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第二章 希望を求めて
第三十話 風の大精霊
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「やあ、僕に何か用かい?」
「あーえっと、初めまして。俺たかしって言います。
「リンっていいます!」
「ケロだよぉ!」
「バヌ族のガートゥと申します。大精霊様」
神様からの連絡は届いていないのだろうか?
そう疑問に思いながらも、軽く頭を下げて挨拶する。
そんな俺に続く様にリンとケロが、そして最後にガートゥが深々と腰を折り恭しく挨拶する。
「うんうん。たかし君にリンちゃんにケロちゃん。それにガートゥちゃんね。ん?たかし?って、ひょっとして君が彼女が言っていたたかし君かい!?」
風の大精霊が驚いたように両手をあげて、変な顔をする。
折角の美人が台無しだ。
風の大精霊は人型に純白の翼が生えた見目麗しい女性の姿をしていた。
黄金のヴェールを体に巻き付けるその美しい姿は、正に女神といっていいだろう。
「ふむふむ、そうかそうか。いやー、すっかり忘れてたよ。はっはっは」
大精霊は右手を後頭部に回し、大きく口を開けて楽しげに笑う。
見かけによらずアホ……じゃなくて豪快な性格の様だ。
彼女は10秒ほど大笑いした後、急に真面目な顔に戻る
「で?君たち誰?」
「「えええええ!?」」
「冗談冗談。はっはっは」
大精霊は再び大笑いしだす。
何がしたいんだこいつ?
絶対に友達になれないタイプだと確信する。
まあ別に友達になりに来たわけではないのでどうでもいいが。
「ふむ、参ったな。美しいとは正に罪と言えるな」
再び真面目表情に戻ったと思ったら、口元に手をやり訳の解らない事を呟きだす。
またどうせくだらない事を言い出しそうだなとは思ったが、さっさと力を寄越せと言うわけにもいかず、とりあえず何か聞く事にする。
「はぁ、どうかしたんですか?」
普通に聞こうとしたが、つい溜息が出てしまった。
ちょっと不味ったなと思ったが、片手で口元を押さえて楽しそうな大精霊の表情を見る限り問題なさそうだ。
「少年。君の気持ちは凄く嬉しい。でも私は大精霊なんだ!だから私の事を諦めてくれ!」
そういうと辛そうに顔を背け、俺の肩へと手を置く。
どうやら彼女は俺が自分に惚れたとそう言いたいようだ。
くっとか言ってるけど、口元めっちゃ笑ってるぞ?
大精霊のくだらない冗談に再び溜息が口を突く。
フランクにも程があるだろう。
他の大精霊は見た目はあれだったが、性格は至って普通だった。
どうやら風の大精霊は他の大精霊と完全に真逆らしい。
一々相手をするのも面倒臭いと思っていると、突然リンが大声を上げる。
「な!な!な!たかしさん!どういうつもりですか!!」
リンが鬼の形相で顔を近づけてきた。
唾が飛んで汚いから近くで怒鳴るのは止めて欲しい。
「皆を助けるために一致団結しようという時に!あっちえふらふらこっちえふらふらいやらしい事をばっかり考えて!」
誰がいやらしい事を……そう言おうとしてやめる。
覚醒したリンの胸を見て喜んだり、ガートゥの覚醒にエロい期待をしていた事を思い出したからだ。
とてもではないが反論できん。
「大精霊さん相手に恋だなんて!?たるんでる証拠です!!」
「いや、ちょっとまて。別に恋などしとらんぞ」
こっちは反論する。
こんな下らない冗談を真に受けて興奮するのは止めて欲しい。
これだからアホの子は困る。
「え!?でも!?」
「君!?私の事を繁々と興味深げに見てたじゃないか!?」
大精霊は今にも目玉が飛び出さんばかりの、心の底から驚いた様な表情をする。
どこまでが本気で、どこからが冗談なのか。
捉えどころのない相手で疲れる。
「いや、他の大精霊と姿が全然違うから見てただけだんで」
「む、そうか。それは失礼したね」
「たかしさん!紛らわしい真似はしないでください!」
何で俺がおこられるんだよ?
余りにも理不尽すぎる。
「パパー、めっ」
リンの真似をしてケロが楽しそうに俺にめっと言ってくる。
以前はリンが大声を出すと怯えていたのだが、最近は慣れて来たのかリンに乗っかるような行動が増えて来た。
「ごめんごめん」
ケロが可愛いので頭をなでなでする。
何を思ったかリンが頭を差し出して来たので、アホ毛を全力で引っ張って置く。
「いたたた!?何をするんですか!?」
「俺達は力を貰うために貴方に会いに来ました」
目の前の大精霊のペースに合わせていたら話が際限なく脱線しそうなので、単刀直入に目的を告げる。
当然リンの講義は無視だ。
「あやや。せっかちだねぇ、君は。そういうのは女性にモテないよ」
「せっかちじゃなくてもモテないので大丈夫です」
また話が脱線させられそうなので素早く潰しておく。
大精霊は明かに不満そうな変顔をするが、これもスルー。
「よろしくお願いします」
「むう。君、ぐいぐい来るねぇ。少しぐらい小洒落たトークに付き合ってくれても罰は当たら無いとおもうんだけど。なーんか力あげたくなくなるなー」
ぐっ……こいつ。
唇を突き出し、頭の後ろで両手を組んでくるくる回る姿に思わずグーパンしたくなる。
「諦めろ主。別にそこまで急いでいる訳じゃねぇんだ。大精霊様に付き合って差し上げろ」
「そうそう、差し上げろ!」
自分で言うな!
まあ力を貰うんだ。
10分20分程度は付き合うとしよう。
「はぁ~。わかりましたよ。小洒落たトークとやらに付き合うんで、ちゃんと力を下さいよ」
「ふふふふ、実は取って置きの話があるんだよ!君達ついてるねー!」
この後、3日間に渡りどうでもいいくだらない話を延々聞かされ続け。
軽くノイローゼになりかけたが、なんとか力は貰えました。
めでたしめでたし。
「あーえっと、初めまして。俺たかしって言います。
「リンっていいます!」
「ケロだよぉ!」
「バヌ族のガートゥと申します。大精霊様」
神様からの連絡は届いていないのだろうか?
そう疑問に思いながらも、軽く頭を下げて挨拶する。
そんな俺に続く様にリンとケロが、そして最後にガートゥが深々と腰を折り恭しく挨拶する。
「うんうん。たかし君にリンちゃんにケロちゃん。それにガートゥちゃんね。ん?たかし?って、ひょっとして君が彼女が言っていたたかし君かい!?」
風の大精霊が驚いたように両手をあげて、変な顔をする。
折角の美人が台無しだ。
風の大精霊は人型に純白の翼が生えた見目麗しい女性の姿をしていた。
黄金のヴェールを体に巻き付けるその美しい姿は、正に女神といっていいだろう。
「ふむふむ、そうかそうか。いやー、すっかり忘れてたよ。はっはっは」
大精霊は右手を後頭部に回し、大きく口を開けて楽しげに笑う。
見かけによらずアホ……じゃなくて豪快な性格の様だ。
彼女は10秒ほど大笑いした後、急に真面目な顔に戻る
「で?君たち誰?」
「「えええええ!?」」
「冗談冗談。はっはっは」
大精霊は再び大笑いしだす。
何がしたいんだこいつ?
絶対に友達になれないタイプだと確信する。
まあ別に友達になりに来たわけではないのでどうでもいいが。
「ふむ、参ったな。美しいとは正に罪と言えるな」
再び真面目表情に戻ったと思ったら、口元に手をやり訳の解らない事を呟きだす。
またどうせくだらない事を言い出しそうだなとは思ったが、さっさと力を寄越せと言うわけにもいかず、とりあえず何か聞く事にする。
「はぁ、どうかしたんですか?」
普通に聞こうとしたが、つい溜息が出てしまった。
ちょっと不味ったなと思ったが、片手で口元を押さえて楽しそうな大精霊の表情を見る限り問題なさそうだ。
「少年。君の気持ちは凄く嬉しい。でも私は大精霊なんだ!だから私の事を諦めてくれ!」
そういうと辛そうに顔を背け、俺の肩へと手を置く。
どうやら彼女は俺が自分に惚れたとそう言いたいようだ。
くっとか言ってるけど、口元めっちゃ笑ってるぞ?
大精霊のくだらない冗談に再び溜息が口を突く。
フランクにも程があるだろう。
他の大精霊は見た目はあれだったが、性格は至って普通だった。
どうやら風の大精霊は他の大精霊と完全に真逆らしい。
一々相手をするのも面倒臭いと思っていると、突然リンが大声を上げる。
「な!な!な!たかしさん!どういうつもりですか!!」
リンが鬼の形相で顔を近づけてきた。
唾が飛んで汚いから近くで怒鳴るのは止めて欲しい。
「皆を助けるために一致団結しようという時に!あっちえふらふらこっちえふらふらいやらしい事をばっかり考えて!」
誰がいやらしい事を……そう言おうとしてやめる。
覚醒したリンの胸を見て喜んだり、ガートゥの覚醒にエロい期待をしていた事を思い出したからだ。
とてもではないが反論できん。
「大精霊さん相手に恋だなんて!?たるんでる証拠です!!」
「いや、ちょっとまて。別に恋などしとらんぞ」
こっちは反論する。
こんな下らない冗談を真に受けて興奮するのは止めて欲しい。
これだからアホの子は困る。
「え!?でも!?」
「君!?私の事を繁々と興味深げに見てたじゃないか!?」
大精霊は今にも目玉が飛び出さんばかりの、心の底から驚いた様な表情をする。
どこまでが本気で、どこからが冗談なのか。
捉えどころのない相手で疲れる。
「いや、他の大精霊と姿が全然違うから見てただけだんで」
「む、そうか。それは失礼したね」
「たかしさん!紛らわしい真似はしないでください!」
何で俺がおこられるんだよ?
余りにも理不尽すぎる。
「パパー、めっ」
リンの真似をしてケロが楽しそうに俺にめっと言ってくる。
以前はリンが大声を出すと怯えていたのだが、最近は慣れて来たのかリンに乗っかるような行動が増えて来た。
「ごめんごめん」
ケロが可愛いので頭をなでなでする。
何を思ったかリンが頭を差し出して来たので、アホ毛を全力で引っ張って置く。
「いたたた!?何をするんですか!?」
「俺達は力を貰うために貴方に会いに来ました」
目の前の大精霊のペースに合わせていたら話が際限なく脱線しそうなので、単刀直入に目的を告げる。
当然リンの講義は無視だ。
「あやや。せっかちだねぇ、君は。そういうのは女性にモテないよ」
「せっかちじゃなくてもモテないので大丈夫です」
また話が脱線させられそうなので素早く潰しておく。
大精霊は明かに不満そうな変顔をするが、これもスルー。
「よろしくお願いします」
「むう。君、ぐいぐい来るねぇ。少しぐらい小洒落たトークに付き合ってくれても罰は当たら無いとおもうんだけど。なーんか力あげたくなくなるなー」
ぐっ……こいつ。
唇を突き出し、頭の後ろで両手を組んでくるくる回る姿に思わずグーパンしたくなる。
「諦めろ主。別にそこまで急いでいる訳じゃねぇんだ。大精霊様に付き合って差し上げろ」
「そうそう、差し上げろ!」
自分で言うな!
まあ力を貰うんだ。
10分20分程度は付き合うとしよう。
「はぁ~。わかりましたよ。小洒落たトークとやらに付き合うんで、ちゃんと力を下さいよ」
「ふふふふ、実は取って置きの話があるんだよ!君達ついてるねー!」
この後、3日間に渡りどうでもいいくだらない話を延々聞かされ続け。
軽くノイローゼになりかけたが、なんとか力は貰えました。
めでたしめでたし。
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