13 / 148
EP:13 彼と彼の情事
しおりを挟む
「っんン゛ん!」
ずるっと。
セスナの茎が、ゲイリーの中から引き抜かれた。その排泄感に、溜まらずゲイリーも、息を漏らした。
「ったく。使えねェ、孔してんな! おら! 汚れちまったからよ」
セスナは抜き取った茎を、ゲイリーの頬に押し当てた。
そして。
「口でキレイにしろよ! キレイにだぞ!」
ゲイリーの口端に指を差し入れ、強引に大きく開かせた。
「っふ、ふざけんなよ! もういい加げ――」
「うるせェよ! ゲイが!」
バッシーーン!
「!? っつあ゛‼」
セスナは勢いよく安住の頬を引っ叩くのだった。
ゴン!
その突然の衝撃に、安住の頭はすぐ後ろの壁に、衝突してしまう。
「あ、ズーーッッ‼」
思いがけないことに、思わず見ていたフロイの声が上がってしまうも、そこはフレディが口を覆うというアシストして未然に防いだ。
(っし! フロイさん‼ 今は何もされないはずですから!)
(叩いた! アズミの頬をだぞっ‼ 許さないっっ‼)
暗視スコープゴーグルの奥の目が、獰猛に吊り上がっている。蛍光色に鈍く光るのが見えた。
(――…フロイさん。怒ることってあるんだなぁ。初めて見たかも)
フロイの激情に、フレディは息を飲んだ。
驚きに、微笑みながら。
(それにしても、今日のセスナさん…なんか、変、かな??)
そして、セスナの方に視線を向けた。
フロイの口を覆ったまま。
「ん。舐めるよー」
「手前に選択権があるなんざ思うんじゃねェよ! おい! フレディ‼」
「!? っふぇ??」
「来いよ!」
「っあ! …っは、はい~~」
弱々しくも伺うように。
フレディは、フロイから離れた。
「フロイ。どうせ手前はインポだから、しねェんだろ?!」
少し強張った口調で、フロイも。
「ああ!」
短く答えた。
「っち。面白くねェ野郎だな…っふん!」
じゅぽ、じゅぽ!
ゲイリーは、言われるままにセスナの茎を頬張り舐め誉めていた。
時折当たる歯にセスナはゲイリーの短い髪を引っ張った。
「歯ァ、当ててんじゃねェよ! 淫乱のくせに口も、ド下手くそかよ!」
「っふ、っは…ご、メンー」
ゲイリーも、一生懸命におずおず、と茎に舌を這わせた。
(ンんン゛ー…大きいよーえずいちゃうしーもーどうしたらいいのー??)
涙目のゲイリーをセスナを見下ろし。
「俺様の精液で濡れてる孔に、手前のチンポを突っ込んでやれよ!」
「!? っは、はい…」
肩で息を吐き、ゲイリーは目だけをフレディへと向けた。
そこには、青ざめた表情があった。
怯えた小動物の眼差しだ。
(…いい、かも)
むら。
フレディは舌なめずりをし、自身のベルトに手をかけた。
そんな彼に、
(――…男の顔だ。犯る気の。こいつも、こんな顔すんのか)
セスナの胸がざわついた。
ズクン。
ずっくん!
(こんな淫乱野郎に、欲情してんのかよ)
ずるっと。
セスナの茎が、ゲイリーの中から引き抜かれた。その排泄感に、溜まらずゲイリーも、息を漏らした。
「ったく。使えねェ、孔してんな! おら! 汚れちまったからよ」
セスナは抜き取った茎を、ゲイリーの頬に押し当てた。
そして。
「口でキレイにしろよ! キレイにだぞ!」
ゲイリーの口端に指を差し入れ、強引に大きく開かせた。
「っふ、ふざけんなよ! もういい加げ――」
「うるせェよ! ゲイが!」
バッシーーン!
「!? っつあ゛‼」
セスナは勢いよく安住の頬を引っ叩くのだった。
ゴン!
その突然の衝撃に、安住の頭はすぐ後ろの壁に、衝突してしまう。
「あ、ズーーッッ‼」
思いがけないことに、思わず見ていたフロイの声が上がってしまうも、そこはフレディが口を覆うというアシストして未然に防いだ。
(っし! フロイさん‼ 今は何もされないはずですから!)
(叩いた! アズミの頬をだぞっ‼ 許さないっっ‼)
暗視スコープゴーグルの奥の目が、獰猛に吊り上がっている。蛍光色に鈍く光るのが見えた。
(――…フロイさん。怒ることってあるんだなぁ。初めて見たかも)
フロイの激情に、フレディは息を飲んだ。
驚きに、微笑みながら。
(それにしても、今日のセスナさん…なんか、変、かな??)
そして、セスナの方に視線を向けた。
フロイの口を覆ったまま。
「ん。舐めるよー」
「手前に選択権があるなんざ思うんじゃねェよ! おい! フレディ‼」
「!? っふぇ??」
「来いよ!」
「っあ! …っは、はい~~」
弱々しくも伺うように。
フレディは、フロイから離れた。
「フロイ。どうせ手前はインポだから、しねェんだろ?!」
少し強張った口調で、フロイも。
「ああ!」
短く答えた。
「っち。面白くねェ野郎だな…っふん!」
じゅぽ、じゅぽ!
ゲイリーは、言われるままにセスナの茎を頬張り舐め誉めていた。
時折当たる歯にセスナはゲイリーの短い髪を引っ張った。
「歯ァ、当ててんじゃねェよ! 淫乱のくせに口も、ド下手くそかよ!」
「っふ、っは…ご、メンー」
ゲイリーも、一生懸命におずおず、と茎に舌を這わせた。
(ンんン゛ー…大きいよーえずいちゃうしーもーどうしたらいいのー??)
涙目のゲイリーをセスナを見下ろし。
「俺様の精液で濡れてる孔に、手前のチンポを突っ込んでやれよ!」
「!? っは、はい…」
肩で息を吐き、ゲイリーは目だけをフレディへと向けた。
そこには、青ざめた表情があった。
怯えた小動物の眼差しだ。
(…いい、かも)
むら。
フレディは舌なめずりをし、自身のベルトに手をかけた。
そんな彼に、
(――…男の顔だ。犯る気の。こいつも、こんな顔すんのか)
セスナの胸がざわついた。
ズクン。
ずっくん!
(こんな淫乱野郎に、欲情してんのかよ)
0
お気に入りに追加
14
あなたにおすすめの小説
かわいそうな看守は囚人を犯さなければならない。
紫藤なゆ
BL
好色な王は忠実な臣下エメラードに命じる。敗戦者スクを上手に犯して見せるように。
苦悩する騎士エメラードと、命があればそれでいいスクは、看守と囚人として毎日を過ごす。
愛玩人形
誠奈
BL
そろそろ季節も春を迎えようとしていたある夜、僕の前に突然天使が現れた。
父様はその子を僕の妹だと言った。
僕は妹を……智子をとても可愛がり、智子も僕に懐いてくれた。
僕は智子に「兄ちゃま」と呼ばれることが、むず痒くもあり、また嬉しくもあった。
智子は僕の宝物だった。
でも思春期を迎える頃、智子に対する僕の感情は変化を始め……
やがて智子の身体と、そして両親の秘密を知ることになる。
※この作品は、過去に他サイトにて公開したものを、加筆修正及び、作者名を変更して公開しております。
【完結】運命さんこんにちは、さようなら
ハリネズミ
BL
Ωである神楽 咲(かぐら さき)は『運命』と出会ったが、知らない間に番になっていたのは別の人物、影山 燐(かげやま りん)だった。
とある誤解から思うように優しくできない燐と、番=家族だと考え、家族が欲しかったことから簡単に受け入れてしまったマイペースな咲とのちぐはぐでピュアなラブストーリー。
==========
完結しました。ありがとうございました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる