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第三章 いらない加護を受け取る
第八話 秘め事(上)
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初めて彼を見た時、今まで王宮に呼ばれていた娼婦や男娼達とは明らかに違う空気を感じた。
娼婦や男娼達は、高級がつくそれであっても、品がなかった。色恋手管に慣れた彼らは、擦れていて、その美貌の奥から多くの欲を感じた。毒々しいほど溢れさせていた。
それでも己の衝動を処理するために、仕方なくその身を抱こうとしていたが、満たされることはなかった。
王宮魔術師のマグルに連れられて現れた彼は、バートと名乗った。まだ十六歳の少年で、短い黒髪に茶色の瞳の彼はすれてもおらず、むしろ何も知らないような無垢ささえ感じられた。
恐らく、どこぞの貴族の子弟なのだろう。挨拶する態度や仕草に品があり、礼節を弁えていた。剣を学んだ者のようで、身のこなしもよく、背筋を伸ばし、歩く姿は凛としていた。
美貌などの容姿の素晴らしさからいえば、高級娼婦達の方が明らかに上であったが、バートには年齢にそぐわないほどの落ち着きと、清廉さすら感じた。
身分は明かさず、彼は一週間の約束でここに来たと言った。
そして、彼は皆が待ち望んだ“サキュバスの加護”を持つ者だった。
その頃には、王太子エドワードは身の内に湧き上がり、抑えることのできぬ性衝動をごまかすために、眠り薬を用いるようになっていた。
眠っていれば、その衝動は起きないのだ。
その時も薬を取ろうとするエドワードの手を、バートは止めた。
「このような薬はお身体によくありません、殿下。そのために私はここに来たのです」
そう言って、バートはエドワードを寝台に誘った。
「バート……私は、その、獣になってしまうのだ。お前を傷つけてしまう」
一目見た時から、エドワードはバートを気に入っていた。
今まで寝台に送り込まれてきた男娼とは違って、彼には信頼できるような雰囲気があった。
だから、彼とは寝台を共にせず、このまま部屋から出ていってもらってもよいとすら思っていた。
バートはエドワードの服に手をかけ、一枚ずつ脱がせていく。
「聞いております。ですが、私は加護持ちです。ご安心ください、殿下」
その身に手をかけ、触れていく。エドワードが全てを脱ぎ捨て、全裸となると、一瞬、その股間の巨根に慄いたような表情を見せた。
男の腕ほどもあるソレは、赤黒く色づき、血管を脈打たせた醜悪ともいえる形をしていた。白皙の美貌の持ち主であるエドワードの優美な姿とは対極にあるものが、腰にぶら下がっているのだ。
いくら加護持ちだろうと、ソレをこの身に収めることができるだろうかと、バートは内心不安を抱いたが、頭を振った。
いや、加護持ちだから、大丈夫なはずだ。
だから、ここへ来たのだ。
用意していたオイルを自分の指で後孔に塗っていく。よく解しておかなければ、さすがに裂けてしまうのではないかと思った。
寝台の上に膝をつき、自らの指で後孔に触れるその姿は、エドワードを誘っているようにも見えた。
「私も手伝ってやろう」
エドワードは息を荒くしながら、少年の双丘の谷間を割り開き、小さな蕾に指を入れた。
「……あ」
眉を寄せ、指を挿入される感覚にバートは身を震わせる。
「初めてなのか」
初々しいともいえるその反応に、エドワードは尋ねると、バートはゆるゆると首を振る。
「初めてではないです。あっ、ああ」
初めてではないと聞いたエドワードはつい、苛立ち、指を奥まで入れてしまった。彼は身を震わせ喘いだ。
「殿下、乱暴にしないでください」
「ああ、済まないな」
そう言いながら、指で擦るように後孔の中の柔らかな粘膜を嬲りはじめた。
バートは喘ぐ。短い黒髪がシーツを打った。
「殿下……あっ……ああ」
仰向けに寝台に押し倒し、足を拡げさせ、その蕾に執拗に指を入れては肉襞を絡ませた。指が二本、三本と増えていった後、エドワードは自身の高ぶりに耐えきれなくなり、彼の足を肩に抱え上げ、巨大な男根の先端をそこにねじ込むように挿れたのだった。
「ああああああああああああっ」
さすがにその大きさに、バートは目を見開き、悲鳴をあげた。
ぐぐっと亀頭が小さな蕾をあらん限り拡げさせ、柔らかな紅色の肉襞に包まれようとしている。
無意識に逃げようとするその腰を掴み、エドワードはなおも身を進め、バートの身体を引き裂いていく。
「ひあぁっ」
だが、不思議なことにバートには痛みはまったくなかった。
それが加護の力なのだろう。
むしろ、無理やり大きく開かれるその刺激が、バートの身を高ぶらせ、彼のペニスはぴんと立ち上がり、先端を滲ませていた。
エドワードは額に汗をかき、苦しそうではあったが、その熱く締め付ける少年の後孔の中にゆっくりと慎重に男根を差し込んでいく。
みちみちと割り開く。バートもはくはくと息を吐いていた。シーツを鷲掴み、その内臓を押し上げるような感覚に喘ぎ悶えた。
男根が半分埋まったところで、エドワードはバートの額に、頬に唇を落とした。
ここまで耐えられた者は今までいなかった。
このまま、根本まで埋め込めるだろうか。
期待と不安を胸に、エドワードはバートを見上げると、少年は言った。
「殿下……大丈夫です。そのままゆっくり」
ぐぐっと襞をめくりあげながらソレは彼の中を進み、やがて全てが埋まった。
「すごいな……こんな小さい場所なのに、全部埋まっている。それに、あああっ、なんだこれは」
挿入したペニスに、少年の肉襞は熱く絡まり、巻き付く。キュッキュッと締め上げる。その感覚がたまらず、エドワードは腰を動かすこともできずすぐさま、溜まりきっていた濃厚な男の白濁を彼の内部に叩きつけた。
「ああっ」
それにはバートはのけぞり、爪先を反り返らせて反応した。
長い間、満足に吐き出すこともできなかった精は、ドロリとして多く、受け止めきれなかったそれが、蕾の縁からも溢れ出して少年の太ももに流れ落ちた。
「殿下、殿下」
なおも注がれ続け、止めどもなく溢れ続けるソレに、バートはシーツを鷲掴み、堪え切れぬようにすすり泣いていた。精液が流れ込むその感覚が、敏感になっている中を刺激する。
ようやくエドワードの射精が止まった時には、少年の下腹が注がれ過ぎた精液で少し膨らんでいた。
「……抜いていただけますか」
バートはそう言う。
彼の中があまりにも素晴らしすぎて、エドワードはいつまでも包まれていたい気持ちでいっぱいであったが、不承不承ゆっくりと抜いていく。
その刺激すらたまらないのか、バートは小さく喘いでいた。
ズルリと巨根が抜けた時、彼の蕾は口を開いたままドロリと白濁を流し落とした。
精が流れ落ちるのを止めようと、バートは指で蕾を押さえる。
そして恥じらいながら言った。
「一度、浴室で洗ってきます」
娼婦や男娼達は、高級がつくそれであっても、品がなかった。色恋手管に慣れた彼らは、擦れていて、その美貌の奥から多くの欲を感じた。毒々しいほど溢れさせていた。
それでも己の衝動を処理するために、仕方なくその身を抱こうとしていたが、満たされることはなかった。
王宮魔術師のマグルに連れられて現れた彼は、バートと名乗った。まだ十六歳の少年で、短い黒髪に茶色の瞳の彼はすれてもおらず、むしろ何も知らないような無垢ささえ感じられた。
恐らく、どこぞの貴族の子弟なのだろう。挨拶する態度や仕草に品があり、礼節を弁えていた。剣を学んだ者のようで、身のこなしもよく、背筋を伸ばし、歩く姿は凛としていた。
美貌などの容姿の素晴らしさからいえば、高級娼婦達の方が明らかに上であったが、バートには年齢にそぐわないほどの落ち着きと、清廉さすら感じた。
身分は明かさず、彼は一週間の約束でここに来たと言った。
そして、彼は皆が待ち望んだ“サキュバスの加護”を持つ者だった。
その頃には、王太子エドワードは身の内に湧き上がり、抑えることのできぬ性衝動をごまかすために、眠り薬を用いるようになっていた。
眠っていれば、その衝動は起きないのだ。
その時も薬を取ろうとするエドワードの手を、バートは止めた。
「このような薬はお身体によくありません、殿下。そのために私はここに来たのです」
そう言って、バートはエドワードを寝台に誘った。
「バート……私は、その、獣になってしまうのだ。お前を傷つけてしまう」
一目見た時から、エドワードはバートを気に入っていた。
今まで寝台に送り込まれてきた男娼とは違って、彼には信頼できるような雰囲気があった。
だから、彼とは寝台を共にせず、このまま部屋から出ていってもらってもよいとすら思っていた。
バートはエドワードの服に手をかけ、一枚ずつ脱がせていく。
「聞いております。ですが、私は加護持ちです。ご安心ください、殿下」
その身に手をかけ、触れていく。エドワードが全てを脱ぎ捨て、全裸となると、一瞬、その股間の巨根に慄いたような表情を見せた。
男の腕ほどもあるソレは、赤黒く色づき、血管を脈打たせた醜悪ともいえる形をしていた。白皙の美貌の持ち主であるエドワードの優美な姿とは対極にあるものが、腰にぶら下がっているのだ。
いくら加護持ちだろうと、ソレをこの身に収めることができるだろうかと、バートは内心不安を抱いたが、頭を振った。
いや、加護持ちだから、大丈夫なはずだ。
だから、ここへ来たのだ。
用意していたオイルを自分の指で後孔に塗っていく。よく解しておかなければ、さすがに裂けてしまうのではないかと思った。
寝台の上に膝をつき、自らの指で後孔に触れるその姿は、エドワードを誘っているようにも見えた。
「私も手伝ってやろう」
エドワードは息を荒くしながら、少年の双丘の谷間を割り開き、小さな蕾に指を入れた。
「……あ」
眉を寄せ、指を挿入される感覚にバートは身を震わせる。
「初めてなのか」
初々しいともいえるその反応に、エドワードは尋ねると、バートはゆるゆると首を振る。
「初めてではないです。あっ、ああ」
初めてではないと聞いたエドワードはつい、苛立ち、指を奥まで入れてしまった。彼は身を震わせ喘いだ。
「殿下、乱暴にしないでください」
「ああ、済まないな」
そう言いながら、指で擦るように後孔の中の柔らかな粘膜を嬲りはじめた。
バートは喘ぐ。短い黒髪がシーツを打った。
「殿下……あっ……ああ」
仰向けに寝台に押し倒し、足を拡げさせ、その蕾に執拗に指を入れては肉襞を絡ませた。指が二本、三本と増えていった後、エドワードは自身の高ぶりに耐えきれなくなり、彼の足を肩に抱え上げ、巨大な男根の先端をそこにねじ込むように挿れたのだった。
「ああああああああああああっ」
さすがにその大きさに、バートは目を見開き、悲鳴をあげた。
ぐぐっと亀頭が小さな蕾をあらん限り拡げさせ、柔らかな紅色の肉襞に包まれようとしている。
無意識に逃げようとするその腰を掴み、エドワードはなおも身を進め、バートの身体を引き裂いていく。
「ひあぁっ」
だが、不思議なことにバートには痛みはまったくなかった。
それが加護の力なのだろう。
むしろ、無理やり大きく開かれるその刺激が、バートの身を高ぶらせ、彼のペニスはぴんと立ち上がり、先端を滲ませていた。
エドワードは額に汗をかき、苦しそうではあったが、その熱く締め付ける少年の後孔の中にゆっくりと慎重に男根を差し込んでいく。
みちみちと割り開く。バートもはくはくと息を吐いていた。シーツを鷲掴み、その内臓を押し上げるような感覚に喘ぎ悶えた。
男根が半分埋まったところで、エドワードはバートの額に、頬に唇を落とした。
ここまで耐えられた者は今までいなかった。
このまま、根本まで埋め込めるだろうか。
期待と不安を胸に、エドワードはバートを見上げると、少年は言った。
「殿下……大丈夫です。そのままゆっくり」
ぐぐっと襞をめくりあげながらソレは彼の中を進み、やがて全てが埋まった。
「すごいな……こんな小さい場所なのに、全部埋まっている。それに、あああっ、なんだこれは」
挿入したペニスに、少年の肉襞は熱く絡まり、巻き付く。キュッキュッと締め上げる。その感覚がたまらず、エドワードは腰を動かすこともできずすぐさま、溜まりきっていた濃厚な男の白濁を彼の内部に叩きつけた。
「ああっ」
それにはバートはのけぞり、爪先を反り返らせて反応した。
長い間、満足に吐き出すこともできなかった精は、ドロリとして多く、受け止めきれなかったそれが、蕾の縁からも溢れ出して少年の太ももに流れ落ちた。
「殿下、殿下」
なおも注がれ続け、止めどもなく溢れ続けるソレに、バートはシーツを鷲掴み、堪え切れぬようにすすり泣いていた。精液が流れ込むその感覚が、敏感になっている中を刺激する。
ようやくエドワードの射精が止まった時には、少年の下腹が注がれ過ぎた精液で少し膨らんでいた。
「……抜いていただけますか」
バートはそう言う。
彼の中があまりにも素晴らしすぎて、エドワードはいつまでも包まれていたい気持ちでいっぱいであったが、不承不承ゆっくりと抜いていく。
その刺激すらたまらないのか、バートは小さく喘いでいた。
ズルリと巨根が抜けた時、彼の蕾は口を開いたままドロリと白濁を流し落とした。
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