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へっぽこ姫の仲良し作戦⑨ 九章 恋愛編
ショックで引き篭もる父+次男
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あの事件から一週間後、学園は綺麗に直し中。怪我人は沢山いたけど学園の生徒達1人も亡くなってはいないのが良かった!更にプリちゃんは学園の生徒の中では英雄だと更に人気が爆上がり中なのは納得いくけど、みんな私を英雄というより《天使様》と崇めていたのはなんだか恥ずかしかったな。
学園はまだ復興中だから、いつも通りに通える事になるのは来月からだし、あれからプリちゃんも色々と忙しいみたいで会えずじまい…。
聖教会の残党も一掃し、ようやく平和が訪れるハズ…なんだけど…。今我が家族は、バラバラです!仲が悪いわけではありません!が!
絶賛パパは引き篭もってます。ハウライト兄様も何故か熱を出してうなされてるようで、そんな2人にガーネット兄様は呆れていた。
どうやら、私とプリちゃんのキスシーンを見てショックを受けたらしい…。確かに親の前ではしたなかったかもしれない。でも、アレは願いを込めて意識を戻して欲しいと思ってやったことなんだけどな。
私は今日もドアをノックをして声をかける。
「パパー?もうそろそろ部屋からでよ?」
「………」
「朝食は家族みんな揃って食べないといけないのに。早く元気だして?ね?」
ドア越しで話していると、ドアの隙間から紙が出てきた。
《……オドントクロッサム国の王子が好きなのか?》
いやいやいや、パパよ。直接聞こうよ?完全に引き篭もりの息子を相手してる母親の気分だよ?私は少しため息を吐いた後話した。
「うん、あのねパパ、私はプリちゃんが好きよ。パパがママを想ってるように…とても大事な彼でって、ん?また紙?」
《私とオドントクロッサム国の王子、どちらが好きなのだ》
どこも男親というのは、こうなのかな?というか、私きちんとプリちゃんに好きとまだ伝えてないから早く言わなきゃいけないんだけどな。
「パパ、とりあえず朝食のクロワッサンとデザートのマシュマロ食べてね?置いておくね」
そう言って、私はその場から離れて、次は熱を出してうなされ中のハウライト兄様のお見舞いに会いに行くとユー君とブラッドが先に来てたようだ。
「あ、姫様!おはようございます。今日もとても美しいですね!」
「ユー君、おはよう」
「あー、オス。エメ、ピーター国王の様子は?」
「おはようブラッド。んー、まだ引き篭もり中」
ユー君はいつも通りだけど、ブラッドは少し気まずそうに挨拶をしてくれた。そして、現在我が家の次男さんはというとおデコに冷たいタオルを乗せてうなされていた。ハウライト兄様苦しそう!
「ハウライト兄様!大丈夫?やっぱりあの時の闘いで無理をしたんだ…」
私はうなされているハウライト兄様の手をギュッと握りしめるとハウライト兄様はそっと目を開けて私に優しく微笑みかける。
「……エメラルド…。僕はエメラルドが大事だよ」
「ハウライト兄様、私だって兄様はとても大切な人だよ?早く元気にーー」
「なら、ぶっ壊そう」
…ん?なんか様子がおかしい。目がいってる。
「僕は争い事すきじゃないけど、お嫁に行かせるぐらいならあの国もろともーー」
…な、なんか凄い恐ろしい事を淡々と話してますが…ハウライト兄様よ!ヒーローはそんな事言わないよ!?まるで悪役が言う台詞だよ!!!
「まったく!ハウライトは面倒ですね!あ、ハウライト、オーロラ嬢が今日もきてくれますよ。だからとりあえず落ちついてください!」
「はあ、ハウライト王子が一番やべー奴なのは、もうわかった…エメ、とりあえずここは任せろ。オーロラ嬢来ると、なんかこの魔王も大人しくなるんだわ」
そうブラッドは話し、私は少しおかしなハウライト兄様の口にマシュマロを突っ込んであげた。マシュマロ食べて少しは落ちつこうね!オーロラが来てくれるみたいだし、とりあえず大丈夫かな?
私はパパの書斎である部屋へと足を運ぶと、レピさんがガーネット兄様に仕事の説明をしていた。
なんだか、パパの椅子に座って仕事をしているガーネット兄様はやっぱり貫禄があるなあ。王子というか、王様な雰囲気かも。
私の存在に気づいたガーネット兄様とレピさんは挨拶をしてくれた。
「あ!ごめんなさい、仕事のお邪魔をして、最近家族バラバラの食事だったから…だから、その」
私がそう説明するとガーネット兄様は無言のまま、ソファの方へと歩き座った。
「……朝食を食べてなかったな」
「う、うん!そう!だからね、せめてこのクロワッサンとサラダだけでも…あ、マシュマロは甘いから駄目だね」
「……いや、食べる。ここずっと何も食べてはいなかったからな、持ってきてくれて助かった。…ありがとう」
そうガーネット兄様は黙々とハムスターのように頬張って食べてます…え、本当に何も食べてなかったの?やっぱりお仕事忙しいんだね!
「ガーネット王子は仕事の飲み込みも早くて助かりますが、ご自分に関しては無頓着なんですよ。姫様も注意を言ってあげてください。ま、ここずっと忙しい理由は、どっかのお馬鹿さんが引き篭もり中なんですけどね!」
そうレピさん、大量にある書類を見ながら話す。
レピさんよ、ガーネット兄様よ、なんだかごめん…。
「ガーネット兄様は……何も言ってこないね?その…私がプリちゃんと…あの…キ、キスをして」
「………まずはこの前の闘いで傷を負った者達の生活の補償と学園の復興などが最優先だ……」
そうガーネット兄様が話すとレピさんはそんなガーネット兄様を見て嬉しそうに話す。
「みなさん!ききましたか!あーあのお馬鹿さんに聞かせてあげたいですよ!私も正直引き篭もりたいところですが、そうも言ってられないというのに!」
「…へへ、ガーネット兄様はブレないね。カッコいい!」
そう、褒めるとガーネット兄様は嬉しそうに私の頭を撫でてくれた。
「…父上やハウライトよりかは理解してるつもりだ」
「ありがとう。でも私まだ、きちんとプリちゃんに自分の気持ちを伝えてないし…気持ちを伝えるその前に…リビアに一度会って話しをしなきゃいけないんだよね…」
そう私が話すとガーネット兄様は無言のまま背中をポンと叩いてくれた。ふふ、なんだか嬉しいな。
「あ、ガーネット兄様もレモン姫と付き合ってるよね!この前デートしてて、キスしてるとこ見ちゃったからおあいこかな!」
私がニコニコとそう話してるとガーネット兄様は固まった。そんなガーネット兄様にレピさんは話しかける。
「おや、いつのまにお二人はそんな仲に?婚約をしなければならないじゃないですか。…あぁ、でも、そうなると《奴》が…」
「………エメラルド……な、な…な…何故みて…」
あれ、無表情から凄い顔を真っ赤になったりしてる。知られたくなかったのかな?!
「おい、俺の娘とキスをしたとはどーいうことだ!?」
「「「…………」」」
何故か、窓から現れたプリちゃんのパパ…オドントクロッサム国の国王であるブバルディア王が現れた!?
「ブバルディア、何故貴方はいつも窓から来るんです?普通に入って来てくださいと何度も注意をしたはずですよ」
ブバルディア王はガーネット兄様を見てプルプルと震えながら話す。
「……ピーターをからかってやろうと…きたけど。プリムラは男だ、だから別にいいんだ。でもな、でもな!?娘は別なんだよ!!お、俺は認めねーぞ!!」
そう涙を流してブバルディア王は去っていった。
レピさんは、ニヤリと笑いながらガーネット兄様を褒めた。
「ふふふ、あははは!あの男がすぐに帰りました!あの男を泣かすとは…ガーネット王子やりますね!!」
「………」
「……ガーネット兄様…なんか……ごめんなさい」
「…い、いや………大丈夫だ」
その後お茶会でレモン姫と会ったが、ブバルディア王も現在引き篭もり中らしい…。レピさんだけは嬉しそうだったのは、私だけしか知らない。
学園はまだ復興中だから、いつも通りに通える事になるのは来月からだし、あれからプリちゃんも色々と忙しいみたいで会えずじまい…。
聖教会の残党も一掃し、ようやく平和が訪れるハズ…なんだけど…。今我が家族は、バラバラです!仲が悪いわけではありません!が!
絶賛パパは引き篭もってます。ハウライト兄様も何故か熱を出してうなされてるようで、そんな2人にガーネット兄様は呆れていた。
どうやら、私とプリちゃんのキスシーンを見てショックを受けたらしい…。確かに親の前ではしたなかったかもしれない。でも、アレは願いを込めて意識を戻して欲しいと思ってやったことなんだけどな。
私は今日もドアをノックをして声をかける。
「パパー?もうそろそろ部屋からでよ?」
「………」
「朝食は家族みんな揃って食べないといけないのに。早く元気だして?ね?」
ドア越しで話していると、ドアの隙間から紙が出てきた。
《……オドントクロッサム国の王子が好きなのか?》
いやいやいや、パパよ。直接聞こうよ?完全に引き篭もりの息子を相手してる母親の気分だよ?私は少しため息を吐いた後話した。
「うん、あのねパパ、私はプリちゃんが好きよ。パパがママを想ってるように…とても大事な彼でって、ん?また紙?」
《私とオドントクロッサム国の王子、どちらが好きなのだ》
どこも男親というのは、こうなのかな?というか、私きちんとプリちゃんに好きとまだ伝えてないから早く言わなきゃいけないんだけどな。
「パパ、とりあえず朝食のクロワッサンとデザートのマシュマロ食べてね?置いておくね」
そう言って、私はその場から離れて、次は熱を出してうなされ中のハウライト兄様のお見舞いに会いに行くとユー君とブラッドが先に来てたようだ。
「あ、姫様!おはようございます。今日もとても美しいですね!」
「ユー君、おはよう」
「あー、オス。エメ、ピーター国王の様子は?」
「おはようブラッド。んー、まだ引き篭もり中」
ユー君はいつも通りだけど、ブラッドは少し気まずそうに挨拶をしてくれた。そして、現在我が家の次男さんはというとおデコに冷たいタオルを乗せてうなされていた。ハウライト兄様苦しそう!
「ハウライト兄様!大丈夫?やっぱりあの時の闘いで無理をしたんだ…」
私はうなされているハウライト兄様の手をギュッと握りしめるとハウライト兄様はそっと目を開けて私に優しく微笑みかける。
「……エメラルド…。僕はエメラルドが大事だよ」
「ハウライト兄様、私だって兄様はとても大切な人だよ?早く元気にーー」
「なら、ぶっ壊そう」
…ん?なんか様子がおかしい。目がいってる。
「僕は争い事すきじゃないけど、お嫁に行かせるぐらいならあの国もろともーー」
…な、なんか凄い恐ろしい事を淡々と話してますが…ハウライト兄様よ!ヒーローはそんな事言わないよ!?まるで悪役が言う台詞だよ!!!
「まったく!ハウライトは面倒ですね!あ、ハウライト、オーロラ嬢が今日もきてくれますよ。だからとりあえず落ちついてください!」
「はあ、ハウライト王子が一番やべー奴なのは、もうわかった…エメ、とりあえずここは任せろ。オーロラ嬢来ると、なんかこの魔王も大人しくなるんだわ」
そうブラッドは話し、私は少しおかしなハウライト兄様の口にマシュマロを突っ込んであげた。マシュマロ食べて少しは落ちつこうね!オーロラが来てくれるみたいだし、とりあえず大丈夫かな?
私はパパの書斎である部屋へと足を運ぶと、レピさんがガーネット兄様に仕事の説明をしていた。
なんだか、パパの椅子に座って仕事をしているガーネット兄様はやっぱり貫禄があるなあ。王子というか、王様な雰囲気かも。
私の存在に気づいたガーネット兄様とレピさんは挨拶をしてくれた。
「あ!ごめんなさい、仕事のお邪魔をして、最近家族バラバラの食事だったから…だから、その」
私がそう説明するとガーネット兄様は無言のまま、ソファの方へと歩き座った。
「……朝食を食べてなかったな」
「う、うん!そう!だからね、せめてこのクロワッサンとサラダだけでも…あ、マシュマロは甘いから駄目だね」
「……いや、食べる。ここずっと何も食べてはいなかったからな、持ってきてくれて助かった。…ありがとう」
そうガーネット兄様は黙々とハムスターのように頬張って食べてます…え、本当に何も食べてなかったの?やっぱりお仕事忙しいんだね!
「ガーネット王子は仕事の飲み込みも早くて助かりますが、ご自分に関しては無頓着なんですよ。姫様も注意を言ってあげてください。ま、ここずっと忙しい理由は、どっかのお馬鹿さんが引き篭もり中なんですけどね!」
そうレピさん、大量にある書類を見ながら話す。
レピさんよ、ガーネット兄様よ、なんだかごめん…。
「ガーネット兄様は……何も言ってこないね?その…私がプリちゃんと…あの…キ、キスをして」
「………まずはこの前の闘いで傷を負った者達の生活の補償と学園の復興などが最優先だ……」
そうガーネット兄様が話すとレピさんはそんなガーネット兄様を見て嬉しそうに話す。
「みなさん!ききましたか!あーあのお馬鹿さんに聞かせてあげたいですよ!私も正直引き篭もりたいところですが、そうも言ってられないというのに!」
「…へへ、ガーネット兄様はブレないね。カッコいい!」
そう、褒めるとガーネット兄様は嬉しそうに私の頭を撫でてくれた。
「…父上やハウライトよりかは理解してるつもりだ」
「ありがとう。でも私まだ、きちんとプリちゃんに自分の気持ちを伝えてないし…気持ちを伝えるその前に…リビアに一度会って話しをしなきゃいけないんだよね…」
そう私が話すとガーネット兄様は無言のまま背中をポンと叩いてくれた。ふふ、なんだか嬉しいな。
「あ、ガーネット兄様もレモン姫と付き合ってるよね!この前デートしてて、キスしてるとこ見ちゃったからおあいこかな!」
私がニコニコとそう話してるとガーネット兄様は固まった。そんなガーネット兄様にレピさんは話しかける。
「おや、いつのまにお二人はそんな仲に?婚約をしなければならないじゃないですか。…あぁ、でも、そうなると《奴》が…」
「………エメラルド……な、な…な…何故みて…」
あれ、無表情から凄い顔を真っ赤になったりしてる。知られたくなかったのかな?!
「おい、俺の娘とキスをしたとはどーいうことだ!?」
「「「…………」」」
何故か、窓から現れたプリちゃんのパパ…オドントクロッサム国の国王であるブバルディア王が現れた!?
「ブバルディア、何故貴方はいつも窓から来るんです?普通に入って来てくださいと何度も注意をしたはずですよ」
ブバルディア王はガーネット兄様を見てプルプルと震えながら話す。
「……ピーターをからかってやろうと…きたけど。プリムラは男だ、だから別にいいんだ。でもな、でもな!?娘は別なんだよ!!お、俺は認めねーぞ!!」
そう涙を流してブバルディア王は去っていった。
レピさんは、ニヤリと笑いながらガーネット兄様を褒めた。
「ふふふ、あははは!あの男がすぐに帰りました!あの男を泣かすとは…ガーネット王子やりますね!!」
「………」
「……ガーネット兄様…なんか……ごめんなさい」
「…い、いや………大丈夫だ」
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