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第1節 リュネメイア編

第19話 報告会

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コトリ「んっ…学生用の騎士服は伸縮自在のレオタードだから着れるけど、他の自分の服は着れなくなっちゃったな…。
白レオタードも…おち…んぽ…丸わかりだし…どうしよ……あっ、教官の指輪を使ってるから見えないのか…。

アイリス教官、起きて…そろそろ学食に行って何か食べないと、遅刻しちゃうよ。」

私は教官より一足先に起きて準備をしていた…白のレオタードは少し窮屈に感じ、デカパイとおちんぽの丸見えのその姿は いやらしくて言葉も出なくて。

私は自分の指にアイリス教官からもらった大切な指輪を付けて、お財布を持って教官を起こします…
疲れていたから起こさないでギリギリまで寝かせてあげてて、今日は学食で教官に朝食を奢ろうと考えていて。


ーーアイリス視点ーー

アイリス「んん....寝たりないのにー....ふぁ、おはよー..んんんー♪よし、行こうか♪」

まだ瞳が半分の状態のまま、半分寝ているような感じで装備や外出用の準備を整えていき、最後に背伸びをしてブルーの瞳をパチリと開けて、コトリの手をとって家をでると、チラシが挟まっていたのに気づいて、そのまま歩き出し


アイリス「んー?....あぁ、マサキのバイト勧誘だよ♪でも、今はコトリもそんな余裕ないだろうしねー♪落ち着いたらいいんだろうけど♪はいこれ♪」

コトリに手渡したチラシには、『グラビア撮影☆ナンバー1大会♪』『酒場のお姉さん募集♪』などなどのタイトルが並んでいて


アイリス「そういえば、今日は放火事件の報告会や模擬戦の日だね。報告会はいいとして..模擬戦できそう?なんなら、休むように私から伝えようか?」


ーーコトリ視点ーー

コトリ「ごめんね…そう思って、ギリギリまでは起こさなかったんだけど……今日は私が朝ごはん奢るから、元気出して…♪
あっ…//
(アイリス教官の手…力強くて、あたたかくて…安心する…。)」

私を探したりして疲れが溜まっていたのに気づいていて…
私はアイリス教官に言葉以外のお礼がしたくて、元気よく微笑みながら朝ごはんを奢らせてと言って。

好きだと気づいたアイリス教官に手を握られて…
私はそれだけで前よりドキドキしている気がして。


コトリ「マサキさんのところのチラシ……ふふっ…相変わらずえっちそうなのいっぱい勧誘してるね…♪
また落ち着いたら会いに行こうね…あっ、今度はあの約束も守るよ♪」

教官から手渡されたチラシにはいろいろと募集が載っていて、水着などいろいれと私にとっては恥ずかしそうなのばかりで思わず笑みが漏れます。

アイリス教官と一緒に何かを飲もうと約束をしていたのを思い出し、また落ち着いたら一緒にマサキさんのお店に行こうと約束を交わし。


コトリ「放火事件か…私たちも回されてきた資料を確認したりしてるけど、あんまりこれといった収穫はないからね。

模擬戦か…大丈夫、出来るよ。
確かに動きが鈍くて、気を緩めたらもしかしたら怪我をしちゃうかもだけど…リュネを見つける時までにはなんとかしておかないとダメだから。」

向こうが確認が追いつかない資料などはこちらが確認して報告する作業を学生たちは主にしていて、教官たちの方は他にも街を探索などもしていたりする…
フレイ教官が今日は何か重要な手掛かりとか見つけてくれたかな? と思ったり。

模擬戦は誰と当たるか分からない、もしセイバーさんと当たったら手加減してるのかって怒られそうだけど…
私は早くこの身体に慣れておきたくて。


ーーアイリス視点ーー

アイリス「そだね、マサキも喜ぶと思うよ♪..ううん、でもケガしたらなぁ..模擬戦の前に軽く動いてもらって、その見極め次第かなー」

怪我させることには不本意なようで慎重にコトリの希望も踏まえて間をとった案を採用するような発言を  

アイリス「....と、ついたついた♪なに食べようかなー..♪」


そんなとき、いつ現れたのかコトリの前に、茶色のスーツに白衣をきた男性がいてコトリとぶつかり

???「おやおや。これは失礼した。ここには今、来たばかりなものでね..」 

小さく笑うとその男性は一礼して通りすぎていき人混みに紛れて見えなくなり


アイリス「私は軽くこれにしようかな。コトリはなに食べる?」

パンとスープのみの軽食を選ぶと、コトリにもメニューを聞いて


ーーコトリ視点ーー

コトリ「ん、わかったよ…アイリス教官の言う通りにするね。
(アイリス教官って、やっぱり優しくて良い教官なんだよね…私も騎士教官をもし目指すつもりなら、アイリス教官みたいになりたいな…。)

っ…あぅ…! こ、こちらこそごめんなさい…少し考え事してたから。」

アイリス教官は私のことを心配してくれてるので、私はもし危ないようなら教官の指示に従うことにする…
私のことも考え本人の希望も汲み取る、私は教官のことを好きの他に尊敬もしていて。

学食の食堂で白衣の男性にぶつかり、私はこちらこそと頭を下げて謝ります…
そして男性と別れ、アイリス教官のもとへ。


コトリ「んー、私もアイリス教官と一緒のにしようかな。
あっ、野菜ジュースも頼もっかな…教官もいる?」

私もアイリス教官と同じ軽食を選び…
ここは私が奢るからと言って、野菜ジュースを教官もいるかを訪ねて。
注文を頼むと一緒に席へと向かい。


ーーアイリス視点ーー

アイリス「んーん、私は水で大丈夫♪さて....ありがとうね、頂きます♪」

席についてコトリにお礼をいい、食事をとりはじめて


アイリス「なかなか気が休まる時間って、寝るときとご飯のときぐらいしかないからねー♪
コトリもたまには、リラックスしないとダメだよ♪」  

もぐもぐ口を動かしながら、リラックスした様子で話を続け


アイリス「また放課後に報告会だからね♪それまでに、身体動かしてみて....ダメなら、模擬戦は私とのマンツーマン授業に変更しようか♪今回は構えじゃなくて、剣術のフォームについてやるから♪」


ーーコトリ視点ーー

コトリ「お礼なんだから気にしないで…ん、いただきます…あむっ…んむんむ…♪
リラックスならしてるよ…逆にドキドキもしちゃうけど…//」

お礼を言ってくるアイリス教官に、これはお礼なんだからと少し恥ずかしそうにつぶやき…そして一緒に食事をとっていく。

アイリス教官がリラックスの話をしてくれ、教官と一緒にいる時が今は落ち着くと恥ずかしそうに小さくつぶやいて…
私も助けられてばかりではなく、教官を癒すことが出来たらなと思って。


コトリ「っ…// アイリス教官との…二人っきりでのマンツーマン…//
も、もし模擬戦に出れなくてマンツーマンになっても…その…今回はえっちなのはないしだからね…!//」

学食で周りには生徒たちもいるので、私は小さな声で教官に言って…
今の身体で前みたいにアイリス教官にお触りされたら、どんなはしたない姿を見せちゃうか分からないから…。


ーーアイリス視点ーー

アイリス「こーら♪なに変なこと考えてるの♪今回は割りと真面目だから、ちゃんと学んぶんだよ♪」

ニッと笑いかけながら、コトリの額に人差し指を優しく当てながら彼女をたしなめて


アイリス「さてさて♪ごちそう様でした♪
....よし♪今日は私、他のクラスの全体授業....複数戦闘の授業で、そこの教官5人vs私で模擬戦なんだ♪生徒たちに実戦を見てもらうって意味合いでね。

コトリは確か....歴史の授業だったかな?♪また放課後に報告会で会おうね♪」

ご飯を食べ終わると丁寧に挨拶し、立ち上がり食器を片付けつつ、コトリに話を続けて途中まで一緒に行こうと教室への道を歩き


ーーコトリ視点ーー

コトリ「だ、だって…いつもアイリス教官が身体に触れてくるから…//
ん、私はそうだね。……そうなんだ…その…怪我しないようにね…。」

アイリス教官がえっちな触り方をいつもしてくるから私が注意したのに、私がえっちな子みたいに言われ…私は頬を膨らませて少しすねた感じを見せる。

アイリス教官の授業内容を聞いて、私は無理したり怪我をしないでねと心配して。

食べ終わると、私と教官は途中まで一緒に歩いて各自の授業へと向かうのだった。

そして時間は少し流れ、放課後へ…。


………。

コトリ「ん、失礼します……ん? モニカにセイバーさん、どうしたの?」

セイバー「コトリさん…その…大丈夫なんですか? 昨日、あなたリュネメイアって人に誘拐されたって聞きましたけど…。」

コトリ「ああ…うん、まあ誘拐されちゃったんだ…騎士学生として情けないけど。
まあ一応無事だよ…モニカ…それに…セ、セイバーさんも…ありがと…ね…//」

私が報告会のある部屋へと入っていくと、モニカとセイバーが私の方へやってきて…心配そうな表情を浮かべて。

モニカだけではなく、セイバーまで私の心配をしてくれたらしく…私はセイバーがいい人なんだと思うきっかけになって。


エリシア「アイリス、私より強い 君が遅れをとるなんて…コトリの方は無事みたいだが、君の方は怪我とかないか?
何かあったら相談してくれ、私と学園長でよければいつでも相談にのるから。」

アイリス教官も教室にやってくると、エリシアが心配そうな表情で聞いてきて。

エリシアはアイリス教官の体調を気遣ったのか、差し入れらしき栄養ドリンクを手渡して。


ーーアイリス視点ーー

モニカ「でも、コトリちゃんが無事でほんとに良かったです....安心しましたよー♪」

コトリの元気な姿を見てはりつめた糸が切れたように、ほっとした様子を見せて笑顔になり


アイリス「ん?あー....ケガは治してもらったから大丈夫♪私としたことが油断しちゃったよー..鍛練が足りないんだろうなー....ん、ありがとエリシア♪」

ドリンクを受け取りながら少し落ち込んだ様子を見せるも、小さく笑い同僚にお礼を


フレイ「えー..それではそろそろ始めましょうか。皆さん、席について下さい」

左腕にギプスを嵌めた状態のフレイが部屋に入ってきて、壇上に立ち皆を諫めて報告会をはじめようと


フレイ「コトリさん、無事でなによりでした。まずは、私の報告を皆に聞いてもらいますが、貴女にも後でいろいろ聞かせてもらうと思います。よろしいでしょうか?」

淡々と話を続けながらも、コトリの方を見て気遣いながら質問を


ーーコトリ視点ーー

コトリ「ふふっ…二人とも、心配してくれてありがと。」

モニカとセイバーに心配してもらって私はお礼を言う…
身体は改造されてしまったが、あらためてモニカやセイバーと仲良くなるきっかけになり 私は少しは収穫もあったと思うことにして。


エリシア「そうか、それならいい。
(しかし生徒の安全を守るためには早急に手立てを考えた方がいいんだが…四六時中 常に見守り続けるというのも不可能だからな…。)」

リュネにコトリが誘拐されたことを受け、安全を確保する何か方法を考えなければと考えるが…生徒全員をカバーするほどの案はなく。


コトリ「ん、私は大丈夫だよ。
それよりフレイ教官…その腕の怪我はどうしたの…?」

壇上に立ったフレイ教官の問いかけに私は答え、逆に私からも質問をして。


ーーーー

フレイ「あぁ、これですか。なに、軽い負傷です。これは....」

左腕を見ると、頭をかきながら舌を出して笑うアイリスの方をチラリと見て


フレイ「なんでもありません。ただ、模擬戦で隣のクラスの教官に助っ人を頼まれて試合したら、対戦相手の教官が、我々をぼこぼこに負かしただけです。..そんなことより、報告会を始めましょうか」

たいしてきにした様子もなく、話を続け


フレイ「王国騎士団魔導師隊所属で、捜査の中心メンバーのケーガン殿と、捜査の結果・状況を協議したところ....中央書庫を襲った理由がわかりました」

右手をフレイがかざすと、様々な捜査資料や図形が空中に浮かび上がり


フレイ「中央書庫には、様々な機密情報が保管されていましたが。焼け落ちた灰が魔法書の区画のみ、極端に少なかったようです...

更に、アイリスの報告によりリュネと呼ばれる女性が、コトリに変化し、アイリスを攻撃した..つまり、古代魔法の一つ『姿写し』の魔法を用いたことも報告を受けています

つまり、敵は、高い確率で、危険性・副作用が強く禁術指定されている、古代魔法が記されている魔法書を奪うのが目的だったのでしょう」  


ーーコトリ視点ーー

コトリ(怪我してる教官もいるんだ…アイリス教官が怪我しなくてよかった…。)

私はフレイ教官を心配し、アイリス教官も怪我がしなくてよかったなと思って。


コトリ「あの煙のなかでそんなことがあったんだ…。
(副作用があるって言ったけど…リュネはそれを使用していた…大丈夫なのかな…?)」

エリシア「この禁術…誰にでも姿形が瓜二つになれるのか…。
それだとするとかなり厄介だな…。」

アイリス教官のと報告も合わせて聞き、敵であるリュネのことを【私たち】は心配して。

リュネがコトリに変化したことを聞かされ、エリシアは少し深刻そうな表情をして。


ーーーー

フレイ「....いずれにせよ、こうなってしまっては大人数での行動はかえって危険になるでしょう。騙し討ちされる確率があがるだけです。
アジトの探索は大人数で行ってるようですが....決戦のときは、王国騎士団もできる限り少人数でいくことになるでしょう」

淡々と話を続けながらも、理論的な推論を話して


フレイ「それに盗まれた魔術はこれだけではない確率が高いでしょうしね....さて、コトリさん。貴女はリュネに拐われ、アイリスが助け出すまでの間、少しは話したのでしょう?

貴女から見て、リュネはどうでしたか?危険人物でしたか?性格は?貴女がいた場所は?なんでも、いいので情報を共有してほしいのです。場合によっては、リュネを抹殺する必要も発生してくるでしょうし」

フレイの言葉にリュネを警戒しているはずのアイリスが僅かに眉をひそめ


ーーコトリ視点ーー

エリシア(だが少人数にもそれは当てはまる…その小数のなかに最初っから紛れ、奇襲の騙し討ちが可能だからな。
あとは…アイリスが遅れを取る人物だ、私たち教官でも単独で行動したら危険かもしれない。)

フレイの話を聞いて、エリシアは顎に手を与えて考え込む。


コトリ「場所はわからないです…情けないですけど彼女に囚われて、気がついたらアイリス教官に助けられてて…。
っ…ま、抹殺って…!? ま、待ってください…確かにリュネは私に酷いことをしました、でも彼女こと私には悪い人には見えないんです…。
リュネにも…彼女にも何か事情があるんだと思うん…です…。」

自分が雌豚騎士の身体にされていたことはもちろん伏せる…
もし私がこんな身体になったことが知れたら、守りきれなかったアイリス教官が責められるかもと思ったから。

リュネの寂しそうな表情を思い出す…
自分の身体を改造して、自分が嫌ってた自分にされたのに…
【私たち】はリュネのことを嫌いにはなれない、自分と似たところがあるからだろうからか?


ーーーー

フレイ「驚いた..敵であるリュネを庇うのですか?彼女は貴女を拉致しただけでなく、アイリスに手傷を負わせ、魔法書を奪い..挙げ句の果てには騎士4名の命を奪ったかもしれないんですよ?」

フレイが目を見開いて信じられないといった表情を浮かべながら、淡々と話を続け


フレイ「..王国騎士団の捜査メンバーは、リュネを犯人と見ているようです。他にあのとき回りにいたのは、平凡な男性が数名....

いまのところ、市民や騎士団に大きな被害は出ていませんが、もし我々や捜査メンバーが止める前に、大きな被害が出れば、リュネを排除するためのチームを編成される可能性は充分にあります」

状況をわかりやすく話して淡々と聞かせるなか


アイリス「..........」

アイリスは何か考えこむようにして虚空をみつめていて


ーーコトリ視点ーー

コトリ「っ…そ、それは……それに…リュネは…アイリス教官にも…。
(初めに会った時はアイリス教官を傷つけたかもって怒ってたけど…あの寂しそうな表情を見たから……私、どうしたらいいのか分からない…。)」

私を拉致して改造したのは自分のことだからこの際置いといて…
騎士たちの命を奪ったかもしれないと言われ、そしてアイリス教官を傷つけたこともあり…
私は自分が間違ってるのかなと思って。


エリシア「まあその可能性は高いな、騎士学生であるコトリを誘拐したことも騎士団には伝わってるし…リュネという彼女が盗まれた魔法を使ったのであれば、騎士団たちはリュネを黒と見るだろう。
だが……コトリとアイリスはそれぞれに思うところがあるようだな。」

セイバー「実際に接触したのはアイリス教官とコトリさんだけです…どんな人物かまでは私には分かりませんが、コトリさんがそう感じたのなら何か事情があるのかもしれませんけど。
…ですが放置して被害が出てからでは遅いですから……ふぅ…難しいところですわね…。」

エリシアとセイバーもそれぞれの考えたのちにそれを口にする。

アイリス教官やコトリの反応を見て、エリシアは二人の気持ちを配慮しながら言葉にし…
リュネと接触した二人が抹殺を望んでいなさそうに見えたからで。

セイバーもコトリの気持ちからリュネとはどんな人物なのかと考えるが、騎士団たちは被害が出る前に何かしらの動きを見せるだろう。

みんなそれぞれに思うことがあり、教室が重い空気に包まれているのが分かるモニカ。


ーーーー

モニカ「ま、まあまあ♪ケーガンさんも調べてくれてるし、こっちにはアイリス教官もエリシア教官もいるんですよ♪
いくらリュネが強くたって、そんな簡単にやられませんよ♪それより、今日は確か模擬戦でエリシア教官とセイバーちゃんが戦うって聞いてます♪
見学して是非勉強したいなー♪」

モニカが雰囲気を変えるように話を続け


アイリス「そうだね♪私は今日、コトリの調子をみたいから、個人授業をするから、また報告があれば集まろ♪
..それじゃ、コトリ、しばらくしたら訓練教室の4番で待ってて♪ちょっとだけ、用事があるから♪みんな、それじゃあね♪」

アイリスもそれに同意し、コトリに声をかけつつ教室を退室していき


ーーコトリ視点ーー

エリシア「ん?ああ、確かそうだったな。」

セイバー「私はそれでも大丈夫です。
そういえばそうでした…モニカさんに恥ずかしいところを見せるわけにはいかないですし、エリシア教官には負けてもらいましょう♪」

エリシア「ふっ…まだまだお前には負けないさ。」

モニカの言葉にエリシアとセイバーはそれぞれ言葉を返す。
セイバーとエリシアはお互いに楽しそうに会話し、モニカとフレイ教官も話に絡めて。


コトリ「ん、わかった…無理はしないでね?」

セイバー「それでは私たちは資料に目を通したり、お話でもしておきましょうか。」

アイリス教官に声をかけられ、私は返事を返し…怪我してるんだから無理はしないでねと言って。

私とセイバーにモニカは、それから少しの時間教室で過ごした…初めてセイバーさんとまともに会話した気がする、あらためてセイバーが優しい人だと気づいた……。
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