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へっぽこ姫の仲良し作戦⑦ 7章 フリージア国編
ちょっと早いデビュタント!
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フリージア国のあの事件から数ヶ月が過ぎた。私も7歳になり、背も少ーしだけ伸びて成長している。髪の毛もだいぶ伸びてきたから、オーロラみたいにバッサリ切っちゃおうかなあとみんなに言ってみたら止められちゃった。
「えと、マシュマロお菓子とお花はこのくらいでいいかな?マシュー!ガーネット兄様のお見舞いにいこ!」
「…ミャ」
「へへ、マシュー大きなあくびっ」
ベットに寝ていたマシューを起こし、私はガーネット兄様の部屋へ向かい会いに行った。ガーネット兄様は…相変わらず寝ている。深い眠りについている。
数ヶ月前、パパ達とガーネット兄様の様子を見にいったときガーネット兄様の右眼は木の根のようなものが張っており、手足が黒くなっていたから凄く驚いた!私がフリージア国へ行っている間、ずっとずっと苦しんでみたいで、痛々しい姿だったんだもの…。
チャンゲル花の薬を投与したものの、あまりにも体が闇の力に侵食されてるせいか直ぐに目が覚めれないとパパは説明してくれた。2日に一度、医療魔術師の治療とオーロラの癒しの力でだいぶ体も良くなっているし、手足も黒くない。右眼にあった、木の根のようはものもない…傷跡のようなものはあるけれど、体は大丈夫みたいた。あとは目覚めるだけ。
「目覚めないのは…悪夢を見てるか、なかなか目が覚めません。本人の何らかの意思なのか、起きるのを拒否しているかのようです」
とそう医療魔術師の人は言っていた。目を覚ましたくないのかな?早く私達に会いたくないのかな?
「…早く起きて、パパ達とマシュマロ沢山もって、ピクニックいこうね」
私はスヤスヤと寝ているガーネット兄様の手をギュッと握り窓際に花とマシュマロを飾った後、部屋をでた。よーし!とにかく私がガーネット兄様のぶんまで修行だね!
「マシュー!弓矢の特訓しよ!今日も頑張っちゃう」
エメラルドが一人で弓矢の練習をしているところをちょうど通りかかったリビアは見つめていた。
そんなリビアのそばにはハウライトとブラッド、ユーディアライトの三人が現れた。
「随分と僕の可愛い妹を熱い視線で見つめてるね?」
「…ハウライト…王子」
「体調は?」
「特に問題はないよ…。ただ前のように力がでないだけ。最初はあの恐ろしい力がなくなってホッとしたけど、これじゃあエメを守ることが出来ないな」
そうリビアングラスは自分の手の平を見て悔しそうに話す。
「エメラルドは僕が絶対守るけどね」
「それは私の台詞ですね!大丈夫です!リビアングラス!この未来の宰相であるユーディアライト・ペリドットにお任せください!」
「…できる限り僕が頑張ってエメを守るよ…」
「僕の話を聞いてた?兄である僕が守るんだよ」
「いーえ!私ですね!」
ハウライトとユーディアライト、リビアングラス三人が話をしているところをブラッドは呆れながら、必死に弓矢の練習をしているエメラルドを見つめてから、クスッと笑い
「ま、もしかしたら俺らが守られてるかもしれねーのになあ~」
そう呟いていた。
夕食の時間、ガーネット兄様抜きでのこのお食事時間はやっぱりまだ慣れないなあ。寂しい!!あ、ブロッコリーある…ブロッコリーあまり好きじゃないけど…ガーネット兄様は文句を言わずパクパク食べてたもんね!よし、ブロッコリー克服だい!そう、私はブロッコリーとの睨み合いをしていた時、
「…もう少しでデビュタントを始めようとしている。ハウライト、本来ならお前とガーネットは来年参加する予定だったが今年参加してくれないか」
え!?デビュタント?!!すっかり忘れてたけど、原作ではヒロインが13歳の時デビュタントに参加して、ヒーローと出会い恋に落ちる!のだけど、もう二人は出会ってお友達以上の関係になりつつあるしなあ。
この国のデビュタントは上流階級や、貴族達の13歳になる女の子達の初の社交会デビュー。いわば、可愛い女の子達の為の晴れ舞台だね!城下町はお祭りで賑やかだし!でもハウライト兄様は来年13歳になってからの参加…しかもガーネット兄様も不在だし…。ハウライト兄様は首を傾げながら
「構いませんが…何故この時期で僕だけですか?」
そうハウライト兄様はパパに質問をしていると、一緒に食事をしているレピさんは、ナプキンを口に拭いてから説明をしてくれた。
「この時期だからこそです。今、我が国の国民達は不安がっております。貴族達にお説教をし大人しくなったものの、やはり少しでも安心をさせたいのという考えですね。そして、ガーネット王子の不在だからこそ、ハウライト王子とエメラルド姫様に参加をしていただいて国民達に元気を与えてください」
「え!?私も参加なの!?…っゲホゲホ」
ビックリして、ブロッコリー丸呑みしちゃったよ!うぅ…ブロッコリー……。苦いよ…。
「えぇ、今年のデビュタントは歳関係なく参加をしていただきますからね!皆不安だからこそ、王族であるハウライト王子達には笑顔で参加していただきます!あと、パレードもしましょう!国民の皆様に少し、顔を見せてあげてくださいね!みんな楽しみにしております!国民達も町でお祭りをするとのことですし!姫様は可愛いらしいドレスを沢山選んでいただきましょう!」
ハウライト兄様はそんなレピさんに呆れながら
「半分は国の為だろうけど、なんだかレピドライト個人的にエメラルドに可愛いドレスを着せてあげたい欲が半分なんだろうね」
「99%姫様ですね!」
そう自信満々なレピドライトにハウライトは
「ま、僕も可愛い妹のドレス姿楽しみだな」
そう笑って話していると、周りの執事やメイド達も深く頷いていた。
とにかく、みんなが元気になるように!って事だね!!
「みんな元気になれるなら、参加するよ!マシュマロのデザート沢山沢山用意しなきゃね!」
なんだかちょっぴり早い舞踏会が始まるけど楽しみだな!!マシュマロデザートをみんなに食べてもらって、素敵な笑顔になれるといいね!
「えと、マシュマロお菓子とお花はこのくらいでいいかな?マシュー!ガーネット兄様のお見舞いにいこ!」
「…ミャ」
「へへ、マシュー大きなあくびっ」
ベットに寝ていたマシューを起こし、私はガーネット兄様の部屋へ向かい会いに行った。ガーネット兄様は…相変わらず寝ている。深い眠りについている。
数ヶ月前、パパ達とガーネット兄様の様子を見にいったときガーネット兄様の右眼は木の根のようなものが張っており、手足が黒くなっていたから凄く驚いた!私がフリージア国へ行っている間、ずっとずっと苦しんでみたいで、痛々しい姿だったんだもの…。
チャンゲル花の薬を投与したものの、あまりにも体が闇の力に侵食されてるせいか直ぐに目が覚めれないとパパは説明してくれた。2日に一度、医療魔術師の治療とオーロラの癒しの力でだいぶ体も良くなっているし、手足も黒くない。右眼にあった、木の根のようはものもない…傷跡のようなものはあるけれど、体は大丈夫みたいた。あとは目覚めるだけ。
「目覚めないのは…悪夢を見てるか、なかなか目が覚めません。本人の何らかの意思なのか、起きるのを拒否しているかのようです」
とそう医療魔術師の人は言っていた。目を覚ましたくないのかな?早く私達に会いたくないのかな?
「…早く起きて、パパ達とマシュマロ沢山もって、ピクニックいこうね」
私はスヤスヤと寝ているガーネット兄様の手をギュッと握り窓際に花とマシュマロを飾った後、部屋をでた。よーし!とにかく私がガーネット兄様のぶんまで修行だね!
「マシュー!弓矢の特訓しよ!今日も頑張っちゃう」
エメラルドが一人で弓矢の練習をしているところをちょうど通りかかったリビアは見つめていた。
そんなリビアのそばにはハウライトとブラッド、ユーディアライトの三人が現れた。
「随分と僕の可愛い妹を熱い視線で見つめてるね?」
「…ハウライト…王子」
「体調は?」
「特に問題はないよ…。ただ前のように力がでないだけ。最初はあの恐ろしい力がなくなってホッとしたけど、これじゃあエメを守ることが出来ないな」
そうリビアングラスは自分の手の平を見て悔しそうに話す。
「エメラルドは僕が絶対守るけどね」
「それは私の台詞ですね!大丈夫です!リビアングラス!この未来の宰相であるユーディアライト・ペリドットにお任せください!」
「…できる限り僕が頑張ってエメを守るよ…」
「僕の話を聞いてた?兄である僕が守るんだよ」
「いーえ!私ですね!」
ハウライトとユーディアライト、リビアングラス三人が話をしているところをブラッドは呆れながら、必死に弓矢の練習をしているエメラルドを見つめてから、クスッと笑い
「ま、もしかしたら俺らが守られてるかもしれねーのになあ~」
そう呟いていた。
夕食の時間、ガーネット兄様抜きでのこのお食事時間はやっぱりまだ慣れないなあ。寂しい!!あ、ブロッコリーある…ブロッコリーあまり好きじゃないけど…ガーネット兄様は文句を言わずパクパク食べてたもんね!よし、ブロッコリー克服だい!そう、私はブロッコリーとの睨み合いをしていた時、
「…もう少しでデビュタントを始めようとしている。ハウライト、本来ならお前とガーネットは来年参加する予定だったが今年参加してくれないか」
え!?デビュタント?!!すっかり忘れてたけど、原作ではヒロインが13歳の時デビュタントに参加して、ヒーローと出会い恋に落ちる!のだけど、もう二人は出会ってお友達以上の関係になりつつあるしなあ。
この国のデビュタントは上流階級や、貴族達の13歳になる女の子達の初の社交会デビュー。いわば、可愛い女の子達の為の晴れ舞台だね!城下町はお祭りで賑やかだし!でもハウライト兄様は来年13歳になってからの参加…しかもガーネット兄様も不在だし…。ハウライト兄様は首を傾げながら
「構いませんが…何故この時期で僕だけですか?」
そうハウライト兄様はパパに質問をしていると、一緒に食事をしているレピさんは、ナプキンを口に拭いてから説明をしてくれた。
「この時期だからこそです。今、我が国の国民達は不安がっております。貴族達にお説教をし大人しくなったものの、やはり少しでも安心をさせたいのという考えですね。そして、ガーネット王子の不在だからこそ、ハウライト王子とエメラルド姫様に参加をしていただいて国民達に元気を与えてください」
「え!?私も参加なの!?…っゲホゲホ」
ビックリして、ブロッコリー丸呑みしちゃったよ!うぅ…ブロッコリー……。苦いよ…。
「えぇ、今年のデビュタントは歳関係なく参加をしていただきますからね!皆不安だからこそ、王族であるハウライト王子達には笑顔で参加していただきます!あと、パレードもしましょう!国民の皆様に少し、顔を見せてあげてくださいね!みんな楽しみにしております!国民達も町でお祭りをするとのことですし!姫様は可愛いらしいドレスを沢山選んでいただきましょう!」
ハウライト兄様はそんなレピさんに呆れながら
「半分は国の為だろうけど、なんだかレピドライト個人的にエメラルドに可愛いドレスを着せてあげたい欲が半分なんだろうね」
「99%姫様ですね!」
そう自信満々なレピドライトにハウライトは
「ま、僕も可愛い妹のドレス姿楽しみだな」
そう笑って話していると、周りの執事やメイド達も深く頷いていた。
とにかく、みんなが元気になるように!って事だね!!
「みんな元気になれるなら、参加するよ!マシュマロのデザート沢山沢山用意しなきゃね!」
なんだかちょっぴり早い舞踏会が始まるけど楽しみだな!!マシュマロデザートをみんなに食べてもらって、素敵な笑顔になれるといいね!
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