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第十二章 黒竜、再び王都へ行く
第三話 そして王都へ(下)
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王都に到着するのは、夜の闇に紛れて行いたかったため、王都へ向かう道中、何度か宿に泊まりながら到着のタイミングを調整した。また非常にゆっくりとシェーラが飛んだこともあり、そして妊娠中のマリアンヌの体調を気遣ったこともあり、王都への到着には通常の日数の倍以上かかることになった。
リヨンネは、黒竜シェーラの飛ぶ姿が人目につかないように山添いのルートを飛ばせた。北方地方では野生の竜や竜騎兵団の竜の飛ぶ姿を人々はよく見かけ、竜の飛ぶ姿を見たからといって驚くことはない。しかし、シェーラは身体の大きな真っ黒い竜である。そうした色合いの竜はシェーラしかいない。珍しさに騒がれることをリヨンネは嫌った。そしてシェーラも人目につかない方が良いことを理解していたため、人に見つからないように雲の間を飛んだり、高度を上げてなるべく見えないように努めていた。そして地上に降り立つ時には、必ず森の中へ降りるようにしていた。
道中、リヨンネは宿泊する宿を、シェーラやマリアンヌが宿泊するのにふさわしい上等な宿を予約しており、食事も二人に楽しんでもらえるよう、地元では名の知れた郷土料理の美味しい店を選ぶようにしていた。気の利くリヨンネに「お前に番がいないことが本当に不思議だわ」とシェーラは思わず口にしてしまうほどであった。それにはリヨンネは苦笑いしていた。
気が利いたとしても、落ち着くことなく好きな事ばかりしているリヨンネに付き合えるような人間はなかなかいないであろう。シェーラはリヨンネに似合いの人間を思いついていない様子であったが、マリアンヌは長い時間共に過ごす内に、リヨンネと、リヨンネの側付きの従者キースの二人がなんと無しに「いい仲なのではないか」と思っていた。キースはリヨンネよりも十歳以上年下である。それでも、二人は常に一緒に行動し、信頼し合っている様子が見られた。
二人の仲の良い様子を眺めていると、マリアンヌは、自身の夫であったニコラウス王子のことを思い出した。
今は亡きザナルカンド王国の世継ぎの王子。
彼は一人、嫁いできたマリアンヌに対してとても優しかった。慣れない異国での生活を常に気遣ってくれた。
マリアンヌの出身国である北方の大国ラウデシア王国の顔色を窺って優しくしているのではなく、生来そうした優しい心根の王子だったのだろうと思う。ニコラウス王子と彼の妹のリュドミラ王女に迎えられ、マリアンヌはザナルカンド王国での生活を穏やかに過ごしていた。
このまま、この小さな王国の王子の妃として、一生を終えるのだろうと思っていた。
だが、ザナルカンド王国の隣国バーズワース王国が陥落したところから雲行きが怪しくなってきた。
このザナルカンド王国も、攻撃を受けるのではないかという話が流れ、王族達が分散して国内に散らばろうという話になる。ニコラウス王子は、マリアンヌの白い手を握って言った。
「マリアンヌ、私の妃になってくれてありがとう」
自分も王城に残るというマリアンヌに、ニコラウス王子とリュドミラ王女は首を振って言った。
「貴女はいかないといけない」
リュドミラ王女には恋人の騎士がいた。彼も王城に残るというのなら、彼女も残ると言った。
だから、行くのはただ一人、マリアンヌだけだった。
城に残ると言い続けるマリアンヌの身を女官や騎士に渡した後、二人は言った。
「どうか、貴女は幸せになって。マリアンヌ」
マリアンヌは、シェーラとリヨンネ、キースと泊まる宿の一室で、編み物をしていた手を少し止め、窓の外の景色を見た。街は仕事が終わった者達で賑わい始めているところだった。
何かしていると気が紛れる。
だから、彼女はせっせと生まれてくる子供の為に、子供の帽子やマフラー、手袋をたくさん作っていた。あり余るほど作っていた。
何かしていないと、すぐに考え込んでしまう。
二年前、婚約者だったレイモンドと別れたこと。
そしてまた、ニコラウス王子と別れたこと。
幸せになれると思っていたら、すぐにこうなってしまうこと。
そしてマリアンヌは自分のふっくらと膨らんだお腹をそっと撫でた。
でも今度はこの子がいる。
自分は一人ではなくなる。
マリアンヌはお腹にいる子の存在を、嬉しく思っていた。
大事に大事に育て、誰にも勝手に奪われることのないように、大切にするつもりだった。
優しかったニコラウス王子に似ている子がいいと、マリアンヌは密かに思って、今もせっせと編み物をする手を動かし始めたのだった。
そして三人と一頭は旅を続け、王都へ到着した。
真っ暗い夜の闇の中、真っ黒い竜は金色の目を光らせながら、王都近くの森に静かに降り立った。
そしてマリアンヌとリヨンネ、キースがその竜の背から降りたところで、竜は長い黒髪の一人の女に姿を変えた。
シェーラである。
「お疲れ様、シェーラ」
リヨンネが今まで空を飛んでくれたシェーラの労をいたわった。シェーラは肩をすくめ、「ふん、たいしたことないわ」と言っていた。しかし、シェーラが付き添ってくれたからこそ、竜に乗って比較的楽に旅ができたといえる。もしシェーラが背中に乗せてくれなかったなら、馬車を乗り継いで旅を続け、もっと王都までの時間がかかっていたことだろう。
「シェーラさん、ありがとうございます」
「ここまで大変だったでしょう。おつかれさまです」
そうマリアンヌとキースに続けて言われると、シェーラは頬を赤く染め、照れたように言っていた。
「ふ、ふん。本当にたいしたことしてないんだから、そんなに言わなくても大丈夫よ」
ぷいと顔を明後日の方向に向けて言うシェーラ。相変わらずツンデレな竜なのである。
「じゃあ行きましょうか」
荷物を背負い、リヨンネは森の中から王都のある方向を指さして言った。
夜の闇の中、王都には明りが灯って見えていた。
王都入場の際、一行はこのような設定で入ることになっていた。
「私とキースは今まで通り、主人と従者の関係で入場します」
「はい」
マリアンヌとキースの二人が頷く。
リヨンネはバンクール商会の商会長ジャクセンの弟である。今までも何度もキースとリヨンネは問題なく王都へ入場していた。大体、リヨンネはこの王都で生まれ育ったのである。入場門を守る兵士からの検問もフリーパスに近い。しかし、マリアンヌは第三王女として入場するのではなく、偽名を使って入場する。
ちなみに、アルバート王子やルーシェが王都の森へやって来て、王宮に忍び込む時は、王都の周囲をぐるりと取り囲む外壁を飛び越えて勝手に入っていた。
「で、マリアンヌと私はどういう設定なの?」
黒竜シェーラが、つまんなさそうに自分の長い黒髪の先端をいじりながら言っている。
細かいそうした小細工事にはあまり興味がないようだ。
「マリアンヌ様は、私の妻ということで入場します」
それにはキースとマリアンヌもびっくりして目を丸くしていた。
「マリアンヌ様が、リヨンネ先生の妻ですか」
「リヨンネ先生が私の夫ですか」
リヨンネは説明を始めた。
「今回、バンクールの王都の家の一つをマリアンヌ様の滞在場所とします。私の妻であるとした方が、都合がいいのです。勿論、仮の関係であることを私も重々承知していますのでご安心下さい。マリアンヌ様は今後、私のことをただのリヨンネと呼んでください」
「確かにそうね」
そう言って相変わらず興味なさそうに、シェーラは自分の髪の枝毛を切ろうとしている。
だが、キースは少し眉を寄せていた。
「…………」
キースの様子を見たマリアンヌが「キース、ごめんなさい」と謝っていた。ふりとはいえ、やはり面白くないのだろうと思った。
「いえ…………………………………………………………この人が鈍感すぎるのが悪いんです」
ぼそりと言われた後半の言葉に、不穏なものを感じるが、マリアンヌは黙っていた。
そしてシェーラはリヨンネに尋ねた。
「私は?」
「シェーラは、前に私達と一緒に王都へ行った時の身分証があります。それをそのまま使えばいいので、今回も特に問題ないですね」
シェーラは北方の村出身で、リヨンネを頼って王都へ遊びにやって来たという設定がそのまま今回も使える。名前もシェーラだから、特に何かを誤魔化す必要もない。実際、シェーラには誤魔化すような演技力もない。
「分かったわ。じゃあ、早速王都に行きましょうか」
そうシェーラは言って、王都の大きな入場門目指して、一行は歩き始めたのだった。
リヨンネは、黒竜シェーラの飛ぶ姿が人目につかないように山添いのルートを飛ばせた。北方地方では野生の竜や竜騎兵団の竜の飛ぶ姿を人々はよく見かけ、竜の飛ぶ姿を見たからといって驚くことはない。しかし、シェーラは身体の大きな真っ黒い竜である。そうした色合いの竜はシェーラしかいない。珍しさに騒がれることをリヨンネは嫌った。そしてシェーラも人目につかない方が良いことを理解していたため、人に見つからないように雲の間を飛んだり、高度を上げてなるべく見えないように努めていた。そして地上に降り立つ時には、必ず森の中へ降りるようにしていた。
道中、リヨンネは宿泊する宿を、シェーラやマリアンヌが宿泊するのにふさわしい上等な宿を予約しており、食事も二人に楽しんでもらえるよう、地元では名の知れた郷土料理の美味しい店を選ぶようにしていた。気の利くリヨンネに「お前に番がいないことが本当に不思議だわ」とシェーラは思わず口にしてしまうほどであった。それにはリヨンネは苦笑いしていた。
気が利いたとしても、落ち着くことなく好きな事ばかりしているリヨンネに付き合えるような人間はなかなかいないであろう。シェーラはリヨンネに似合いの人間を思いついていない様子であったが、マリアンヌは長い時間共に過ごす内に、リヨンネと、リヨンネの側付きの従者キースの二人がなんと無しに「いい仲なのではないか」と思っていた。キースはリヨンネよりも十歳以上年下である。それでも、二人は常に一緒に行動し、信頼し合っている様子が見られた。
二人の仲の良い様子を眺めていると、マリアンヌは、自身の夫であったニコラウス王子のことを思い出した。
今は亡きザナルカンド王国の世継ぎの王子。
彼は一人、嫁いできたマリアンヌに対してとても優しかった。慣れない異国での生活を常に気遣ってくれた。
マリアンヌの出身国である北方の大国ラウデシア王国の顔色を窺って優しくしているのではなく、生来そうした優しい心根の王子だったのだろうと思う。ニコラウス王子と彼の妹のリュドミラ王女に迎えられ、マリアンヌはザナルカンド王国での生活を穏やかに過ごしていた。
このまま、この小さな王国の王子の妃として、一生を終えるのだろうと思っていた。
だが、ザナルカンド王国の隣国バーズワース王国が陥落したところから雲行きが怪しくなってきた。
このザナルカンド王国も、攻撃を受けるのではないかという話が流れ、王族達が分散して国内に散らばろうという話になる。ニコラウス王子は、マリアンヌの白い手を握って言った。
「マリアンヌ、私の妃になってくれてありがとう」
自分も王城に残るというマリアンヌに、ニコラウス王子とリュドミラ王女は首を振って言った。
「貴女はいかないといけない」
リュドミラ王女には恋人の騎士がいた。彼も王城に残るというのなら、彼女も残ると言った。
だから、行くのはただ一人、マリアンヌだけだった。
城に残ると言い続けるマリアンヌの身を女官や騎士に渡した後、二人は言った。
「どうか、貴女は幸せになって。マリアンヌ」
マリアンヌは、シェーラとリヨンネ、キースと泊まる宿の一室で、編み物をしていた手を少し止め、窓の外の景色を見た。街は仕事が終わった者達で賑わい始めているところだった。
何かしていると気が紛れる。
だから、彼女はせっせと生まれてくる子供の為に、子供の帽子やマフラー、手袋をたくさん作っていた。あり余るほど作っていた。
何かしていないと、すぐに考え込んでしまう。
二年前、婚約者だったレイモンドと別れたこと。
そしてまた、ニコラウス王子と別れたこと。
幸せになれると思っていたら、すぐにこうなってしまうこと。
そしてマリアンヌは自分のふっくらと膨らんだお腹をそっと撫でた。
でも今度はこの子がいる。
自分は一人ではなくなる。
マリアンヌはお腹にいる子の存在を、嬉しく思っていた。
大事に大事に育て、誰にも勝手に奪われることのないように、大切にするつもりだった。
優しかったニコラウス王子に似ている子がいいと、マリアンヌは密かに思って、今もせっせと編み物をする手を動かし始めたのだった。
そして三人と一頭は旅を続け、王都へ到着した。
真っ暗い夜の闇の中、真っ黒い竜は金色の目を光らせながら、王都近くの森に静かに降り立った。
そしてマリアンヌとリヨンネ、キースがその竜の背から降りたところで、竜は長い黒髪の一人の女に姿を変えた。
シェーラである。
「お疲れ様、シェーラ」
リヨンネが今まで空を飛んでくれたシェーラの労をいたわった。シェーラは肩をすくめ、「ふん、たいしたことないわ」と言っていた。しかし、シェーラが付き添ってくれたからこそ、竜に乗って比較的楽に旅ができたといえる。もしシェーラが背中に乗せてくれなかったなら、馬車を乗り継いで旅を続け、もっと王都までの時間がかかっていたことだろう。
「シェーラさん、ありがとうございます」
「ここまで大変だったでしょう。おつかれさまです」
そうマリアンヌとキースに続けて言われると、シェーラは頬を赤く染め、照れたように言っていた。
「ふ、ふん。本当にたいしたことしてないんだから、そんなに言わなくても大丈夫よ」
ぷいと顔を明後日の方向に向けて言うシェーラ。相変わらずツンデレな竜なのである。
「じゃあ行きましょうか」
荷物を背負い、リヨンネは森の中から王都のある方向を指さして言った。
夜の闇の中、王都には明りが灯って見えていた。
王都入場の際、一行はこのような設定で入ることになっていた。
「私とキースは今まで通り、主人と従者の関係で入場します」
「はい」
マリアンヌとキースの二人が頷く。
リヨンネはバンクール商会の商会長ジャクセンの弟である。今までも何度もキースとリヨンネは問題なく王都へ入場していた。大体、リヨンネはこの王都で生まれ育ったのである。入場門を守る兵士からの検問もフリーパスに近い。しかし、マリアンヌは第三王女として入場するのではなく、偽名を使って入場する。
ちなみに、アルバート王子やルーシェが王都の森へやって来て、王宮に忍び込む時は、王都の周囲をぐるりと取り囲む外壁を飛び越えて勝手に入っていた。
「で、マリアンヌと私はどういう設定なの?」
黒竜シェーラが、つまんなさそうに自分の長い黒髪の先端をいじりながら言っている。
細かいそうした小細工事にはあまり興味がないようだ。
「マリアンヌ様は、私の妻ということで入場します」
それにはキースとマリアンヌもびっくりして目を丸くしていた。
「マリアンヌ様が、リヨンネ先生の妻ですか」
「リヨンネ先生が私の夫ですか」
リヨンネは説明を始めた。
「今回、バンクールの王都の家の一つをマリアンヌ様の滞在場所とします。私の妻であるとした方が、都合がいいのです。勿論、仮の関係であることを私も重々承知していますのでご安心下さい。マリアンヌ様は今後、私のことをただのリヨンネと呼んでください」
「確かにそうね」
そう言って相変わらず興味なさそうに、シェーラは自分の髪の枝毛を切ろうとしている。
だが、キースは少し眉を寄せていた。
「…………」
キースの様子を見たマリアンヌが「キース、ごめんなさい」と謝っていた。ふりとはいえ、やはり面白くないのだろうと思った。
「いえ…………………………………………………………この人が鈍感すぎるのが悪いんです」
ぼそりと言われた後半の言葉に、不穏なものを感じるが、マリアンヌは黙っていた。
そしてシェーラはリヨンネに尋ねた。
「私は?」
「シェーラは、前に私達と一緒に王都へ行った時の身分証があります。それをそのまま使えばいいので、今回も特に問題ないですね」
シェーラは北方の村出身で、リヨンネを頼って王都へ遊びにやって来たという設定がそのまま今回も使える。名前もシェーラだから、特に何かを誤魔化す必要もない。実際、シェーラには誤魔化すような演技力もない。
「分かったわ。じゃあ、早速王都に行きましょうか」
そうシェーラは言って、王都の大きな入場門目指して、一行は歩き始めたのだった。
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