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へっぽこ姫の仲良し作戦⑥ 六章 原作の世界編
みんなと隠れんぼ!
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リビアは王宮の隅にある部屋を分け与えられ、騎士達に監視されながらも、不自由なく過ごしていた。食事は基本一人で部屋で食べて決まった時間内では、王宮の図書館へ行き、学園へ通っていた。今日は現在自分の父親達の居場所について、ピーター国王達と話をしていた。自分が持っていた情報は少し前のもので、既に父親達はいない事を知った。話合いはひとまず終わり、自分の部屋へと戻るリビア。
「母上は…大丈夫かな…」
そう呟きながら、キィッとドアを開け「ふぅ…」とベットの方へ腰を落ちつかせると
「結構素敵な部屋で過ごしてるんですね、リビアングラス君!」
「え!?」
リビアはビックリして声が聞こえるベットの下をそっと見ると、眼鏡をくいっとしながらドヤ顔をしているユーディアライトがいた。
「……あの…何してるの?」
「隠れんぼですよ!見てわからないのですか?!エメラルド姫様と隠れんぼしてるんです!静かにしてください!」
「………えっと……?うん…わかった…」
首を傾げるリビアは、自分の上着を脱ぎクローゼットの中へしまおうとクローゼットを開けるとそこには
「「…………」」
ガーネットが腕を組みながらリビアを睨む。
「………閉めろ。隠れんぼ中だ」
「………。」
リビアは黙ってパタンと静かにクローゼットを閉めた。
すぅっと静かに数秒目を瞑ったリビアは、何かを感じとり、スタスタと歩きシャワー室へ向かうと、そこにはブラッドがいた。次に外にあるバルコニーへと足を運ぶと足を組みながらスヤスヤ寝ているハウライトがいた。ハウライトは人の気配に気づき目を覚ますと、リビアだと知り笑顔で
「ごめんね、エメラルドには見つからない場所といったらここかなと思って。君の部屋知らないだろうしね」
「………遠回しな言い方だね…僕の…様子を見にきたんだよね?」
「んーそれも半分あるけど、みんなそれを忘れて今はエメラルドとの隠れんぼ中に本気みたい」
リビアはまた首を傾げる。ハウライトは少しエメラルドに似た笑顔で
「うん、君がさ不思議がるのも無理ないよね。だって僕達つい最近まで君に、殺気向けてたからね。あ、ガーネットは今でもそうか。でも…エメラルドが君を信じてるみたいだし僕も少しは君を信じてみようかなあと思ってる。ま、それに強い味方をつける事は心強いからね」
「……さっきの…顔、エメに似てる…」
「え!そう?やっぱり顔つきは僕とエメラルドは母親似だからかなあ?」
そう嬉しそうに話すハウライトとリビアの様子に、ユーディアライトとブラッドは
「まだ隠れんぼ中なのに何話してるんですか!」
「リビアングラス!お前部屋なんもないじゃん!殺風景すぎる!剣の一つもない!ただマシュマロ一号あるだけってなんて羨ましい!くっ…俺がエメの一番最初の友達なのに」
ハウライトはブラッドの肩をポンとたたきながら
「うん、一生友達だと僕は心から思うよ!」
「…ハウライト王子…目が笑ってねー」
そう三人が騒いで話していた時、
「あいっ!みーつけた!!!」
「ミャー!」
突然現れたエメラルドにハウライト達は驚いていた。
「え?こんな広いお城からよく僕達を見つけたね?」
「へっへっー!マシューのお鼻はね、世界一よ!みんなの居場所教えてくれたの!ねー?」
「ミャー!」
「あ!リビア!リビアのお部屋にお邪魔しました!」
「うん、色々ビックリしちゃった」
「マシュマロ一号だ!大切にしてくれてるんだね」
今日は兄様達が遊んでくれるということで、隠れんぼをしていたけど、リビアのお部屋はここだったんだね!最近、学園でのリビアは相変わらず一人でいる事が多いんだけれどオーロラ、ブラッドやユー君達三人が率先して話すようになり、兄様達も少しずつリビアと話すようになってたみたいで良かったよ!多分ヒロイン効果だね!
「あのね、今日のおやつはホットマシュマロココアとバナナケーキなの!みんなでいこう!オーロラ姉様の手作りだよ!」
私はみんなと一緒におやつを食べようと誘いだし、歩く。
ワイワイとみんなに囲まれながら楽しそうに話すエメラルドにリビアは見つめて笑った。リビアはフと思い出したかのように、クローゼットの方へ行き開けるた。
「「………」」
「………えっと…ティータイムだってさ」
「…知ってる。聞いていた」
ガーネットは少し不機嫌のままクローゼットから出る。リビアはガーネットの歩く様子を見て、申し訳ない顔で見つめながら
「右眼見えなくなったんだね。完全に。普通過ぎてエメは…あまり気づいてないみたいだけど」
ピタッと立ち止まり振り向くガーネットは
「……不思議な事にもう痛みはない」
「薬…見つからなくて…ごめー」
「貴様のせいでもなんでもない。右側が見え無くても歩ける」
フンとした顔で歩くガーネットに、前にいたハウライトは気付いて、そっとガーネットの右側の方へ何気なく歩く。
ハウライトはリビアにニコッと笑いかけ、ガーネットは睨みながらまた歩き始めた二人の王子にリビアは
「…スターダイオプサイト国の王子…か」
そう呟いていた。
今日はみんなと一緒にティータイム!!やっぱりオーロラの手作りバナナケーキは美味しいね!
「今日も私の姫様は可愛いらしいです!」
ニコニコと可愛い笑顔で話かけるオーロラに、みんなオーロラに何やら沢山話かけていた。アピールしてるのかな?ガーネット兄様は相変わらず無口のままでリビアはバナナケーキを黙って食べていた。
さて、おやつタイムが終わったら勉強をしなきゃね!!
「母上は…大丈夫かな…」
そう呟きながら、キィッとドアを開け「ふぅ…」とベットの方へ腰を落ちつかせると
「結構素敵な部屋で過ごしてるんですね、リビアングラス君!」
「え!?」
リビアはビックリして声が聞こえるベットの下をそっと見ると、眼鏡をくいっとしながらドヤ顔をしているユーディアライトがいた。
「……あの…何してるの?」
「隠れんぼですよ!見てわからないのですか?!エメラルド姫様と隠れんぼしてるんです!静かにしてください!」
「………えっと……?うん…わかった…」
首を傾げるリビアは、自分の上着を脱ぎクローゼットの中へしまおうとクローゼットを開けるとそこには
「「…………」」
ガーネットが腕を組みながらリビアを睨む。
「………閉めろ。隠れんぼ中だ」
「………。」
リビアは黙ってパタンと静かにクローゼットを閉めた。
すぅっと静かに数秒目を瞑ったリビアは、何かを感じとり、スタスタと歩きシャワー室へ向かうと、そこにはブラッドがいた。次に外にあるバルコニーへと足を運ぶと足を組みながらスヤスヤ寝ているハウライトがいた。ハウライトは人の気配に気づき目を覚ますと、リビアだと知り笑顔で
「ごめんね、エメラルドには見つからない場所といったらここかなと思って。君の部屋知らないだろうしね」
「………遠回しな言い方だね…僕の…様子を見にきたんだよね?」
「んーそれも半分あるけど、みんなそれを忘れて今はエメラルドとの隠れんぼ中に本気みたい」
リビアはまた首を傾げる。ハウライトは少しエメラルドに似た笑顔で
「うん、君がさ不思議がるのも無理ないよね。だって僕達つい最近まで君に、殺気向けてたからね。あ、ガーネットは今でもそうか。でも…エメラルドが君を信じてるみたいだし僕も少しは君を信じてみようかなあと思ってる。ま、それに強い味方をつける事は心強いからね」
「……さっきの…顔、エメに似てる…」
「え!そう?やっぱり顔つきは僕とエメラルドは母親似だからかなあ?」
そう嬉しそうに話すハウライトとリビアの様子に、ユーディアライトとブラッドは
「まだ隠れんぼ中なのに何話してるんですか!」
「リビアングラス!お前部屋なんもないじゃん!殺風景すぎる!剣の一つもない!ただマシュマロ一号あるだけってなんて羨ましい!くっ…俺がエメの一番最初の友達なのに」
ハウライトはブラッドの肩をポンとたたきながら
「うん、一生友達だと僕は心から思うよ!」
「…ハウライト王子…目が笑ってねー」
そう三人が騒いで話していた時、
「あいっ!みーつけた!!!」
「ミャー!」
突然現れたエメラルドにハウライト達は驚いていた。
「え?こんな広いお城からよく僕達を見つけたね?」
「へっへっー!マシューのお鼻はね、世界一よ!みんなの居場所教えてくれたの!ねー?」
「ミャー!」
「あ!リビア!リビアのお部屋にお邪魔しました!」
「うん、色々ビックリしちゃった」
「マシュマロ一号だ!大切にしてくれてるんだね」
今日は兄様達が遊んでくれるということで、隠れんぼをしていたけど、リビアのお部屋はここだったんだね!最近、学園でのリビアは相変わらず一人でいる事が多いんだけれどオーロラ、ブラッドやユー君達三人が率先して話すようになり、兄様達も少しずつリビアと話すようになってたみたいで良かったよ!多分ヒロイン効果だね!
「あのね、今日のおやつはホットマシュマロココアとバナナケーキなの!みんなでいこう!オーロラ姉様の手作りだよ!」
私はみんなと一緒におやつを食べようと誘いだし、歩く。
ワイワイとみんなに囲まれながら楽しそうに話すエメラルドにリビアは見つめて笑った。リビアはフと思い出したかのように、クローゼットの方へ行き開けるた。
「「………」」
「………えっと…ティータイムだってさ」
「…知ってる。聞いていた」
ガーネットは少し不機嫌のままクローゼットから出る。リビアはガーネットの歩く様子を見て、申し訳ない顔で見つめながら
「右眼見えなくなったんだね。完全に。普通過ぎてエメは…あまり気づいてないみたいだけど」
ピタッと立ち止まり振り向くガーネットは
「……不思議な事にもう痛みはない」
「薬…見つからなくて…ごめー」
「貴様のせいでもなんでもない。右側が見え無くても歩ける」
フンとした顔で歩くガーネットに、前にいたハウライトは気付いて、そっとガーネットの右側の方へ何気なく歩く。
ハウライトはリビアにニコッと笑いかけ、ガーネットは睨みながらまた歩き始めた二人の王子にリビアは
「…スターダイオプサイト国の王子…か」
そう呟いていた。
今日はみんなと一緒にティータイム!!やっぱりオーロラの手作りバナナケーキは美味しいね!
「今日も私の姫様は可愛いらしいです!」
ニコニコと可愛い笑顔で話かけるオーロラに、みんなオーロラに何やら沢山話かけていた。アピールしてるのかな?ガーネット兄様は相変わらず無口のままでリビアはバナナケーキを黙って食べていた。
さて、おやつタイムが終わったら勉強をしなきゃね!!
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