
何かが、入り混じっている台詞。
「ンん゛ん~~ぁ゛、じ、っさ~~う゛、ぅ゛う゛う゛……」
叩かれ続けるお尻の痛覚もなくなっていく。
そんな感覚だった。
室内に鳴る叩かれている音が、自身のものじゃないかのように。
(も゛、訳がわかんない……おじさん)
口の中に含んだ服を噛む。
(あ、れ?)
とらの叩く手が止まった。
「ぉ、じさ、ん??」
恐る恐る、と。
三好がとらに声をかけた。
ただ。
とらからの返事がない。
「ぇ、っと……おじさん??」
膝から、身体を起き上がらせた。
とらと視線がかち合う。
「どうかしたんですか? おじさん」
目を手で拭いとらに尋ねた。
「何もー」
三好はとらの膝の上から降りた。
ズキ!
「う゛――」
ズキズキ――……。
叩かれたお尻が悲鳴を放つ。
三好も硬直してしまう。
「おじさん! なんで叩いたんですか?! 痛い~~」
三好は、そのままうつ伏せになる。
ズボンを履くこともせずに。
「ねー大樹ー」
「何ですか?!」
キツイ口調で聞き返す三好。
「メンテナンスで、何をしたのー?」
「!?」
三好の身体が硬直する。
(なななな、なんで、そのこと聞くんだよ!?)
コンマ一秒で三好は。
フルに頭を使う。
1.何もない。
2.別に。
3.恵比寿と、同じこと。
⇒3の回答だ!
「え、恵比寿クンと同じことだよ」
平静を装い、言い返す。
「宝とー同じことー??」
「っそ、そうだよ! ああ! そうですよ??」
ギシ!
背後のとらが動く音、気配を感じた。
(に、逃げなきゃ……おおお、おじさんから――)
ごろん――……。
三好は身体を反対方向へと動かし、
「よし! これでベッドから落ちれ――」
ベッドから落ちようとしたが。
ガシ!
とらの腕が伸び、三好のお腹に手をやり抑えた。
ダラ。
ダラダラ――……。
「どうしてー逃げようとーしているのかなー??」
声が強張っている。
そして。
身体を仰向けにさせられる。
お尻がシーツにつき。
「う、ぐぐ!?」
激痛が身体を襲った。
「お尻痛いのー大樹ー」
「う゛、はぃ゛」
とらが張りついた笑顔を向けた。
「奥はどうなのかなー」
とらは右足を持ち上げ、身体を横にさせる。
「ふえ?? な゛??」
「奥、調べなきゃー」
ぐちゅ、ぷぷ。
とらの指はすんなり。
受け入れられた。
「っく!」
三好の顔が紅潮させる。
(し、ってる?? おじさん、あのこと……??)
口元が、わなわなと震え出す。
「ゃ、んめて、ぬ゛ぃ゛で! ゆ゛び」
「ぐじゅ、ぐじゅだね♡ この穴♡♡♡」
人差し指の、第二関節まで挿入れていた。
メンテナンスで濱路にいいようにされ。
起きたら、とらにお尻を叩かれていた。
逃れられないように。
三好の身体は、とらの膝の上に寝かされている。
「ほら。早く言わないと」
ばっち――ん!
「お尻がもっと、痛くなっちゃうよー!」
ばっち――ん!
嬉々とした声の反面。
何かが、入り混じっている台詞。
「ンん゛ん~~ぁ゛、じ、っさ~~う゛、ぅ゛う゛う゛……」
叩かれ続けるお尻の痛覚もなくなっていく。
そんな感覚だった。
室内に鳴る叩かれている音が、自身のものじゃないかのように。
(も゛、訳がわかんない……おじさん)
口の中に含んだ服を噛む。
(あ、れ?)
とらの叩く手が止まった。
「ぉ、じさ、ん??」
恐る恐る、と。
三好がとらに声をかけた。
ただ。
とらからの返事がない。
「ぇ、っと……おじさん??」
膝から、身体を起き上がらせた。
とらと視線がかち合う。
「どうかしたんですか? おじさん」
目を手で拭いとらに尋ねた。
「何もー」
三好はとらの膝の上から降りた。
ズキ!
「う゛――」
ズキズキ――……。
叩かれたお尻が悲鳴を放つ。
三好も硬直してしまう。
「おじさん! なんで叩いたんですか?! 痛い~~」
三好は、そのままうつ伏せになる。
ズボンを履くこともせずに。
「ねー大樹ー」
「何ですか?!」
キツイ口調で聞き返す三好。
「メンテナンスで、何をしたのー?」
「!?」
三好の身体が硬直する。
(なななな、なんで、そのこと聞くんだよ!?)
コンマ一秒で三好は。
フルに頭を使う。
1.何もない。
2.別に。
3.恵比寿と、同じこと。
⇒3の回答だ!
「え、恵比寿クンと同じことだよ」
平静を装い、言い返す。
「宝とー同じことー??」
「っそ、そうだよ! ああ! そうですよ??」
ギシ!
背後のとらが動く音、気配を感じた。
(に、逃げなきゃ……おおお、おじさんから――)
ごろん――……。
三好は身体を反対方向へと動かし、
「よし! これでベッドから落ちれ――」
ベッドから落ちようとしたが。
ガシ!
とらの腕が伸び、三好のお腹に手をやり抑えた。
ダラ。
ダラダラ――……。
「どうしてー逃げようとーしているのかなー??」
声が強張っている。
そして。
身体を仰向けにさせられる。
お尻がシーツにつき。
「う、ぐぐ!?」
激痛が身体を襲った。
「お尻痛いのー大樹ー」
「う゛、はぃ゛」
とらが張りついた笑顔を向けた。
「奥はどうなのかなー」
とらは右足を持ち上げ、身体を横にさせる。
「ふえ?? な゛??」
「奥、調べなきゃー」
ぐちゅ、ぷぷ。
とらの指はすんなり。
受け入れられた。
「っく!」
三好の顔が紅潮させる。
(し、ってる?? おじさん、あのこと……??)
口元が、わなわなと震え出す。
「ゃ、んめて、ぬ゛ぃ゛で! ゆ゛び」
「ぐじゅ、ぐじゅだね♡ この穴♡♡♡」
人差し指の、第二関節まで挿入れていた。
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